東方夢幻魂歌 完結   作:ラギアz

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どうも!ラギアです!
人気投票、明日結果発表ですね!
うーん、妖夢何位かな、と。

何故か心臓が早鐘を打っている俺氏。

駄菓子菓子!俺は明日結果発表を見れないのです!

何故か?ふっふっふ・・・。


学校の宿泊行事だよ畜生がアアアアアアアアアアアアアアアああああああああ!!!!

はい。二泊三日です。

明日明後日は確実に投稿できません。

明々後日も疲労で投稿できないかもしれません。

ので今日は気になる所で切りました。ぐへへ・・・。

こればっかりは致し方ないので、ご了承ください。

まあ、次の話も楽しみにしててください!

では、どうぞ!


第七章第九話「更なる災厄」

八岐大蛇。

神話にも出て来る八つの頭を持つ大蛇である。

その妖力は上級妖怪を遥かに上回り、一夜にして周囲を更地にしたとも言う。

戦闘能力は言わずもがな。

俺が今まで苦戦してきた相手とは、格が違うのだった。

 

しかしそれでも、負ける訳には行かない。

今咲夜さんと妖夢は逃げて行った人々を警護している。

無意識の内に、俺は桜ノ蕾を掴んでいた。

 

「・・・バースト」

 

誰も居ない。俺一人。

それでも負ける訳には行かないのは、俺自身の意地にかけてだ。

体中を力が駆け巡る。

 

紫に対する怒りで脳内が沸騰しそうだが、何故か俺は冷静だった。

世界を客観的に見ているような感覚。

相手の挙動が全て手に取る様に分かる。

蒼い光は更に強さを増しながら、やがて焔の様に揺らめき始めた。

破壊と守護。

対極の力を同時に纏っている俺は、体を深く沈めーーーーーー

 

粉塵を撒き散らしながら、瞬く間に八岐大蛇の首に刃を当てていた。

ギャリイイイイ!!!と堅い鱗と白刃が火花を散らす中、さっきの妖夢の言葉に違和感を覚える。

 

さっき彼女は『私が止めるから、真さんは人々の誘導をお願いします。』と言った。

ここまでは妥当だ。それでも、俺は妖夢の顔に寂しげ表情を浮かべているのに気が付く。

 

それはまるでこの世界に別れを告げて居る様で。

何かを失う覚悟を決めたような、そんな悲しい顔をしていた。

 

だから飛び出して来た。

ふざけるな。妖夢がそこまでする必要は無い、と。

 

まあ、あの二人なら本気を出せば俺を止められただろう。

 

でも咲夜さんはやれやれ、と言う様子で、妖夢は引き留めながらも安堵していた。

 

一人でこの大妖怪に勝てるとは思っていない。

今大事なのはとにかく派手に戦う事。(、、、、、、、、、、)

 

時間を稼げ。あの人たちに見えるくらい、大きく明るくーーーーーーーーー!!

 

 

「どっ、せい、ああああああああああああああああああ!!」

 

大きな掛け声と共に、俺は刀を大きく振り上げる。

蒼い半円を宙に描きながら、斬撃に乗せられるように霊力が上空に放出された。

 

妖夢の元で教わった、刀に霊力を纏わせ斬撃と同時に飛ばす技能。

 

『射程距離拡張、って私は呼んでます。うーん、今なら五キロくらいが限界ですね。私は。』

 

へー、霊力を飛ばすだけか、と思った俺は、その難しさに愕然とする。

一回目。飛びすらしなかった。

 

そしてマンツーマンで教わり、今はやっと10m位飛ばせるようになった。

人里の家を軽く超え、暗い空を蒼く照らす斬撃を俺は連射する。

遠くから見れば花火の様になっているであろうそれを、八岐大蛇の顎に叩き込んでいく。

 

しかし、途中で八岐大蛇が動いた。

巨体に似合わぬ素早さを見せた大妖怪は、まず俺を体当たりで吹き飛ばす。

 

「うおっ・・・!?」

 

ギリギリ桜ノ蕾で受け止めつつ威力を吸収するが、八岐大蛇はそれを許さない。

一つ、大きく口を開けたかと思うと。

 

大きな大きな妖力弾が一つ生成されていく。

俺の後ろにはさっきの少女が居る。

禍々しく紫紺に輝くその球体に対し、俺は左手をすっと持ち上げた。

妖力弾に向かって掌を向け、俺は其の場に膝をついた。

 

 

 

幻想郷中に響くのではないかと言う轟音。

視界を紫紺に染める絶対的な妖力の塊が、たった一人の人間を狙って吐き出された。

 

視界が封じられる中、俺は微かな声を聴く。

 

そして安堵の息を付きーーーーーーーーーーー

 

目を閉じた。

 

 

妖力の風が俺の頬を撫でていく。

それだけ。

 

目を開ければ、俺の左手は虹色に輝いていた。

 

「危ないな。干渉型封印があって助かった。」

 

虹色の輝きが少しづつ治まり、やがて完全に消え去る。

そのまま左手を開閉させながら、俺は新たに現れた紅の閃光を望んだ。

 

 

 

 

「フラン!こいつでなら遊んで良いわ!」

「わーい!遊ぶ遊ぶ!」

 

 

神槍[スピア・ザ・グングニル]

禁忌[レーヴァテイン]

 

 

一つは絶対神の深紅の槍。

一つは封じられた禁忌の剣。

 

グングニルは八岐大蛇の体を、レーヴァテインは首を三つ、一気に切り落とした。

 

 

蝙蝠の羽根を携えた少女は俺と八岐大蛇の間にふわりと降り立ち。

虹色の羽根を携えた少女は俺のすぐ近くにふわりと降り立った。

 

「ふふ、遅くなったわね、真。」

「大丈夫ー?真おにいちゃん?」

 

二人の楽しむような、心配するような声に思わず俺は微笑んだ。

 

「全然遅くないです・・・レミリア様。大丈夫だよ、フラン。」

 

 

俺が派手に戦っていたのは、この二人を呼ぶため。

一番信頼でき、一番強い。

 

紅魔館にも見えるか心配だったけど、とどいて良かった。

 

 

「うー?あそこに倒れてる子はだあれ?」

「っ!そうだ、あの子は・・・!」

 

俺は直ぐ立ち上がり、少女の元へと駆け寄った。

 

慌てて体を触ろうとしーーーーー

 

「ごめんフラン。この子に怪我がないか見てくれる?」

「うん、わかった!」

 

慌ててフランに変わった。

 

目を細め、注意深く観察するように少女の体を触診しーーーー

 

「・・・何か所か打撲。足首を捻挫。・・・頬に擦り傷、これくらいだよ。」

「おお、ありがとうね。」

「へへ、どういたしましてー!」

 

少女を抱きかかえ、俺は腕の中に語り掛けた。

 

「大丈夫。もう大丈夫だからね。」

「・・・ほん・・・とうに・・・?」

 

「ああ。・・・少し、眠っておいたらどうだい?」

「うん。・・・お休みなさい。ありがとうございます。」

「お休み。ゆっくり寝なさいね。」

「お休みー!」

 

そういって少女は直ぐに目を閉じた。

 

少女を抱きかかえるのを見ているフランは何故か不満そうだが、気にしないでおこう。

 

 

「あー、真!フラン!衝撃波注意ね!」

「え?」

 

振り向いた瞬間、素手で八岐大蛇の攻撃を捌き切っていたレミリア様が声を上げる。

 

 

そして、、右腕を上に上げたその瞬間ーーーーーーーーー

 

 

 

八岐大蛇を遥か上から押さえつけるような、莫大な魔力が魔法陣と成り展開された。

 

ただ其処にあるだけ。なのに。

まだ機動もしていない魔法陣の圧倒的エネルギーに、周囲に風が吹き荒れる。

 

 

 

 

「さーて、これ使うのは久しぶりねー。・・・あの時以来か。まあ。」

 

そこで言葉を斬ったレミリア様は、殺気を剥き出しにしながら獰猛に笑う。

 

 

 

 

 

「私の前に立った事に後悔しなさい。」

 

 

パチン!と指を鳴らすと同時に、レミリア様は宣言する。

 

 

 

群神槍[ランス・ザ・グングニル]

 

 

 

 

俺は目を疑った。

 

 

大きな大きな魔法陣から。

 

 

・・・・九つの神槍が、一気に撃ちだされた。

 

 

全てを無に返す神の怒りは一瞬で八岐大蛇を消し去る。

 

後に残ったのは抉れた地面。そして。

 

 

 

 

 

 

 

「霊夢ウウウウウウあああああああああ!!!!」

「五月蝿い。」

 

 

 

地面に着地した霊夢と、それを追いかけるようにして現れた魔理沙が居た。

 

 

 

いつもの光景。微笑ましい、日常。

 

 

 

でも。

 

 

 

霊夢は、自身の親友である霧雨 魔理沙の腹部を右腕で貫いた。

 

「がっ・・・」

 

飛び出る鮮血。崩れ落ちる魔理沙。

 

それをただ見下ろす、黒い濁った霊夢の瞳。




妖夢は・・・四位くらい?
いや、理想は一位ですよ?

(そしたら鼻血吹いてぶっ倒れて番外編をノリで仕上げそうだな・・・。)
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