遊戯王GX~ノーバディ・レコード~   作:銀猫

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turn6 獣の意地 儀式の脅威 獣VS儀式の魔導師

―ユウとシゲルの部屋―

 

 

ユウと十代が戦った日の夜。ユウとシゲルは部屋でデッキの調整を行っていた。

先日の戦いでハイランダー構成の弱点を突かれたため、その改善をしている。

 

 

「そういえば…シゲル」

 

「なんだ?」

 

 

デッキ調整の最中にふとユウが気になった事を聞いた。ちなみに今部屋には2人しかいない。

 

 

「シゲルのデッキ…剣闘獣ってスピリットよりもレアなシリーズだよね?それにベストロウリィやガイザレスは見たこと無いよ」

 

「…まあ、仕方ないと言ったら仕方ないけどな……」

 

 

そう言ってデッキから取り出したのはヘラクレイノスとガイザレス、そしてベストロウリィだった。

 

「ペガサス会長が俺に剣闘獣をくれたんだ。というか、テストプレイを依頼されたんだ」

 

「ペガサスさんから…」

 

 

あのデュエルモンスターズの生みの親からの依頼となるとシゲルは相当な実力を備えているということになる。

 

 

「ああ…まあ、それは建前で俺に渡したんだと思うけどな」

 

―女子寮―

 

お約束と言うか、王道と言うべきか――

 

 

「僕は手紙で呼びだされたんだ!!」

 

 

翔が捕まっていた。唯一違うのがその場なのは、フェイトがいたことだ。

そして――

 

 

―レッド寮―

 

 

「ユウ!シゲル!大変だ!!翔が捕まった!!」

 

 

………お約束。

 

 

―女子寮―

 

 

「――という訳でこうなったの…」

 

「誰に言ってる」

 

 

ユウの独り言にシゲルが静かにツッコミを入れた。十代の前には明日香達と翔、ツバキ達がいた。ちなみに今翔はグルグル巻きに縛られている。

 

 

「覗きは人として駄目だよ~翔」

 

「僕は無実だぁ!!」

 

 

ユウの言葉に翔は声を張り上げた。その横にいたシゲルは冷ややかな目で翔を見ていた。

 

 

「覗いたのなら人として軽蔑するがな」

 

「覗いてなぁ~い~!!!!」

 

 

シゲルの言葉に翔はさらに張り上げた。少し泣きそうだったからユウとシゲルは笑いながら謝った。

 

 

「まあそういうことだ。翔はそんな真似はしねぇよ」

 

「あんたね!そいつは風呂場の近くをうろついていたのよ!!」

 

 

明日香と共に風呂に入っていた枕田 ジュンコがそうシゲルにつっかかてきた。確かに彼女達からしたら『うろついていた≒見たかもしれない』のと同じに感じるだろう。

 

 

「で…ボク達にどうしてほしいの?」

 

「え?」

 

 

ユウの言葉に浜口 ももえが首を傾げていた。確かに「翔を返せ!!」とか「勝手にしろ」とかなら分かるが、「どうしてほしい?」と聞いて来るとは思わなかったからだ。

 

 

「俺達まで呼んだってことは何か要求があるんだろ」

 

「そこまで分かってるのなら話は早いわ。私となのは、フェイトと戦って全員に勝てるのならこの子は返してあげるわ。もしも一人でも負けたのなら…」

 

「翔は…居なくなるか」

 

 

明日香の言葉にシゲルはそう呟いた。それに翔は喚いていたが他のメンバーは無視をしていた。そして集中するために各々3か所に分かれてデュエルすることになった。

 

 

―シゲルVSフェイト―

 

「なんでこうなるんだか…」

 

「ま、まあ…勝ち負けはともかく勝負を楽しもうよ」

 

 

何処からか翔の「勝ち負けは大事だよ~!!!」という声が聞こえた気がするが、気のせいにしておこう。

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

シゲルの先行から始まった。初期手札の5枚は良いともいえず、また悪いとも言えなかった。

 

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

 

だが、様子見としては良い手札だった。

 

 

「俺は剣闘獣ホプロムスを守備表示で召喚!!カードを伏せてターン終了!!」

 

 

シゲル

LP4000 手札4枚

ホプロムス/DEF2100

伏せカード一枚

 

 

実を言うとシゲルはフェイトのデュエルを見たことが無かった。またフェイトがどういうデッキを使うのかも知らなかった。

 

 

―フェイトのターン―

 

「私のターン、ドロー!!」

 

 

その為、最初のターンは様子見をする必要があった。そして場にはホプロムスとカードが一枚、それで十分様子見ができる――

 

 

「私は魔法カード高等儀式術を発動!!」

 

「儀式デッキか…?」

 

 

――できるはずだった。

 

 

「そうだよ。高等儀式術は手札の儀式モンスターと同じレベルになるようにデッキの通常モンスターを墓地に送ることで儀式召喚ができる!!

デッキの通常モンスターゴギガ・ガガギゴを生贄に捧げて手札の終焉の王 デミスを儀式召喚!!」

 

デミス/ATK2400

 

「………ヤバイな」

 

デミスは有名すぎる。儀式カードの入ってないシゲルでさえその効果を知ってる。

 

 

「デミスの効果!!ライフを2000払いフィールド上のデミス以外のカードをすべて破壊する!!終焉の嘆き!!」

 

 

フェイト/LP4000→2000

 

 

デミスの体から現れた闇がシゲルの場のホプロムスとカードを包み込んだ、が

 

 

「伏せカード、ディフェンシブ・タクティクスを発動!!剣闘獣が場にいる時のみ発動する事が出来る。俺はこのターン戦闘ダメージは受けず、モンスターは戦闘破壊はできない…が、効果でやられるな…」

 

 

シゲルがそう言った瞬間ホプロムスが闇に呑まれて消えて逝った。若干シゲルを恨めしそうに見ていたのは気のせい――ではないな。

 

 

「ディフェンシブ・タクティクスはデッキの一番下へ戻る」

 

「このターン私はまだ通常召喚をしてない。マンジュ・ゴットを通常召喚」

 

マンジュ・ゴット/ATK1400

 

「効果を発動!!デッキから儀式モンスターか、儀式カードを一枚手札に加える!私は儀式カード覚醒の証を手札に加えて魔法カード、儀式の準備を発動!!デッキから覚醒戦士クーフーリンを手札に加えて墓地の高等儀式術を手札に加える!!」

 

 

着々とフェイトが儀式召喚の準備を整えていた。

 

 

「そして儀式カード覚醒の証を発動!!フィード上のマンジュ・ゴットを生贄に覚醒戦士 クーフーリンを召喚!!」

 

 

クーフーリン/ATK500

 

フェイトの場の仏は消え、長い槍をもった戦士が現れた。

 

 

「クーフーリンの効果!墓地に存在するゴギガ・ガガギゴをゲームから除外して攻撃力を次の自分のスタンバイフェイズまで上げる!!」

 

「おいおい…」

 

 

フェイトの墓地からゴギガ・ガガギゴが現れると青い光になり、クーフーリンと同化した。

 

クーフーリン/ATK500→3450

 

 

「私はターンを終了する!!」

 

 

フェイト

手札3枚 LP2000

デミス/ATK2500 クーフーリン/ATK3450

伏せカード無し

 

下手をしたらわずか1ターンでシゲルは負けていた。そのことを考えるとシゲルの背筋が凍るが、フェイトのデッキが分かっただけで十分だった。

 

 

―シゲルのターン―

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

 

そして儀式デッキに有効な手段と今のフェイトの手札に高等儀式術があるから、場合によってはゾークなどのカードによって破壊される可能性もあった。

 

 

「(……マイナス思考は最悪の結果を呼ぶ…あいつに倒す為には…手札が足りねぇ…)天使の恵みを発動!!デッキからカード2枚引き、その後一枚をデッキに戻しシャッフルする!!」

 

 

天使の恵み

通常魔法(制限)

デッキから2枚ドローし、その後1枚をデッキに戻す。

このカードを発動するターン自分は、

特殊召喚及びバトルフェイズを行えない。

 

 

「スレイブウルフを守備表示で召喚!!カードを2枚伏せてターン終了!!」

 

 

場に青い片目に傷のある狼が現れた。

 

 

スレイブウルフ/DEF1200

 

 

シゲル

手札2枚 LP4000

スレイブウルフ/DEF1200

伏せカード2枚

 

 

―フェイトのターン―

 

 

「私のターン!!」

 

クーフーリン/ATK3450→500

 

 

フェイトはカードを一枚引いて考えていた。スレイブと名のついたカードはエイプとタイガーしか見たことが無い。スレイブの効果はデッキから剣闘獣を呼び込む効果が多い。

 

だが効果破壊なら――

 

 

「私は高等儀式術を発動!!デッキからエルフの剣士と、音速ダックを墓地に送って破滅の魔王 ガーランドルフを儀式召喚!!」

 

 

効果破壊ならスレイブウルフの効果は発動しないと踏んだフェイトは自分のモンスター諸共破壊しようとした。

 

 

「ガーランドルフの効果発動!!儀式召喚成功時、ガーランドルフの攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊する!!」

 

「スレイブウルフの効果発動!!このモンスターは戦カード効果で破壊された時、手札からレベル4以下の剣闘獣を呼びだす!!」

 

 

スレイブウルフ

効果モンスター

星3/土属性/獣族/ATK 800/DEF1200

このカードが相手のカード効果によって破壊され墓地へ送られた時、

手札から「剣闘獣」と名のついたレベル4以下のモンスターを1体特殊召喚する。

このカードの効果で特殊召喚したモンスターは「剣闘獣」と名のついたモンスターの

効果で特殊召喚した扱いとなる。

 

 

ガーランドルフの咆哮でフィールドのモンスターは全滅した。それと同時にスレイブウルフの遠吠えが響き渡った。

 

ガーランドルフ/ATK2500→2800

 

「俺は手札より剣闘獣レティアリィを守備表示で特殊召喚!!効果発動、相手の墓地のカード一枚をゲームから除外する!!高等儀式術を除外する!!」

 

「あ~!!私の高等儀式術が…」

 

 

レティアリィ/DEF800

 

シゲルの場に現れた槍を持つ爬虫類の様なモンスターがフェイトのデュエルディスクに槍を突き刺すと高等儀式術だけ持って行かれた。

 

 

「うぅぅ……あのカードが無くなるのは痛いな……私は手札からDDRを発動!!手札を一枚捨てゲームから除外されているモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する!!」

 

「………案外…フェイトって………怖いな」

 

 

シゲルがそう呟くと同時にフェイトの場に巨大な凶暴なモンスター――ゴギガ・ガガギゴが現れた。高等儀式術で墓地に送ったモンスターをクーフーリンの効果で除外しDDRなどで回収する――そう言ったデッキだ。

 

 

「手札はもう無い…バトル!!ガーランドルフでレティアリィに攻撃!!破滅の咆哮!!」

 

「グッ……」

 

 

ガーランドルフによってシゲルの場のモンスターは居なくなってしまった。だがフェイトにはまだゴギガ・ガガギゴの攻撃権が残っていた。

 

 

「ゴギガ・ガガギゴの攻撃!!」

 

「罠カードオープン!!眠る魂の咆哮!!墓地のホプロムスとレティアリィをゲームから除外!!」

 

「(え!?)」

 

 

――その素材で召喚できる剣闘獣はいないはずだった。

 

 

「このカードはホプロムスと剣闘獣1体を素材に召喚する。来い!!剣闘獣マキロ!!」

 

 

シゲルの場に分厚い装甲に身を包んだ巨大な戦艦の様な剣闘獣が現れた。その大きさと、フェイトは聞いたことのない剣闘獣に呆然としていたがすぐに気を取り直した。

 

 

マキロ/DEF2700

 

 

「けどゴギガ・ガガギゴの方が上回ってる!!バトル続行!!」

 

「マキロの効果発動!!1ターンに一度デッキの一番上のカードを墓地に送ることで破壊を無効にする!!」

 

 

剣闘獣(グラディアルビースト)マキロ

融合・効果モンスター

星6/闇属性/岩石族/ATK1400/DEF2700

「剣闘獣ホプロムス」+「剣闘獣」と名のついたモンスター

自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、

融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。

このカードが戦闘で破壊される時、デッキの一番上のカードを墓地に送ることで、

破壊を無効にすることができる。この効果は相手のバトルフェイズのみ行える。

このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に

このカードを融合デッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ホプロムス」以外の

「剣闘獣」と名のついたモンスター2体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 

 

墓地へ送られたカードはベストロウリィだった。だが手札のあのカードで十分何とかなる。

 

 

「そしてバトルフェイズ終了時、マキロを融合デッキに戻しデッキからラクエルとサムニテを特殊召喚する!!ラクエルの効果で攻撃力は2100になる!!更に罠カードハンディキャップマッチ!効果によりデッキからダリウスを召喚!!」

 

 

ラクエル/ATK1800→2100

 

 

「う~ん…私はターン終了」

 

 

フェイト

手札0枚 LP2000

ガーランドルフ(ATK2800) ゴギガ・ガガギゴ(ATK2750)

伏せカード無し

 

―シゲルのターン―

 

 

「俺のターン!!」

 

 

引いたカード、そして伏せてあるカード――その中での最善の手――

 

 

「…………?」

 

 

その時フェイトはシゲルの目の色が変わってる気がした。普段のシゲルの目は黒なのだが薄い青に見えた。だが暗くて気のせいなのかもしれなかった――

 

 

「俺はミラー・ビーストを攻撃表示で召喚!!」

 

 

シゲルの場にガラスで出来た狼とライオンを組み合わせたようなモンスターが現れた。

だが見たところ剣闘獣ではないようだった。

 

 

「ミラー・ビーストの効果!!召喚成功時、墓地の剣闘獣と名のついたモンスターをゲームから除外する。ミラー・ビーストは表側表示で存在する時、そのモンスターと同名カードとなる!!ベストロウリィを除外!!そしてこの効果で除外されたモンスターは2ターン後のエンドフェイズデッキの一番下に戻る!!」

 

 

ミラー・ビースト

効果モンスター

星3/光属性/獣族/ATK 0/DEF 0

このモンスターの召喚成功時、

墓地に存在する「剣闘獣」と名のついたモンスターを

1体ゲームから除外する事ができる。

このカード名は表側表示で存在する時、

除外したモンスターと同名カードとして扱う。

除外したモンスターは2ターン後のエンドフェイズ、

デッキの一番下へ戻る。

 

場にいたミラー・ビーストはベストロウリィの様な姿に変わった。

 

 

「そしてベストロウリィとなったミラー・ビーストとダリウスをデッキに戻してガイザレスを特殊召喚する!!そしてガイザレスの効果!!ゴギガ・ガガギゴとガーランドルフを破壊する!!」

 

 

ガイザレスの巻き起こした旋風が2体のモンスターを包み込み破壊した。

 

 

「バトル!!ガイザレスで「攻撃宣言時、墓地のセメタリー・ガードナーの効果!!」なっ!?」

 

 

フェイトの墓地から赤い髪の女性が現れた。そしてその女性がガイザレスの動きを止めた。

 

 

「墓地に存在するこのカードをゲームから除外してバトルフェイズを終了させる!!」

 

 

セメタリー・ガードナー

効果モンスター(制限)

星2/光属性/戦士族/ATK 200/DEF 100

墓地にこのカードが存在しフィールド上にカードが存在せず、

手札が0枚の時相手の攻撃宣言時発動することができる。

このカードを除外し、バトルフェイズを終了する。

 

「いつの間に……DDRの時か…俺はカードを伏せ、ターンを終了する!!」

 

 

シゲル

手札1枚 LP4000

ガイザレス/ATK2400 ラクエル/ATK2100 サムニテ/ATK1600

伏せカード1枚

 

 

―フェイトのターン―

 

「私のターン!!ドロー!!」

 

 

圧倒的にシゲルが有利――なのだが恐らくこの戦況をフェイトは一変してしまうだろう。

理屈や理由なんてない、本能的にシゲルはそう感じていた。

 

 

「貪欲な壺を発動!!墓地のガーランドルフ、デミス、クーフーリン、エルフの剣士、ゴギガ・ガガギゴをデッキに戻してシャッフル!!そして2枚ドロー!!」

 

 

そして感じるのはフェイトの逆転の手段。その為にはカードが足りない。だから―

 

 

「魔法カード、存在しないモノの叫びを発動!!相手の除外されているモンスター1体につきカードを1枚ドローする!!」

 

 

更なるドローをするだろう

 

存在しないモノの叫び

通常魔法(制限)

手札が2枚以下の時発動することができる。

相手の除外されてるモンスターが3体以下の場合、

1体につきカードを1枚ドローする。

4体以上の場合、このカードを除外して2枚ドローする。

このカードを発動する場合、このターン通常召喚を行えない

 

 

「除外してるモンスターは3体!!カードを3枚ドロー!!」

 

「…この流れはやばいな」

 

 

たった1枚の手札から4枚までドローした。おそらく――

 

 

「カードを一枚伏せて、手札から儀式魔法、破滅の儀式を発動!!手札の破滅の女神 ルインを生贄にガーランドルフを儀式召喚!!」

 

 

再びフェイトの場に破滅の魔王が現れた。そして破滅の魔王の咆哮でシゲルの場のモンスターは居なくなってしまった。

 

 

「ガーランドルフの効果!!破壊したのは3体だから攻撃力300アップ!!」

 

ガーランドルフ/ATK2500→2800

 

 

「バトル!!ガーランドルフでシゲルに直接攻撃!!」

 

「ぐぅぁあ!!!」

 

 

シゲル/LP4000→1200

 

ガーランドルフはその鋭い爪を振るってシゲルに斬りかかった。

 

「ターンエンド」

 

フェイト

手札0枚 LP2000

ガーランドルフ/ATK2800

伏せカード1枚

 

 

―シゲルのターン―

 

予想通りと言うべきか、一気に逆転されてしまった。だがシゲルにもまだ手は残っていた。だがその為にはあのカードが必要だった。

 

「俺のターン!ドロー!!来たぜ!!」

 

引いたカードはカードだった。

 

「罠カード、異次元からの帰還を発動!ライフを半分払いゲームから除外されているモンスターを可能な限りを特殊召喚する!異次元より俺の場に再び現れろ!ベストロウリィ!ホプロムス!レティアリィ!」

 

シゲル/LP1200→600

 

時空の裂け目から3体のモンスターが現れた。だがこの効果で召喚されるモンスターはターンの終りに再び除外される。

 

 

「更にグラディアル・リターンを発動!俺は墓地のガイザレス、ラクエル、サムニテをデッキに戻しシャッフル!そして1枚カードをドローする!」

 

墓地にいた3体の獣がシゲルのデッキと融合デッキに戻ってきた。

 

 

「ドロー!カードを一枚伏せ、そしてベストロウリィとホプロムスをデッキに戻して、再び破壊の旋風を巻き起こせ!!ガイザレス!!」

 

『うむ』

 

再び現れたガイザレスが巻き起こした旋風でガーランドルフと伏せカードを――

 

 

「罠カード!!リチュアガード!!自分フィールド上にレベル6以上の儀式モンスターが存在する時、相手のカードを破壊する効果を無効にし、破壊する!!」

 

「なに!?」

 

 

リチュアガード

カウンター罠

自分フィールド上にレベル6以上の儀式モンスターが存在する時、

相手の「カードを破壊する」効果を持つ

モンスター、魔法、罠の効果と発動を無効にし破壊する。

 

 

破壊できなかった。更にガイザレスを破壊されるという窮地に落とされてしまった。

だが――ガイザレスは――

 

 

「手札から剣闘の反撃(グラディアル・リベンジ)を発動!!場の剣闘獣と名のついた融合モンスターが効果で破壊された時デッキから剣闘獣を1体特殊召喚する!!来いムルミロ!!」

 

――囮だった。

 

 

剣闘の反撃(グラディアル・リベンジ)

速攻魔法(制限)

自分のフィールド上の剣闘獣と名のついたモンスターが

効果で破壊された時デッキから剣闘獣を特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効され、

ターン終了時墓地へ送られる。

 

シゲルの場に変な魚の様なモンスターが現れた。だがそのモンスターは効果を発動することで真価を発揮するモンスターだ。

 

 

「また…でも攻撃力800なら私のガーランドルフには…!!」

 

「剣闘獣は単体では無く、他の仲間と共に闘う獣――場のムルミロとレティアリィをデッキに戻し、現れろ!!剣闘獣ラカン!!」

 

剣闘獣ラカン

融合・効果モンスター

星6/闇属性/魚族/ATK2000/DEF1000

「剣闘獣ムルミロ」+「剣闘獣」と名のついたモンスター

自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、

融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。

このカードの融合召喚成功時、自分フィード上のカード一枚と

相手フィールド上のカード一枚をゲームから除外することができる。

ターン終了時この効果で除外された相手のカードはフィールド上に戻る。

このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に

このカードを融合デッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ムルミロ」以外の

「剣闘獣」と名のついたモンスター2体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 

 

場にいたモンスターが消え、巨大なシーラカンスの様なモンスターが現れた。するとシゲルの場の伏せカードと、ガーランドルフが水に包まれた。

 

 

「ラカンの効果発動!!お互いのフィールド上のカードを除外することができる!!」

 

「!?そんな!!」

 

 

そしてガーランドルフは消えた。フェイトにもう打つ手は無かった。

 

 

「ラカン!!これで終わりにしろ、フェイトに直接攻撃、バブル・レーザー!!」

 

「きゃああぁあぁ!!!!」

 

 

フェイト/LP2000→0

 

ラカンが吐いた泡に包まれたフェイトのライフポイントが0を表示した。

 

 

「う…負けた…!!」

 

「危なかった……強いな…フェイトは」

 

 

シゲルの言葉を聞いてフェイトは笑顔になった。するとどこからか「ガッチャ!!」という声が聞こえた。どうやら十代と明日香のデュエルも終わったみたいだ。

 




王道ともいえる翔のラブレター事件はこれで終わりです。
シゲル「3on3にした理由ってなんだ?」
ただ単に管理局三人娘が戦う時がなくてここになった。
それと十代VS明日香ともう一戦じゃなくて3勝にしたらこうなった。

ユウ「ツ、ツバキ…?」
ツバキ「ふ…ふふふふ…ねえ、作者さん?」
は、はいぃぃぃ!!?
ツバキ「私はどうしたのかな?まだ始まって10話も経ってなのにもう出番が無し?」
あ、ああいいえ!次の次!ちゃんと出番があります!
ツバキ「へぇ?次の話はないんだ?」
((((;゚Д゚))))
シゲル「なんだ、あいつ急に生き生きしてるな;」
ユウ「……案外、Sなのかな;」

い、命の危機を感じながら内容を…
ユウ「ラカンとマキロ、それとフェイトの儀式デッキ…」
オリジナルカードとして融合剣闘獣を2体、マキロはともかくラカンは出番は微妙になります。
儀式は…3人娘はそれぞれイメージに合ったデッキを考えるとこうなりました。
ユウ「へぇ…どんなイメージ?」
2人は後々言うけど、フェイトは儀式や契約といった感じだった。
ツバキ「なんで?」
(´∀`)bなんとなく

次回予告
翔の在学を賭けた戦いにユウはなのはと戦っていた。
だが彼女の特殊なバーンに徐々に追い詰められていく。

そんな時ドローした逆転の手は――「エンシェントスピリット」?
次回turn7 古の精霊?始まる狂い 精霊VS天使の魔導師


ちなみによろしければ作品に対しての感想等をお願いします。
作者のモチベーションの問題で徐々に執筆時間が少なくなっています。
シゲル「……こんな駄作者だがよろしく頼む」
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