うん。
五章マンネリ化してきおった・・・。
後多くて五話程度で終わるってのが幸いなんでしょうか。
羅刹の二段階目とは・・・!?
注・次回出て着ます
一番好きなキャラは妖夢で固定。
二番目三番目が・・・
咲夜 うどんげ 紫 天子 レミフラ こいさと えいきっき
・・・で揺れる今日この頃。ホーム画面はうどんげです。
何の話だ・・・。
では、どうぞ!
そして、戦いの火ぶたは斬って落とされた。
蒼い霊力を全開にした俺は、地面を蹴り飛ばす。
一瞬で創天との距離を詰めた俺は、右拳を全力で振りぬいた。
ゴウ!!
と言う音と共に空気を切り裂いた拳は、唸りを上げながら真っすぐに創天の鎧へとぶつかる。
しかし、創天は動かない。
ゴッガアアンン!!
轟音が鳴り響き、創天の体が少し揺れる。
しかし、吹き飛ばされていたのは俺の方だった。
まるで”己の拳に殴られた”ような痛み。
「ああ、言って無かったね。」
地面に叩きつけられ、起き上がろうとしていた所で創天が話し始める。
「私の鎧は特別製でね。〈受けた攻撃をそっくりそのまま返す〉んだ。対処法は、一撃で鎧を破壊する事。まあ、この世で一番堅い物質で作られているから、無理だろうけどね。」
一撃で、あの鎧を・・・!?
さっき拳をぶつけたが、かなり重かった。
手ごたえからして、拳で壊せる代物では無いと伺える。
ならば。
今、自分の中にある最大火力をぶつけろ・・・っ!!
「霊大刀[鬼丸・真打]!!」
蒼い霊力が渦を巻き、一つの巨大な大剣を生成する。
煌々と煌めきくその柄を、俺は両手で握った。
「うおおおおおおおおおおおお!!」
咆哮。
体を限界まで捻った状態から、溜めていた全ての力を剣に乗せた。
蒼い残光を残しながら、その威力で遥か向こうの壁も切り裂いていく。
ガァン!!
大きく鳴り響いた轟音、重く、鈍い手応え。
一瞬のタイムラグが起こり、次の瞬間全てが崩れ始める。
壁、柱、天井が綺麗な断面を見せながら地面に落ちていく。
俺はそれを、宙に浮きながら見ていた。
いやーーーー吹き飛ばされた、の方が正しいか。
気づかぬ間に異常な衝撃を受けていた体は、酸素を求め口を開閉する。
しかし出るのは喘ぐような音。
気管が潰されたのか、空気が通らない。
鬼丸が手を離れ地面に突き刺さるのと同時に、俺の体も地面に叩きつけられる。
「がっ・・・ああ・・・・。」
声にならない音が口から洩れる。
鬼丸に手を伸ばすが、寸での所で届かない。
「いやはや、危なかったよ。」
ガララ、と瓦礫を退けながら創天が現れる。
全くの、無傷で。
「今のは中々良かったよ。全然、足りてないけどね。」
創天は笑みを浮かべながら、右手に持つ剣を掲げる。
「これ、緋想の剣って言うんだ。一度切った物の気を取り込み、それに相反する・・・つまり斬りたいものが一番苦手とする気を纏うんだ。人間は弱点が多いからね。こんな風に・・・。」
そのまま剣を振ると、紅い斬撃が放出された。
動けない俺は、それを諸に喰らう。
対して強く振っていない。
しかし、相当な量のダメージが再び蓄積された。
「ね?痛いでしょ?まあ要約すると・・・君は、私には勝てないんだよ。」
創天は地面に剣を突き刺す。
地面が揺れ、ズズズ・・・と大きな音が鳴り始める。
「さあ、頑張ってくれたまえ。」
俺の体を包み込む、いや食い殺す様に地中から紅い咢が出現する。
鋭利な歯が幾つも付いているそれは、俺をその歯で引き裂こうとするがーーーーーー。
「んっ・・・しょおおおおお!!」
地面に突き立てられていた鬼丸が抜かれ、乱暴に振るわれた。
咢が二つに斬れ、粉々に砕け散った。
ゼー、ゼー、と大きく息を付く少女は、その青い髪を翻した。
「まーた・・・無茶して・・・ふう、動け馬鹿野郎!」
ドス、と天子の拳が背中に叩きつけれる。
大丈夫。
まだ、動ける。
俺は自身に言い聞かせ、立ち上がり始める。
天子の思いが、ぶつけられた拳から伝わってくる。
『私も一緒に。真と戦うから。隣を走るから。・・・少し、頼ってよね。』
自身の拳を強く握りしめる。
薄く、淡くなり始めていた蒼い光が息吹を取り戻し。
鬼丸が、再び輝き始める。
天子が八ケ形の筒を右手に持ち、それを振ると緋色の焔、いや刃が生成された。
「緋想の剣・・・!?」
「うん。私も持ってるのよ。」
何事も無い様に頷いた天子は一歩、大きく踏み出す。
並んだ俺たちは、剣を構え・・・・
再び、飛びかかった。