東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

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マジでごめんなさい・・・。
モンハンxやってました。
今日、いや昨日買ったんです・・・。
今日、もう一本だすのでそれで何とか・・・!
すみません。
では、どうぞ!
短いです。


第五章第十四話「無傷」

白い世界。

俺が肩で息をしていると、涼しい顔をした幻夢が俺に話しかけてくる。

「ん、もう現実に戻れるみたいだね。」

「え?・・・あ、ほんとだ。」

良く見れば、俺の体は光の粒子となり始めていた。

意識が吸い上げられるようにして揺らぎ、視界が歪む。

「さあ、行ってらっしゃい。」

「はい!・・・ありがとう、ございました!!」

俺は体と精神をなすがままにする。

段々と上に引っ張られる感覚、それに伴い薄れゆく意識。

幻夢の笑顔を目に焼き付けながら、俺はそっと目を閉じた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

鼻にツンと来る、消毒液の匂い。

昼間干してあったのか、良い香りのする布団。

・・・妙に見覚えのある場所に、俺は居た。

・・・病院だ。

俺はゆっくりと目を開ける。

「・・・真・・・・?」

「あ、咲夜さっ・・・!」

俺が動こうとすると、体に激痛が走る。

咲夜さんは動かない方が良いわ、と手で俺を止めた。

「・・・一週間、寝てたのよ。」

俺の体に手を置いた咲夜さんは、ゆっくりと俺に話しかけた。

「そう、なんですか・・・。」

過去最高か。

悠長に話している場合ではないことを、俺の体が物語っている。

力を入れる度に、全身が悲鳴を上げる。

ベッドに横たわっているだけなのに、それさえも苦痛に感じ始めた。

「天子、は・・・?」

「ああ、あの子も重傷でね。・・・多分、今手術してるわ。」

「・・・そうですか。ありがとうございます。」

俺は唇を噛みしめる。

結局、こうなるのか。

「・・・・ねえ、真。少し、自分の事も気にしたら・・・・?」

咲夜さんが話しかけてくる。

「私は、よ?貴方は、無茶しすぎだと思ってる。何で誰にも言わないの?どうして、自分だけで解決しようとするの?・・・私には、それがどうしてもわからない。」

 

 

「・・・・そんなに、私たちの事が頼りない?」

 

 

その一言は、俺の胸に。

そして、静かな病室に響いた。

本当に、俺の為を思って言ってくれているのだと。

言葉に込められた感情を、俺は痛いほどに感じた。

 

弱いままでは、周りの人にも迷惑をかけてしまう。

咲夜さんは俯いた俺を、覗き込むにして続けた。

「私も、助けてもらった。だからね、真の生き方についてとやかく言うつもりは無い。無いんだけどね。」

「やっぱり、真も無傷だったら。・・・嬉しい、と思うのよ。」

一拍置き、ポツリ、ポツリ、と続きを語っていく。

「・・・自分の性で、ここまで傷つけちゃったんだなって。怖いな、どう思ってるんだろうな・・・って。どうしても、考えちゃうんだ。もしかしたら。この役立たず、雑魚と思われているかもしれない。邪魔だとも、言われるかもしれない・・・。」

 

「やっぱり、無傷で、立って、笑っていてくれた方が。・・・・良いな。」

咲夜さんが言い終える。

ゆっくり、心に言葉の一つ一つが入っていく。

その時、突然ドアが開いた。

 

「ああ、起きたのね、真。」

「・・・レミリア、様・・・!?」

深紅の瞳を宿したその少女は、俺に向かって歩き始めた。

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