感謝でいっぱいでございます。
今回少し投稿が遅れましたが、後書きにて理由を述べたいと思います。
お気に入り登録がもうすぐ100となりそうで、嬉しいばかりでございます。
ありがとうございます。
前回、1次試験をサラッと流すと書きましたが…(汗)
なにやらサラッと?ではない感じで、話がたいして進みませんでした。
席に着いたナルトたち下忍9人。ナルトの隣の席はヒナタだった。ヒナタは嬉恥ずかしそうにモジモジしながらナルトを気にしてチラチラとナルトを見ている。
ナルトは、カブトを気にしていた。この中忍試験は何かある、そうナルトの勘が告げていた。
試験開始時間が近づくと、突然教壇辺りに煙が上がった。試験官達がやって来た様だ。
――演出?中々派手だぁ――
ナルトがそんな事を呑気に考えていると、1次試験・試験官の自己紹介と試験内容が発表された。
試験はペーパーテストだった。
実際に試験は減点方式で行われ、ペーパーテストの内容は中忍でも難しいのではないかと思われる内容であった。その為、カンニングをするように仕向けられており、
(カンニングをするのであれば)忍らしくしろとの言葉が説明の時にあったぐらいだ。カンニングをして良いとは言われていない。むしろあからさまにカンニングとばれる様な行為をして試験官に見つかれば減点される。更にチームの合計点で採点されるが、チームの1人でも酷いカンニングで減点され、持ち点が無くなった時点でチームメンバーも同時に失格となされる。
ナルトは問題を見てため息を吐き、開始直後からスラスラと問題を解いて記入していた。
サクラも問題を解き、回答を書き始める。サクラはナルトの事を心配していた。何せアカデミーではドベだったのだから。
しかし、実力を隠していたことを思い出し座学ももしかしてと考えるようになった。
サスケはわかんねぇと思っていたが、ルールを思い出し写輪眼を発動させカンニングを始めた。
ペーパーテストの最後の問題、10問目は試験開始45分に出題されると記載されていた。
そして、試験開始から45分が経ち問題が口頭で出された。
ルールが追加され、絶望的なルールだと言う。
まずは問題を”受けるか””受けないか”
”受けない”を選べば持ち点が0になり、失格。同班の2人も道連れ失格。
もう一つのルール”受ける”を選び正解できなかった場合、その者については今後、永久に中忍試験の受験資格をはく奪すると。
キバがルールに対して苦情を言うが、イビキは今年はオレがルールだ!と言い切り引き返す道も与えていると言った。
それを聞いた残った受験生たちは拷問を受けているような苦渋の選択を迫られていた。
「では、始めよう。この第10問目…”受けない”者は手を
会場は静まり返り、各々が悩み苦悩する。
すると手を挙げたものが出た。それからは続々と”受けない”者が退場していく。
実は最初に手を挙げた者は、試験官が仕掛けた罠でありその者は本来の受験生ではなかったのだ。
そんな事はつゆ知らず、受験生がどんどん減っていく。
受験生は総勢153名・51チーム
そして、ナルトは…
サクラとサスケが心配する中、ナルトはそっと腕を挙げ…
机を叩いて声を張り上げた。
「なめんじゃねーー!!!オレは逃げねーぞ!!受けてやる!!もし一生下忍になったって…意地でも火影になってやるから別にいいってばよ!!!怖くなんかねーぞ!!」
ナルトの叫びを聞いて安心したサクラとサスケ。
そして、イビキは確認するために聞いた。
「もう一度訊く…人生を賭けた選択だ。やめるなら今だぞ」
「まっすぐ自分の言葉は曲げねえ…オレの…忍道だ!!」
皆がそうだな!と決意したような顔見てイビキは考えていた。
「(フン…面白いガキだ…こいつらの不安をあっという間に蹴散らしやがった……54名か……まぁ、それなに減らせたな。これ以上粘っても…同じだな)」
イビキが試験官たちに視線を送ると試験官たちも同じ様に考えたらしい。皆頷いていた。
「いい”決意”だ。では…ここに残った全員に…”第一の試験”合格を申し渡す!!!」
いきなりの合格宣言に、残った受験生たちは驚いた後納得がいかない顔してイビキに何故か聞いた。
イビキはニカッと笑い、さっきの2択が10問目だと言った。そして今までの問題の目的が個々の情報収集能力を試したと。
常に三人一組で合否を判定するというシステムで”仲間に足を引っ張ってしまう”という想像を絶するプレッシャーを与え、下忍では解けないレベルの問題なので当然点を取る為には”カンニングするしかない”という結論に至る。
カンニングを前提として”カンニングの
イビキは額当てと一体になっている頭部を覆っていた布を取って皆に見せた。皆に見せた頭部は傷だらけであり、とても惨たらしい拷問された痕だった。
「情報とはその時々において命よりも重い価値を発し、任務や戦場では常に命がけで奪い合われるものだからだ…」
イビキの言葉の重さを受け取る下忍達。イビキは更に情報の大切さを言い、10問目に納得がいかないと言う受験者の言葉に答えた。
「この10問目こそが…この第一の試験の
”受ける”を選び問題に答えられなかった者は”永遠に受験資格を奪われる”実に不誠実極まりない問題だ…じゃあ…こんな2択はどうかな?
キミたちが仮に中忍になったとしよう…任務内容は秘密文書の奪取…敵方の忍者の人数・能力・その他軍備の有無一切不明。さらには敵の張り巡らした罠という名の落とし穴があるかもしれない……さぁ…”受ける”か?”受けない”か?
命が惜しいから…仲間が危険にさらされるから…危険な任務は避けて通れるのか?……答えはノーだ!どんな危険な賭けであっても、おりることの出来ない任務もある。ここ一番で仲間に勇気を示し…苦境を突破していく能力、
これが中忍という部隊長に求められる資質だ!いざという時自らの運命を賭せない者、”来年があるさ”と不確定な未来と引き換えに心を揺るがせ…チャンスを諦めて行く者。そんな密度の薄い決意しか持たない愚図に中忍になる資格などない
とオレは考える!!”受ける”を選んだ君たちは難解な”第10問”の正解者だと言っていい!これから出会うであろう困難にも立ち向かっていけるだろう…入口は突破した…『中忍選抜第一の試験』は終了だ。君たちの健闘を祈る!」
イビキの話をナルトたちはワクワクしながらも嬉しそうに聞いていた。
イビキは話し終えると何かに気が付いたようで、視線を窓の方へチラッと向けた。その時、バンッガシャーンと窓ガラスを割って回転しながら何者かが教室へ入って来た。
皆が驚く中、黒い何者かは回転が緩まりそこからクナイが2本左右の天井に刺さり布が広がった。広がった布には『第2試験官 みたらしアンコ 見参!!』と書いてあってドンと効果音が付きそうな勢いでみたらしアンコ特別上忍が叫んだ。
「アンタ達よろこんでる場合じゃないわよ!!!私は第2試験官、みたらしアンコ!!次行くわよ次ィ!!!ついてらっしゃい!!!」
あっけにとられた受験者たちは何とも言えない顔をしており、会場はし~んと静まり返った。イビキはアンコにボソッと「空気読め…」などと言われてアンコは赤くなりバツの悪そうな顔をした。
いつの間に残った人数を数えたか分からないがアンコがイビキに言う。
「54人…18チームか。まぁまぁ減ってるじゃない」
「今回は優秀そうなのがそれなりにいるって事だ」
「そう。まあいいわ…次の『第二の試験』で半分近く減らしてやるわよ!!」
それを聞いた受験生たちは「半分…してやる…!?」と冷汗をかく。
「ああ~~ゾクゾクするわ!詳しい説明は場所を移してやるからついてらっしゃい!!」
残った受験生たちはアンコについて行き、第二の試験会場”死の森”の入口へ移動していった。
第一の試験会場に残ったイビキは試験問題用紙を回収していった。そして、ナルトのを見て驚いていた。ナルトは九尾の人柱力であり、何かと知られている。
そしてアカデミーでの成績も勿論のことだ。ドベであるはずのナルトの問題用紙。全問答えが記入されており、尚且つ全て正解していたのだった。見ていた限りナルトはカンニングを行っていなかった。
となると、全て理解しているという事になる…。イビキはこれは面白い奴だと考えていた。
第2試験官みたらしアンコに連れられて試験会場へ着いたナルトたち。
その会場には巨木が所狭しと生えており、不気味な雰囲気を醸し出していた。
場所にはグルッとフェンスで囲ってありフェンスの入口らしき所には”立入り禁止区域”の看板がついていてフェンスのドアにはチェーンがグルグルと巻き付けてあり、南京錠らしき鍵が幾つもついているあげく、札で厳重に封じてあった。
その入り口に屋根だけの小屋があり、そこには試験官が3人机の後ろに立っていた。
「ここが『第二の試験』会場第44演習場…別名…『死の森』よ!!」
アンコがお前らを試験から落としてやるぞというような顔で告げた。
「なんだか薄気味悪い所ね…」
サクラは思わずといった風に呟いた。
「ここが”死の森”と呼ばれる所以、すぐ実感することになるわ」
アンコが睨むように言うとナルトは鼻で笑う様にアンコの真似をしながら同じセリフを言い
「おどしてもぜんっぜんへーき!怖くないってばよ!」
と自信たっぷりに言った。それを聞いたアンコは良い笑顔になり
「そう…君は元気が良いのね」
そんなセリフを吐きながら笑顔のままクナイをナルトへ投げつける。ナルトは平然とそれを避け、後ろに迫ってきているアンコを躱した。
ナルトの行動に驚きながら、アンコは少し冷汗をかいていた。
「クナイ…お返ししますわ…」
突然アンコの後ろを取った草忍の男だか女だかわからない忍。長い舌で先程アンコが投げたクナイを持ち?アンコに返す。
「わざわざありがと。でもね…殺気を込めて…私の後ろに立たないでね。早死にしたくなければね…」
アンコはクナイをその舌から受け取る。
「いえね…私の大切な髪を切られたんで興奮しちゃって…」
そう言ってクナイを返した草忍は舌をしゅるるとひっこめた。
ナルトはあの草忍は何者だ?と九喇嘛に聞いていた。
九喇嘛は、あ奴…と言ったきり黙ってしまった。
「それじゃ、第二の試験を始める前にアンタらにこれを配っておくね!」
アンコは着ていたコートの中から同意書と書かれた紙の束を取り出した。
皆、何だ?と言う顔をしているのをみてアンコは笑いながら説明する。
「同意書よ。これにサインしてもらうわ。…こっから先は
それを聞いた受験者たちはオイオイと言うような顔。
「まず、第二の試験の説明をするから、その説明後にこれにサインして班ごとに後ろの小屋に行って提出してね。」
アンコは同意書の束を渡し、それを皆が回して手に取っていく。
アンコが説明した試験内容とは、極限のサバイバルに挑むという事。第44演習場は鍵のかかった44個のゲート入口に円状に囲まれており川と森、中央に塔がある。その塔からゲートまでは約10キロ。
各々の武具や忍術を駆使したなんでもアリアリの”巻物争奪戦”だ。『天の書』と『地の書』と書かれた2種類の巻物をめぐって闘うのだ。それも5日間・120時間の時間制限付き。ご飯は自給自足。
この森は野生の宝庫であるが人食い猛獣や毒虫、毒草などもあるので要注意だ。行動距離は日を追うごとに長くなり、回復に充てる時間は逆に短くなっていく。まわりは敵だらけでうかつに寝ることもままならない。
巻物争奪で負傷する者だけではなく、コースプログラムの厳しさに耐え切れず死ぬ者も必ず出る。
失格条件は、1つ目・時間内に天地の巻物を塔まで3人で持ってこられなかったチーム。2つ目・班員を失ったチームまたは再起不能者を出したチーム。ルールとして途中のギブアップは一切なし。5日間は森の中。
最後に巻物の中身は塔の中にたどり着くまで決して見ない事。見るとどうなるかは見たやつのお楽しみという事だ。
中忍ともなれば極秘文書を扱う事も出てくるので、信頼性を見るためでもあった。
「同意書3枚と巻物を交換するから…その後ゲート入口を決めて一斉スタートよ!」
説明を終えたアンコは最後にアドバイスをした。
「死ぬな!」
と…。
ゲート横の小屋に暗幕がかかり、中から係りの者が出て来た。
「そろそろ巻物と交換の時間だ」
そう言って、中へ戻って行った。
同意書にサインをした我愛羅たち砂の忍を筆頭に次々と順番に受験者は同意書と巻物を交換していった。
サスケ達は同意書にサインしながらこの中忍試験・第2の試験で行われる意味と同意書の意味を理解した。
各チームが渡された巻物の種類、そして3人の内誰が巻物を持っているのかもわからない。情報の奪い合いが命がけで行われ、全員が敵になる。
キバ・ヒナタ・シノ=ゲート16
シカマル・チョウジ・いの=ゲート27
ナルトチーム=ゲート12
音忍三人組=ゲート20
カブトチーム=38
我愛羅・カンクロウ・テマリ=ゲート6
謎の草忍三人衆=ゲート15
ネジ・リー・テンテン=ゲート41
全員の巻物交換と侵入ゲートが決まりアンコは受験生たちに高々と声をかけた。
「皆、担当の者についてそれぞれのゲートへ移動!これより30分後に一斉スタートする!!」
そして受験者たちは担当についてゲートへ移動していった。
前書きにて今回投稿が遅れた理由を…
で、理由で御座います。
家族が交通事故に遭いまして、大事には至りませんでしたが
しばらく自宅安静なので、世話をします。
この話、暫し更新が遅れます。申し訳ございません。