明日早いので短いです。
ごめんなさい。
鬼の姉貴がそろそろ出て着ます。
姉御かな?(笑)
では、どうぞ!
どうも、体の調子がおかしい。
体の中が、精神が噛合ってない感覚。
現に、八咫烏の簡単な操作だけで疲れてきている。
八咫烏の翼が不安定に揺らめき、少しバランスを崩した。
「きゃあっ!」
「おっとと・・・」
慌てて立て直し、大きく羽ばたく。
体制を何とか立て直し、俺は天子に尋ねる。
「悪い、天子・・・少し休んでいい?」
「うわっ、顔色悪いじゃない・・・さっさと休みなさい」
「じゃあ、適当に・・・っと」
八咫烏を滑空させ、空いてるところに着地させた。
小高い丘の上で、風が良い感じにそよいでいる。
俺と天子はそこに降り、体を伸ばした。
「じゃあ、何分かたったら起こして・・・」
「ん、分かった。」
俺は野原に寝転がり、目を閉じた。
結構疲れていたのか、意識は直ぐに深い深い闇に落ちていった。
「・・・しょうがないわね」
天子は真を眺め、ため息を漏らす。
よっこらせ、と自身も座り、膝の上に真の頭を乗せた。
「・・・」
被り物を取り、青く長い髪を風にたなびかせる。
近くに人の気配などは無く、まるで自分が世界の一部になったようだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一時間ほど、そうしていただろうか。
ぐっすり眠っていた俺は脳天を叩かれ、目を覚ます。
「いっでえ!」
「黙らっしゃい!・・・敵よ!」
「えええええ!?」
何故か膝枕されていたがそこはスルー。
俺は急いで起き上がり、敵を視界にとらえる。
・・・背が俺より高い。
男だ。手には短剣を持っていて、黒皮のコートをたなびかせている。
「バースト!・・・・!?」
いつも通り体に霊力を回し始める。
が、そこで異変が起きた。
ーーーー飲み込まれる。
背筋に悪寒が走り、俺は視線を自身の手に落とす。
・・・白と、黒の霊力が中途半端に混ざっている。
何故だ。俺は、今黒い霊力を使っていないのに・・・・!?
ドクン!
と心臓が強く鳴る。
俺自身を。俺が、離れた処から見ている。
錯覚か?いや、違う。
俺の。意識が。
自分自身によって、潰されるーーーーー!!
「天子・・・逃げロ」
プツン、と意識が消える。
視界が真っ暗になる。
何も見えない。
そのまま俺の意識は、潰された。
眼が赤黒くなる。
手に黒い霊力が纏わりつき、一回り大きい黒い手のひらを作り出す。爪が凶暴に鋭く、黒光りしている。
ただでさえ黒い髪が更に黒くなり、俺の口からは言葉にならない言葉が漏れ出す。
『例え同じ霊力でも、正反対のなら上手く噛みあわず暴走する。』
以前、霊夢が言っていた。
さっき、白と黒を中途半端に使った影響か。
「ガ・・・ガアアアアアアアアアアア!!!」
破壊に支配された時とは違う。
純粋に。ひたすら純粋に。
洗練され、研ぎ澄まされたーーーーーー
獣の、本能が暴走する。