もしクレマンティーヌが装者で絶剣で女神だったら   作:更新停止

3 / 34
 祝! 日間ランキング2位!
 たくさんのご声援、ありがとうございます。
 一部ネタばれに関する感想やご声援を除き、感想にはできるだけ返信させていただいています。皆様の感想は、とてもうれしく感じました。


 今回は、クレマンティーヌさんの視点はありません。


もしクレマンティーヌが正気を失ったら

 『心臓掌握』(グラスプ・ハート)、心臓の虚像を作り出し、それを潰すことで相手に死を与えるこの魔法は、心臓を潰すという行動を必要とするために高速戦闘には向かないものの、即死魔法であり抵抗されても相手の動きを止められるという性質を持つため、非常に優れた魔法だ。

 

 ただ、一見弱点がない様に思えるこの魔法にも、実は弱点がある。それは、ユグドラシルではあり得ない状況なので本来は弱点と言って良いかわからない物であるが、今回の場合は明確に弱点であった。

 

 この魔法は、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()には無意味なのだ。

 

 

 そして彼が相対していた存在は、まさしくそのような存在だった。

 

 

 

 

 ナザリック地下大墳墓を統べる死の支配者(オーバーロード)――モモンガは、殴り飛ばされ宙を舞っていた。

 

 彼は、カルネ村を救おうとして転移した先にいた姉妹を助けた直後、突如現れた女に襲われた。

 その女性が、先程モモンガが倒した存在よりも強かったため、念のために得意魔法であった『心臓掌握』(グラスプ・ハート)を使ってしまった。その『心臓掌握』(グラスプ・ハート)は無事に相手にかかり、女は血をまき散らして即死する。彼の視界には、まさしく彼が望んだ通りの光景が映った。

 

 ―――だからだろうか、彼はそこで油断をしてしまった。

 

「■■■っ、■■■っ―――!!」

 

 気が付けば、目の前に黒い獣がいた。

 獣の拳は彼の持つ《上位物理無効》を突き破り、否、無効化し、彼を吹き飛ばす。

 

「っな、『飛行』(フライ)っ!!」

 

 咄嗟に『飛行』で崩れかかった体勢を立て直した。近接職でない彼が、この急な攻撃に対策を取れたのは賞賛されるべき事だろう。

 しかし、賞賛されるようなことをしたからと言って、事態が改善するわけではない。

 彼が体勢を立て直したその直後、何かが炸裂した音が響いたと思えば、

 

 ―――もう既に、獣はモモンガの目の前にいた。

 

「■■■っ―――!!」

「っ、『死』(デス)

 

 反射的に即死魔法を発動させる。しかし、獣はそんなものは知らないとでも言わんばかりに、モモンガを殴り飛ばした。

 

 (即死魔法が通用した手応えはあった。それなのになぜ死なない!!)

 

 再び、炸裂音。

 宙を舞うモモンガの目の前に、また黒い獣が出現する。

 

「クソっ、『現断』(リアリティ・スラッシュ)!!」

「■っ、■■■っ―――!!」

 

 即座に、モモンガは黒い獣に対し第10位階の魔法を振るう。

 空間すら断つ魔法『現断』により放たれた目に映らぬ刃は、獣の身体を真っ二つに両断する。

 

 例え即死魔法すら効かない化け物であっても、流石に身体を二つにされては動けないようで、ふたつに裂かれた黒い獣が動き出すことはなかった。

 

 しばらく見ていると、獣の黒い靄がなくなり先程モモンガが殺したはずの女性に姿を変えた。

 

「一体、今のは何だったんだ」

 

 モモンガは記憶の中にあるユグドラシルのモンスター、職業を探ってみるが、彼女のような存在に思い当たる節はなかった。

 

「少なくとも、想定よりも警戒はすべきと言うことだな」

 

 今のは不意を突かれたために無様を曝したが、しっかりと正面から相対すれば負けることはないと断言できる程度には弱い存在だった。

 だが、問題はそこでは無い。こんな森の中に、モモンガの上位物理無効を無効化する存在が彷徨いている様な世界だと言うことが問題だった。いくら上位物理無効化が役に立たないスキルであろうと、60レベルを超えることで突破するならともかく、無効化などそう簡単にできてしまうようなものではない。

 そして、その事実はすなわち、上位物理無効化だけではなく、他のパッシブスキルが無効化される可能性が存在することを示している。

 

「とりあえず、後でデミウルゴス達と話をすべきだな」

 

 モモンガは、先程助けた姉妹の元へと歩き出した。

 

 

 

 

 

「さて、大丈夫だったか」

 

 彼が元いた場所に戻り、助けた姉妹に話しかける。

 彼女たちは、そんな彼におびえた様子を返した。小さく震えて、少しでもその身体を隠そうとでもしているのか二人で抱き合い身を縮める。

 

 彼女らのその様子に、彼は内心不思議そうに首を傾げた。彼女らのおびえる理由がわからなかったからだ。

 

 普通に考えれば、目の前に骸骨姿の魔法使いが現れれば怖がってもおかしくないと思い至るが、彼がいたユグドラシルでは骸骨などの異形種はそう珍しい存在ではなかったため、彼はその考えに行き着くことはできなかった。

 

 彼が二人からの警戒を解くにはどうすればいいのかを考えていると、すぐそばで開いていた『転移門』(ゲート)から一つの人影が現れた。それと同時に、『転移門』が薄れ消失する。

 『転移門』から現れた、悪魔のような、棘の生えた漆黒の鎧に身を包んだその人影は、彼の傍によると声を出した。

 

「準備に時間がかかり、申し訳ありませんでした」

 

 鎧から聞こえたのは彼の部下である悪魔、アルべドの声だった。

 

「いや、大丈夫だ。特に問題はなかったからな」

 

 彼は、少しばかり申し訳なさそうにしているアルべドにそう返す。

 本当は少々問題がなかったわけではないが、NPCである彼女からの忠誠心が永続的な物かもわからない今、油断してダメージを負ったなどと話して彼女からの期待を裏切り、評価を落とさないためにも大きな問題はなかったことにした。

 

「ありがとうございます。

 それで、その下等生物たちはどうなさいますか。……お手が汚れるとおっしゃるようであれば、私が代わりに処分いたしますが」

「……セバスから何も聞かなかったのか?」

 

 彼のその言葉に、アルべドは沈黙を返す。

 アルべドは兜をかぶっているために直接は見えないが、なんとなく彼にはアルべドが気まずそうに目をそらしたように感じられた。

 

 彼は、小さくため息をつくと言葉を続けた。

 

「何も聞かなかったのか。……彼女たちの村を助ける。敵は、あそこに転がっている鎧を着た者たちだ」

「かしこまりました」

 

 アルべドはその言葉に了承の意を返すと、彼の後ろに控えるように立った。

 

 アルべドとの会話が一息ついたと判断した彼は、再び姉妹に向き直る。

 彼に視線を向けられた彼女たちは、より一層身体を震わせた。

 

 ―――あれ、さっきより脅えられてないか。

 

 思わず心の中で呟く。

 咄嗟に、彼は背後にいるアルベドに目を向けそうになってしまった。よりいっそう脅えている原因は、アルベドのあの発言だろうと思い至ったからだ。

 こうなってしまっては話を聞くことすらできないので、まずは敵ではないことを示すために目の前の姉妹の姉が負っている傷を治そうと彼は考えた。

 

 アイテムボックスから無限の背負い袋(インフィニティ・ハヴァサック)―――500kgまで物を仕舞うことができる袋を取り出し、その中から赤色をしたポーションを取り出した。

 そのポーションは下級治癒薬(マイナーヒーリングポーション)、HPを50回復させるポーションで多くのユグドラシルプレイヤー達がお世話になった物だった。

 

 彼は、その下級治癒薬(マイナーヒーリングポーション)を姉妹の姉に差し出す。

 

「その怪我は辛いだろう。治癒の薬だ」

 

 彼は、できるだけ優しげな声で彼女に話し掛けた。

 しかし、彼の思惑に反し、彼女はそのポーションを見て顔を恐怖に引き攣らせる。

 

 

 彼女、エンリ・エモットが顔を引き攣らせるのにはわけがあった。

 彼女には友人がいる。名前をンフィーリア・バレアレと言い、友人である彼の住む街エ・ランテルでは知らない人はいないと言われるほどの有名人だ。そんな彼は、彼の叔母と二人で薬師として働いており、薬の材料である薬草を集めにたびたび彼女の住むカルネ村に訪れることがあった。その際に、彼女はンフィーリアの持つポーションを何度か見たことがあった。

 

 彼が持っていたポーションは、青色。対して、今差し出されたポーションは、まるで鮮血のような赤色。

 

 彼女がそれをポーションではないと判断してしまうのも無理のないことであり、それ故に彼女が顔を恐怖に引き攣らせるのは、当たり前のことだった。

 

 

 そんなことも知らない彼は、何故彼女が恐怖の表情を浮かべるのがわからなかった。

 

 その時、彼の後ろで控えていたアルベドが鋭い殺気とともに声を上げた。

 

「至高なる御方からの温情を受け取らないだけではなく、その慈悲により身を救われたにもかかわらず恐怖を顔に浮かべるなど……。下等生物風情が……その罪、万死に値する」

 

 アルベドが手に持っていた武器を持ち上げる。彼女は、明らかに二人に対する殺意を顕わにしていた。

 

「待て、急ぐな。物事には順序という物がある。アルベド、お前が私を大切に思うことはわかるが、そう短絡的に行動するべきではない」

 

 慌てて、彼はアルベドを落ち着かせる。もし、ここでアルベドが二人を殺してしまえば、彼がわざわざ助けに来た意味が無くなってしまうからだ。

 

「……承りました。お言葉に従います」

 

 アルベドは、不承不承といった声色で彼の言葉に従い武器を下ろす。

 しかし、殺気までは無くす気が無いようで、アルベドの殺気により姉妹二人は震え上がってしまっていた。

 

「連れが驚かせてしまったな。

 初対面の存在を信じるのは難しいかもしれないが、変な毒物などではない、正真正銘本物のポーションだ。飲むといい」

 

 先程よりも更に優しげな声で、彼はエンリにポーションを渡した。

 エンリは彼からそれを受け取ると、恐る恐る口にする。

 すると、彼女の背中から痛みがなくなり、全身の怠さも無くなった。まさかと思い、背中に何度も触れる。流石に服には傷は残っていたものの、彼女の背中は傷一つ無いものへと戻っていた。

 

「うそ……」

 

 彼女は、思わず口から驚愕をこぼす。

 その呟きを聞いたのか、彼女の妹も姉の背中を見つめ、そして先程彼女が浮かべた驚愕の表情に似た表情を、顔に浮かべた。

 

「痛みはなくなったようだな」

「は、はい」

 

 彼は、その言葉を聞いて僅かに安堵した。

 先の獣のこと踏まえるに、自身が考えているよりも目の前の少女が豊富なHPを持つ可能性を考えていたためだ。

 あの獣は、即死魔法の無効化や上位物理無効を突破する攻撃力、一瞬で目の前に移動する瞬発力など、いくら第10位階の魔法とはいえ、魔法を一撃くらった程度で倒されるような能力の存在が持っていてはおかしい能力を多く備えていた。

 そのため、この世界は何らかの能力を特化させたが数多くいる可能性があるのではないか、と彼は考えた。

 

 だが、流石にそれは杞憂だったようだ。

 下級治癒薬(マイナーヒーリングポーション)程度で回復できると言うことは、それほど高いHPを持っているわけではないのだろう。彼女が兵士から逃げ惑う様子からして、高い攻撃力も強靭な防御力も圧倒的な加速力も無い。魔法を扱えるようにも見えないし、ごくごく普通の村娘と見て間違いないだろう。

 

 流石に誰も彼もが何らかの切り札を持つような修羅の国ではないと知り、彼は少し安堵した。

 

「痛みはないか、ならばいい。

 ……ところで、お前達は魔法という物を知っているか」

「は、はい。友人の薬師が……魔法を扱えます」

「そうか、ならば話は早い。

 『集団標的・(マス・ターゲティング)上位硬化』(グレーター・ハードニング)『集団標的・(マス・ターゲティング)無限障壁』(インフィニティ・ウォール)『集団標的・(マス・ターゲティング)盾壁』(シールド・ウォール)『生命拒否の繭』(アンティライフ・コクーン)『矢守りの障壁』(ウォールオブプロテクションフロムアローズ)

 

 彼は、自分のMPが足りなくなってしまわない程度の範囲で、可能な限り強力な魔法を使う。

 姉妹は、微かに身体を輝かせたと思うと、光の膜に囲まれた。

 

「いくつか防御力強化の魔法と生物を通さない守りの魔法、それと射撃攻撃を弱める魔法をかけておいた。そこから動かなければ、おそらくは安全なはずだ。

 ―――あとは……念のため護衛役を喚んでおこう」

 

 〈上位アンデッド作成〉蒼褪めた乗り手(ペイルライダー)

 

 彼のスキルにより、虚空より蒼い馬に乗った騎士が召喚される。

 

 ゲームではなく現実になったためか、ユグドラシルよりも、より恐怖を誘う騎士へとなっていた。

 

 内心でユグドラシルと異なるに驚きながら、とりあえず蒼褪めた乗り手(ペイルライダー)に命令を下す。

 

「ペイルライダーよこの姉妹を守れ」

 

 創造主である彼の命令に蒼褪めた乗り手(ペイルライダー)は了承の意を示し、姉妹の後ろに下がった。

 

「これでいいだろう。いざという時は、こいつに助けてもらうといい」

 

 蒼褪めた乗り手(ペイルライダー)は強力な戦闘力を持つと同時に、騎乗しているためか高い機動力を持つ。流石にあの獣のような敵が現れると逃げ切るのは難しいかもしれないが、大抵の敵からなら逃げ切ることができるだろう。

 

 それだけ告げると、彼はアルベドを伴いながら村へと歩き出す。

 しかし、その歩みはすぐに止まることとなった。

 

「あのっ!!……助けてくださって、ありがとうございます!!」

「ありがとうございます!!」

 

 後ろから、姉妹の感謝の声が聞こえたためだ。

 歩みを止めた彼は、感謝の声を上げる姉妹を見てその感謝の言葉に答えた。

 

「気にするな、『誰かが困っていたら、助けるのは当たり前』、だからな」

 

 彼のその言葉に、エンリは目を見開き、その言葉に歓喜し涙をこぼした。

 確かに当たり前のことかもしれない。多くの人間は、子供の頃にそういった教えの元育つ。

 しかし、それは子供の頃の話だ。成長すれば人間関係という荒波にもまれて、子供の頃のようにそんなことは言えなくなる。

 だからこそ、エンリはその言葉が尊く感じた。

 偉大なる力を持つ彼が、まして生者を憎むアンデッドである彼が、力に驕ることなくその言葉の元に人間のために動けることがどれだけ尊いことか。

 

「あ、ありがとうございます!! 本当に、ありがとうございます!!」

 

 エンリは、心の底から感謝の言葉を告げた。

 その感謝の言葉に、彼は少し考え込み答える。

 

「それ程、感謝する必要は無い。

 

 ―――私は、アインズ・ウール・ゴウン。自らの名に恥じぬ行いをしたまでだ」

 

 彼――アインズ・ウール・ゴウンは、ローブをはためかせ村へと歩いて行った。

 

 

 

 

 

『集団標的・(マス・ターゲティング)龍雷』(ドラゴン・ライトニング)

 

 突如村に声が響き渡ると、天空より雷が飛来し、兵士達の半数以上が焼き払われた。

 

「……は?」

 

 兵士達の内の誰かが呆然と呟いた。

 

 村の中央にある広場、そこに肉が焦げたにおいが広がる。

 その感覚が、そこにいた者達にそれが現実であることを伝えていた。

 

 ―――っ!!

 

 広場にいた兵士達に緊張が走る。各々が己の武器を構え、声の主を探した。

 先程の雷は、おそらく魔術師による物。何処かに術者がいるはずだった。

 

 兵士達が辺りを窺い、警戒する。

 

「いたぞ、上だっ!!」

 

 雷より生き残った兵士の誰かが声を上げる。

 多くの兵士が上を見れば、そこには宙に浮かぶ仮面をつけた魔術師の姿があった。

 

 しかし、その直後兵士達の多くが顔を恐怖に引き攣らせる。

 

 魔術師の手には、白く輝く雷光があったからだ。

 

『集団標的・(マス・ターゲティング)雷撃球』(エレクトロ・スフィア)

 

 再び、上空より雷が飛来する。

 雷は、生き残った兵士を完全に焼き払った。

 

 

 兵士たちを焼き払った魔術師――アインズは、空中より舞い降りると村人たちに声をかけた。

 

「すまない、驚かせたな。これで君たちは安全だ。安心してほしい」

 

 アインズの声に、村人たちの一部の者は安堵を、一部の者は困惑と恐怖をうかべる。

 

「い、いったい、あなた様は……」

 

 村の代表者である村長が、彼に声をかける。

 村人たちの一部に広がる恐怖と困惑の感情に気が付いた彼は、村人たちに優し気な口調で告げた。

 

「この村が襲われているのを見たのでね。助けに来た」

「……おお!!」

 

 村人たちの間に、ざわめきが広がる。

 しかし、それでもなお村人たちからの困惑がなくならないと気が付いたアインズは、言葉を付け加えた。

 

「……とはいえ、ただというわけではない。私は魔法の研究をしていてな。いま、少々手持ちが少ないのだ。襲撃された被害の補填のためにお金が必要なあなた方にこのようなことを言うのは心苦しいのだが、あなた方を助けた報酬に金銭をいただきたい」

 

 村人たちが顔を見合わせる。お金が少ないためであろう、少々申し訳なさそうな顔を見せる。

 しかし、アインズは気にしてはいなかった。それが目的ではなかったからだ。

 

 アインズの目的がはっきりしたためであろう、村人たちの間からは、アインズに対する困惑の感情が薄れていた。

 

「い、今は村がこんな状態でして……」

「……そう、ですか」

 

 アインズは、落胆したような様子を見せる。勿論、()()だ。本当に落胆しているわけではない。

 

「とりあえず、話はあとにしよう。ここに来る前に、この村に住んでいるという姉妹を保護してきた。連れてくるので、時間をもらえるか」

 

 申し訳なさそうな顔の村長にアインズはそう告げると、踵を返して森の方へと歩いて行った。

 

 

 




 アインズ様の認識。
 遭遇する魔物:100Lvの物理無効を突破するような攻撃力を持つ魔物ばかり。
 農民や兵士:一部にNOUMINやHEISIがいる?

 クレマンティーヌさんが暴走したのは、心臓を欠損したためです。
 一応、武技で超絶強化かつ暴走中であれば、殴打武器に対する脆弱性をアインズ様は持っているので、物理無効は突破できるかな?、と感じ突破できるようにしました。
 ただし、与えられるダメージは微弱です。

10/21 ポーションの名前を修正

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。