文章下手ですね・・・
急いでる感がありますね。
今回も急いでる感満載です。
それでも大丈夫って方は、応援してください!
こいつの力は凄い。だが、速くない。
しかし、こちらには倒せる武器、技が無い。
後ろには女の子。受け流し、というのは危ない。全て受け止め、はじき返すしかない。
そんな理由で俺は防戦を強いられていた。
「・・・くっそ!」
こちらの分が悪い。周囲の人は泣き叫ぶもの、怒りを露わにする人、呆然と突っ立ている人などが居た。
そしてついにーーー俺が、力負けした。
「っがあ!」
竹刀で守ったものの、腹にフルパワーの一撃を喰らい地面を転がるように吹っ飛ぶ。
そして衝撃によりバーストが切れて、生身の体は家屋に突っ込んだ。
もう一度、バーストを・・・
妖怪がついに少女に向かって刀を振り下ろし始め。
次の瞬間、妖怪が爆散した。
妖怪の断片が飛び散るなか、少女を抱えて立っていたのは。
黒い髪に、大きな赤いリボン。肩を出している赤と白の服に、青いネクタイ。
後ろでポニーテイルを結んでいる彼女は。
後に真の師匠となる人物、博麗霊夢その人だった。
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・・・ここは、どこだ?
どうやら俺は気を失っていたらしい。
妖怪が爆散したところまでは覚えている。家屋に突っ込んだことも。
・・・負けた、か。
自分の力不足で人が死にかけた。
「あら、起きたみたいね」
ひょいっと俺をのぞき込んできた人は開口一番そう言った。
「・・・ここ、どこです?」
「私の家よ~。ボロいけどね」
・・・この人、妖怪を爆散させた人じゃないか?
「あの、名前は・・・?」
ああ、とその人は呟き、
「まだ言ってなかったわね。私は博麗 霊夢(はくれい れいむ)。博麗の巫女よ。」
博麗?巫女?よくわからない人だ。
「あんたは?」
「俺は天音 真です」
「ふーん、カッコいいじゃない」
この人、とっつきやすい人だな。
「ところで、なんで博麗さんの家に居るんですか?」
咲夜さんもいないし。大体行くなら病院か紅魔館だ。
なんでこんな見ず知らずの人のところに・・・?
「苗字と敬語はきらいなの。霊夢、でいいわ。
・・・私が咲夜に頼んだのよ。」
霊夢はにやりと笑い
「あんたをたっぷりしごかせてくださいってね。」
そう言い放った。
外はもう夕暮れだった。霊夢の家、博麗神社は東の高台にあり、夕日がよく見える。
俺と霊夢は外に出てきている。6月ということもあり、寒くはない。
俺はよく神社などで男の人が着ている袴に着替えている。
「さて。なぜ私があんたをしごきたくなったかというとーーー」
霊夢は俺に人差し指をビシッと突きつけ、
「そんなに才能があるのに全然使えてない。もったいない。」
才能・・・?そんなものは、無い。
あったら今頃霊力の剣が作れているだろう。
「今日の戦いのダメ出し行くわよ・・・覚悟は良い?」
「・・・はい」
どうせ俺をけなすようなことを言うかと思ったが、全然そんなんではなく、的確にアドバイスをしてくれた。
「まずはね、霊力にメリハリがない。強く打ちたいときは強く!通常時は少し弱めに、消費を抑える。こういうことが出来てない。あんた霊力使い始めて今日で何日目?
「二日目です」
「・・・はあ?」
「2%しか使えませんけど。」
「・・・バースト、だっけ?今使ってみなさい。」
・・・なぜか無性に見返してやりたくなった。
すこし頑張ってみよう。うん。
「バースト!」
体の中に霊力が回り始める。いつもならここで打ち止めだがーーー、
俺は今回、もっと体に流してみた。
血液にのって体全体に力が流れる。青白い光がいつもより強くなっている。
バチッと言ったところで打ち止めにした。これで、5%のはずだ。
「・・・7%、ね。」
「・・・ええっ!?」
あれ、多い。レミリア様・・・どういうことですかね。
「安心なさい。私があんたを預かっている期間中に10%は出せるようにしてあげるわ」
に、二桁・・・。咲夜さんが預けるんだ、信用していい人だろう。
「あんた、誰かを助けたいんだって?」
「もうそこまで聞いてるんですか。・・・そうですよ。俺は、助けなきゃいけないんだ。」
「・・・ふうん、自分の中で義務としちゃってるのね。」
義務?違う。俺は自分の意思で、隔を助けたいと思っているんだ。
これは自分の意思で決めた事だ。義務なんかじゃない。
「・・・帰りなさい。やっぱりいいや。」
霊夢は背を向け、
「自分の貫きたいことが見つかったら、またここに来なさい。・・・今のあなたに、
[博麗]は教えられないわ。」
そういって、神社の中へ入っていった。
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俺はもうすっかり暗くなった道を、一人歩いていた。
貫きたいものか・・・。
俺は、ここで何をしたいのだろう。
・・・俺はここに来たとき、なんと言った?
運命を、変えるため。隔を、助けるため。
俺は、本来なら助けられなかった。永遠に寝たきりであっただろう隔を助けにここに来た、といったではないか。
偶然であり、運命であり、必然だったと。
・・・それだけか?
じゃあ何故。俺は今日の昼間女の子を助けるために飛び込んだ?
もしあそこで死んでいたら、隔を助けられないまま終わったのに。
あっちでは、俺は自ら前に出なかった。
でも。今は。俺は。俺は・・・!
「・・・バースト!」
全開、7%。
俺は来た道を引き返し、博麗神社へと走った。
夜は更け、月は煌々と光っている。
そして、人里には不可思議な煙が一つ・・・
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そのころ。博麗神社では。
「きっと戻ってくるでしょうしねえ・・・。どう教えようかしら。」
私は月を見て、そっと呟く。
「紫。・・・貴方が私を育てたときも、こんな感じだったのかしら?」
紫は、弟子として、博麗の巫女として、私を育てたのでしょう。
でも、私は。
一人の人間として。そして・・・
いつかの、パートナーとして。
「あの子とはいつか一緒に異変解決しに行くんだろうな。」
私の勘はよく当たる。
・・・その瞬間は、結構近くだった。
この話は前編、後編です。
真の信念、(駄洒落じゃない)
霊夢と真の絡みを続けたかったので。
次回も楽しんでいって下さい!