遊戯王GX~ノーバディ・レコード~   作:銀猫

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turn38 剣闘VS機甲 その前に全弾発射?前編

紫苑VSカミューラから9日後。

 

紫苑が感情を手に入れた事に関して更に学園内の紫苑の人気が上がっていた。しかし紫苑はそんな事はどこ吹く風で十代達とよく過ごしていた。

 

 

その間に管理局の介入は特になかった。紫苑に聞いたところによるとアースラの通常戦力としては恐らく世界の矛盾と同じ人数しか残っていないようだ。

 

 

 

 

え?時間が飛びすぎ?その間のセブンスターズ戦やイベントは?

 

 

………ダイジェストでどうぞ。

 

 

 

―VS正司―

 

 

簡単に言うと万丈目が勝った事に納得しない万丈目のもう一人の兄である正司が他の奴と勝負する様に言った。

 

そしてその相手が何故かシゲルだった。

 

 

シゲル(ハンデ:ATK0の通常モンスターのみ)VS正司

 

「「デュエル!!」」

 

 

シゲルのハンデはモンスターは攻撃力0の通常モンスターのみ。ちなみにモノの20分で完成させた。

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターン!!俺は凡骨の意地を発動!!更にカードを伏せ、魂虎(ソウルタイガー)を守備表示で召喚!!ターンエンド!!」

 

 

魂虎/DEF2100

 

シゲル

LP4000 手札3枚

魂虎/DEF2100

凡骨の意地 伏せカード1枚

 

 

―正司のターン―

 

「俺のターン!!フハハハハハハ!!俺は融合を発動!!手札のロード・オブ・ドラゴンとラグナロクを融合!!」

 

 

やはり初心者とは思えないドローだ。初ターンで正司はデッキのエースを特殊召喚した。

 

 

「融合召喚!!竜魔人キングドラグーン!!」

 

キングドラグーン/ATK2400

 

フィールドにドラゴン族サポートモンスターとしては上級なモンスターが現れた。

すると正司は手札のドラゴンを次々に出した。

 

 

「キングドラグ―ンの効果で手札のダイアモンド・ドラゴンを特殊召喚!!そして神龍ラグナロクを通常召喚!!」

 

ダイアモンド・ドラゴン/ATK2100

ラグナロク/ATK1500

 

 

一気に3体のモンスターを並べた。それに観客席の十代達は驚いているがシゲルは平然としている。

 

 

「バトルフェイズ!!キングドラグーンで魂虎に攻撃!!」

 

「……………………」

 

 

シゲルの場の壁モンスターが破壊された。しかしシゲルはそれに無反応だった。そのことに気付かないのか、ご機嫌に正司は更に二体のモンスターで攻撃宣言を行った。

 

 

「フハハハハハハハハハ!!2体のモンスターの攻撃!!」

「…………………………………はぁ」

 

 

シゲル/LP4000→400

 

 

3000越えのダメージを喰らってもシゲルはため息一つしかして無かった。

それに流石に正司も違和感を感じていたが手札のカードを見てほくそ笑んだ。

 

「カードを一枚伏せてターンエンド!!(伏せたのは聖なるバリア…これで俺の勝ちに揺るぎは無い!!)」

 

 

正司

LP4000 手札0枚

キングドラグ―ン/ATK2400 ダイアモンド・ドラゴン/ATK2100 ラグナロク/ATK1500

伏せカード1枚

 

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターン!!凡骨の意地の効果発動!!ドローしたのは通常モンスター、よって更にドロー!!引いたのは通常モンスター!!ドロー!!ドr(ry」

 

 

長くなるので以下略。

 

ちなみにこのターンのうちデッキの残りの3分の2(約20枚)を引いたと追記しておこう。

 

「ドロー!!ここで打ち止めだ」

「だがそんなに手札を溜めこんで俺に勝てるわけがない!!」

 

 

正司の言うとおり、手札が20枚越えているだけで場に伏せカードだけなのだが――

 

 

「ゲームセット」

 

「っ!?」

 

 

シゲルがめんどくさそうにそう言い放った。それと同時に無数の弾丸が正司を襲った。

 

 

「ぐおぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおおおぉぉ!!!!??」

 

 

 

正司/LP4000→0

 

「リバース罠、全弾発射」

 

 

全弾発射

通常罠

このカードの発動後、手札を全て墓地へ送る。

墓地に送ったカードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

 

シゲルの攻撃力0のモンスターしかいないデッキで考えたハンドバーンデッキ。

凡骨の意地と手札コストにするカードを組み合わせて作ったのだが、魔法・罠の枚数が少ないため一瞬で終わるのだ。

 

それにより終了したのだが――あまりにも短かったのでカット。

 

 

他にも無敗と言われた伝説のデュエリストやアマゾネスと言われているデュエリストと鍵をかけて闘ったり、偽物の探偵団なども現れた。

 

 

え?なんで出さないのかって?

 

 

原作(セブンスターズ)以外全部ワンキルだからだ。

 

 

そんなこんなで残り2人となったセブンスターズ。

だが他にも数日後に控えた学園祭も忙しい状況だった。それぞれが夏祭りの時みたいに準備を始めようとしていたのだが――

 

 

 

 

 

「え?工事?」

 

 

 

レッド寮食堂で食事をしていた生徒は大徳寺の言葉に顔を見合わせていた。

 

 

「レッド寮の白アリ検査の時に耐震強度に問題があると分かったのニャ。荷物はそのまま置いといて構わないのですが、聖牙君と獣斬君、それと今イエロー寮にいる剱都君の部屋は一階に移ってもらうことになったのニャ」

 

「ん?」

「俺達が?」

 

 

その言葉に部屋主である2人が反応した。すると分かるように大徳寺が説明を始めた。

 

 

「部屋から白アリの巣が見つかったので、修繕するのにも時間がかかるからいっそのこと完全に移ってもらうことにしたのニャ。後で荷物をまとめとくように」

 

 

―翌日―

 

―カンカンカン!!―

 

―ドドドドドド!!―

 

 

 

そんな音がレッド寮に響いていた。朝の8時から工事会社の人が来て足場を組んでから大徳寺の言うように全体的にレッド寮の補強工事が始まった。

 

 

 

「こいつは本格的だな…」

「だね。夕方まで入れないって言うからどうする?」

 

 

 

ほとんどの生徒は学園祭の準備の手伝いなどに向かっていた。あまりに人数が多すぎるのでこれ以上来なくていいといわれるほどだ。そんな時にはぶられた2人だった。

 

 

「なぁ~にしてんだ?」

「あ、剱都」

 

 

そうこうしているうちにカミューラを連れて剱都がやってきた。連絡でカミューラの戸籍を作るのに手間取っていたから帰るのが遅れると言っていたのだがやっと戻ってきたようだ。

 

 

「見ての通りレッド寮の補強工事でな…暇を持て余してんだ」

「………!」

 

 

シゲルの言葉を聞いて剱都は何かを思いついたようにニヤリとした。傍から見ればただの悪い顔だ。

 

 

「シゲル、なら一戦交えるか?」

「お…いいな」

 

 

そして始った――

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

シゲルVS剱都

 

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターン!!こいつは手札のモンスターを捨ててることで特殊召喚できる、剣闘獣ホプロムスを捨てバウンドを特殊召喚!!」

 

剣闘獣バウンド/ATK1000

 

 

「更にシンクローンリゾネーターを召喚!!行くぜ、シンクロ!!」

 

「!速い!!」

 

 

手札消費3枚で初手にレベル5のシンクロを行った。

そしてレベル5のシンクロは初めてだった。

 

 

「レベル4のバウンドにレベル1のシンクローンリゾネーターをチューニング!!

獣の魂を守りし者よ、今を生きる者達を滅びから守りたまえ!!」

 

☆4 + ☆1 = ☆5

 

 

「シンクロ召喚!!剣闘獣ガイア・ヘッド!!」

 

 

ガイア・ヘッド/DEF2100

 

フィールドに恐竜のパキケファロの様なモンスターが現れた。今までに使った事のないカードだ。

 

それにしてもやけに守備力が高い。

 

 

「ターンエンド!」

 

シゲル

LP4000 手札3枚

ガイア・ヘッド/DEF2100

伏せカードなし

 

 

―剱都のターン―

 

「俺のターン!!(…口上から察するに戦闘で守る様なカード……おもしれぇ…!!)手札のマシンナーズ・エアロイドは相手の場にのみモンスターが存在する場合手札から特殊召喚することができる!!」

 

マシンナーズ・エアロイド

星3/地属性/機械族/ATK1200/DEF1000

相手フィールド上にモンスターが存在し、

自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、

このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

 

 

マシンナーズ・エアロイド/ATK1200

 

 

フィールドに巨大な飛行船が襲来して来た。そしてその上に細長い刀の様なモノを持った機械兵がたたずんでいた。

 

 

「更に手札のマシンナーズ・カーネルはマシンナーズと名のついたモンスターが特殊召喚に成功した時、特殊召喚することができる!!」

 

マシンナーズ・カーネル

星2/地属性/機械族/ATK800/DEF100

「マシンナーズ」と名のついたモンスターが特殊召喚に成功した時、

このカードを手札から特殊召喚することができる。

「マシンナーズ・カーネル」はフィールドに1体しか存在できない。

 

マシンナーズ・カーネル/ATK800

 

 

「そしてマシンナーズ・リサイクラーを召喚!!行くぜ!!

レベル3のマシンナーズ・エアロイドとレベル2のマシンナーズ・エアロイドにレベル2のマシンナーズ・リサイクラーをチューニング!!

無音を尽き破り轟音よ、全てを貪り喰らい尽くせ!!」

 

☆3 + ☆2 + ☆2 = ☆7

 

「シンクロ召喚!!マシンナーズ・グールイーター!!」

 

 

マシンナーズ・グールイーター/ATK2400

 

 

フィールドに大きな口を持った鰐の様なモンスターが現れた。

すると剱都の墓地のカードが2枚飛び出した。

 

 

「マシンナーズ・リサイクラーの効果!!墓地のカーネルとエアロイドを除外しカードを2枚ドローする!!」

 

 

僅か手札消費1枚でシンクロを行った剱都と手札3枚を消費してシンクロを行ったシゲル。しかし、剱都は明らかにある事が気になっていた。

 

それは――

 

 

「おかしいわね」

「え?」

 

 

観戦していたユウとカミューラ。カミューラが口走った言葉にユウが首を傾けたのだが、今まででどこかおかしい所なんてなかった気がするのだ。

 

 

「あのシゲルって言う奴は少なくとも剱都や紫苑と同じぐらいかそれ以上の腕前なんでしょ?」

 

「うん、そうだけど…」

 

「そんな男が、手札消費3枚でモンスター1体を出すと思う?」

 

 

そう、先日の十代VSカミューラ戦の時に十代は手札消費4枚でテンペスターを召喚した。その時剱都は手札消費の激しいモンスターを序盤で出して破壊された時のダメージは計り知れないという事を言っていたのだ。

 

そしてシゲルもそのことを知っているはずだった。

 

 

「カードを一枚伏せ、バトル!!マシンナーズ・グールイーターでガイア・ヘッドに攻撃!!グリードイート!!」

 

 

大きな口を開けたグールイーターに飲み込まれるようにガイア・ヘッドが食われてしまった。しかし、その時グールイーターの腹の部分が光り出した。

 

 

「ガイア・ヘッドの効果発動!!このカードが相手によって破壊された場合、デッキから剣闘獣と名のついたモンスターを2体特殊召喚する!!来い、ベストロウリィ!!エクイテ!!」

 

 

ベストロウリィ/ATK1500

エクイテ/ATK1600

 

フィールドに2体の鳥獣族モンスターが現れた。するとその2体の鳥獣が生み出した突風が剱都に襲いかかった。

 

 

「ベストロウリィの効果!!特殊召喚成功時、そのセットカードを破壊し、さらにエクイテの効果で墓地のバウンドを手札に加える!!」

 

 

そして破壊された剱都の伏せカードはツイン・ボルテクスだった。しかしそんな事は剱都の許容範囲だったようで、剱都はニヤリと笑った。

 

 

「シゲル、残念だったな!グールイーターはその名の通り食い意地が汚いんでな!!このカードが相手モンスターを戦闘で相手モンスターを破壊した時、更に攻撃することができる!!これに回数制限は無い!!」

 

 

マシンナーズ・グールイーター

シンクロモンスター

星7/地属性/機械族/ATK2400/DEF1500

チューナーモンスター+「マシンナーズ」と名のついたチューナー以外のモンスター2体以上

このモンスターは相手モンスターを戦闘で破壊した時、更に攻撃することができる。

このモンスターが破壊された時、墓地に存在するレベル4以下の地属性・機械族モンスターを1体特殊召喚することができる。

 

 

「追撃のグリードイート!!」

 

 

再びグールイーターが口を大きく開けて迫ってきた。それに今度はシゲルがにやりと笑った。

 

「剱都、残念だったな!ガイア・ヘッドが破壊されたターン一度だけ相手の攻撃を無効にする効果を持っている!!追撃が成功しない場合グールイーターの効果も発動しない!!」

 

 

剣闘獣ガイア・ヘッド

シンクロモンスター

星5/地属性/恐竜族/ATK1200/DEF2100

チューナー+「剣闘獣」と名のついたチューナー以外のモンスター1体以上

このモンスターはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。

このモンスターが相手によって破壊された場合デッキからレベル4以下の「剣闘獣」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚することができる。

このモンスターが破壊されたターン、相手モンスターの攻撃を一度だけ無効にする事ができる。

 

 

「チッ、口上の守りってそっちか…俺はターンエンドだ!!」

 

 

剱都

LP4000 手札4枚

マシンナーズ・グールイーター/ATK2400

伏せカード無し

 

 

―シゲルのターン―

 

先程カミューラはシゲルのハンドアドバンテージが大きいと言ったが、場に2体のモンスターが残されている今の状況ではそうでもない。

 

 

「俺のターン!!(伏せカードがない…やっぱガイザレスの効果破壊警戒だろうな。分かっていて伏せるような真似はしないだろうし…が、なら今攻めるしかないな)俺はラクエルを通常召喚!!」

 

 

ラクエル/ATK1800

 

フィールドに緑の鳥人、青い鳥人、そして赤い炎の獣人がそろった。流れはシゲルに来ていた。

 

 

「そして場のベストロウリィとエクイテをデッキに戻し、ガイザレスを召喚!!」

 

『ふむ…一気に決めるかけるかの』

 

 

ガイザレス/ATK2400

 

 

「まあ、そうだな。ガイザレスの効果発動!!グールイーターを破壊する!!」

「クッ…!!だが、グールイーターの効果発動!!墓地のリサイクラーを召喚!!」

 

 

フィールドに再びマシンナーズ・リサイクラーが現れた。これで攻撃で4000を超える事は無くなった。

 

 

「バトル!!ラクエルでリサイクラーに攻撃!!そしてガイザレスで直接攻撃!!」

 

「グッ…!!」

 

 

剱都/4000→1600

 

 

一気にライフの半分を削ったシゲル。しかも序盤の手札アドバンテージも既になくなっていた。その上剣闘獣特有の効果もある。

 

 

「そしてガイザレス、ラクエルをデッキに戻す!!ラクエルの効果でダリウスを、ガイザレスの効果でラクエル、ダーツを召喚!!」

 

ダリウス/ATK1700

 

ラクエル/ATK1800

 

ダーツ/ATK1500

 

 

めまぐるしくシゲルのフィールドのモンスターが入れ替わった。

 

 

「ダリウスの効果!!墓地のホプロムスを特殊召喚!!さらにラクエルは自身の効果で攻撃がアップし、ダーツの効果でデッキからダーク・リゾネーターを召喚!!」

 

ラクエル/ATK1800→2100

 

ホプロムス/DEF2100

 

ダーク・リゾネーター/DEF300

 

 

流石としか言えないような展開でモンスターゾーンを全て埋めてしまった。

 

 

 

 

「「…………………」」

 

 

その光景に先程ハンドアドバンテージが酷いと言っていたカミューラもユウも絶句していた。しかしこれで終わりではない。『剣闘獣』が『ラクエル』を含めて『3体』存在している。

 

 

「ラクエル、ダーツ、ホプロムスをデッキに戻し剣闘獣ヘラクレイノスを攻撃表示で特殊召喚する!!」

 

 

ヘラクレイノス/ATK3000

 

フィールドに巨大な剣と楯を持った炎を身に纏った巨大なモンスターが現れた。さらに残された馬の獣人と音叉を持った悪魔が飛び上がった。

 

「レベル4のダリウスにレベル3のダークリゾネーターをチューニング!!

獣の魂を受け継ぐものよ、雷鳴とともにその怒れる尾を振り上げろ!!」

 

☆4 + ☆3 = ☆7

 

 

「シンクロ召喚!!来い、ヴォルテック・テール!!」

 

 

ヴォルテック・テール/ATK2200

 

「ターンエンド!!」

 

シゲル

LP4000 手札5枚

ヘラクレイノス/ATK3000 ヴォルテック・テール/ATK2200

伏せカード無し

 

―剱都のターン―

 

「(おいおい……あいつが味方でよかったぞ…)俺のターン!!」

 

剱都はシゲルの僅かな手札消費とその速さに心の中で引き攣りながらカードを引いた。流石に此処までされると普通なら戦意を失ってしまう。

 

 

「マシンナーズ・ソルジャーを攻撃表示で召喚!!効果で手札のマシンナーズ・バックアップを特殊召喚する!!」

 

 

マシンナーズ・ソルジャー/DEF1500

マシンナーズ・バックアップ/DEF800

 

フィールドに片腕が剣の機械兵士と固定砲台の様なモンスターが現れた。しかしそれではヘラクレイノスどころかヴォルテック・テールに勝てない。

 

 

「そして手札のマシンナーズ・ブルースとマシンナーズ・フォートレスを墓地に送り、フォートレスを特殊召喚する!!」

 

フォートレス/ATK2500

 

今度は軽戦車の様なモンスターが現れた。このモンスターは戦闘破壊されればカードを破壊する効果を持っている。そしてこの攻撃力――

 

 

「バトル!!フォートレスでヴォルテックテールに攻撃!!」

「クッ…!!」

 

 

シゲル/LP4000→3700

 

「ターンエンドだ!!」

 

剱都

LP1600 手札0枚

マシンナーズ・ソルジャー/DEF1500 マシンナーズ・バックアップ/DEF800 マシンナーズ・フォートレス/ATK2500

伏せカード無し

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターン!!(伏せカードは無し、向こうで注意すべきはフォートレスの破壊効果…が、こいつぁ…)俺は剣闘獣バウンドを召喚し効果発動!!墓地のヴォルテック・テールを除外し、バウンドがフィールドから離れた時特殊召喚する!!」

 

バウンド/ATK1000

 

フィールドにボール状の獣が現れた。それと同時に墓地の雷の獣が消えた。

 

 

「手札のスレイブタイガーは自分の場に剣闘獣と名のついたモンスターが存在する時、特殊召喚することができる!!そしてこのモンスターはリリースすることで場の剣闘獣をデッキに戻し、剣闘獣を特殊召喚することができる!!バウンドを戻し、ベストロウリィを特殊召喚!!」

 

 

 

『シゲルよ、何度出す気なのだ?』

 

ベストロウリィ/ATK1500

 

ウリィが最近過労過ぎではないのかとダークに話していたのはシゲルは知らない。

しかしシゲルは気にせず進めた。

 

 

 

「あれ?剱都帰ってきたんだ」

 

「けどなんで2人が戦ってるの…」

 

「レッド寮の修繕で部屋に入れないから暇つぶしにだってさ」

 

 

ブルー寮からレッド寮に向かっていたツバキと紫苑、それとジュンコに準備を終えたのか学園祭の手伝いをしていたはずの十代達もやってきた。

 

 

「結構接戦なんだな。二人とも慎重に行ってるみたいなんだな」

 

 

隼人が先程の剣闘獣の大量展開を見ていないため、その言葉を聞いたユウとカミューラは――

 

 

「「…………………」」

 

「ど、どうしたんすっか?」

 

遠い目をしていた。

 

 

「バウンドがフィールドから離れたため、ゲームから除外されてるヴォルテック・テールを召喚!!そしてフィールドのヴォルテック・テールとベストロウリィをデッキに戻し再びガイザレスを召喚!!」

 

『……もういいわい』

 

 

ガイザレス/ATK2400

 

 

最早何度も行われた展開にウリィはため息をついた。それと同時にこの状況を諦めた。

するとガイザレスの起こした旋風が剱都の場のモンスターを――

 

 

 

 

「墓地のマシンナーズ・ブルースの効果発動!!」

『グォ!?』

「ガイザレス!?」

 

巻き起こした旋風をも切り裂く機械の武士が現れた。それによりガイザレスは真っ二つに切られてしまった。すると剱都は墓地のモンスターを一体取り出した。

 

 

「こいつは自分フィールド上のカードが破壊される効果が発動した時、自分のフィールドのモンスター1体破壊し特殊召喚する!!」

 

マシンナーズ・ブルース

効果モンスター・チューナー

星1/地属性/機械族/ATK100/DEF100

このカードが墓地に存在する時、自分フィールド上のカードを破壊する効果が発動した場合、そのカードを無効にし破壊することができる。

その後自分フィールド上のモンスターを破壊し、このカードをフィールド上に守備表示で特殊召喚することができる。

「マシンナーズ・ブルース」の効果はデュエル中に1度しか発動できない。

 

 

マシンナーズ・ブルース/DEF100

 

マシンナーズ・ソルジャーが消えると、マシンナーズ・カーネルの様な刀を持った侍が現れた。

 

 

 

『中々良い風だ』

「「「「「「「……喋ったぁァアアァァァァアァァァ!!!!!!」」」」」」」

 

「「「え?」」」

 

 

マシンナーズ・ブルースが喋った。それに全員が反応した。カミューラもヴァンパイア・ロードのマスターであるため精霊は見えた。

 

 

『さて、我が主よ。力を貸しますぞ』

 

「…あ、ああ。さて、シゲルどうする?ガイザレスが破壊されたがいまだにヘラクレイノスの攻撃を行う事ができるぜ」

 

 

剱都の言葉にシゲルは考えていた。マシンナーズ・フォートレスに攻撃すれば間違いなくヘラクレイノスは破壊されてしまう。すると残されるのはバックアップかブルースだ。そしてブルースはチューナー――

 

 

「バトルフェイズ!!ヘラクレイノスでマシンナーズ・ブルースへ攻撃!!バーストブレイカー!!」

「フィールドのマシンナーズ・バックアップの効果発動!!攻撃対象をこのカードに移し、そしてこのカードが戦闘破壊された時カードを一枚ドローする!!」

 

 

マシンナーズ・バックアップ

効果モンスター

星4/地属性/機械族/ATK400/DEF800

「マシンナーズ・バックアップ」以外の「マシンナーズ」と名の付くモンスターがいる場合、相手の攻撃宣言時攻撃対象を表側守備表示のこのカードに移す事ができる。

このカードが戦闘で破壊された場合カードを一枚ドローできる。

 

マシンナーズ・ブルースに向かっていた炎が直角に曲がり隣にあったマシンナーズ・バックアップに直撃して爆散した。

 

 

よくよく考えてみれば無理に攻撃する必要もなかった。

 

 

 

「チッ…まんまと乗せられた訳か…カードを伏せターンエンド!!」

 

シゲル

LP3700 手札3枚

ヘラクレイノス/ATK3000

伏せカード1枚




ユウ「シゲルと剱都…そう言えば身内の勝負ってそんなにしてないね」
今のとこやってるのはユウVSシゲル、ユウVS剱都、ユウVS紫苑、紫苑VSツバキ
シゲル「ほぼユウじゃねーか」
まあ、主人公だからね。
ほかにもいくつかの戦いは考えてる。シゲルVSツバキとか
剱都「にしても少なすぎねぇか?」
戦う理由がね…
ツバキ「どういうこと?」
ユウの戦いはそれぞれに理由があったんだよね。『パフォーマンス』『決戦』『力試し』。
けどもう理由が思いつかない。『暇つぶし』って今回の理由だけど、それもちょっと無理やりだし…
紫苑「では、どうするんですか?」
んー、まあ、あとの章で無条件で戦うことになると思うから
ユウ「なんか怖い…」

紫苑「耐震…ですか」
シゲル「確かにあの寮は問題ありそうだけどよ…」
まあ、理由はほかにもあるけどね。一応この作品は『チーム』って要素も入ってくる。それにあたってこんなものがあったらいいなっての
剱都「チーム?GXじゃなくて5D’sじゃないのか?」
前にも書いたと思うけどどっちかにするかで迷った。で、GXでやっていくうちに5D’sのチームってのも面白そうだなと思って導入することにした。

ツバキ「デュエルの内容だけど…」
殴り合いだね。
魔法・罠はほぼ無し。改定のために書き直していたら驚いたよ。魔法・罠カードの無さに
剱都「俺たちのデッキここまでモンスターだけじゃないはずなのにな…」

次回予告
ややシゲル有利で進む力試し。
その時上空より謎の襲撃が――

そして勝負の決着。
それは予想だにしないモンスターだった。

「奏でろ、ソウル・ブラック・ドラゴン!!」

「撃ち抜け、クロック・ゴールド・ドラゴン!!」

次回turn39 剣闘VS機甲 この空間はプライスレス 後編
最強カードは「マシンナーズ・ゼロ」
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