東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

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ラギアです!毎日投稿を目指しています。きついですけど、書いてるのは楽しいです!
最近、寒いですね。お体には気を付けてください!


第2話「その世界は」

俺は、大空を舞っていた。

「えーーーあああああああああああ!!!」

急激な落下。風が肌を切り裂くようだ。寒い・・・

スカイダイビングって何が楽しいのか。現在落下中の俺は考える。

眼前に雲があらわれ、俺は雲を突き破りーーー

 

目の前に広がる世界に、息をのんだ。

 

遠くに見える山岳。大きく広がる湖。そこに見えるのは、村だろうか。

俺がいた世界とはまるで違う。もっとこう、神聖な、幻想的な場所。

一瞬、時間が止まったみたいだった。そして俺は思い出す。

ーーーあれ?俺今死にそう?---

落下速度は速い。地面があっという間に迫る。無慈悲な世界は、奇跡なんぞ起こしてくれないのだ。楽しかったよ?人生は。隔と一緒に居れたからーーーー

そうだ。

隔がいるじゃないか。あいつを放って死ぬわけには、

「いかねえな!」

地面が迫り、俺は本能的に右手を下に振り下ろした。

すると。

右手が視認できないほどの速さで降られ、地面から砂ぼこりが起こり一瞬だが、落下速度が弱くなった。そして、2mほどを落下。

ドゴオン!と大きな音を立て、俺は地面に落ちた。

「いったああああ!!」

想定300mほどを落ちた俺は、しばらくのたうちまわった。

「体は・・・うん、骨折とかはしてないみたいだな。」

良かった。これなら大丈夫だろう。少し、周りを歩いてみるか。

しかしここはどこなのか。死後の世界か?いや・・・足ついてるし、痛かったしなあ。

そして、あの右手の速度。

異常だ。俺はあんなに速く手は振れない。そして風圧で体が止まる程の速さだったにも関わらず、肩はいたくないのだ。・・・わからないな。

はあ、何が起きたんだ・・・

とりあえず、ここは俺の知らない場所だ。それだけはわかる。

「ちくせう・・・なんでこうなったんだ・・・」

さて、いそがなければ。もう、夕方だ。

「たしかあっちに村があったよな?うし、行ってみるか」 

俺は少し歩くスピードを上げた。

 

 

「今は夕方。妖怪が目覚める時間よ?」

40分歩いた頃か。突然そんな声が聞こえた。

「ほえ?」

急だったため、変な返事になってしまった。しかし、今なんと言った?妖怪?いや、そんなのはいるはずが無い・・・

いや、ここなら。さっきから常識では考えられない事が起きているここなら。

「っ!」

「あら、そんな警戒しなくていいのよ?私は貴方の味方のはずだから」

俺に話しかけていたのは、銀色の髪、蒼と白のメイド服、そして右手に紙袋を下げている女性だった。

結論。美人。・・・じゃないよ!

「あ、あのう、どちらさまでしょうか?」

俺が恐る恐る聞いてみると、その人はあっさり答えてくれた。

「ああ、ごめんなさい。まだ言ってなかったわね。」

この人と出会ったことで、俺はこの世界で生きれた。

「私は十六夜 咲夜。悪魔の館のメイドよ。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・赤い。そしてでかい。なんだこの館は。

「あ、咲夜さんお帰りなさい~!」

「ただいま」

・・・どうやら十六夜さんは人気者みたいだ。皆から慕われている感じだ。

そして歩いていくと、十六夜さんが一つの部屋の前で立ち止まった。

コンコン

「失礼します」

「失礼しまーす」

部屋の中は普通だった。よく映画などで見る王族の部屋みたいだ。じゃあ普通じゃないか。

中でも目立っていたのは、その部屋の中心にいた・・・おそらく、この館の主だ。

だって、その人は、

「あら、やっと来たのね咲夜。こんばんわ、黒髪の坊や。二人とも、そこにかけなさい。」

完っ全な、幼女だった。

二人で椅子に座ると、その幼女が話始めた。

「ふふ、初めまして。私はレミリア・スカーレット。この館・・・紅魔館の、主よ。」

・・・主。うん、なんというか。威厳がないな。

「貴方は?」

ああそうだ、まだ言ってなかったな。

「俺は天音 真、です。・・・初めまして。スカーレット様」

「レミリアでいいわ、堅苦しいのは嫌いなの」

「いや、初対面の方にそれは・・・」

「いいからそう呼びなさい。命令よ」

キョトンとしていると、隣の十六夜さんが耳打ちしてきた。

「お嬢様はああなると頑固よ。素直に聞いといて。」

苦笑していた。

「はい、わかりました。レミリア様でいいですか?」

「まあ、それで良いでしょう。咲夜、お茶を。」

「承りました。すぐに。」

そういうと十六夜さんは部屋を出ていき、部屋の中には俺とレミリア様だけになった。

「・・・さて、あなたの事を教えてくれるかしら」

そう言って、レミリア様はカーテンを開けた。

「何故只の人間である貴方が、そんな異常な量の霊力をもっているのか。」

少し見えた月は、深紅に染まっていた。




やっと東方成分がでてきました!・・・少ないですが。
次回はレミリアさんがカリスマアします。させたいです。
文章下手ですが、ぜひ次も読んでください!
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