遊戯王GX~ノーバディ・レコード~   作:銀猫

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turn5 精霊VS英雄

管理局との接触から2日後。

接触の後から管理局からは何も言わなくなっていた。だが、デュエルのことなどを知らないツバキに対してなのは達3人は仲良くしていた。

初めは警戒していたユウとシゲルも警戒するだけで見守ることにしていた。

 

そして今は普通のアカデミアの学生として授業を受けているのだが――

 

 

「シニョール丸藤、フィールド魔法の説明をお願いするノーネ」

 

「ええぇと……あの…」

 

 

クロノスが翔にフィールド魔法の説明を求めた。だが答えられない翔はモゴモゴしていると、周りから茶々を入れる奴が現れた。すると十代が手を上げて発言をした。

 

 

「でも先生。知識と実戦は関係ないですよね」

 

「?」

 

「だって俺もオシリスレッドの一人ですけど、先生に勝っちゃたし」

 

 

それを聞いてクロノスはハンカチを悔しそうに咥えていた。

 

 

「うぅぅ…マンマミーヤ…!!」

 

「あ、先生」

 

 

ユウが何かを思い出したように手を上げると全員がユウを注目した。クロノスは話の流れが(自分が十代に負けた話から)変わると思って期待した、が、

 

 

「それを言うとボクもオシリスなのに先生に勝ちましたよね。それにボクと十代はフィールド魔法のおかげで勝ちましたよ」

 

「ノォ~ウ!!」

 

 

確かに十代はスカイスクレーパーで、ユウは死皇帝の陵墓で勝てた。

 

その事実にクロノスは大泣きした。それと同時に教室内に笑い声が上がった。

 

 

 

そして授業終了後――

 

 

「お~い!ユ~ウ~」

 

「ん?あ、十代」

 

 

レッド寮に戻ろうとしたユウに声をかけたのは十代だ。

 

 

「どうしたの?」

 

「いやぁ、前に戦う約束したのに時間決めて無かったからな…」

 

「じゃあ今する?」

 

 

十代の言葉にユウは笑顔でそう言った。

確かに今2人ともデュエルディスクとデッキを持っている。

 

 

という訳で――

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

―ユウVS十代―

 

 

「ボクのターン!ドロー!!」

 

 

ユウはデッキから一枚引いた。そして確認すると――

 

 

「モンスターを伏せて、カードを二枚セット!!ターンを終了!!」

 

 

「どうして裏守備なんっすか?」

 

「スピリットは表側でいる時エンドフェイズに手札に戻ってしまう。壁にするのなら裏守備じゃないとできない」

 

 

2人が戦っている所の近くにシゲルとツバキ、翔、三沢(くうきおとこ)がいた。

ん?へんな言葉が見えた?キノシダトオモウヨー

 

翔の疑問に三沢が答えた。それに3人が「三沢居たの?」的な表情をしていたが気にしないでおこう。

 

 

ユウ

手札3枚 LP4000

伏せモンスター1体

伏せカード2枚

 

 

―十代のターン―

 

「行くぜ、オレのターン!!」

 

 

十代の手札――それは今までで最高の手札だった。

 

 

「融合を発動!!手札のフェザーマンと、バーストレディを融合!!現れろ、E・HEROフレイム・ウィングマン!!」

 

 

フィールドに緑の体に赤い竜の頭を右手に持つヒーロー、十代のフェイバリットカードのフレイムウイングマンが現れた。

 

フレイムウィングマン/ATK2100

 

「さらにE・HEROスパークマンを召喚!!」

 

スパークマン/ATK1600

 

 

フレイムウィングマンの横にバイザーのような被り物をしている雷のE・HEROが現れた。十代のデッキのレベル4HEROの中では一番攻撃力の高いモンスターだ。

 

「行くぜ、バトルフェイズ!!フレイム・ウィングマンで攻撃!!フレイム・シュート!!」

 

「クッ…」

 

 

ユウ/LP4000

 

ユウの場のモンスターが破壊されてしまった。それによってフレイム・ウィングマンのバーン効果が発動する、がユウにダメージは無かった。

 

 

「今破壊されたのは竜宮之姫(オトヒメ)。攻撃力は0だからフレイム・ウィングマンの効果ダメージは無い!!そして竜宮之姫の効果発動!!スパークマンを守備表示に変更する!!」

 

 

スパークマン/ATK1600→1200

 

十代の場のスパークマンが防御態勢になった。これでこのターンもう攻撃できるモンスターは居なかった。

 

 

「やるなぁ。オレはカードを一枚伏せて、ターンを終了する」

 

 

十代

手札1枚 LP4000

フレイム・ウィングマン/ATK2100 スパークマン/ATK1600

伏せカード1枚

 

 

―ユウのターン―

 

「ユウも十代も流石だな」

 

「そうだね…一ターンでフレイム・ウィングマンを召喚した十代も、それをダメージ0で防いだユウもすごい…!!」

 

 

シゲルの言葉にツバキも同感した。だが此処でユウはフレイム・ウィングマンを破壊できるのかどうかがこの先のデュエルを決めるだろう。

 

 

「ボクのターン!!ドロー!!」

 

 

ユウは引いたカードを見て、何処か安心した様子だった。おそらく引いたのは――

 

 

「ボクはフィールド魔法、死皇帝の陵墓を発動!!」

 

 

フレイム・ウィングマンを倒す布石だろう。

 

 

「死皇帝の陵墓の効果発動!!ライフを2000支払い、来て…スピリットモンスター八俣大蛇を召喚!!」

 

 

ユウ/LP4000→2000

 

 

「更に手札から装備魔法、八汰鏡(ヤタノカガミ)を装備!!バトル!八俣大蛇(ヤマタノドラゴン)でフレイム・ウィングマンに攻撃!!屍山血河!!」

 

 

八俣大蛇《ヤマタノドラゴン》の口から多くの衝撃波がフレイム・ウィングマンを襲った、が――

 

 

「罠カード、ヒーローバリアを発動!!このカードの効果により攻撃を一度だけ無効にする!!」

 

 

フレイム・ウィングマンが左手を前に出すと透明な壁が出現し、八俣大蛇の攻撃を防いだ。

 

 

「だめか…このままターンを終了する!」

 

 

ユウ

手札2枚 LP2000

八俣大蛇/ATK2600

八汰鏡 伏せカード2枚

 

 

「ん?どうして八俣大蛇《ヤマタノドラゴン》が手札に戻らないんだ?」

 

「装備してある八汰鏡(ヤタノカガミ)の効果。装備してあるスピリットモンスターは手札に戻らなくてもいいだよ」

 

 

 

 

「これで、今度はユウが有利になったね」

 

「2人とも…すごいっす」

 

 

ツバキの呟きに翔が静かに言った。先程とは逆に攻撃力2600を誇る八俣大蛇を1ターンで召喚したユウも、それを防いだ十代もすごい。

 

 

「こりゃ、先にダメージ与えた方が有利だな」

 

―十代のターン―

 

「オレのターン、ドロー!!おっ、こいつは…」

 

 

十代は引いたカードを見て少し喜んでいた。恐らく八俣大蛇を破壊することのできるカードだろう。

 

 

「俺はフィールド魔法、摩天楼-スカイスクレイパー-を発動!!」

 

 

それまで墓場の様だったフィールドが、巨大なビルが立ち並ぶ≪魔天楼≫へと変わった。

 

 

「スカイスクレーパーの効果!フィールド上のE・HEROは攻撃する時、攻撃力が低い場合攻撃力を1000上げる!!」

 

 

「これで兄貴が勝てるはずっす!」

 

 

翔の言うとおりこれでフレイム・ウィングマンが八俣大蛇を破壊すれば効果ダメージ3100とスパークマンの攻撃1600でユウのライフは0になる。

 

 

「これでフレイム・ウィングマンは八俣大蛇を越える!!スパークマンを攻撃表示に変更してバトル!!フレイム・ウィングマンの攻撃!!スカイスクレーパーシュート!!」

 

 

フレイム・ウィングマン/ATK2100→3100

 

 

体が炎に包まれたフレイム・ウィングマンが、八俣大蛇に体当たりをする、が

 

 

「装備されている八汰鏡の効果発動!!装備されてるこのカードを破壊することで、装備モンスターの破壊を無効にする!!」

 

「なに!?だが、戦闘ダメージは受けてもらう!!」

 

「っ…!!」

 

ユウ/2000→1500

 

 

「スパークマンで、八俣大蛇に攻撃!!スパークフラッシュ!!」

 

「迎え討て、八俣大蛇!!屍山血河!!」

 

 

スパークマン/ATK1600→2600

 

スパークマンの放った電撃と、八俣大蛇の放った衝撃波がぶつかり合い大爆発を起こした。そして煙が晴れるとフレイム・ウィングマンしか場には残っていなかった。

 

 

「俺はこのままターン終了!!」

 

 

十代

手札1枚 LP4000

フレイム・ウィングマン/ATK2100

伏せカード無し

 

―ユウのターン―

 

 

「どうする気だユウ…もう死皇帝の陵墓も使えず、壁を出してもフレイム・ウィングマンの効果でLPは確実に0になる」

 

「ボクのターン、ドロー!!」

 

 

シゲルの言葉の意味――絶体絶命だった。手札3枚と伏せカードの2枚で逆転するてはあるのか……

 

 

「っ!ボクは…伏せていた魔法カード、テラ・フォーミングを発動!!デッキからフィールド魔法を一枚手札に加える!!魂の聖地―スピリット・フィールド―を手札に!!」

 

「スピリット・フィールド?」

 

 

聞いたことのないカードに4人と十代は首を傾げていた。名前からするとスピリットモンスター専用のフィールド魔法だろうが、そんなカードは三沢ですら聞いたことは無い。

 

 

「手札からフィールド魔法、魂の聖地―スピリット・フィールド―を発動!!」

 

 

今度はフィールドが魔天楼から青い光が立ち込める聖域へと変貌した。

 

 

「このカードはスピリットモンスターの特殊召喚不可効果と手札に戻す効果を無効にすることが出来る!!」

 

「スピリットモンスター全部のデメリットを防ぐカード!?」

 

ユウの説明に十代は驚いていた。だが他にもうひとつスピリット・フィールドには効果があった。

 

 

「スピリット・フィールドの効果発動!!墓地のスピリットモンスターをゲームから除外することで墓地にいるレベル4以下のスピリットを効果を無効にして召喚できる!!ボクは八俣大蛇をゲームから除外して竜宮之姫を特殊召喚する!!」

 

 

魂の聖地―スピリット・フィールド―

フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する場合、

スピリットモンスターは特殊召喚ができる。

自分の墓地に存在するスピリットモンスターを除外することで、

自分の墓地に存在する星4以下のスピリットモンスターを特殊召喚する。

この効果は1ターンに1度しか使えず、

特殊召喚したスピリットモンスターの効果は無効化される。

フィールド上のスピリットモンスターは手札に戻らなくてもよい。

 

「更にもう一枚の伏せカード二重召喚を発動!!手札から因幡之白兎を召喚!!」

 

因幡之白兎/ATK700

 

『やっと出番だよ~』

 

「ごめんね」

 

 

ユウのフィールドに因幡之白兎が現れると同時に精霊の声が響いた。それを聞いたのか十代が驚いた顔をしている。

 

 

「ユウ、お前精霊が見えるのか!?」

 

「うん、十代の横にハネクリボーがいるのも見えるよ」

 

『クリクリ~』

 

 

そうユウが言うと十代の横にいたハネクリボーが羽を上げると、イナが同じように手を上げた。

 

 

「まあその話はあとで…二重召喚の効果でボクは因幡之白兎と竜宮之姫を生贄に現れろ!!火之迦具土!!」

 

 

ユウの場の2体のモンスターが消え、そして炎を纏った男性が現れた。

 

 

「バトル!!火之迦具土でフレイム・ウィングマンを攻撃!!紅蓮滅殺拳!!」

 

「くぅ…フレイム・ウィングマンが…」

 

 

炎を纏った火之迦具土の拳でフレイム・ウィングマンは破壊された。その余波で十代にもダメージを与えた。

 

 

十代/LP4000→3300

 

 

「ターン終了…スピリット・フィールドで火之迦具土は手札に戻らない」

 

 

ユウ

手札1枚 LP1500

火之迦具土/ATK2800

伏せカード無し

スピリットフィールド

 

 

 

「十代はこのままでは負けるな」

 

「火之迦具土の効果…それで十代はまさに絶体絶命だ」

 

 

三沢の言葉にシゲルが同意した。それにツバキと翔は首を傾けていた。

 

―十代のターン―

 

「オレのターン!?」

 

 

カードを引こうとした、その瞬間十代の手札が炎を吹いた。

 

 

「火之迦具土の効果発動!!このカードが戦闘を与えた次の相手のドローフェイズ前に、相手は手札をすべて捨てる!!」

 

「何だと!?」

 

 

十代の手札――死者蘇生が墓地へと送られた。そして手札、場のカードは0――

 

「クッ…ドロー!!俺はE・HEROバブルマンを守備表示で特殊召喚!!バブルマンはこのカード以外手札が無い時、特殊召喚ができる!!更にフィールド上と手札にカードが無い時、カードを二枚ドロー!!」

 

 

誰が言ったか『強欲なバブルマン』

 

引いたカード、それを確認すると2枚とも伏せた。

 

 

「俺はターンを終了する!!」

 

 

十代

手札0枚 LP3300

バブルマン/DEF1200

伏せカード2枚

 

 

―ユウのターン―

 

「ボクのターン、ドロー!!ボクはスピリット・フィールドの効果で竜宮之姫を除外して、因幡之白兎を特殊召喚!!」

 

『ただいま~』

 

 

因幡之白兎/ATK700

 

イナがユウの場に再び現れた。直接攻撃ができず、手札にも戻らないがちょっとでも有利に進めるために攻撃表示だった。

 

 

「更に火之迦具土に装備カード、草薙剣を装備!!そしてバトル!!バブルマンを攻撃!!紅蓮滅殺剣!!」

 

 

炎を纏った草薙剣を持った火之迦具土がバブルマンを切り裂いた、と同時に――

 

 

「草薙剣の効果!!装備したモンスターが守備モンスターを攻撃して、攻撃力が守備力よりも上だった時、その分だけ戦闘ダメージを与える!!」

 

「なに!?」

 

 

十代/LP3300→1700

 

「そして因幡之白兎の直接攻撃!!」

 

『餅つきアタック!!』

 

「ぐえ」

 

 

十代/LP1700→1000

 

 

イナが持っていた杵が十代の顔面にめり込んだ。それに翔と三沢は痛そうな顔をしていた。

 

 

「このままターン終了!!」

 

ユウ

手札1枚 LP1500

火之迦具土/ATK2800 因幡之白兎/DEF700

草薙剣

スピリット・フィールド

 

 

―十代のターン―

 

「へへ…」

 

「?どうしたの」

 

 

絶体絶命の状況で十代は笑っていた。それにユウは首を傾げると十代は本当に楽しそうに答えた。

 

 

「だってワクワクするだろ!!スピリットモンスター…予想よりも強いぜ!!」

 

「ふふ……けど、もう終わりだね。このターン…何も出来なかったらボクの勝ちだ」

 

 

「確かに…十代がもしも壁モンスターを召喚しても火之迦具土と因幡之白兎の攻撃でライフは無くなる…」

 

 

ユウとシゲルの言うとおりだ。どれほど守備力が高くても十代のデッキでレベル4のモンスターの守備力なら2000だ。貫通で800、そして因幡之白兎で700の計1500だ。

 

だが十代は勝ち負け以前に勝負を楽しんでいた。

 

そして十代は静かにデッキの一番上のカードに指を置き、目を瞑って――

 

 

「行くぞ!!オレのターン!!ドロー!!」

 

 

ツバキはこのとき十代の引いたカードが光の軌跡を残したように見えた。

引いたカードを確認した十代は――勝利を確信した。

 

 

「俺は伏せていた、ヒーローアライブを発動!!自分フィールド上にモンスターがいない時、ライフを半分払ってデッキからE・HEROを一体特殊召喚する。来いE・HEROクレイマン!!」

 

 

十代/LP1000→500

 

クレイマン/DEF2000

 

 

十代の場に土で出来た巨大なヒーローが現れた。だが壁にするつもりならそこで終わりだった。

 

 

「更にミラクルフージョンを発動!!自分フィールド上のクレイマン、墓地のバーストレディ、フェザーマン、バブルマンを融合!!」

 

「!4体融合!?」

 

 

フィールドに出現した4体のHEROが一体のモンスターへと混ざって行く。

 

 

「現れろ!!究極のE・HERO(エレメンタル・ヒーロー)エリクシーラー!!」

 

 

十代の場に光り輝く最強のヒーローが現れた。すると火之迦具土と因幡之白兎から出た光がエリクシーラーに吸い込まれた。

 

 

「エリクシーラーの効果!!相手フィールド上に存在する同じ属性のモンスター×300ポイント攻撃力が上がる!!そしてエリクシーラーは光、風、水、炎、地属性としても扱う!!よって600ポイント攻撃力が上がる!!」

 

 

エリクシーラー/2900→3500

 

 

「そして最後はこれだ!!魔法カード、ヒーローエフェクト!!墓地に存在するE・HEROと名のつく融合モンスターをゲームから除外して発動!!このターン終了時までオレの場のモンスターはその効果を得る!!」

 

ヒーローエフェクト

通常魔法

墓地の「E・HERO」と名のついた、

融合モンスターをゲームから除外し自分のフィールド上に存在する、

モンスター1体を選択する。

選択したモンスターはエンドフェイズまで除外したモンスターの効果を得る。

このターン選択したモンスター以外のモンスターは攻撃することができない。

選択したモンスターはエンドフェイズに除外される。

 

 

「効果により、フレイム・ウィングマンをゲームから除外!!そしてエリクシーラーはフレイム・ウィングマンの効果を得る!!」

 

「…負けか」

 

 

透明なフレイム・ウィングマンがエリクシーラーに吸収され、右手に赤い光が宿った。それを見てユウは静かに呟いた。

 

「バトル!エリクシーラーで火之迦具土に攻撃!!フュージョニスト・マジスタリー・シュート!!」

 

「クッ……」

 

 

ユウ/1500→800

 

 

「更に効果発動!!火之迦具土の攻撃力分、2800ポイントのダメージを与える!!」

 

「う、うわああああぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!!!!!!」

 

 

エリクシーラーの右手の光がユウを包み込み、ダメージを与えた。

 

ユウ/800→0

 

 

「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!!」

 

「いつつ…うん、楽しかったよ。負けたけど」

 

 

こうして初のユウVS十代のデュエルは十代に軍配が上がった。

 

―レッド寮前―

 

途中で翔と三沢(空気男)と別れた4人は寮まで来ていた。すると思い出したように十代がきいた。

 

 

「なあユウ。おまえって精霊が見えるのか?」

 

「あ、そうだよ。出てきてイナ」

 

 

思い出したようにユウの言葉に反応するようにイナが現れた。と、それに合わせてシゲルとツバキもウリィとダークを出した。

 

 

「俺たちも見える。こいつは相棒のウリィ」

『よろしく頼むぞ。遊城殿』

 

「私も…私のデッキのエースのダーク」

『よろしく』

 

「おう!よろしくな!!」

『クリクリ~』

 




ユウ「管理局は接触後何もないの?」
まあ、この第一章は導入編だからね。各々の立ち位置を確定するためにあれこれ奔放する感じかな。
ちなみににじファン時代だとこの話の翔のところがはやてだった。
シゲル「変更したのに何か理由あるのか?」
流石におかしいかなって、対立してすぐに横にいるってのは。

ツバキ「オリジナルカードが2枚も…」
いや、昔だとオリジナルカードへのバッシングが怖くてあまり出さなかったけど、今だとホイホイ出してるんだよ…多い時なら8割ほどオリジナルカードのデッキ相手だし。
シゲル「多いな…」
まあ、オリジナルカードWikiみたいなのを番外編に作ると思う。
ユウ「あ、そうそう。番外編については言わなくていいの?」

おっと、番外編は3人とユウの過去の話を投稿しました。
シゲル「ってか…すげぇ過酷すぎるだろ…この過去」
そして見てわかるかもしれないけど本編に関係があります。
ちなみになかに出てきたオリキャラも一応本編登場です。

次回予告
翔が覗きを行ったという話を聞いてユウとシゲルは十代とともに女子寮へ向かった。そこで待っていたのは明日香達と管理局の3人だった。
何故かそこで3VS3を行うことになり――

「………ヤバイな」

シゲルの相手はフェイトだった。

次回turn6 獣の意地 儀式の脅威 獣VS儀式の魔導師
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