ラ「二、三話?」
真「ほへー。・・・幻の五章の二の舞になるなよ。」
ラ「はい。・・・頑張ります!!」
真「で?そろそろクライマックスだからキャラ紹介だすんだろ?」
ラ「うん。木曜か金曜には。」
真「頑張れよ。では、どうぞ!」
第十章第一話「合宿!!」
冷たい風が吹き、枯れ木を揺する。
空は雲がありつつも青空が広がり、気持ちの良い天気だ。
草が枯れ果て、剥き出しとなった土を踏み締めながら俺と咲夜さんは博麗神社へ向かっていた。
「気持ちのいい天気ね。」
「そうですね。・・・戦力強化って、なにするんでしょうか?」
「さあねえ。まあ、ずっと戦うんでしょう。」
まだ朝は早い。
お昼にもなってない為、久々に景色を楽しみながらゆっくりと出来る。
爛漸苦が消えたあの日から、まだ三日しか立って居ない。
霊夢が急にこの企画を立てたのも、丁度二日目だったか・・・。
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「・・・うーん、不安ねえ。」
「何がなんだぜ?」
紅魔館の一室。
気を失った後に俺はここに運ばれたらしく、包帯を過剰に巻かれながら俺はベッドに横たわっていた。
その隣に居る咲夜さん。
机でクッキーを食べつつ会話する霊夢と魔理沙。
そして、そこに交じりたいけど混じれない妖夢。
「戦力よ。あっちは紫に・・・真の何だっけ?オーバーれんこん?」
「オーバーレイな。」
「そうそれ。防がれちゃったんでしょ?となると、こっちは圧倒的に不利になっているわ。」
「でもなあ。強く何て戦い続けなきゃなれないだろ・・・あ。」
「・・・あ。」
真剣に会議をする二人は、同時に呟き。
「「合宿!!」」
と叫んだ。
固まり、困惑する俺と妖夢。
咲夜さんは興味深そうに会話に滑り込む。
「良いわね。どこでするの?」
「うーん・・・紅魔館は・・・レミリア来るわよねえ。」
「あ、私の家はどうだ?」
「「魔法の森でしょ。危ない。」」
「ひ、ひどくないかぜ!?」
「・・・博麗神社は?一応この人数なら泊まれるわよ?」
「ああ・・・良いと思うぜ?」
「そうね、霊夢が良いのならそれが良いでしょう。」
どうやら、話が決まったらしい。
何時の間にか隣に来ていた妖夢は、そっと俺に耳打ちをした。
「何で咲夜さん楽しそうなんでしょうか・・・?」
「さあ?・・・まあ、俺も強くなりたかったし。丁度いいだろ。」
「そうですね。」
二人して笑い合って居ると、霊夢が俺達にも指を突き付けた。
「あんたたちも来るのよ。良いわね?」
「「勿論!」」
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・・・とまあ、こんな経緯で俺達は博麗神社へ向かっている、と言う事だ。
大きな石の階段が視界に映り、その上に立つ大きな赤い鳥居。
久しぶりの景色に最早懐かしさも感じながら、俺は階段を上り始めた。