東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

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どうも!ラギアです!
うん。
五章マンネリ化してきおった・・・。
後多くて五話程度で終わるってのが幸いなんでしょうか。
羅刹の二段階目とは・・・!?
注・次回出て着ます
一番好きなキャラは妖夢で固定。
二番目三番目が・・・

咲夜 うどんげ 紫 天子 レミフラ こいさと えいきっき

・・・で揺れる今日この頃。ホーム画面はうどんげです。
何の話だ・・・。
では、どうぞ!


第五章第二十一話「少女の誓い」

そして、戦いの火ぶたは斬って落とされた。

蒼い霊力を全開にした俺は、地面を蹴り飛ばす。

一瞬で創天との距離を詰めた俺は、右拳を全力で振りぬいた。

ゴウ!!

と言う音と共に空気を切り裂いた拳は、唸りを上げながら真っすぐに創天の鎧へとぶつかる。

しかし、創天は動かない。

ゴッガアアンン!!

轟音が鳴り響き、創天の体が少し揺れる。

しかし、吹き飛ばされていたのは俺の方だった。

まるで”己の拳に殴られた”ような痛み。

「ああ、言って無かったね。」

地面に叩きつけられ、起き上がろうとしていた所で創天が話し始める。

「私の鎧は特別製でね。〈受けた攻撃をそっくりそのまま返す〉んだ。対処法は、一撃で鎧を破壊する事。まあ、この世で一番堅い物質で作られているから、無理だろうけどね。」

一撃で、あの鎧を・・・!?

さっき拳をぶつけたが、かなり重かった。

手ごたえからして、拳で壊せる代物では無いと伺える。

ならば。

今、自分の中にある最大火力をぶつけろ・・・っ!!

「霊大刀[鬼丸・真打]!!」

蒼い霊力が渦を巻き、一つの巨大な大剣を生成する。

煌々と煌めきくその柄を、俺は両手で握った。

「うおおおおおおおおおおおお!!」

咆哮。

体を限界まで捻った状態から、溜めていた全ての力を剣に乗せた。

蒼い残光を残しながら、その威力で遥か向こうの壁も切り裂いていく。

ガァン!!

大きく鳴り響いた轟音、重く、鈍い手応え。

一瞬のタイムラグが起こり、次の瞬間全てが崩れ始める。

壁、柱、天井が綺麗な断面を見せながら地面に落ちていく。

俺はそれを、宙に浮きながら見ていた。

いやーーーー吹き飛ばされた、の方が正しいか。

気づかぬ間に異常な衝撃を受けていた体は、酸素を求め口を開閉する。

しかし出るのは喘ぐような音。

気管が潰されたのか、空気が通らない。

鬼丸が手を離れ地面に突き刺さるのと同時に、俺の体も地面に叩きつけられる。

「がっ・・・ああ・・・・。」

声にならない音が口から洩れる。

鬼丸に手を伸ばすが、寸での所で届かない。

「いやはや、危なかったよ。」

ガララ、と瓦礫を退けながら創天が現れる。

全くの、無傷で。

「今のは中々良かったよ。全然、足りてないけどね。」

創天は笑みを浮かべながら、右手に持つ剣を掲げる。

「これ、緋想の剣って言うんだ。一度切った物の気を取り込み、それに相反する・・・つまり斬りたいものが一番苦手とする気を纏うんだ。人間は弱点が多いからね。こんな風に・・・。」

そのまま剣を振ると、紅い斬撃が放出された。

動けない俺は、それを諸に喰らう。

対して強く振っていない。

しかし、相当な量のダメージが再び蓄積された。

「ね?痛いでしょ?まあ要約すると・・・君は、私には勝てないんだよ。」

創天は地面に剣を突き刺す。

地面が揺れ、ズズズ・・・と大きな音が鳴り始める。

「さあ、頑張ってくれたまえ。」

俺の体を包み込む、いや食い殺す様に地中から紅い咢が出現する。

鋭利な歯が幾つも付いているそれは、俺をその歯で引き裂こうとするがーーーーーー。

「んっ・・・しょおおおおお!!」

地面に突き立てられていた鬼丸が抜かれ、乱暴に振るわれた。

咢が二つに斬れ、粉々に砕け散った。

ゼー、ゼー、と大きく息を付く少女は、その青い髪を翻した。

「まーた・・・無茶して・・・ふう、動け馬鹿野郎!」

ドス、と天子の拳が背中に叩きつけれる。

大丈夫。

まだ、動ける。

俺は自身に言い聞かせ、立ち上がり始める。

天子の思いが、ぶつけられた拳から伝わってくる。

 

『私も一緒に。真と戦うから。隣を走るから。・・・少し、頼ってよね。』

 

自身の拳を強く握りしめる。

薄く、淡くなり始めていた蒼い光が息吹を取り戻し。

鬼丸が、再び輝き始める。

天子が八ケ形の筒を右手に持ち、それを振ると緋色の焔、いや刃が生成された。

「緋想の剣・・・!?」

「うん。私も持ってるのよ。」

何事も無い様に頷いた天子は一歩、大きく踏み出す。

並んだ俺たちは、剣を構え・・・・

 

再び、飛びかかった。

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