他の事をやってたり新しい話を考えてたら遅くなりました!
短いです、明日は頑張ります!
本当に申し訳ございませんでした!では、どうぞ!
「・・・左肩、大丈夫?」
「あー、こんくらいなら大丈夫。・・・魂が無かった時の記憶って、ある?」
「えっと・・・その・・・断片的には。」
「どこらへん?」
「真が、私の服を切って胸の真ん中見た処はしっかりと・・・。」
依然俺の上に残ったまま、俺と暁は気の抜けた会話を交わす。
もう何も脅威は無い。暁も自分自身の意思で動けるようになり、淡く笑みを浮かべている。
「んと、忘れて下さい。」
「・・・やだ。」
俺が少し焦りながら許しを請うと、暁は頬を膨らませそっぽを向いた。
べちべちと俺を叩く暁は、そっと夕日を見上げる。
「ありがとう。真。」
「どういたしまして。」
それでも呟かれた言葉に、俺は少し笑みを漏らす。
茜色の空が真上に広がっていて、雄大な自然と世界を肌で感じる。
肌寒い風が俺達に吹きかけ、少しばかり肌を撫でて行った。
「・・・あのう、暁。」
「どうしたの?」
「・・・色々、この体勢危ないって言うか。重くは無いけどその・・・ね?」
なるべく暁から目を反らし、俺は途切れ途切れに呟く。
ああ、暁はどんな顔をしているのか。ゴミを見る様な目で俺を見ているのだろうか。
・・・それとも、小太刀を構えているのか・・・!?
首を90度傾けたまま、俺はゆっくりと視線だけ暁の方へ移し。
・・・顔を真っ赤っかにしている暁を視界に入れる事と成った。
うわあ、可愛い・・・。めっさ可愛い・・・。寝てる妖夢とか得意になってる魔理沙くらい可愛い・・・!!
「・・・馬鹿。真の変態」
「ドストレート頂きましたっ・・・!」
むー、とジト目で俺を睨みつける暁は直後に俺の上から退き、落とした小太刀を納刀する。
俺もさっき飛んで行った桜ノ蕾を取りに行こうと立ち上がりーーー
無意識の内に、そこから飛び退っていた。
ドゴォオオオオンンッッ!!!!!!
刹那、爆音が鼓膜を強く震わせ砂埃を撒き散らす。
爆風が近くの木々をなぎ倒し、あたかも竜巻が通ったかのような惨状を作り出した。
そして、圧倒的な妖力。
上級妖怪をも大きく超越する、大妖怪。
圧倒的妖力を併せ持ち自然災害の原因でもあるそいつは、八つの首を持ち上げる。
「八岐大蛇・・・!?」
それは、以前人里を襲っていた八岐大蛇。
・・・そして、吸血鬼であるレミリア様とフランが本気を出してやっと倒せた、異常に強い敵だ。
無論、俺と暁が勝てる相手ではない。
折角暁を助けたのに、また離れ離れになるのか?
逃げるしかない。いや、そもそも逃げれるのか?
体が硬直し、頭の中が混乱する。
突如目の前に現れた災厄は、その隙を見逃さなかった。
八岐大蛇⇒やまたの おろち