東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

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ラ「・・・書く事が無い。ここに。」
真「ふざけんな。このコーナーやめちまえ」
ラ「友達の『マジですか!』が可愛いんだ!」
真「はっ!お前男を可愛いとか言ってるのかよ。」
ラ「え?そいつ女子ですけど?」
真「・・・嘘は止めようぜ。お前に女子の友達何ている訳ないだろ?」
ラ「いや、居るから。」
真「友達って言って貰ったのか!?ああん!?」
ラ「今日言われました("´∀`)bグッ!」

真「地球が終わるっ!!!」
ラ「なんでっ!?」


第十章第二話「不思議な再会」

「・・・よし!皆集まったわね。」

 

霊夢が立ち上がり、ちゃぶ台の周りに座る俺と咲夜さん、妖夢と魔理沙を目で追った。

10時くらいの今、早速戦いに取り組もうと言う事になっている。

・・・のは、良いのだが。

 

「なあ、早速だから罰ゲームやるんだぜ?」

「あ、良いわねそれ。」

 

魔理沙が変な提案をし、いつも通り咲夜さんが悪乗りした。

妖夢も顔を引きつらせ、俺もその言葉に固まる。

 

「確かに良いわね。無駄な緊張感も出るし。よし、そうしましょう。」

 

頼みの綱の霊夢も賛同してしまい、結局罰ゲームをする事に決まった。

罰ゲームの内容は”勝者の言う事を大体なんでも聞く”に決定。

 

冬の日差しが枯葉で覆われた境内を照らし、木々の隙間から陽光が剥き出しの土に丸を創っていく中。

一気に、魔力と霊力が漏れ出した。

 

 

「・・・さて、一試合目は私と真ね。オーバーれんこんを使ってきなさい。」

「了解!霊夢、手加減はしないよ!」

「上等!弟子が生意気言ってんじゃないわよ!!」

 

霊夢が数枚のお札とお祓い棒を構え、俺は桜ノ蕾を帯刀したまま霊夢に向き合う。

風に吹かれ、落ちていく木の葉が良く見える。

風さえも視認できそうな状態で、俺は全ての色を見える様にした。

霊夢の右手に霊力が集まって居る事を確認した俺は、同じように拳を固める。

 

「じゃあ始めるぜ!よーい、どん!!」

 

「夢符[封魔陣]!」

「オーバーレイ!!」

 

魔理沙の合図と同時に、霊夢の右腕から霊力弾が放たれる。

俺の足元に着弾したそれは複雑な紋様を地面に一瞬で展開し、治まり切らない霊力を放出してきた。

・・・が。

 

「ど、っせい!!」

 

俺は右拳をそれにぶつける事で陣を破壊。

それにより起きた亀裂から、霊力を上向きに放出する。

 

土竜叩きの様に不規則に湧き出る霊力を、霊夢は全て紙一重で回避した。

 

「うわあ、今の躱されるのか・・・。」

「あんたこそ私の封魔陣壊してんじゃないの!」

 

そこで動きを止め、俺達は感心半分、呆れ半分で相手に称賛を送る。

時間で見れば、ほんの一時の出来事。

しかしその戦いのレベルに、魔理沙たちは固唾を飲んだ。

 

「・・・ふうん。初代の黒と白を、真自身の霊力で覆って一時的に霊力を自分の物にした、のか・・・。うわあ、めんどくさい事になってるわね。まだ蒼い霊力のが良かったわよ・・・。全く、喰えない奴ね!!」

 

そう言うと霊夢は札を一枚構え、凛とした静かな声で宣言する。

 

「霊符[夢想封印・集]」

 

瞬間、札が散り散りになり。

全てが、虹色に輝く光弾と成った。

 

しかし、それらは全て俺に照準を合わせず。逆に、俺を取り囲む様に周囲にばら撒かれ始める。

 

「・・・潰しなさい。」

 

そう宣言されると同時に、全ての光弾が軌道を変え俺へと集中し始めた。

息を付く暇さえ許さない怒涛の連撃。

着弾すると同時に炸裂する光弾は、瞬く間に皆の視界を奪った。

 

 

「結界[双対ノ禊]」

「・・・また防がれたか・・・!!」

 

しかし、その中で俺は四つの結界を生成。

右半身に宿る絶対的な守護の力を最大限に使いながら、以前とは一味も二味も違う結界を生み出した。

 

「今度は・・・俺の番だ!!」

 

霊夢の攻撃が止み、視界が開ける。

それと同時に宣言した俺は、そのまま右拳を強く握りしめた。

そして、燃え上がる霊力。

螺旋状に渦巻く二つの霊力は、拳から尾を引き天まで駆け上った。

 

「滅壊ノ・・・星撃!!」

 

俺は右拳を前に突き出し、全力で地面を蹴り砕く。

世界が後方に飛び、逆に視界に映る景色はゆっくりと鮮明に成る。

瞬く間に霊夢の懐へもぐりこんだ俺は、そのまま拳を当てようとするがーーー

 

 

「はあっ!!」

「へぐううっ!!」

 

 

霊夢が高速で回転したと思った瞬間、頬につま先がのめり込んでいた。

そのまま勢いに逆らえず、俺は石畳に体を強く打ち付けながら吹き飛ぶ。

 

「残念ね。確かに威力は凄いけど、単調すぎるわ。もう少し使い所を意識しなさい。」

 

オーバーレイが解け、霊夢が上から人差し指を立てながらアドバイスをくれる。

荒く呼吸をしながらそれを受け止めた俺は、嫌な事を思い出した。

背筋に嫌な汗が流れ、上にある霊夢の笑顔がものすごく怖い。

 

「・・・はい、じゃあ人里まで言ってお饅頭10個ね♪」

「ふあい・・・。」

 

呼吸にため息も織り交ぜた俺は、這いずりながら縁側に倒れ込んだ。

 

「はい、じゃあ真が休憩中に魔理沙と私!」

「ふっ!今日こそ霊夢を超える時だぜ!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「えーと・・・お饅頭、あそこの店で良いか。」

 

お金を握りしめ、俺は人里内を探索していた。

 

お店に向けて進路を変えた瞬間、俺は誰かとぶつかりその人を倒してしまった。

 

「すみません!大丈夫・・・で・・すか・・?」

「あ、あう・・・」

 

被り物が脱げ、その人の束ねられた黒髪が揺れる。

濁った瞳に、綺麗な簪。

服の隙間からは小太刀が見える、その少女はーーーー

 

「暁・・・!?」

「・・・真!」

 

紛れも無く、俺の知る少女だった。

 

 

 

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