遊戯王GX~ノーバディ・レコード~   作:銀猫

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今回の話で初期の主要メンバーが全員揃います。
それと途中、非常にわかりにくい戦いをします。


turn2 獣の魂 現れる魔法少女

―ユウside―

 

―試験から数日後―

 

海上を進む大型船、デュエルアカデミアへ向かう船だ。デュエルアカデミアへ向かう船の甲板に一人の少年がいた。

 

 

「驚いたね…まさかツバキも精霊が見えるなんてね」

 

『そうか?ユウがあの不良の所に行った時、ツバキがおいらを見てるの気付かなかったか?』

 

 

少年(ユウ)の言葉に返す者は居ないはずだ。だがユウには声が聞こえた。肩に乗っているウサギ――因幡之白兎(いなばのしろうさぎ)の精霊イナだ。

 

ユウ、そしてツバキは精霊が見えるのだ。ユウはイナだけだが、ツバキには赤闇の魔導師(ダークレッド・エンチャンター)の精霊ダークがいる。

 

 

「それに十代も精霊のカードを持ってるし…もしかして見えてるのかな?」

 

『どうだろう?ハネクリボーは十代の横を飛んでるだけだから分からないけど…』

 

「まあいいや、十代もボクもオシリスレッドだからその内会うだろうし」

 

 

そう言ってユウは船内へ戻ろうとした、が、ユウが行こうとした通路とは別の通路に誰かがいた気がした。

 

 

「?」

 

『どうかしたか?』

 

「…ううん、なんでもない」

 

―ユウsideOut―

 

 

誰もいないと思ったからユウはそのまま船室へ向かった。だが本当はそこに栗色の髪の少女と焦げ茶色の髪の少女がいた。だが、その3人の少女に誰も気づかなかった。何故なら姿が見えないからだ

 

 

デュエルアカデミア港―ツバキside―

 

 

「う~ん…長かったね…」

 

『そうだな』

 

 

ツバキの言葉にダークがそう返した。ちなみに今2人?の周りにいる人々はツバキの言葉を聞いていないのでそのまま通り過ぎている――一人を除いて。

 

 

「あの~」

 

「ひゃ!?え!?な、なんですか!?」

 

 

いきなり見知らぬ少女に声をかけられたのでツバキは驚いてしまった。一方声をかけた少女は驚かすつもりは無かったので少し顔を引きつっている。

 

 

「え、え~と…一人でいたから…そ、んなに怖がらなくても…」

 

 

少女の言うとおりツバキはものすごく怖がっている。どのぐらいかというと怖がって新入生と共に運ばれた木箱の裏に隠れるほどだ。

 

 

「あ、ご、ごめんなさい!」

 

「ううん、気にしないで。私はフェイト・T・ハラオウン。あなたは?」

 

「わ、私は姫野椿。よろしくねハラオンさん」

 

「よろしく。それと私はフェイトって呼んでねツバキ」

 

―ツバキsideOut―

 

―レッド寮・ユウの部屋――ユウside―

 

 

「ふぅ…荷物の整理はこんなもんかな」

 

 

部屋に着いたユウはすぐに荷物の整理を始めた。ちなみにユウの部屋は2人部屋でもう一人はまだ来てはいない。

 

 

「あとは…この『カード』をどうしよう…」

 

『……そのカード、まだ持ってたんだ』

 

「うん…まあいつも通り融合デッキに入れとこう」

 

 

そう言って『カード』をデッキホルダーの中の融合デッキの中に入れた、と同時に誰かが中に入ってきた。黒いバンダナに試験会場で会った三沢ぐらいの身長の男子生徒、荷物を持っている所を見ると新入生でルームメイトみたいだ。

 

 

「ん?お前と相部屋か?」

 

「あ、うん。ボクは「聖牙夕」知ってるの?」

 

 

そう言うと男子生徒は持っていた荷物からデュエルディスクとデッキを取り出した。それに驚きながらユウが聞き返すと生徒はデッキを取り出した。それと同時に鳥の様な精霊が現れた。

 

 

「俺も精霊が見えるんだよ。で、お前の肩に乗ってるの…因幡之白兎だろ」

 

「うん。名前はイナ」

 

「で、因幡之白兎はスピリットだ。今回の受験でスピリットを使ったのは『聖牙夕』だけだ。っと俺は獣斬 繁だ、シゲルでいい。こいつは相棒のウリィ」

 

『よろしく頼む。では我は此処で…』

 

―止めてください!!―

 

ウリィはそういうと消えた。と、同時に外から悲鳴の様な声が聞こえた。明らかにその声は――

 

 

『あの声はツバキだよ』

 

「ツバキ?」

 

「ボクの友達。何かあったのかな…?」

 

 

そう言い合いながらながらユウとシゲルは外へ出た。

 

―ユウsideOut―

 

―レッド寮前―

 

 

「止めてください!!」

 

「おいおい…なんでこんなレッドの屑寮に来てんだよ~」

 

 

ユウが部屋を出るとツバキと少女(フェイト)がブルーの生徒2人に絡まれていた。それを見たシゲルはだるそうに2階から手摺から飛び降りた。

 

 

「おい、何してるんだ?」

 

「あん?何だ屑か…邪魔だ。今この2人を「誘拐でもしようとしたのか?」違う!!」

 

「テメェー…ブルーに楯突くのか?」

 

「いやぁ…ただ俺の友達の友達がそこでいやそうな声を上げたからな…ただ忠告に来た」

 

 

そう言うとシゲルのデュエルディスクを起動した。そしてデッキをセットし――

 

 

「ふざけた真似してんじゃねぇよ、雑魚が」

 

「「っ!!!」」

 

「2人でかかってこい…いいハンデだ」

 

 

シゲルの言葉にカチンと来たのか2人も構えた。

 

 

「「「デュエル!!!」」」

 

―ユウsideOut―

 

 

※ブルー生徒A→シゲル→B→シゲルという順番です。

 

「ツバキ、大丈夫?」

 

「うん、大丈夫…ねえユウ、あの人は?」

 

 

ツバキはそう言いながら自分達に背を向けているシゲルを見た。それにユウは笑顔で答えた。

 

 

「ボクのルームメイトで友達の獣ざ「シゲルだ」あ、シゲルくn「呼び捨てでいい」だって。そっちの子は?」

 

「私はフェイト。あなたがユウね」

 

「え?どうして僕名前をしtt「俺のターン!」」

 

「始ったよ」

 

 

ツバキの言葉通りAはカードを引こうとした。

 

―シゲルside―

 

勢いよくカードを一枚引いたAはそれを手札に加えると嫌な笑みを浮かべて俺を見た。

 

 

「俺達に楯突いたの後悔すr「御託はいい、さっさとかかってこい雑魚」『ブチ』おれはグランド・ドラゴンを攻撃表示で召喚!!そして未来融合―フューチャーフージョン―を発動!!デッキからドラゴン族モンスター5体を墓地に送る!!」

 

 

するとデッキからダイヤモンドドラゴンやクレセントドラゴンと言った無意味に高価なドラゴンモンスターが続々と墓地へ送られた。

 

 

「選択はF・G・Dだ!!」

 

「FGD!?」

 

「「って何?」」

 

ツバキは驚いた声を上げた、が横の2人はどういうモンスターなのか知らないらしい。その反応にイナはずっこけている。

 

 

「…F・G・Dは5体のドラゴンを融合するモンスターなの。その攻撃力は、5000」

 

「「5000!!?」」

 

 

そう騒いでいるのを見てAはまた嫌な笑みを浮かべた。そして眼鏡をクイクイと上げる仕草をして――

 

 

「俺のターン!!」

 

 

俺は無視をした。それにAの額に青筋が浮かんだ気がしたが気にしないでおいた。

 

ブルー生徒A

手札4枚 LP4000

グランド・ドラゴン/ATK2000

未来融合

 

 

「俺は剣闘獣(グラディアルビースト)ラクエルを攻撃表示で召喚。カードを3枚伏せてターン終了」

 

ラクエル/ATK1800

 

シゲルの場に炎を纏った獣人?が現れた。どうやらシゲルのデッキの下級アタッカーらしい。

 

シゲル

手札2枚 LP4000

ラクエル/ATK1800

伏せカード3枚

 

 

「私のターン!ドロー!!」

 

 

Bもカードを引くとカードを2枚伏せた。というか何か言ってくれ、無言はどうしても説明しにくい。

 

 

「此処のままターンを終えます」

 

 

ブルー生徒B

手札4枚 LP4000

モンスター無し

伏せカード2枚

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターン、ドロー」

 

 

シゲルは引いたカードを確認するとそのままカードをセットした。これであのモンスターを召喚するチャンスができた。

 

 

「俺はこれでターン終了だ」

 

シゲル

手札2枚 LP4000

ラクエル/ATK1800

伏せカード4枚

 

―Aのターン―

 

ルールとしてはもうこれで攻撃は可能になった。そして未来融合のカウンターも一つ進む。

 

未来融合/C0→1

 

「俺のターン!ちっ……屑カードが…このままターン終了だ!!」

 

 

引いたカードを見てAは舌打ちをした。どうやら望んでいたカードとは違うようだった。

そしてグランド・ドラゴンは他にドラゴンがいなければ攻撃はできない。

 

ブルー生徒A

手札5枚 LP4000

グランド・ドラゴン/ATK2000

未来癒合

 

 

―シゲルのターン―

 

 

「俺のターン、ドロー」

 

 

引いたカードを見たシゲルはそれを手札に加え、手札のカードを発動した。

 

 

「休息する剣闘獣を発動!手札の剣闘獣の戦車と剣闘獣ムルミロをデッキに戻し、3枚ドローする!」

 

 

ムルミロは『あの効果』を使わなければ攻撃力は1000も無いモンスターだ。そして伏せカードで戦車も手に余っていたところだった。

 

 

「俺は剣闘獣ラクエルでお前に攻撃だ!!」

 

 

俺はラクエルでBに攻撃をした。伏せカードは少し怖いが、手札には壁にできるモンスターもいたから、破壊されても「ぐぅ!!」喰らった。何もせずに

 

ブルー生徒B/LP4000→2200

 

 

「よくも…よくも私に傷を…!!ゆるs「ラクエルの効果を発動」無視をするな!!」

 

 

Bが何かを言っているが、俺はとりあいず無視をすることにした。聞いていたらキリがないし聞く理由も無い。

 

 

「戦闘を行ったラクエルをデッキに戻すことでデッキの剣闘獣と名のついたモンスターを一体特殊召喚することができる。来い、剣闘獣セクトル!!」

 

「「…………(ニヤリ)」」

 

………明らかにあの2人は攻撃力の低いセクトルを馬鹿にしている顔だ。まあ、セクトルの効果は反則級(レッドカード)だからな。

 

 

セクトル/ATK400

 

「俺はターンを終了する」

 

 

シゲル

手札3枚 LP4000

セクトル/ATK400

伏せカード4枚

 

―Bのターン―

 

「私のターン!私は、ゴブリン突撃部隊を攻撃表示で召喚!!」

 

フィールドに無数のゴブリンが出現した。まるで鬼の軍団の様に金棒を持ってシゲルを睨んでいた。

 

 

「バトル!ゴブリン突撃部隊でその雑魚モンスターを攻撃ィ!!」

 

「俺のデッキに雑魚なんていねーよ。トラップ発動ディフェンシブ・タクティクス」

 

 

セクトルの周りにバリヤーみたいなのが現れ、ゴブリンを弾き飛ばした。そして自身の効果でゴブリンは守備表示になった。

 

 

「ディフェンシブ・タクティクスは場に剣闘獣が存在する場合、このターン戦闘でモンスターは破壊されず、ダメージも0になる」

 

「くっ…私はこのまま「バトルフェイズ終了時、セクトルの効果発動!」なに!?」

 

「セクトルが戦闘を行った場合、デッキから剣闘獣を2体特殊召喚する、来いサムニテ、ホプロムス」

 

 

シゲルの場にサーベルタイガーの様なモンスター――剣闘獣サムニテとゴツゴツしたモンスター――剣闘獣ホプロムスが現れる。それを見てブルー生徒Bがものすごくイライラしている。

 

 

「リバースカード発動」

 

 

まあ、一気に『3体』のモンスターが出たら苛つくだろう。

 

 

「ハンディキャップマッチ!を発動。剣闘獣と名のついたモンスターを特殊召喚に成功した時、デッキ、手札から剣闘獣を一体特殊召喚する。現れろ、剣闘獣ベストロウリィ」

 

 

シゲルの手札にいた相棒(ウリィ)――ベストロウリィがフィールドに現れた。

 

ブルー生徒B

手札4枚 LP2200

ゴブリン突撃部隊/DEF0

伏せカード2枚

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターンドロー!」

 

 

シゲルは引いたカードを確認して少し考えた。ブルー生徒Bの伏せカード…ゴブリン突撃部隊…明らかにあれだ。

 

「俺は再びラクエルを召喚!そして融合デッキの剣闘獣ヘラクレイノスの効果を発動!」

 

「「融合デッキだと!?」」

 

 

シゲルの宣言と同時にラクエル、サムニテ、ホプロムスが消えた。その光景にブルーは呆然としているとモンスターゾーンの一か所に巨大な炎が上がった。

 

 

「このモンスターはラクエルを含む剣闘獣を3体デッキに戻すことで融合デッキから特殊召喚することができる。来い!剣闘獣ヘラクノイノス!!」

 

そこには巨大な剣と楯を持った炎を纏った巨大な剣闘獣が現れた。

 

剣闘獣ヘラクレイノス/ATK3000

 

 

「「こ、攻撃力3000だと!?」」

 

「バトル…セクトルでゴブリンに攻撃」

 

「ひ、引っ掛かったな!トラップカード『最終突撃命令』効果によ「ヘラクノイノスの効果発動。手札のカードを一枚墓地の送り魔法・罠の発動を無効にし破壊する」なに!?」

 

「貴様の言う雑魚でやられる気分はどうだ?」

 

「クッ…クソ…!!!クソ!!」

 

 

これで手札は一枚だが、このターンでブルー生徒Bは倒せる。

 

 

「ヘラクレイノスで攻撃!!バーストブレイカー!!」

 

「うわああぁぁぁあぁ!!!!!」

 

 

ブルー生徒B/2200→0

 

 

吹き飛ばされたBを無視して俺はバトルフェイズを終了した。

 

「セクトルの効果発動。デッキから再びラクエルとサムニテを特殊召喚し、ターンエンド」

 

シゲル

手札1枚 LP4000

ヘラクノイノス/ATK3000 ラクエル/ATK2100 サムニテ/ATK1600 セクトル/ATK400 ベストロウリィ/ATK1500

伏せカード2枚

 

―ブルー生徒Aのターン―

 

明らかに俺の方が優勢だが、このターンで…

 

 

「残念だったな…俺は未来融合の効果でF・G・Dを特殊召喚する!!」

 

 

Aの場に5つの首を持つ巨大な龍が現れた。攻撃力5000――それは全てのモンスターの攻撃力・守備力を凌駕する攻撃力を誇っている。

 

「カードを一枚伏せてバトルだ!!F・G・Dでヘラクノイノスに攻撃!!」

 

「クッ…悪りィ…ヘラクノイノス…」

 

 

F・G・Dの5つの首で発生した様々な攻撃によってヘラクレイノスが破壊された。

 

シゲル/LP4000→2000

 

 

「更にグランド・ドラゴンでセクトルに攻撃!!」

 

「クッ…」

 

 

シゲル/LP2000→400

 

 

これで場にはサムニテとベストロウリィしかいない。だがこれで奴の敗北が決定した。

 

 

「俺のターン!ドロー!俺は手札からスレイブタイガーを特殊召喚する!」

 

 

フィールドに少し大きな虎が現れた。するとその虎がホプロムスを担いでシゲルのデッキへと戻っていた。

 

 

「効果により俺はホムプロスをデッキに戻し、剣闘獣ダリウスを特殊召喚する!!そしてダリウスの効果発動!!」

 

場に現れた馬の様なモンスターはシゲルの墓地にあるカードを引っ張り出してきた。

 

 

「俺は墓地からヘラクノイノスを特殊召喚する!!だがダリウスの効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効化される。(頼むぜウリィ)そして場のベストロウリィとヘラクノイノスをデッキに戻す」

 

「また融合か!?」

 

「そうだ、ベストロウリィと剣闘獣をデッキに戻して、現れな剣闘獣ガイザレス!!」

 

 

フィールドにベストロウリィが鎧を着て戻ってきた。

 

剣闘獣ガイザレス/ATK2400

 

 

「は、ははは!!!驚かせんな!!攻撃力たった2400じゃねぇか!!やっぱり屑だな、ヘラクノイノスなんて強力なカードを自分で手放すなんてよ!!そんなので俺のF・G・Dを倒そうなんてよ!!」

 

「残念、すでに決着(チェックメイト)だ」

 

 

シゲルはそういうと突然F・G・Dが消え失せた。Aもユウもツバキもフェイトも驚きの表情を隠せなかった。

 

 

「ガイザレスの効果、召喚成功時フィールド上のカードを2枚まで破壊する」

 

「何だと!?」

 

「その効果により未来融合とグランド・ドラゴンを破壊した。そして俺は手札より魔法カード剣闘訓練所を発動!デッキから剣闘獣と名のついたモンスターを一体手札に加える。ラクエルをデッキから手札に加えてそのまま召喚!!」

 

 

シゲルの場に再び炎を纏った獣人が現れた。だがこの時ユウは気になった。どうしてラクエルを召喚したのか。ガイザレスとダリウスでもう相手のLPは0になるのに、シゲルはラクエルを召喚した。

 

 

「伏せカードオープン、眠る魂の咆哮」

 

「な、なんだそのカードは!?」

 

 

Aが聞いて来るがシゲルは無視をしている。するとラクエルとシゲルのデュエルディスクの墓地から炎が上がった。それはヘラクノイノスを召喚した時の様な――

 

 

「眠る魂の咆哮は墓地及び場の剣闘獣をゲームから除外して融合条件に合った剣闘獣を一体特殊召喚する」

 

 

眠る魂の咆哮

通常罠

自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって

決められたモンスターをゲームから除外し、「剣闘獣」という

名のついた融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。

 

 

「ば、馬鹿な…!!墓地に剣闘獣は…!!ヘラクノイノスの効果の時か…!!!」

 

「そうだ。墓地の2体の剣闘獣と場のラクエルをゲームから除外し、再びこの場に現れろ、ヘラクノイノス!!バトル!!ダリウスで直接攻撃!!」

 

「ば、馬鹿め!!トラップカード聖なるバr「トラップカード」なぁ!?」

 

「パラドックス・フュージョン。場の融合モンスターをゲームから除外して魔法・罠の発動、モンスターの特殊召喚のどれかを無効にして破壊する。俺はガイザレスをゲームから除外する!」

 

 

場のガイザレスが相手の場の聖なるバリア―ミラーフォースと共に粒子になって消えうせた。その時ユウは気付いた。どうしてシゲルはラクエルを召喚したのか。それはもしも相手のカードでパラドックス・フュージョンを発動した場合、このターンで止めを刺すことができないからだ。

 

 

「バトル続行、ダリウス行け!!」

 

「ぐぅう!!ば、馬鹿な…俺が…ブルーであるこの俺が…!!」

 

 

ブルー生徒A/LP4000→2300

 

 

ダリウスの攻撃を喰らったAは信じられないような目をしていた。だがシゲルはめんどくさそうに、静かに言った。

 

 

「ヘラクノイノスの攻撃。バーストブレイカー」

 

「ぐおぉぉぉぉおお!!!!」

 

ブルー生徒A/2300→0

 

 

―シゲルsideOut―

 

―ユウside―

 

「シゲル強いね!」

 

「まあな…まああの馬鹿がミスをしてたのもあるがな」

 

「ミス?」

 

 

シゲルの言葉にツバキが聞いてきた。一見ミスを犯してないように見えるが何処がミスなのか…

 

「F・G・Dでヘラクノイノスを攻撃した時だ。あのときセクトルを攻撃してもしも『眠る魂の咆哮』が無かったら俺の負けだった。あの場合攻撃力が高いヘラクノイノスじゃなくてセクトルを狙うのが普通だ」

 

「あ、そっか…5000のF・G・Dで400のセクトルに攻撃すれば…」

 

「俺のLPは0。まああの馬鹿はそんなこと考えなかったがな…ん?」

 

 

するとシゲルは辺りを見回した、ユウも辺りを見回して何かに気付いた。

 

 

「ツバキ、フェイトは?」

 

「え?あれ?さっきまでそこにいたのに…」

 

「急にだな…まあいいか、そういえばツバキ…だっけ?」

 

「は、はい」

 

 

いまだにフェイトとユウ、十代と翔以外(俺もいるぞ by三沢)と話すのが慣れないツバキだがシゲルはまた無視をした。するとシゲルは右手を出した。

 

 

「これからもよろしくな」

 

「あ、よ、よろしくお願いします」

 

 

こうしてユウ達の長いアカデミアの一日が終わりを告げ――無かった。




そして彼が3人目のメインメンバー、獣斬繁ことシゲルとその相棒のウリィです!
シゲル「どうも…ってか、俺も含めて2人の容姿とかあんまり書いてないだろ」
ああ、こっちでやることが決定したらそこらへんの説明を番外編として載せます。

ユウ「ボクのルームメイト…にしては結構しっかりしてそうだね」
チームの中には1人か2人はいるまともなメンバーです。
ユウとツバキも馬鹿な真似はしないけど・・・まあある理由がね
ツバキ「理由?」
それは今後だね。

次回予告
ユウたちが学園に入学した日、一人の少年と出会った。彼の名前は万丈目準。
とある出来事でアンティルールでデュエルを行うことになったがそのルールがユウの逆鱗に触れ――

次回:turn3 怒りの決闘?本気の罠
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