遊戯王GX~ノーバディ・レコード~   作:銀猫

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この作品はにじファンに投稿していた『ノーバディ・レコード』の改訂版です。

オリカ多数、ご都合展開、よくわからない独りよがりなど多数ありますが、それでもおkっという方はどうぞ。


~第一章:平和な学園編~
turn1 精霊VS古代の機械


ここはデュエルアカデミアの受験生準備室。

そこにいるのは焦げ茶色の髪の少年――聖牙夕(せいが ゆう) だ。彼はこの会場で実技試験を受けることになっているのだが――目の前の状況をどうしようかと考えている。

 

 

「離して!!」

 

「そういうなよ~嬢ちゃんよ~」

 

 

ガラの悪い3人組に絡まれている少女がいた。しかも4人ともデュエルディスクを腕に着けていた。するとユウの方にウサギがちょこんと座った。

 

『どうするの?ユウ』

 

「見捨てるわけにはいかないよ、イナ」

 

 

ウサギの言葉(・・・・・・) にユウはそういうと4人の元へ向かった。

 

 

―女子生徒side―

 

私は今日この会場でデュエルアカデミアの実技試験を受けに来ていた。だが目の前には明らかに不良の3人組が自分をナンパしてきていた。

 

 

「わ、私もう順番なので!」

 

「いいじゃねぇか~」

 

「ひっひっひ…まあ、答えは聞かないけどな」

 

 

人見知りの自分はこの3人が悪魔の様に見えた。そして――

 

 

「はい、そこまで」

 

 

その後に現れた少年が英雄に見えた。

 

 

――3人称side――

 

不良の3人組の元に現れたユウを見た不良はユウを見ると少し青筋が浮かんだ。

 

 

「ああ?何だ…ガキか…邪魔だ」

 

「あ、そう。じゃあ行こう」

 

 

ユウはそう言って少女の手を掴んで立ち去ろうとした。が、その前に残りの2人の不良が立ち塞がった。

 

 

「おいガキ。そいつを置いて行け」

 

「嫌だ。それに僕もこの子ももうすぐ順番なんだ」

 

 

《受験番号91番聖牙 夕、92番神谷 龍、93番姫野 椿はデュエルリングへ来なさい》

 

 

ユウの名前が呼ばれた、が不良の3人組が邪魔で行けない。そこでユウは――

 

 

「先に行っといて」

 

 

そう言って少女をデュエルリングへ行くように促すとデュエルディスクを構えた。

 

 

「で、でも」

 

「ガキが…調子乗るんじゃねぇよ!!!」

 

 

3人組の内、気性の荒らそうな一人が構えるのを見て少女は慌ててその場を後にした。

 

 

「じゃあ、時間が無いから行くよ」

 

 

―少女side―

 

 

「私が君の実技を担当します」

 

少女が急いでデュエルリングに向かうとそこには優しそうな男性が待っていた。どうやら彼が今回の試験官ということだ。

 

 

「よ、よろしくお願いします!!」

 

 

少し緊張しながら少女はそういった。しかし顔が若干赤くなっており、少しモジモジしている。

 

 

「よろしく、では……」

 

 

「「決闘(デュエル) !!!」」

 

 

お互いにディスクを起動させ、5枚引いた。そして試験ルールとして受験者が先行だ。

 

―少女のターン―

 

「私のターン!ドロー!!」

 

 

少女はカードを引くと手札を確認した。手札は可もなく不可もなくと言った感じだが出だしとしては上々だった。

 

 

「手札からマジシャンズ・ヴァルキュリアを守備表示で召喚!カードを3枚伏せてターン終了!!」

 

 

マジシャンズ・ヴァルキュリア/DEF1800

 

少女

手札2枚 LP4000

マジシャンズ・ヴァルキュリア/DEF1800

伏せカード3枚

 

―試験官のターン―

 

「私のターン、ドロー! 私は手札から二重召喚(デュアルサモン) を発動。効果によりこのターン2回通常召喚が行える。効果によりソイツ、そしてドイツを召喚してユニオン!!」

 

場に現れた2体の顔の無いデフォルメのモンスターは合わさるが、何も変わらない様に見える。

 

 

ソイツ/ATK2500

 

 

「ソイツでヴァルキュリアに「威嚇する咆哮を発動!」クッ…このままターンを終了する(ん…雰囲気が変わった…?)」

 

 

試験官は先程の始める前と今の少女の雰囲気が違うことが気になっていた。始める前はオドオドしていたが今はハッキリとしっかりした手つきでカードを使用している。

 

「…私はターンエンド(しかしあのデッキは恐らく魔法使い族、手札にはネオ・パーシアスと死者蘇生がある。そう簡単にはやられない)」

 

 

―少女のターン―

 

「私のターン…ドロー!」

 

少女が引いたのは自らのフェイバリットカードだった。

 

 

「私はマジシャンズ・ヴァルキュリアを生贄に、闇紅の魔導師(ダークレッド・エンチャンター) を攻撃表示で召喚!!」

 

『やっと出番か…』

 

 

そう闇紅の魔導師(・・・・・・) は呟きながらフィールドに現れた。だが試験官も周りにいた人たちも闇紅の魔導師が喋ったのに気付かなかった。

 

「更に召喚成功時、魔力カウンターを二つ乗せる。そして魔法カード二重召喚を発動!魔法カードを発動したことにより闇紅の魔導師に魔力カウンターを一つ乗せる!そして見習い魔術師を召喚!!」

 

見習い魔術師/ATK400

 

「召喚成功時魔力カウンターを闇紅の魔導師に乗せる!そして手札から魔法カードサイクロンを発動!!この子カードの効果により装備カードとなっているドイツを破壊!!」

 

「なんだと!?」

 

ソイツ/ATK2500→0

 

装備カードとなっているドイツが消えたことによりソイツが元々の攻撃力である0に戻った。

 

 

「さらに魔法カード発動により闇紅の魔導師に魔力カウンターを一つ乗せる!|闇紅の魔導師は魔力カウンターの数により攻撃力が上がる!よって攻撃力は――」

 

闇紅の魔導師/ATK3200/M5

 

 

「攻撃力3200だと!?」

 

「バトル!見習い魔術師でソイツに攻撃!その時伏せカードマジシャンズ・サークルを発動!!」

 

フィールドに巨大な魔法陣が出現した。するとその中から一人の魔法使いが現れた。

 

 

「お互いに攻撃力2000以下の魔法使い族モンスターを特殊召喚します、私は魔導戦士ブレイカーを召喚!!」

 

「クッ…私のデッキに魔法使い族はいない…」

 

「攻撃はそのまま続行!!」

 

 

試験官/LP4000→3600

 

 

全身タイツの様なモンスターはそのまま砕け散った。次にはブレイカーが持っていた剣を掲げ、魔力をためた。

 

 

「ブレイカーの直接攻撃!!」

 

「ぐおぉお!!!」

 

 

守る手立てがない試験官にブレイカーの攻撃が直撃した。

 

試験官/LP3800→2200

 

 

「これで終わり…闇紅の魔導師で直接攻撃!!闇紅衝撃波導(ダークレッド・ショック・ウェイブ) !!!」

 

「うわぁぁあぁぁあぁ!!!!!!!!!!!」

 

 

試験官/LP2200→0

 

 

「ありがとうございました」

 

「いつつ……所で最後に残ったカードはなんですか?」

 

 

試験官がそう言いながら立ちあがると少女は、デュエルディスクから最後の伏せカードを取り出した試験官に見せた。

 

 

「聖なるバリア・ミラーフォースですか…どの道私は負けていますか。いいでしょう…実技、そして筆記の点数は…十分合格点に届いてます」

 

「ホ、ホントですか!」

 

 

少女は試験官の言葉に喜んでいた。だが試験官は少女はまた少しオドオドしているように見えるが、気にしないでいた。

すると他の受験生が騒いでいた。

 

 

―おい!クロノス教諭がデュエルするらしいぞ!!―

 

―なに!?相手は誰だ!?―

 

―知らない!茶髪の男子らしいぜ―

 

 

少女はそれを聞いた時、先程の少年――ユウを思い出した。決闘に夢中で忘れていたが、ユウは確か受験番号は自分より前だったはずだ。だが不良たちを引き付けるために残っていたはずだった。

間に合ったのはいいが、教諭とデュエル?試験官じゃなくて?

 

色々なことを考えているが、見に行った方が早いと感じた少女はそのデュエルリングへむかことにした。

 

―ユウside―

 

「ば、馬鹿な…」

 

「あ、ありえねぇ…」

 

 

ユウの目の前には先程まで粋がっていた不良が両膝をついていた。一方のユウはため息をついていた。思いのほか不良たちが弱かったからだ。

 

 

「あ…そういえば実技ボクの番もう過ぎてるな…まあ行ってみるかな…」

 

―ユウsideOut―

 

―少女side―

 

少女がデュエルリングに行くとそこに確かに茶髪の男子が教諭らしき人と戦っていた。だけどそれはユウでは無かった。

 

 

「フレイムウイングマンで古代の機械巨人に攻撃!!スカイスクレーパーシュート!!」

 

「マンマミーヤ!!ワタシの古代の機械巨人がぁ!!!」

 

 

そこにいたのは遊城十代という電車が遅れたので受験に間に合わなかった少年だった。ユウでは無かったので少女はユウを探しに行こうとしたが、すぐに発見した。

 

 

「えぇと……あの…」

 

「ん?あ、さっきの…大丈夫だった?試験」

 

「あ、はい…」

 

 

人見知りの所為か少女の反応は何処かオドオドしてしまっている。するとユウは笑顔で少女の頭を撫でた。ユウの方が背が低いためか少しばかり少女が屈む形になっているが、少女は少しばかりリラックスできた。

 

 

「そういえば名前まだ言って無かったね…ボクは聖牙(せいが) (ゆう) 。ユウって呼んで」

 

「あ、私は姫野 椿(ひめの つばき) 。皆からはツバキって呼ばれてる」

 

 

ここで自己紹介をしたためか完全に少女――ツバキはすっかりユウと仲良くなっていた。ふとツバキが気になった事を聞いた。

 

 

「ユウは試験官に勝ったの?」

 

「ううん。まだ戦って無いけど…多分ボクの順番終わってるから受けれないと思う」

 

「え…で、でも理由を言ったら受けれるんじゃ…」

 

 

若干ツバキは自分の所為だと感じていた。明らかにユウが遅れた理由はツバキに絡んできた不良だった。

 

 

「う~ん…とりあえずあの先生に言ってみるよ」

 

 

そう言ってユウはクロノスの元へ向かった。

 

 

「(ワタシがあんなドロップアウトボーイに負けるなんて…!!)これで実技試験は――「すいません」ナンナノーネ?」

 

 

クロノスが試験終了を宣言しようとすると目の前にいた少年――ユウが声をかけた。全員がユウに注目するとユウは受験票を取り出した。

 

 

「受験番号91の聖牙夕です。訳があって遅れてしまいました」

 

「(ぬぬぬ…先程のドロップアウトボーイに似たこの少年を叩き潰せば、ワタシの面目も保たれるハーズ…)いいでしょう。私が相手をしマース」

 

「よろしくお願いします」

 

 

再びクロノスがデュエルするとなって再びギャラリーがざわついた。

 

「「デュエル!!」」

 

 

―ユウのターン―

 

 

「ボクのターン、ドロー!裏守備モンスターを一体召喚し、カードを伏せてターン終了!」

 

 

ユウ

手札4枚 LP4000

伏せモンスター

伏せカード1枚

 

 

―クロノスのターン―

 

「ワタクシのターン、ドロー」

 

 

デュエルディスクから飛び出したカードを掴んだクロノスは手札を見て嫌な笑みを浮かべた。

 

 

「ワタクシは二重召喚を発動するノーネ!効果によりこのターン、ワタクシは2回通常召喚が行えるノーネ。一回目はトロイホースを召喚!!」

 

 

クロノスの場に木で出来た馬の様なモンスターが現れた。だが明らかにアタッカーではないので生贄召喚用のモンスターだろう。

 

 

「二重召喚でもう一回召喚ができノーネ。ワタシは、トロイホースを生贄に古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム) を召喚!!」

 

「っ!?レベル8のモンスターを生贄一体で召喚した!?」

 

「トロイホースの効果、地属性モンスターの生贄召喚にするトーキ、トロイホースは一体で2体分の生贄になるノーネ」

 

古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム) /ATK3000

 

「バトルフェイズ!!古代の機械巨人で裏側守備モンスターを攻撃!!」

 

「クッ…!!」

 

 

ユウの裏守備モンスターが古代の機械巨人によって破壊された。古代の機械巨人の効果で貫通ダメージがあるはずだが……

 

 

ユウ/LP4000

 

 

「ありゃ?どうしてライフが減らないノーネ?」

 

「攻撃宣言前にトラップカード、スピリットバリアを発動しました。効果によりボクはモンスターで受ける戦闘ダメージは0になります」

 

 

するとユウを守るように薄い膜が出現した。先程の十代の勝負でも古代の機械巨人が出ていたから対策をとっていたのだ。

 

 

「フン、余計な時間稼ぎなノーネ。ワタシはターン終了!!」

 

 

クロノス

手札3枚 LP4000

古代の機械巨人

伏せカード無し

 

―ユウのターン―

 

 

この会場にいたほぼ全員がユウの敗北を確信した。だがツバキだけは信じていた。ユウがクロノスに勝つことを。

 

 

「…フン、これでは時間の無駄なノーネ」

 

「え?」

 

 

そう言うとクロノスはデュエルリングを降りて何処かに行こうとする。それを見たツバキは急いでクロノスを引きとめた。

 

 

「ま、待ってください!!まだ勝負は終わってませんよ!!」

 

「黙らっしゃーい!この状況を逆転するなんて不可能、それが分からないノーネ!?」

 

「おい先生!!」

 

ナミネの言葉にクロノスがそう返すとカチンと来たのか、何処からか十代がやってきた。後ろには青髪の少年――丸藤翔(まるふじしょう) もいた。

 

 

「この状況でも、まだあいつが諦めない限り逆転できる可能性があるはずだ!!」

 

「うるさいノーネ!この状況で逆転できるはずなんて「怖いんですか」なっ!?」

 

 

クロノスの言葉を遮ってツバキが予想外の言葉を言った。その時会場がざわつき始めた。「クロノスが怖がってる?」「逃げるのかまさか」などと声がする。

 

 

「この状況…先程の十代さんの逆転したのと同じ状況だから、負けるのが怖いんですか?」

 

「ぐぬぬぬ…!!うるさいノーネ!!いいでしょう…デュエルを続けるのはいいでスーガ、シニョーラツバキは私を侮辱したノーデ、もしも彼が負けたのなら合格取り消しにするノーネ」

 

「なんだと!!」

 

「そりゃあんまりっすよ!!」

 

 

クロノスの出した条件、もしもユウが負けるのであればツバキの合格も取り消すというのだ。その理不尽な条件に十代と翔は声を荒げた。だがツバキは――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「分かりました」

 

 

 

それを受け入れた。それに3人は驚いた顔をした。まさかこの条件を受け入れるとは思いもしなかったからだ。

 

 

「…分かったノーネ」

 

 

そうめんどくさそうにクロノスが言うと再びデュエルリングへ上がった。すると十代と翔はツバキに驚いた様に声をかけた。

 

 

「お前根性あるな!」

 

「どうして自分の合格の危機になってまでユウ君を助けようとするの?」

 

「わ、わからない……けど…ユウを助けたいって…私を助けてくれた…からかな…?」

 

 

少しばかりモジモジしながらツバキが言うのを見て2人はツバキが人見知りだと分かった。

 

 

「ツバキ…ありがとう」

 

「分からないノーネ…どうしてシニョーラツバキは自分の立場を危険に晒してまでアナタを守ルーノ?」

 

 

クロノスはそう言ってユウを見るが、ユウは嬉しそうにしているだけだった。がすぐに目つきが変わった。

 

 

「ボクのターンドロー!!」

 

 

引いたカード、手札のカード、場の状況がユウの頭の中で一筋の光で繋がった。それはこのターンで決着をつける方法――

 

 

「魔法カード、マジック・プランターを発動!効果によりスピリットバリアを墓地に送って2枚ドローする!!」

 

 

予想通り手札には魔法カードとあるモンスターが来た。

 

 

「魔法カード二重魔法(ダブルマジック) を発動!!手札の死者転生を墓地に送って相手の墓地のカード一枚を自分のカードとして扱う!!」

 

「ワタシの墓地には二重召喚しかないノーネ」

 

 

クロノスがそう言うとユウの場の二重魔法が二重召喚へと変化した。

 

 

「魔法カード テラ・フォーミングを発動!デッキから死皇帝の陵墓を手札に加え発動!!」

 

 

フィールドがどこかの陵墓へと早変わりした。ユウのデッキの特性上、このカードは相性が良かったのだ。

 

「そして『死皇帝の陵墓』の効果発動!!生贄召喚をする時、その必要なモンスターの数×1000払うことでその通常召喚ができる!!」

 

ユウ/LP4000→2000

 

 

「ライフを2000払い、スピリットモンスター火之迦具土(ヒノカグツチ) を攻撃表示で召喚!!」

 

 

ユウの体から出た赤い光(ライフポイント) が炎を纏った男性へと変わった。その光景を見たギャラリーが再びざわついた。

 

 

「スピリットモンスター!?」

 

「なんであんなガキが!?」

 

「冗談だろ!?」

 

 

だがデュエルリング横にいた十代は翔とツバキに聞いていた。

 

 

「なあ、スピリットモンスターってなんだ?」

 

「え…?あのスピリットモンスターっすよ!?」

 

「知らないぜ、そんなの」

 

 

十代の言葉に翔は驚いていたが、ツバキは説明を始めた。

 

 

「ス、スピリットモンスターは『デュエルモンスターズ』の創設者のペガサスさんが作った幻のシリーズです…」

 

「召喚するとターンの終りに手札に戻ったり特殊召喚できなかったり、デメリットが多いっすけど、結構強力な効果を備えているんすよ」

 

 

 

ツバキと翔の説明を聞いた十代は「ワクワク」という擬音が聞こえるような表情をしていた。

 

 

「まさかスピリットモンスター…でも、ワタシの古代の機械巨人の攻撃力には及ばないノーネ!」

 

「ボクは更に『スピリットドロー』を発動!!墓地のスピリットモンスター不死之炎鳥をゲームから除外して2枚ドロー!!」

 

 

スピリットドロー

通常魔法

墓地のスピリットモンスターを一体ゲームから除外して2枚ドローする。

 

 

「そして二重召喚の効果でもう一度召喚ができる!!雷帝神を召喚!!」

 

「フン…攻撃力2800と2000のモンスターを並べたところでどうする事も出来ないノーネ!」

 

「まだボクのメインフェイズは終わって無い!『受け継がれる力』を発動!!雷帝神を生贄に捧げて火之迦具土の攻撃力を雷帝神の攻撃力分上げる!!」

 

 

雷帝神が消えると彼の残した光が火之迦具土に纏わりついて力を与えた。

 

火之迦具土/2800→4800

 

 

「こ、攻撃力4800でストー!?」

 

「そして墓地に存在する雷帝神をゲームから除外して伊弉凪を特殊召喚!!」

 

 

今度は神社の神主の様な男性が現れた。……どことなく火之迦具土と伊弉凪は仲が悪そうだが。

 

 

「バトル!!火之迦具土で古代の機械巨人を伊弉凪でクロノス先生を攻撃!!」

 

「マンマミーヤ!!」

 

 

クロノス/LP4000→2200→0

 

 

ユウの攻撃でクロノスが吹き飛んでしまった。が、そんな事を気にしないユウは無邪気に喜んでいた。

 

 

「勝った!!」

 

「ユウ!!」

 

 

喜んでいるユウの元へツバキと、十代に翔が駆け寄った。するとユウはツバキに頭を下げた。

 

 

「ごめんツバキ…ボクの所為で迷惑かけちゃって…」

 

「ユ、ユウ…もとはと言えば私の所為だし…頭上げてよね…ね?」

 

「そうだぜユウ。もう気にすることも無いだろうしな」

 

「そうっすよ!」

 

 

ツバキに続くように十代と翔がそう言うとふとユウが気になった事を聞いた。

 

 

「所で君達は?」

 

「あ、そっか…ツバキちゃんと自己紹介したけどユウ君はまだでしたっすね」

「俺は遊城十代だ。よろしくなユウ!」

「僕は丸藤翔。よろしくっす!」

「ボクは聖牙夕。よろしく十代、翔!」

「俺は三沢大地だ」

 

…………ん?いま何かいたような…

 

「……おい、お前ら俺に気付かなかっただろ…」

 

「あ、この人は三沢君っす。受験番号1番なんすよ~!」

「そうなんですか…よろしくお願いします」

 

三沢は翔の説明(既にしたのに)を聞いて落ち込んでいたが、ユウの言葉で立ち直った。

 

 

そして実技試験終了のあいさつを終えた後――

 

 

――会場の外――

 

「さて…帰ろるかな…」

『そうだね』

「ユウ!!」

 

荷物を持ったユウと肩に乗ったウサギが外に出ると待っていたのかツバキが走ってきた。

 

 

「ツバキ?どうしたの?」

 

「少し聞きたいことがあって…」

「あ、ボクもツバキに聞きたいことがあって…」

 

 

ツバキはそこで言葉を止めると肩に乗ったウサギを見た。それと同時にユウはツバキの背後にいた<r闇紅の魔導師:ダークレッド・エンチャンター>を見てこう言った。

 

 

「「ツバキ/ユウって…精霊が見える?」」




ユウ「はじめまして、この作品の主人公こと、聖牙夕です!」
ツバキ「わ、私は姫野椿…です」
そして作者の銀猫と申します。にじファン時代はネイビーと名乗っていました。

ユウ「スピリットモンスターと魔法使い族デッキ…」
スピリットは面白いデッキだと思っていますけど、使ってる作品はほとんど見ないので使用させてみました。魔法使い族はTFで自分が一番使うデッキだからですね。
ツバキ「精霊が…因幡乃白兎と闇紅の魔導師なのは?」
スピリットで一番それっぽいのが因幡乃白兎かなって。闇紅は博識そうで、かっこいいから。

さてと、実はこの話はちょっとしたテストですね。
ユウ「テスト?」
にじファンが閉鎖して半年ほど。それから他サイトで投稿してましたがあまり二次小説が盛んではないサイトですので、移転をしようか考えてます。
大体明日までに第3話ぐらいまで投稿しますので、それの反応で続けるかどうか決めます。
ツバキ「けど…わざわざ…?」
まあ、ぶっちゃけて言うと感想などが無くてモチベーションがね…
こっちでも同じような結果なら投稿は向こう一本に戻すからテストなんだ。

っと、若干愚痴みたいなのが入ってしまいましたが次回もよろしくお願いします。

次回予告
アカデミア入学を決めたユウとツバキ。
自室で荷物の整理をしていたユウとルームメイトになったのは――新たな精霊を持つ人だった。

一方ツバキにも謎の影が――


次回:turn2 獣の魂 現れる魔法少女
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