真「ふざけんな。このコーナーやめちまえ」
ラ「友達の『マジですか!』が可愛いんだ!」
真「はっ!お前男を可愛いとか言ってるのかよ。」
ラ「え?そいつ女子ですけど?」
真「・・・嘘は止めようぜ。お前に女子の友達何ている訳ないだろ?」
ラ「いや、居るから。」
真「友達って言って貰ったのか!?ああん!?」
ラ「今日言われました("´∀`)bグッ!」
真「地球が終わるっ!!!」
ラ「なんでっ!?」
「・・・よし!皆集まったわね。」
霊夢が立ち上がり、ちゃぶ台の周りに座る俺と咲夜さん、妖夢と魔理沙を目で追った。
10時くらいの今、早速戦いに取り組もうと言う事になっている。
・・・のは、良いのだが。
「なあ、早速だから罰ゲームやるんだぜ?」
「あ、良いわねそれ。」
魔理沙が変な提案をし、いつも通り咲夜さんが悪乗りした。
妖夢も顔を引きつらせ、俺もその言葉に固まる。
「確かに良いわね。無駄な緊張感も出るし。よし、そうしましょう。」
頼みの綱の霊夢も賛同してしまい、結局罰ゲームをする事に決まった。
罰ゲームの内容は”勝者の言う事を大体なんでも聞く”に決定。
冬の日差しが枯葉で覆われた境内を照らし、木々の隙間から陽光が剥き出しの土に丸を創っていく中。
一気に、魔力と霊力が漏れ出した。
「・・・さて、一試合目は私と真ね。オーバーれんこんを使ってきなさい。」
「了解!霊夢、手加減はしないよ!」
「上等!弟子が生意気言ってんじゃないわよ!!」
霊夢が数枚のお札とお祓い棒を構え、俺は桜ノ蕾を帯刀したまま霊夢に向き合う。
風に吹かれ、落ちていく木の葉が良く見える。
風さえも視認できそうな状態で、俺は全ての色を見える様にした。
霊夢の右手に霊力が集まって居る事を確認した俺は、同じように拳を固める。
「じゃあ始めるぜ!よーい、どん!!」
「夢符[封魔陣]!」
「オーバーレイ!!」
魔理沙の合図と同時に、霊夢の右腕から霊力弾が放たれる。
俺の足元に着弾したそれは複雑な紋様を地面に一瞬で展開し、治まり切らない霊力を放出してきた。
・・・が。
「ど、っせい!!」
俺は右拳をそれにぶつける事で陣を破壊。
それにより起きた亀裂から、霊力を上向きに放出する。
土竜叩きの様に不規則に湧き出る霊力を、霊夢は全て紙一重で回避した。
「うわあ、今の躱されるのか・・・。」
「あんたこそ私の封魔陣壊してんじゃないの!」
そこで動きを止め、俺達は感心半分、呆れ半分で相手に称賛を送る。
時間で見れば、ほんの一時の出来事。
しかしその戦いのレベルに、魔理沙たちは固唾を飲んだ。
「・・・ふうん。初代の黒と白を、真自身の霊力で覆って一時的に霊力を自分の物にした、のか・・・。うわあ、めんどくさい事になってるわね。まだ蒼い霊力のが良かったわよ・・・。全く、喰えない奴ね!!」
そう言うと霊夢は札を一枚構え、凛とした静かな声で宣言する。
「霊符[夢想封印・集]」
瞬間、札が散り散りになり。
全てが、虹色に輝く光弾と成った。
しかし、それらは全て俺に照準を合わせず。逆に、俺を取り囲む様に周囲にばら撒かれ始める。
「・・・潰しなさい。」
そう宣言されると同時に、全ての光弾が軌道を変え俺へと集中し始めた。
息を付く暇さえ許さない怒涛の連撃。
着弾すると同時に炸裂する光弾は、瞬く間に皆の視界を奪った。
「結界[双対ノ禊]」
「・・・また防がれたか・・・!!」
しかし、その中で俺は四つの結界を生成。
右半身に宿る絶対的な守護の力を最大限に使いながら、以前とは一味も二味も違う結界を生み出した。
「今度は・・・俺の番だ!!」
霊夢の攻撃が止み、視界が開ける。
それと同時に宣言した俺は、そのまま右拳を強く握りしめた。
そして、燃え上がる霊力。
螺旋状に渦巻く二つの霊力は、拳から尾を引き天まで駆け上った。
「滅壊ノ・・・星撃!!」
俺は右拳を前に突き出し、全力で地面を蹴り砕く。
世界が後方に飛び、逆に視界に映る景色はゆっくりと鮮明に成る。
瞬く間に霊夢の懐へもぐりこんだ俺は、そのまま拳を当てようとするがーーー
「はあっ!!」
「へぐううっ!!」
霊夢が高速で回転したと思った瞬間、頬につま先がのめり込んでいた。
そのまま勢いに逆らえず、俺は石畳に体を強く打ち付けながら吹き飛ぶ。
「残念ね。確かに威力は凄いけど、単調すぎるわ。もう少し使い所を意識しなさい。」
オーバーレイが解け、霊夢が上から人差し指を立てながらアドバイスをくれる。
荒く呼吸をしながらそれを受け止めた俺は、嫌な事を思い出した。
背筋に嫌な汗が流れ、上にある霊夢の笑顔がものすごく怖い。
「・・・はい、じゃあ人里まで言ってお饅頭10個ね♪」
「ふあい・・・。」
呼吸にため息も織り交ぜた俺は、這いずりながら縁側に倒れ込んだ。
「はい、じゃあ真が休憩中に魔理沙と私!」
「ふっ!今日こそ霊夢を超える時だぜ!」
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「えーと・・・お饅頭、あそこの店で良いか。」
お金を握りしめ、俺は人里内を探索していた。
お店に向けて進路を変えた瞬間、俺は誰かとぶつかりその人を倒してしまった。
「すみません!大丈夫・・・で・・すか・・?」
「あ、あう・・・」
被り物が脱げ、その人の束ねられた黒髪が揺れる。
濁った瞳に、綺麗な簪。
服の隙間からは小太刀が見える、その少女はーーーー
「暁・・・!?」
「・・・真!」
紛れも無く、俺の知る少女だった。