遊戯王GX~ノーバディ・レコード~   作:銀猫

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3話目です。これの投稿してしばらく様子を見ます。
その結果で今後このサイトで活動するかどうか決めます。


turn3 怒りの決闘?本気の罠

―女子寮・フェイトの部屋―

 

「どうだった?フェイトちゃん」

 

「うん…映像で見たのと同じ顔だけど…ユウがあれに関わってるとは思えないかな…」

 

「せやけど…船で見かけた時、誰かと話しておったで。やはり怪しいなあぁ…」

 

 

フェイトの部屋での会話。それ以前にこそこそとしている3人組の方が怪しかった事に誰も気づかなかった。

 

―レッド寮・食堂―9時―

 

あの後ツバキを女子寮に送ってからユウとシゲルは歓迎会に参加した。その時十代と翔とシゲルが自己紹介をしてすぐに打ち解けた。ちなみに十代と翔の部屋は隣らしい。

 

 

「へぇ…あのクロノスに勝ったのか」

 

「まあな。それを言ったらユウなんか俺よりも凄かったぜ。いつか俺のヒーローと戦おうぜ!!」

 

「うん、いいよ」

 

「あ、あの…3人とも不味いっすよ…」

 

「「「何が?」」」

 

 

十代とユウ、シゲルがご飯を食べながら受験の時などのなど話をしていた。それに翔は大徳寺先生が話をしていたのを翔が説明しようとしていた。だが大徳寺先生の「小さいことは気にしないのにゃ」という言葉で再び3人は食べ始めた。

 

―女子寮――11時―

 

「それではよろしくお願いします」

 

「「「「お願いします」」」」

 

 

ブルー女子寮の寮長である鮎川の挨拶が終わり、生徒達は目の前の御馳走を食べ始めた。だがツバキだけが少し浮いていた。周囲には仲良くなった生徒がグループを作って会話をしていたが、ナミネは昼間はレッド寮に行っていたのでそんな友達は――

 

 

「ツバキ~!!」

 

 

いた。いつの間にかいなくなていたフェイトだ。フェイトの横には栗色の髪の少女が2人並んで歩いてきた。

 

 

「フェイト?どうしたの?」

 

「ううん。さっきから一人ぼっちでいたから…一緒に行こ?」

 

「いいの…?」

 

 

少し躊躇いがちにツバキが聞くとフェイトは笑顔で頷いた。その時左右にいた2人の紹介をしてないのに気付いた。

 

 

「この2人は私の友達のなのはとはやてだよ」

 

「高町 なのはだよ。よろしくね」

 

「八神 はやてや、よろしく」

 

「ひ、姫野 椿でしゅ……」

 

 

ツバキは思いっきり噛んでしまった。それになのは達は必死に笑いをこらえているがツバキは顔を赤くして体育座りで隅っこに座ってしまった。

 

 

「ごめな~ツバキ~(クスッ)」

 

「わあぁ~~~///」

 

 

はやての反応に更にツバキは顔を赤くしてしまった。するとなのはが出入り口の方を見て何かに気付いた。

 

 

「あれ?あれって…天上院さん?」

 

 

なのはの言うとおり天上院 明日香が何処かに行こうとしていた。気になった4人は後を付けることに。

 

 

―レッド寮・十代と翔の部屋 午後11時15分―

 

 

「いや~食った食った!」

 

「案外うまかったな」

 

「そうだね、はい」

 

「兄貴、お茶」

 

 

十代とシゲルが座っていると翔とユウがお茶を持ってきた。翔は寝ていた前田 隼人にもお茶を渡そうとしたが、いらないと言われてしまった。

 

その時十代のPDAにメールが届いた。そこにはブルーの生徒(万丈目 準)のボイスメッセージが入っていた。

 

『やあ、ドロップアウトボーイ。午前0時デュエルフィールドで待っている。互いのベストカードを賭けたアンティルールでデュエルだ。勇気があるなら来るんだな。それとユウとか言うガキも連れてこい』

 

「へへ…面白くなってきたぜ!」

 

「ボクも呼ばれた?まあいいか…」

 

 

十代の横で「でも」とユウが呟くと同時に部屋の空気が凍った。

 

 

「大事なカードを賭けてか…」

 

「お、おいユウ…?」

 

「ユ、ユウが怖いっす!」

 

 

シゲルが声をかけるがユウは聞こえていないのかものすごく(怖い)笑みを浮かべていた。それに翔と十代が震えていた。一方隼人は寝てしまったのか気にしていない。

 

 

―午前0時―

 

ユウ、十代、シゲル、翔がブルー専用デュエルリングへ向かっていた。終始翔は十代とユウを止めようとしていた、がシゲルに「諦めろ。こういう奴らだろ」と言われた。

 

そして4人がデュエルリングに着いた時万丈目の他に昼間レッド寮でツバキとフェイトに声をかけてシゲルに負けた2人組もいた。

 

 

「よく来たな、91番、110番」

 

「「あ、あの時の!!!」」

 

 

万丈目の後ろから2人組がユウとシゲルを指さして言った。昼間の出来事を知らない翔はどうして2人が指差されているのか気になった。

 

 

「ユウとシゲル君の知り合いっすか?」

 

「「…………誰?」」

 

 

ユウとシゲルの言葉で明らかに2人組はキレていたが万丈目に制止された。

 

 

「へへ、デュエルと聞いちゃあ来ない理由は無いぜ」

 

「見せてもらうぜクロノス教諭を倒したのがマグレなのか実力なのか」

 

 

その言葉を聞いて静かにユウが十代の前に立った。

 

 

「一つ聞きたいけど、ボクを呼んだのもクロノス先生を倒したから?」

 

「そうだ。それと貴様の持つスピリットを頂くためだ」

 

 

万丈目の言葉にシゲルはいらっときたが、それ以前にキレていた人物がいた。

 

 

 

「残念だけどスピリットは渡さない…そして…完膚なきまでに倒す…!!」

 

 

ユウだった。ユウの言葉に若干の殺気が混ざっているのを全員が感じた。だが万丈目はそれを気のせいだと震える脚に言い聞かしてユウを指差した。

 

 

「俺と勝負しろ!!」

 

「いいよ、だけどスピリットは使わない。アンティを持ちかけたのを後悔さしてあげる」

 

 

そしてユウはデュエルリングへ上がった。それと同時にデュエルリングが起動した。

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

―ユウのターン―

 

「『オレ』のターン、ドロー!!」

 

 

ユウのドロー宣言に何か違和感を感じたシゲルは横にいた2人に話しかけた。

 

 

「…なあ、今ユウ『オレ』って言ったよな?」

 

「ん?そうか?」

 

「聞いてなかったっす」

 

「言ってたわ」

 

 

そう言ったのは背後から来た明日香だった。その後ろにはツバキ達4人もいた。ツバキも驚いた表情をしていた。

 

 

「明日香?どうしたんだ?」

 

「あなたたちの事だから来るとは思っていたわ」

 

「ツバキは何してんだ?」

 

「明日香さんが寮を出て行くのが気になって…」

 

 

そんなこと言っているうちにユウがカードを伏せて終了宣言をしていた。

 

ユウ

手札3枚 LP4000

セットモンスター1体

伏せ一枚 魂吸収

 

「魂吸収?スピリットデッキにあんなの入って無かっただろ」

 

「確か入って無い…大和之神とかしか除外するカードは無いし…」

 

 

シゲルとツバキがそう言ってる間に万丈目のターンへと移った。

 

 

―万丈目のターン―

 

「俺のターン、ドロー!!俺はリボーン・ゾンビを攻撃表示で召喚!!」

 

 

リボーン・ゾンビ/ATK1000

 

万丈目の場に所々が腐っている人型のモンスターが現れた。それを見たツバキは怯えながらシゲルの背後に隠れた。どうやらアンデットやゾンビの類が苦手のようだ。

 

 

「リボーン・ゾンビで裏側守備モンスターを攻撃!!」

 

「残念。メタモルポットの効果発動!!」

 

 

ユウの場の壺の中に入ったモンスターがお互いの手札を吸いこんだ。

 

「お互いの手札は捨てる…が、攻撃宣言時永続罠発動!マクロコスモス!!効果により墓地へ送られるカードは除外される!」

 

「何だと!?」

 

「除外されたカードは9枚…よって魂吸収の効果で4500ポイントライフを回復する!」

 

 

ユウ/LP4000→8500

 

 

「クソ…カードを二枚伏せてターン終了!!」

 

 

万丈目

手札3枚 LP4000

リボーン・ゾンビ/ATK1000

伏せカード2枚

 

 

「オレのターン!ドロー!!」

 

 

ユウのドロー宣言を聞いたツバキは小さな声で呟いた。

 

 

「…なんか…ユウじゃない…みたい…」

 

 

だがその呟きを聞く者はいなかった。しかしデュエルは続く。一方万丈目の取り巻きの2人組はこの世のものではないモノを見るような気分だった。

 

 

「オレは魔法カード封印の黄金櫃を発動!!デッキのカードを一枚除外し、2ターン後手札に加える!!効果によりネクロフェイスをゲームから除外!!」

 

「きゃぁぁ!」

 

 

ユウの選択したモンスターがホラー系のアンデットモンスターだったのでまたツバキは震えてしまった。だが本当のネクロフェイスの恐怖は外見ではない。

 

 

「ネクロフェイスの効果発動!!ゲームから除外された時、お互いにデッキの上から5枚ゲームから除外する!!」

 

「5枚のカードだと!!?」

 

 

お互いのデッキの上から5枚のカードがマクロコスモスに吸い込まれていった。

 

 

「更に除外されたカードは12枚、よって6000ポイントライフを回復する!!」

 

 

ユウ/LP8500→14500

 

 

「ば、馬鹿な!?ライフが10000を超えるだと!?」

 

「更に墓地にモンスターが存在しないため、手札からガーディアン・エアトスを特殊召喚する!!」

 

ユウの場に純白の翼を背に生やした天使が舞い降りた。

 

ちなみに補足だがこの世界ではガーディアン・エアトスは比較的高価だが流通している。

 

 

「こ、攻撃力2500のモンスターを生贄なしで召喚しただと…!!」

 

「ガーディアン・エアトスでリボーン・ゾンビに攻撃!精霊のオペラ!!」

 

「ウグッ…リボーン・ゾンビが…!!」

 

 

エアトスの放った衝撃波がリボーン・ゾンビに直撃し、リボーン・ゾンビは消滅した。

 

万丈目/LP4000→2500

ユウ/LP14500→15000

 

「カードを伏せてターン終了」

 

ユウ

手札3枚 LP15000

ガーディアン・エアトス/ATK2500

伏せ1枚 マクロコスモス 魂吸収

 

―万丈目のターン―

 

「オレのターン!!ドロー!!俺は伏せていた魔法カード|D・D・R《ディファレント・ディメンション・リバイバル》を発動!!手札を一枚捨て、ゲームから除外されているモンスターを一体特殊召喚する!!」

 

ユウ/LP15000→15500

 

 

「効果によりメタモルポットの効果でゲームから除外された地獄戦士(ヘルソルジャー)を特殊召喚、更にリバースカード地獄の暴走召喚を発動!!自分が攻撃力1500以下のモンスターを特殊召喚成功した時、同名カードを特殊召喚する!!そして相手は自分の場のモンスターと同名カードを特殊召喚できる!」

 

フィールドに3体の地獄戦士が並んだ。

 

 

「効果により地獄戦士をデッキから2体特殊召喚する!!」

 

「デッキ、手札にエアトスはもういない」

 

 

ユウ/LP15500→16000

 

「更にヘル・アライアンスを装備。装備モンスターと同名カード一枚につき、装備モンスターは800ポイント攻撃力が上がる!1600アップだ!!」

 

地獄戦士/ATK1200→2800

 

 

「エアトスを越えた!」

 

「バトル!地獄戦士でエアトスに攻g「リバースカードオープン!」なぁっ!!」

 

「グランドクロス!このカードは場にマクロコスモスがある時発動できる!!フィールド上のモンスターを全て破壊し、相手に300ポイントダメージを与える!!」

 

「なに!?」

 

フィールドで起こった大爆発に巻き込まれ、3体の地獄戦士とエアトスが破壊された。さらに魂吸収とグランドクロスのライフ変化が起こる。

 

 

万丈目/2500→2200

ユウ/16000→19500

 

 

「くうぅ……俺はモンスターとカードを伏せてターン終了!!」

 

万丈目

手札1枚 LP2200

伏せモンスター1体

伏せカード1枚

 

万丈目の伏せたカード、それは聖なるバリア ミラーフォースと魂を削る死霊だ。ミラーフォースで攻撃モンスター破壊、もし破壊されても魂を削る死霊は戦闘破壊されない。

これでしばらく時間を稼ぐができる。『並大抵』の相手なら。

 

 

―ユウのターン―

 

「オレのターンドロー!手札からカオス・グリードを発動!墓地にモンスターが存在せず、除外されてるカードが4枚以上ある時2枚ドローする!!」

 

ユウ/19500→20000

『並大抵』ではないユウには関係が無かった。

 

 

「手札から魔法カード『異次元からの罠』を発動!!」

 

 

ユウ/LP20000→2000

 

 

「何!?LPが2000まで減っただと!?」

 

「異次元からの罠はライフが10000以上ある時発動することができる。ゲームから除外されている罠を一枚発動することができる」

 

 

異次元からの罠

通常魔法(制限)

ライフポイントが10000以上ある時、ライフを2000になるように払う。

ゲームから除外されてる自分の通常罠を選択する。

このカードは選択したカードの効果になる。

 

 

「だ、だが!貴様のライフは2000まで下がった!次のターンが来れば俺にも勝機が「来ないよ」なんだと!?」

 

「だって…このターンで終わるから選択するのはD.D.ダイナマイトだ!このカードは相手の除外してあるカード一枚につき300ポイントのダメージを与える!!」

 

「なん…だと…!!」

 

「17枚除外されている…5100ポイントダメージを与える!!」

 

「う、うわああああああああああああぁぁぁぁあぁ!!!!!!」

 

 

万丈目/2200→0

 

爆発により万丈目はデュエルリングから転げ落ちてしまった。だがユウは万丈目を無視して8人の元へと向かった。

 

 

「ユウ…お前…」

 

「…あれが僕の本気……『異次元デッキ』だよ」

 

 

デュエルを楽しみ、そしてカードを、モンスターを大事にするユウのスピリットデッキとは違う異次元デッキ。その存在がシゲルとツバキには信じられなかった。

 

 

「っ!?不味い、ガードマンよ!!此処から逃げるわ!!」

 

 

明日香の声に促されてその場にいたメンバー達はすぐに校舎の外へと出た。そこで女子寮メンバーと別れた。

 

―レッド寮前―

 

「なんか疲れたな…」

 

「そうっすね…」

 

 

もう日付を1時間前に越えてしまったためか、4人は疲労困憊だった。すぐに十代と翔は部屋へ戻ってしまった。ユウも部屋に戻ろうとするが部屋の鍵はシゲルが持っていることに気付いて開けてもらおうとして振り返ると――。

 

 

「誰だ?そこにいるのは」

 

 

シゲルがある茂みを睨んでいた。見た感じそこには誰もいない感じがする。が、茂みが揺れた。

 

 

「あかんわ~、どうしてもバレてまうな…」

 

「うん、まあ仕方が無いね」

 

「にゃははは…そうだね…」

 

 

そこにいたのはなのは、フェイト、はやての3人だった。ユウはシゲルの近くまで歩いて行って3人の服装がブルー女子の制服ではないことに気付いた。

 

 

「一体何の用だ?わざわざ気配消してまで付けてくるには何か理由があるんだろ?」

 

「どうする?はやて」

 

「う~ん…見逃しては…くれへんやろな…」

 

 

困った感じでフェイトがはやてに聞くが、はやては判断に困っている感じだ。するとなのはは一歩前にでてきて、2人を見た。そしてなのはが言った言葉が2人の運命を変えた。

 

 

「…2人は異世界って信じる?」




試験期間として投稿する3話目が投稿完了しました。
シゲル「また微妙なところで終わったな…」
うん、自分でも思ってる。中途半端すぎるって。
まあ、もしも活動しないってなったら同名作品を探せば出るからね。同じ名前でやってるから。

ユウ「で。今回のボクって何かおかしい…」
まあ、ブチ切れたらああなりますってこと。異次元デッキは一応ユウのサブデッキだけど出番は全くない
ツバキ「そ、それってあまんまり…」
いや、他サイトで投稿した80話あまりの中で出てきた回数が片手で数える程…
改訂版の改訂版みたいに少し流れを変えるかな

ツバキ「それと…3人って…」
まあ、詳しいことだと次回だね。前回でフェイトが出てきてる時点である程度予想してる人がいるかもしれないけど。
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