・・・すいません。忙しかったです、はい。
何と言うか、申し訳ない気持ちでいっぱいになり活動報告を裏切って書きました。
短いですし、つたない文章ですがよければ・・・。
では、どうぞ!
「う・・・うおおおおおお!!」
創天が一瞬遅れ危機を察知したのか、大きく叫び始める。
そのまま身を引き、緋想の剣を振ろうとするが。
「はあ!」
天子が自身の剣を以てそれを制す。
その隙に、俺は全体重を乗せた羅刹を交差させるように斬りつけた。
高く鳴る金属音、少し散る鮮血。
それを視界に捉えながら、俺は鎧の綻びた部分に蹴りを打ちこむ。
大きく鈍い音を立てながら瓦礫を吹き飛ばした創天に、天子が緋想の剣を振り下ろした。
ブオオン!!
緋色の軌跡を空中に残しながら創天に襲い掛かった剣を、間一髪の所で創天が受け止める。
そのまま鍔迫り合いになる中、最初に口を開いたのは創天だった。
「何故だ!何故私の人形が私に襲い掛かる!そんなのは・・・可笑しいじゃないか!!!」
一瞬力が籠められ、両者の剣は火花を散らした。
そのまま天子の持つ剣が弾き飛ばされ、創天は一気に立ち上がる。
「なあ?そう思うだろう?お前は”壊れないおもちゃ”なんだ・・・。故障しない、つまり”勝手に動くことなんてない、完全なる人形”だったのに・・・。今までいろんな”不良品”が壊れてきたが、お前だけは無事だと思ってたのに・・・!!」
創天の拳がわなわなと震える。
それは恐怖か、焦りか、怒りか、絶望か。
それとも、新たな境地に興味を持つ子供の思想か。
「おい!答えろよ!このゴミがアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
創天が緋想の剣を振り上げ、不格好なまま天子に向かってその剣を振り下ろす。
当たるか・・・!
俺が駆け出すも、それは杞憂に終わった。
「ふざけんじゃないわよこの馬鹿野郎!!」
凛と放たれ、館内に響いた声と共に天子は右拳を振り下ろす。
それは創天の胸板にあたり、そのまま創天を吹き飛ばした。
「自身の娘を、おもちゃ呼ばわり?人形?不良品?壊れない?」
「ふざけんじゃない!!」
創天は地面に這いつくばったまま天子を見上げ、天子は逆に見下ろした。
「私は確かに”不良品”かもね。我儘で、不細工で、言う事聞かなくて。でも、それが?」
「”だから何だってのよ”。私は誇り高き天界人である前に、比那名居家の長女。そしてそれである前に、天子。そしてそれである前に一人の少女!そして人間!」
「人形なんかじゃ、無い!!」
そこまで叫び終えた天子は、目に涙を溜めながら肩で息をしている。
創天はそんな天子を見つめ、呆然としていた。
余程、信じられなかったのか。
自身の娘・・・いや、”人形”に裏切られた事が。
しかし。
それでも。
天子の叫びは、創天の胸に大きく響いた。
そこまで見届けた俺は、一歩、創天に向かって踏み出した。