東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

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どうも!ラギアです!

何と!今回で『東方夢幻魂歌』通算百話目です!!
あ、幻の五章は除きます。

最初は、単なる挑戦でした。
自分の思い描いた世界が具現化されるのは、きっと楽しいだろうな。
そんな思いから始めたssも、気づけばここまで来れていたんですね。

それもこれも、全て読んで下さっている読者様のおかげです!
暖かい感想やお気に入り登録は一つ増えると全力で喜んでいます。

こんな駄作をここまで応援してくれて、本当にありがとうございました!!

夢幻魂歌はまだ続くので、これからもどうか宜しくお願い致します!!


第八章第九話「暁」

ザアア…

 

雨粒が服から滴り、風が草を揺らす。

空を厚い雲が被っていて、陽の光が差し込むことは無かった。

 

「霊夢・・・!」

 

俺は急いで霊夢に駆け寄り、立ったまま項垂れている霊夢を支える。

黒髪は雨に濡れ、服は肌に張り付いている。

霊夢の脈はある物の意識は無く、それでも頬は淡い紅色に染まっていた。

その事にとりあえず安心し、大きく息を吐いた。

安らかな顔で眠る霊夢を俗に言うお姫様抱っこで持ち上げた俺は、魔理沙の所へ行こうとしてーーーー

 

異変に気付く。

 

目の前を落ちて行った雨粒が、不自然に銀色に輝いていたのだ。

金属質な、雨とは違う。

 

あたかも、楼観剣を持った時の様な。ぬらりとした殺気を持っていた。

 

慌てて上を見上げれば。

 

殆ど全て、雨粒に紛れ込む様にして銀色の粒てが混じっていた。

これは・・・・やばい。

 

ほぼ直感的に悟った俺は急いで逃げようとするが。

ザザザザ!!!

と雨が服や肌を掠るたびに切り傷が出来、刻まれた無数の線から血が滲み出る。

 

『っ!!』

 

頭の中で息を飲んだ陽炎が、俺より早く赤黒い霊力を展開。

 

『時が経って破壊される!』

 

すると、その赤黒い霊力に当たった雨粒は全て消えていき、急いで俺は其の場から逃げ出した。

「バースト!!」

 

出力、8%。

全力で地面を蹴り飛ばした俺は、霊夢を抱えたまま瞬く間に数十m移動していた。

草の上を滑るように移動し、木に体をぶつける形で強引に勢いを殺す。

 

「ぐっ・・・!」

 

苦しそうな声が漏れ、ぶつけた箇所が痛むがそれを気にしてる暇は無い。

霊夢を木の下に隠した後、注目を集める様に俺はまた草原のど真ん中に躍り出た。

 

桜ノ蕾に手を当て、いつでも抜刀できるように構える。

 

 

 

 

 

それらを嘲る様に、天が紫に煌めいた。

 

 

 

 

圧倒的な妖力を感じた俺は硬直し、そのまま動けなくなる。

柄を握る手は震え、上手く握れていない。

雰囲気が一層重くなる中。

 

 

 

世界を匿っていた雲海を、絶大な妖力が込められた一閃が切り裂いた。

 

 

雲と雲の隙間から太陽の光が草原を照らし、暖かい光をもたらす。

雨雲は全て吹き飛ばされ、風は嵐の様に吹き荒れた。

 

その中を、一人の少女が舞い降りて来た。

 

神々しく、禍々しく。

 

黒と赤の服に、血の様に紅いマフラー。

長い黒髪を後ろで簪を用いて纏めており、小太刀を逆手に握っていた。

抜身の白刃は遥か遠くからでもその殺気を感じ、楼観剣などの業物にも引けを取らない切味を思わせる。

年齢は俺と同じ位。身長は160cm程か。

 

黒い瞳は濁り切っており、光を一切持たない闇の様。

 

 

俺は、その少女を見た事があった。

 

散々苦戦した爛漸苦の首を、一瞬で刈り取った少女。

 

 

「・・・暁」

 

 

雫が滴る草草が風に揺らめき、淡い陽光を受けた草原は儚げに騒めく。

奥が見えない瞳は、何を映しているのかーーーーー




はい、微妙な終わり方ですみません。
二月十四日。

特に何も無い日ですが(威圧)
この日に百話記念番外編を出そうと思います。
特に何もない日ですが(威圧)

隔さんメインか今の幻想郷メインかは決めてないですが、出す予定です。

・・・出せたらいいな。新作?一月中?

・・・・・・無かったんや・・・・!!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
では、また明日!
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