学園黙示録SCHOOL―LIVE!   作:楠葉遊鳥

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今回は士と凛の過去の話しになります。

次回から原作に添った作品になると思います。


過去

私の家系は平和を護る仕事をしている。母はFBI、父は自衛隊。そんな両親を持った私は厳しめに育てられてきたが、私はそれでも構わなかった。何故ならば両親の様に強く優しくなりたかったかだ。今から8年前の事、両親がボロボロで帰ってきた事がありその事の、訳を聞いてみると『祠堂道場』で武術の稽古に行き、師範代との稽古でこの有様になったと言っていた。私は父以上に強い人は母だけだと思っていたがそれ以外に強い人がいる事に驚き、同時に実際に合って見たくなり両親に頼み日曜日に道場に一緒に稽古をする事になった。

そして時は流れ日曜日になり約束通り道場に連れてきて貰った。

道場内に入ると袴に身を包んだ老人とその娘さんだろうか?若い女性が出迎えてくれた。

「葛城さんまた来てくれたのか」

「はい娘が興味をもちまして、大雅さん、成美よろしくおねがいします」

そう言い両親は大雅と言う老人と成美と言う女性に頭を下げた。

「こんな爺から得られる物があるのなら好きなだけ盗んで下さい、君が凛君だね?済まないが君と年の近い女子の門下生が今居なくてね…代わりにワシの孫と相手をしてもらうけど構わないか?」

「はい、どんな相手でも私が勝ちます!」

「うふふ可愛い子ね、ほらあそこに居るのが凛ちゃんの相手になる士君よ」

笑みを浮かべる成美さんが湿す方に目を向けると、ウエイトのある男子の門下生と合気道の稽古をしている長身の少年が目に入った。

「合気道ですか?」

「そうよ、でも大丈夫凛の得意な合気杖もとくいなの」

成美さんが話し終わるのと同時に士と言う少年が、もう片方の少年を背負い投げていた。

「うふふ、士君は結構強いわよ♪ねぇ士君〜凛ちゃんが来たわよ〜」

成美さんの呼びかけに士はこちらに来て、自己紹介し頭を下げた。

「祠堂士です、よろしくお願いします」

「葛城凛だ手加減はいい、全力で来い」

すると士と成美さんは互いに顔を見つめ合いやがてニコッと笑い、首を縦に振った。

「わかりました…ルールは相手の体に杖が1回当たる事に1点、先に4点取れば勝ちです、倒された場合はそこで終了です」

「よし分かった」

道場の真ん中へ行き間合いを取り向かい合って、互いに礼をして杖を構える。凛は剣道の上段の構えの様に頭の上で杖を構え、士は正眼の構えを取っている。

「行きますよ?」

「あぁ真剣勝負だ!」

 

 

「俺の勝ちだ、凛」

気づくと私は倒され視界には空と士君が杖を私の目の前寸前で止め、やがて杖をどけ横になっている私に手を差し伸べてくれた。

「ハァ…2回も君に敗れてしまったなぁ…」

同じ相手に2回も負けてしまったが、何故か清々しい気分だった。

「ん?2回?」

彼の手を借り起き上がると、彼は不思議そうな顔をしていた。

「覚えてないか…8年前私と君は君の叔父の道場で合った事があるのだよ」

「ジジィの道場で…あ!?あの親子で来てたやつか?」

思い出した様で今度は驚いた表示をしている。

「大雅さんと娘さんは元気なのか?」

「いやジジィは去年亡くなったよ、ん?娘?誰だ」

「成美さんと言う人がいたろ?」

「あぁババアか、ババアはまだピンピンしてて今は師範代やってるよ、まぁこの有様ならどうなってるか分からないけど」

「バ、ババア?」

ババアと言う単語に引っかかる。あの頃の見た目は20歳位に見えたのだが今は28歳のはずで、決してババアと呼ばれる年ではない気がする。

「そうババアは今64歳だぞ?まぁ若く見られるけど」

「なっ!?あの時は56…だと…」

歳相応に全く見えない彼女の容姿に少しだけ恐怖を感じた。

「士、凛大丈夫か?」

時計台から降りてきた胡桃が心配そうに駆け寄ってきた。

「大丈夫だよ」

「私も大事無いよ」

「そっかァ良かった、でも今のなんだったんだ?凄いな!何かアクション映画見たいだった!」

子供のような目をして興奮していると凛が杖を胡桃に差し出した。

「合気道の1種で合気杖だ」

凛から杖を受け取りそれを興味深そうにみている。

「へぇ士もやってたんだ合気杖?」

「まぁな、半ばジジィとババアに無理矢理だけどな」

「私もやろうかな…」

「根掘り葉掘り教えてやんよ」

士がそう言い終えると同時に屋上のドアが開き、由紀達が入ってきた。

「あ!つっくん!に胡桃ちゃん!凛ちゃんも!」

「あら、こんな所にいたのね?もう晩御飯よ」

「全くもぉ先生心配したんだからぁ」

「…」

3人の後ろに隠れるようにしている美紀とちょくちょく目があい、互いにきまずくなる。

「さて、夕食の時間だ部室に戻るとしようか」

そんな俺達を呆れたのか凛が口を開いた。

「そうね…美紀さん先に戻ってるわね」

美紀の肩に手をポンと置き、俺と美紀を残し帰っていった。

「あ、あのな美紀…」

「え、あっはい!」

「今朝はごめん…何処に圭が死んだ事が受け入れられなかったんだ…それでつい美紀に当たっちまった…本当にごめん」

「い、いえ私の方こそすいませんでした…先輩の辛い気持ちに気づかなくて…」

『…』

2人を沈黙が包み込み、気まずさが辺りを漂う。

「あの!せんぱ…」

ぐぅ〜

「え?」

美紀の言葉を遮ったのは、美紀自身のお腹の空腹を知らせる音だった。美紀の顔が紅く染まっていく。

「プッ…アッハハハ!!」

「ちょ!?先輩!そんな笑わなくてもいいじゃないですか!!」

「ダッハハハハ!!」

「先輩!笑いすぎです!!キャッ!?」

「美紀ッ!」

爆笑している俺の口を塞ごうとした美紀が先程凛が落とした杖に躓き、前に倒れそうになるがぎりぎり受けてめる事が出来が…

「痛っ脚つった!?」

「え?先輩!?」

美紀を受け止めた状態で倒れてしまった。

「先…輩」

「イテテ…どうした?ン!?」

美紀が俺を押し倒している形になって、上に居る美紀の唇が俺に唇に重なり…キスをしていた。




7巻買いましたが…新キャラに心が惹かれてしまいました…俗に言う浮気?でしょうか…

どうしましょ…ヒロインを変えてしまおうかな…


コメント等貰えたら嬉しいです。
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