最近私生活がうまいこと言ってるのでじゃんじゃん書いていきます。
まぁ、初詣のおみくじは小吉だったので今年の運を今月で使い切る勢いですがどうにかなるでしょう(多分)
それでは、開幕です。
第十四話【一時休戦】
「ネギ!」
「あ、明日菜さん・・・?」
ネギが心配になって追いかけてきてみればそこにいたのは私と同じ制服を着た誰かとそいつに後ろから羽交い絞めにされているネギ。そしてネギの首に顔をうずめる誰か。
ネギが襲われていると咄嗟に思った私はとりあえずその誰かを思いっきり蹴り飛ばした。
蹴りが当たる瞬間ガラスが割れるみたいな音が聞こえた気がしたけど気にしない。
「あんた大丈夫!?アイツになんかされたの?」
「え、あぅ。その・・・」
「やってくれるじゃないか、神楽坂明日菜。」
声の聞こえた方へ咄嗟に目を向ける。
ネギを捕まえていた奴が飛び、蹴り飛ばした奴の隣に降り立つ。
そこにいたのは頬を抑えた変質者・・・クラスメイトのエヴァちゃんだった。
ついでに隣にいたのはこれまた同じクラスの茶々丸さんだ。
「え、えぇ~!?なんでエヴァちゃんと茶々丸さんが!もしかしてアンタたちも魔法使いだったの!?」
「それ以外なんだというのだバカレット。人をボールのように蹴り飛ばしおって・・・!」
「うぐっ・・・で、でもエヴァちゃんがネギに変なことしてるからわるい!!」
「やかましい!私は悪の魔法使いなんだ!悪事を働いて何が悪い!!」
エヴァちゃんがなにか言ってるけど、よくわかってない。
とにかく、ネギをイジめるなら止めないと!
にらみ合う私たち。動き出そうとしたその時、茶々丸さんがそれを止めた。
「マスター、先ほどの騒音で誰かが駆けつけるかもしれません。ここは・・・。」
「ちっ・・・。わかった。命拾いしたな、ネギ先生。だが、次はこうはいかんぞ。必ず貴様を捕まえて、その血を一滴残らず吸い尽くしてやる・・・!」
捨て台詞を残して、エヴァちゃんと茶々丸さんは飛んで行ってしまった。
ここでいったい何があったのだろうか・・・。
「あ、明日菜さん・・・。」
「あ、ネギ!あんた怪我とかは?」
「こ・・・怖かったです明日菜さーん!うわーん!!」
「ちょっ!?落ち着きなさいって!!」
涙をぼろぼろ流しながら抱きつかれた。よっぽど怖かったんだろうけど、いったい何があったのやら・・・。
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現在かなり遅めの夕食を取っている俺たちだが、いつもとは裏腹にまるでお通夜のような静けさである。
いったい何があったのか・・・なんて質問は目の前の小さな姉の出す怒気が原因としか言いようがない。
まるで一週間なにも食べていなかったかのようにパンを食いちぎりシチューをすするエヴァさん。行儀が悪いことこの上ないが、注意しようものなら頭と体が分かれそうだ。
「デ?ご主人ハドウシテ不機嫌ナンダヨ?」
あぁ、茶々ゼロ。お前ってやつはなんで地雷を踏み抜いていくのか。姪っ子的にいうなら、それは死亡フラグというやつだぞ。
「なんだ?私が不機嫌だと問題あるのか?ノックス!おかわりだ!!」
「いや、さすがに食べすぎだと思うが」
「私はおかわりといったんだがなぁ!?」
「・・・ワカリマシタ。」
その体の許容範囲など知るかという勢いで料理を食べつくすエヴァさん。いったいどうしたというのか・・・。
「・・・ふう、ごちそうさま。」
食事が終わり少し落ち着いたのか、エヴァさんのオーラがおとなしくなる。
「それで、いったい何があったんだエヴァさん。そろそろ説明してくれてもいいだろう。」
「フンッ!ただ制限時間が来たから撤退しただけだ。話すようなことは何もない。」
「茶々丸、何があった?」
「ネギ先生を捕獲し血液を摂取し始めた時に、マスターが神楽坂さんに蹴り飛ばされました。」
「なぜそこで話すんだこのボケロボー!!」
ぜんまい片手に茶々丸に襲いかかるエヴァさん。なるほど、彼女に邪魔されてしまったのか・・・。
ん?神楽坂はたしか一般人のはずだが・・・。
初めて彼女を高畑さんが連れてきたときはそう聞いていたが・・・。
とんでもないスピードで茶々丸の背中にぜんまいを差し込み撒いていくエヴァさんに問いかける。
「エヴァさん、蹴り飛ばされたといったが魔法障壁を張り忘れでもしたのか?」
「私がそんなミスをするか!あのバカはまるでそんなものないかのように破壊したんだよ!!どうなってるんだ全く!?」
そんな馬鹿な。いくら今のエヴァさんが封印されているといっても、その実力はネギ先生よりも高い。一般人にどうにかできるようなモノじゃないはずだ。
「・・・」
ダメだ。考え込んでしまっては堂々巡りだ。弟にもよく言われていたな。
もっと単純に、順を追って考えよう。
神楽坂は一般人だ。
しかし、その神楽坂がエヴァさんの魔法を破壊した。
つまり、何らかの方法でそれを破壊できる何かを持っているということだ。
なら、神楽坂は一般人ではなくなる。
ここまではいい。
次は、なぜ彼女がここにいるのか。
それは高畑さんが連れてきたからだ。
初めて会ったときはたしか・・・昔のことを覚えてない、と言っていたか・・・。
なら、これは嘘になるのか・・・。
いや、あれは嘘ではない。
確かに初めて会ったとき、あの子の目には何も映ってなかった。
魔法障壁を敗れる記憶を失った子供。
考えられる可能性はいくつかあるだろうが。
俺と同じ人造人間か・・・
魔法的事件で生き残ったのか・・・
恐らくこの二つだろう・・・。
「エヴァさん、分が悪そうなら手を貸すが?」
「いらん!あのガキ共は私の手で消し飛ばす!!」
いや、消し飛ばしてはダメだろう。
まぁ、エヴァさんは女子供は手をかけないから問題はないか・・・。
明日にでも高畑さんに連絡してみよう。
―――――――――――――――――
夢を見ている。
そこはとても高いところだった。
恐らくビルの屋上。その端っこで制服姿の少女が立っている。
それは私とは全く別人で、でも夢の中の私の視点はこの少女だった。
下を見下ろすその目には何も映っていない。
苦痛、不満、嫉妬
この世の負の感情を混ぜ合わせたかのように黒く濁った目は自らの人生の終点をしっかり見据えていた。
音もなくそこから落ちていく彼女は地面にぶつかる瞬間、確かに笑っていた。
「わぁぁぁ!!はぁっ・・・はぁっ・・・!」
叫びながら目を覚ます。
息を整えている間に冷静になった思考がなぜこうなったのかを思い出す。
「また、あの夢か・・・。いい加減キツイなぁ。」
ここ最近、必ず一回はこの夢を見る。初めて見たのはいつだったか覚えていない。
ただの悪夢なら別にあまり気にしないのだが、生憎とそうではない。
痛いのだ。
落ちた後の痛みが鮮明に思い出せる。
あんなことしたこともないのにそれが落ちた時の痛みだってわかってしまう。
そのせいで今ではロフトベッドで寝れなくなってしまった。
そろそろお祓いにでも行った方がいいのかもしれない。
そんなことを考えながら、私はまた眠る。
明日も桜通りの記事をまとめるのに忙しくなるのだ。
しっかり睡眠をとらなくては・・・。
こんな感じです、いかがでしたか?
原作と自分のしたいことを一緒に進めてみました。
さて、次はあの動物が登場します!
彼はどうなってしまうのでしょうか(笑)
それでは、ご意見、ご指摘、ご感想、お待ちしております。