うん・・・。進まねえ・・・。
明日は頑張って二話投稿出来たらなー、と。
速く全力稼働(フルドライブ)ゲフンゲフン
修行させたいしイチャイチャさせたいですしね!
弾幕はパワーだよ(突然の名言発言)
では、どうぞ!
「はいじゃあ飛びますよー。」
「りょ、了解!」
妖夢に右手をガシッと掴まれたまま、俺は答える。
俺は今飛行手段がない。
なら私が連れて行きますよ!と言う事で妖夢に持って行ってもらうのだ。
勿論、言葉通りに。
「なあ妖夢!重くないのか?」
「楼観剣より少し重い程度なので大丈夫です!問題ないです!」
「なんか・・・危ない気がする。」
「そこまで信用ないんですか!?」
軽口を叩いていると、少しむすっとした妖夢が何も言わず飛び上がった。
内臓が浮くような浮遊感に、俺は危機感を抱く。
そんな俺の様子に気づいたのか、妖夢はニヤァと口角を上げる。
「飛ばしますね♪」
「やめて下さあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「着きますよ・・・あ、真さんが力尽きてる・・・。」
「・・・綺麗なお花畑だあ」
「帰ってきて下さいよ!?」
意識が朦朧としたまま、俺は上を向いた。
いつもと変わらぬ夜空、星々に並ぶ大きな三日月。
・・・そして、ぽっかりと空いた黒い穴。
「あれ何?」
「入口です。」
白玉楼・・・妖夢の家は、冥界にあると言っていた。
あそこは、恐らく冥界の入り口なのだろう。
右腕を変わらず掴まれたまま、気楽に考えていた。
内臓が浮く感覚が大分楽になり、今は吹き付ける風が肌寒い。
遥か上空から眺める幻想郷は中々に壮大で、気持ちが良かった。
「お帰り妖夢~」
「ひゃああああっっ!?」
急に紫色の髪をした女性が現れ、妖夢の耳元で囁いた。
かなり驚いた妖夢は俺の手を離し、入り口に飛び込んでしまった。
ここで俺の頭にさっきの会話が甦る。
『大丈夫です!問題ないです!』
質問です。次の瞬間俺はどうなるでしょう?
答え。 自由落下。
最早声も出せないまま落ちていく俺は、意識を手放した。
視界の端に映ったのは、紫色の髪に扇子を携える女性。
次の瞬間、俺は深い闇に落ちて行った。
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・・・地面に、俺は背を付けていた。
寝っ転がっているのか、体が大分楽だ。
浮遊感も無い。
ゆっくりと俺は瞼を上げる。
「あら~、起きたわね~。」
「・・・え」
目を開け映ったのは、大きな紫色の瞳と二つの双丘。
やはり扇子を口元に携えているこの女性は、淡い月明かりをその身に受けていた。
そして頭の後ろに感じる柔らかい感触。
「・・・・膝枕?」
「そうとも言うわねえ。」
一応確認した俺は、深く息を吐く。
そして瞬時に飛び退り、頭を畳にドゴン!と叩きつけた。
「本っ当に失礼しましたああああああ!!」
「許さん!」
叫ぶと瞬時に帰ってくる言葉。
少し笑いを含んだ声音は、そんな気にしていない事が伺える。
「ほら、顔を上げなさい。」
目の前の女性に許しを得た俺は、正座したまま頭を上げた。
改めてその女性を視界に捉えた俺は、今まで会ってきた人たちとは異質の麗しさに息を呑んだ。
フリルの付いている水色と白色が基調の服、同じような形状の帽子。
その手に持つ扇子には鮮やかな桜が描かれており、より一層その人を際立てる。
スタイルの良い体は、月光を浴び煽情的に存在している。
「こんばんは~。私は西行寺 幽々子って言うの。宜しくね?」
「は、初めまして、天音 真と言います。宜しくお願いします。」
幽々子と名乗る女性は、少し腰をおった。
「先ほどは悪戯が過ぎ、真を危険な目に合わせてしまいました。誠に申し訳ありません。」
「い、いや!頭を上げて下さい!」
慌てて俺が言うと、幽々子さんはゆっくりと姿勢をただした。
おっとりした雰囲気から、急に厳かな雰囲気に豹変する。
さっきから感じる只ならぬ空気が、この人の底知れなさを表していた。
「・・・じゃあ、話を戻すわねえ。ようこそ。幽霊の住まう場所、白玉楼に。妖夢から話は聞いていたし、私も興味があったから自分の家だと思ってゆっくりして行ってね。遠慮はしなくて大丈夫よ。」
「そ、そんな事は出来ないですよ!こっちが勝手に押しかけましたし、雑用は絶対にやらしてください!何でもします!」
俺がそう告げると、幽々子さんは変な人ねえ。と首を傾げた。
幻想郷の人たちは皆良い人だが、その優しさに素直に甘えることが出来ない。
・・・大体迷惑を掛ける側だからだが、そのおかげで家事はある程度出来る様になった。
「・・・そう。じゃあお願いするわ。で、今ここに居て貰ってるのは話があるからなの。」
「話・・・?」
扇子がピシャッ!と言う音と共に閉じられ、雲が月明かりを遮る。
部屋を照らすものが何も無くなり、聞こえるのは幽々子さんの声だけになった。