東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

70 / 163
どうも!ラギアです!
うん、これが年内最後の投稿かなー、と。
年末年始のは難しいです、すいません。
だから年始はだすかもしれない。裏話的な感じで、ですが。
実はおyゲフンゲフン
サンタさんからペンタブ貰ったんですよ。
で、我らが母さん幻夢を書いてみました!
下手くそですが、ペンタブ歴二日だから許してヒヤシンス♪
そのね・・・。ソフトがインストール出来なくて困ってたんです・・・。
絵の改善点とかあったら、良ければ教えて下さい。
では、どうぞ!

【挿絵表示】



第六章第七話「新たな力」

「・・・」

まだ朝日がでて間もない頃、一人の少女はとある一室に足を踏み入れた。

顔を赤らめたまま、少しの沈黙。

これからやる事の手順を一から確認し、深く息を吸い込んだ。

畳の上に敷かれた布団で安眠する少年を目前にし、少女は少し躊躇った。

しかし、

「・・・やるしか・・・ないですよね・・!?」

誰に言ってるのかも分からない質問を空に投げかけ、自分で肯定する。

そのまま少女は膝を曲げ、大きく跳躍した。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ドッゴオオオオオオオ!!!

「いっだああああああああああああああああ!!」

だっ誰だ!俺の安眠を邪魔した奴はあ!

半ばパニックになりながら眼鏡を手さぐりで掛けた俺は、体の上にある妙な温もり、重さに気が付いた。

フッフラン!?

と思いつつ急いで自身の上を見ると。

・・・・・すぐそこに魂魄 妖夢の顔があった。

顔が赤い妖夢は俺と目が合った後、口を開いた。

 

「・・・おはようございます。ご飯ですよ。」

「おっけー妖夢。何故こうなっているんだ!?」

 

健全な高校生としては、可愛い(確信)女の子と肌が触れ合っているというのは結構辛いのだ。

シャンプーか?花の良い香りが妖夢から脳に直接響き、少し蒸れた汗の匂いがその殺人的効果を更に上乗せしている。

相手がノリノリであれば(フランのような)笑って済ませられるが、妖夢は事もあろうに少し恥じらってるではないか。

 

「・・・幽々子様が、殿方はこうやって起こすと喜ぶ、と聞いたので・・・。」

「幽々子さあん!!」

 

幽々子さんはきっと本当に楽しそうに教えたんだろうなあ。

間違ってないけどnゲフンゲフン

しかし、だ。

この大勢だと色々キツイ。例えば・・・。

 

「アノ、妖夢サン」

「片言でどうしたんです」

 

「その・・・。」

「言いたいことがあるならはっきり言いなさい!」

 

 

 

 

 

「色々当たってます!!」

「ぶった斬ります!!」

 

ギャリイインと言う無駄に良い音を立て、楼観剣は引き抜かれた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「信じらんないです。この変態が・・・斬りますよ!?」

「妖夢がやってきたんじゃん!斬らないで死んじゃう!」

 

白玉楼の長い廊下を、妖夢と叫びあいながら歩いていく。

こうやって見ると本当に妖夢は美少女なのだが、本人にそれを言うと瞬く間に楼観剣が抜かれるから止めよう。

「・・・ここです。」

「ん、りょかい。」

一つの大きな襖の前で立ち止まった俺と妖夢は、そのまま襖を開けた。

 

「幽々子様、おはようございま・・・・・・・・・・・え?」

中に入ろうとした瞬間、妖夢と俺は硬直した。

 

「幽々子さん、このスープどうですか?」

「う~ん、美味しいわあ。」

 

「「さ、咲夜さん!?」」

 

「私も居るよ~。」

 

「誰!?」

「うどんげさん!?」

 

恐らく食堂であろうそこには、見慣れた咲夜さんと幽々子さん、そしてうさ耳を付けたセーラー服の女子が居た。

紫色の髪を腰まで伸ばしているその人は、綺麗な赤い眼をしている。

 

「な、なんでここに・・・!?」

妖夢が硬直から復活し聞くと。

 

咲夜さんは休暇とって俺のお世話。(!?)

うどんげさんは俺が無茶しない様に監視。(!?)

との事。

暫く開いた口がふさがらない状態だったが、何とか復活し朝ご飯を食べ始めた。

 

そして食べ終わり、俺は今幽々子さんの目の前に座っている。

咲夜さん、うどんげ、妖夢も周りに座っていた。

 

 

「真、今から貴方に真剣を渡すわ。」

「真剣・・・!?」

幽々子さんは昨日の様な厳格な雰囲気をその身に纏い、ある長い箱を取り出した。

それを俺に差し出してくる。

緊張で震えながらも、俺はその箱を開封する。

紐を解き、蓋を取るとそこには長い長い、日本刀があった。

 

それを手に取った俺は、鞘に刻まれた銘を声に出して読む。

 

「・・・・桜ノ蕾・・・?」

「そう。桜ノ蕾。(さくら の つぼみ)」

 

今度は柄を持ち、すうっと引き抜いた。

美しい白刃が朝日を反射する。

その刃を空気に当てるだけで空気が斬れそうな程、ひんやりとした鋭さを持ち合わせている。

なのに、全然重たくない。

鋭利な切っ先は楼観剣に負けず劣らずの殺気を周囲に放ち、妖夢以外は皆固唾をのんだ。

 

これが、俺の新たな力。

恐怖か、歓喜か。

背筋が震えると同時に、幽々子さんは口を開いた。

 

「それで、そこの十六夜 咲夜と手合わせして頂戴。」

「「はい?」」

 

俺と咲夜さんはお互いに顔を見合わせ、不自然な笑いを浮かべた。




皆さま、良いお年を!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。