転生したけど後悔はしていない   作:HA.KO3

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お久しぶりですだ!!

ちょこちょこと外伝を書いていたのですがあまりに進みが良く無い!!本当に申し訳ない…。

まぁ、この小説を楽しんでくれている方には本当に感謝の絶えぬ思いです!!!!

では、本編どぞどぞ。


外伝シャルロットルート 〜愛とi〜

 

 

「みーかど!!」

 

「わぁッ!?」

 

不意に背後から抱き着かれ、帝は珍しく驚きを露わにする。

 

「もー、シャル?危ないですよ?」

 

「帝が受け止めてくれるから大丈夫!」

 

金髪の美しい髪、美しく愛らしい顔立ち、全てが一級品の調度品でも霞むほどの可愛らしさと美しさを放つ少女、

 

 

シャルロット・デュノア

 

 

 

「なんですか?それ。根拠無いですよ?もう…」

 

呆れ混じりに抱き付いてきたシャルを抱き締め返す青年。

黒曜石の様な黒髪、凛々しく整った顔立ち、正に神に愛されたと言っても過言では無い容姿を持つ青年、

 

三葉 帝

 

「じゃあ、行こっか!」

 

シャルロットは帝の手を引き、人混みの中へと歩き出す。

 

 

デート

 

 

である。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

「お待たせ致しました。特盛和牛セットと日替わり洋風ランチでございます」

 

ウェイトレスが大きなトレイに乗せて運んできた日替わりランチとは別に、荷台で運ばれてきた特盛和牛セットは正に圧巻の量とボリュームで、他の料理と比べるのすら馬鹿らしいほどであった。

 

「あはは…いっぱい食べるね〜本当にどこに行ってるんだろう…なんで太らないのかな?」

 

「きっと食べても太らない体質なんですよ」

 

「帝…今全国の…いや世界の全ての女性を敵に回したよ…?」

 

「そんなッ!?」

 

他愛の無い会話で、二人は楽しそうに笑う。何よりもその時間を大事にする様に、楽しそうに笑う。

 

「次はどこに行こっか?」

 

「そうですねー?服でも見ますか?」

 

「あ!賛成!」

 

腕を組むその姿は、カップルと呼ぶに相応しく、二人の容姿も相まって周囲の注目を集めていた。

 

「どうかな?」

 

シャルロットはフリルの付いた白と黄色のワンピースを肩に当てながら帝に聞く。

 

「とっても似合ってます…」

 

とても優しい微笑みで、帝はシャルロットを見つめる。

 

「えへへ…」

 

店員(はぁ…リア充爆発しろ…)

 

店員は終始笑顔で接客していたが、内心穏やかではなかった様子だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「じゃあ帝?次はどこに行こうか?」

 

「そうですね…少し休憩にしましょうか?ちょっとあそこのベンチで待っててください。飲み物買ってきますから…」

 

「うん分かった。早く戻ってきてよー?」

 

手を振り小走りで自動販売機に向かって行く帝の後ろ姿を見送った後、ベンチに腰掛ける。

 

 

「ねぇねぇ君?1人?」

 

「良かったら俺らと遊ばない?」

 

 

シャルロットは唐突に頭痛がしてきた。

 

前時代的で老朽気味の、

 

それでいて品性を疑うような、

 

全体的に見ればまさに社会不適合な存在に見える男二人組。

 

「……」

 

シャルロットにとってはもう呆れを通り越して尊敬の念を抱きたくなった。

そんな豚の餌にも劣る口説き文句でナンパが成功するとでも思っていたのだろうか?仮に成功した事があったとして、それが自分に通用するとでも思ったのだろうか?だとしたらシャルロットにとってとても心外であった。そこまで軽い女に見られていたということが、シャルロットをすこぶる不快にさせた。

 

「あれ?どうしたの?」

 

「……」

 

「ちょっとちょっとー無視??ま、いいや。取り敢えず来なよ」

 

腕を掴みシャルロットをどこかに連れて行こうとする男達。

 

「ちょっと!離して!」

 

「良いじゃん。来いよ!」

 

強引にシャルロットの手を引っ張る男達。いくらシャルロットがISのパイロットとは言え、こんな所でISを使用できるはずはなく、仮にも男相手に力で勝てるはずも無い。

 

 

ガッ!!

 

突如、シャルロットの腕を掴んでいた男の手首を、別の手が掴む。

 

「なっ、なんだよ!?」

 

男の目に映ったのは…とても端正な顔立ちの青年だった。

 

 

 

 

「何してんの?」

 

 

 

 

青年は男達の顔を見て、まるでその場に害虫でも見つけたような顔をしていた。

 

「ねぇ?何してんの?」

 

「だっ、誰だよお前…」

 

虚勢を張り、青年に張り合おうとする男達は、事実青年に圧倒されていた。

それもそうだろう。

片や女尊男卑の風潮で顔立ちが良いからと持ち上げられただけの男、

片や世界の頂を目指すために己を磨き続けた次世代の人類、

元のスペック、そして歩んできた場数が違う。

 

「いや…今こっちが質問してますよね?何言ってるんですか?」

 

ギリ…

 

男の手首を握る力が強くなる。あまりの握力に男はシャルロットの手を掴んでいた手を離してしまう。

 

「ちょっ!!いてぇ!いてぇって!!」

 

 

 

 

「人の女に…手をだすな!!」

 

 

 

 

「ひっ!」

 

男達は青年の…帝の気迫に恐怖し、情けないとでも言いたくなる悲鳴をあげて走って逃げていった。

 

「えっと…帝…?」

 

ギュッ

 

不意打ちだった。

シャルロットにとっては、男達が去って行った後に帝に抱き締められるとは思っていなかったのだ。

 

「……ふふ…」

 

だが、シャルロットには、ちゃんと帝が何故抱き締めて来たのか理解(わか)っていた。

 

「…心配…させないでください…」

 

「うん…次から気をつけるね?」

 

帝に抱き締められて感じる温もりはシャルロットを包み込み。

シャルロットを抱き締めて感じる温かさは、帝を幸せな気分にさせた。

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

「帝…ほんとうに大丈夫?」

 

「は、はい。まだ緊張してますけど…割と大丈夫です…。でも…世界タイトルを掛けた試合よりも緊張感ありますね…」

 

ガチガチに強張った帝を見て、シャルロットはなんだか可笑しかった。

いつでもどんな時、どんな相手にでも勇敢に凛として立ち向かう帝が、ただ“恋人の親に会う”という誰もが一度は通る道で緊張しているのた。

 

「ふふ…お義父さんもお義母さんも帝に会いたがってたから…。喜ぶと思うなぁ〜」

 

シャルロットは、二人の正面にある高層ビルの最も上あたりを見上げながら呟く。

 

「あぁ、…お前みたいな奴に娘はやらんとか言われたらどうしよう…」

 

一方帝は、地面を向いて義父と対面した時の会話を脳内シミュレートしていた。

 

 

 

 

 

 

その日、一つの男女の婚約が成立したという。

 

 

 




まぁ、いつもの如く短いのはお許しくだせぇ(;´Д`A

まぁ、次はラウラ回かな?

では読者の皆様!!

あまり期待せず、ゆるりとお待ちください!!
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