F-1で怪異に物申す!   作:べっけべけ

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少し本編を原作に重ねます。

友人に言われた赤城への着艦の件は番外編…ifの話でやろうと思います。もちろんネタです。
明日は試験なのでまた今度進めようと思います。


ウィッチ?

(……何もない……)

 

日々新しいネウロイを撃墜してきたが…最近ネウロイが弱体化した気がしてならない。

 

馬鹿みたいにデカイ個体が出現する頻度が少なくなってきており、最近では最大でB-29、最小でXF-85サイズのものしか出てこなくなりAIMのミサイルがたった1発当たっただけで墜ちてしまう弱さになってしまった。

 

ただの作業ゲーのような状態になってきた日常に最近自分は飽き飽きしてきており、[暇]以外の言葉が常に頭から離れない。

 

(敵は弱い。仲間はいない。…あ~…暇だ)

 

 

本来なら何処かの滑走路にでも着陸して仲間を作るべきなのだろうが、何処に行けばいいのやらさっぱりわからない。

 

それに加えて…もし、いきなり未確認機が迫ってきたらどうなるだろうか?

 

日本の空自のように警告なんて優しいことはしてくれるわけがない。絶対スクランブルされて攻撃されるだろう…しかも外国の言葉が全くわからない。

 

……詰んだ(^q^)

 

 

 

(もうどうでもいいや……)

 

 

特に行く宛もなくそのまま真っ直ぐ飛び続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてある日…

 

 

(あれ?……なんか…眠く……?)

 

いつも通り海上を遊覧飛行をしていると突然睡魔に襲われ視界がぼやける。本来ならばチートで眠る必要は無いはずで、自分の身にいったい何が起こっているのか理解できなかった。

 

 

 

(…う…無理……)

 

 

薄れゆく意識の中AFCS(オートパイロット)装置を高度保持モードに切り替えたその直後、俺の意識は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う……」

 

(くそ…いったい何がどうなって…!?)

 

目が覚める。まだ視界がぼやけて……ハッキリと見えない。

 

コンコンッ

 

「んぁ?………なぁっ!?」

 

キャノピーになにか当たるような音がしたので上を見ると…人がいた。しかも女の子。

 

(はぁっ!?人!?何で外でいられるんだよ!?)

 

頭の中が混乱してわけがわからなくなる。

 

(とっ、とりあえず…!)

 

スロットルをMAXにまで押し込んで一気にアフターバーナーに点火する。その瞬間にドンッという爆発音とともに体に圧力がかかり加速していく。

 

(なになになになに!?)

 

全く状況がつかめない。俺がくたばってた間に何が起こった?

 

眠くなる。

 

寝る。

 

起きる。

 

女の子。

 

うむ、さっぱりわからん。それにさっきのは本当に人だったのだろうか?もしかしたら幻覚だったかも…そう考えだした時、後ろから曳光弾が横を通り過ぎる。

 

(威嚇射撃?警告?それとも指示に従え…とかか?)

 

弾道から見てこちらに命中させる気は無いのだろう。エンジン出力を下げてエアブレーキを開く。

 

機体の失速速度に近づいてきたのでエアブレーキを戻してAFCS(オートパイロット)装置を操作、速度を維持する設定に切り替える。

 

左右を見るが…誰も居ない。気のせい…?だがさっきの曳光弾が誰か居る証拠だ。

 

(ってことは…後方?)

 

さっき操作した装置を止めて左に90度バンクして旋回に移る。完全に進路方向が逆方向になったところで機体を水平にすると…小さな影が見えてきた。

 

 

目をこらすと…やはりその影は人のようだった。…その身長には似合わない程長い銃火器を持っているという物騒な格好ではあったが。

 

 

彼女らはやはりさっきの速度に追いつけなかったようで、失速寸前のスピードで飛んでいるこの機体の隣を必死な顔をして飛んでいた。

 

先程から何やら口をパクパクさせてるのだが…エンジン音にかき消されて全くわからん。三人は目を合わせて喋っているので意思疏通しているようだが…

 

(あ…無線か!)

 

普通気づくようなことに気づかなかった自分を殴ってやりたい。これまで1度しかつかったことのなかった無線機をONにしてカチカチと無線機の周波数を一つ一つ変えていく。

 

『……………ザザッ…』

 

変えていく中一瞬雑音が混じっていたのでそれに合わせるが…

 

『ザザッ…ザーー…』

 

ノイズしか聞こえない。

 

…ダメだこりゃ(´・ω・`)

 

(まぁ人がいることだけはわかったし…いっか。アニメのタイトル通りのウィッチ…だっけ?その人達が出てきたんだし…)

 

俺が寝る前の時にはまだレシプロ機体だけが飛んでいたが…どうやら時代が違う世界に来たらしい。…たぶん。

 

(もし誘導に従ったら…?)

 

・歓迎は…まずされないだろう。

 

・未知の機体は調査対象に…押収されること間違いなし。

 

・そして色々と尋問でも受けるのかもしれない。

 

・下手したら敵とみなされ殺されかねない。

 

(うん、やっぱ無理。怖い!)

 

とりあえず左右にバンクだけして…一気に機体を引き起こした。それと同時にエンジン出力も上げその場から撤退する。

 

(…怖くなって逃げちゃったけど…大丈夫かな)

 

 

そう思ったが時すでに遅し。さっきの人達とはかなりの距離を離していて、今更戻っても変なやつと思われそう。…もうそう思われているだろうが。

 

(ネウロイでも墜として暇潰しでもしますか)

 

そのままわけのわからない方向へ飛び続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***夜になり***

 

月明かりの綺麗な夜、俺は雲の上を飛んでいた。

 

日没後の暗さでネウロイと戦うのにはまだ慣れず、どうもあの黒い色が保護色となって視認しづらい。まだ戦闘での勘などといえるようなものは全く感じられないのでこれから鍛えなければ…。

 

 

 

F-1に乗り始めたあの日からというもの、昼間も夜間も飛びっぱなし。それは毎日のように繰り返され退屈になってきていた。

 

(あーあ、なんか起こらないかなー)

 

そんな風に妄想に浸ろうとしていた時だった。

 

ポロロンポロロンポロロン

 

「っ!?」

 

いきなり鳴り響くレーダー警戒警報装置。どうやらミサイルか何かが接近しているらしく、それはレーダーにも映った。

 

立て続けに2発。飛んでくる方向は11時の方向…ほぼ目の前からだった。そしてレーダースコープを確認すると確かにその方角に飛行物体の反応が表示されていた。た

 

(はぁっ!?ミサイル!?そんなもんあいつら持ってたか!?)

 

今までこんな攻撃はされたことがない。ずっとレーザーの弾幕を張ってきてばかりだったが…まぁ極稀に突撃してくるのもいたが。時代の差ってやつだろうか?ネウロイも進化しているということだろうか…?

 

この機体…F-1支援戦闘機にチャフやフレア、ジャマーなどといったミサイルを回避するための装置は生憎何処にもついていない。…つまり今の状況のF-1は丸腰かそれ以下だ。

 

(避け切れる…か…!?)

 

一気にアフターバーナーを点火、機体を最高速度まで加速させて機体を右へと曲げていく。

 

直撃はなんとか免れ、数秒後に後ろから爆発音が鳴り響き機体がガタガタと揺れる。

 

(なんだよありゃ…空間制圧兵器かよ…?)

 

ミサイルのように目標を捕捉、追跡してくるうえにあの破壊力…その爆風は広範囲に渡って辺りの雲を吹き飛ばし空にポッカリと大穴を開けていた。あの威力はもはや小さな大量破壊兵器の名が相応しそうだった。

 

あんなものを1発でも食らえば命は無いだろう。直撃ならば即死、爆風に巻き込まれようものならキャノピーなどは砕け散り俺は無事では済まされない。

 

(早くここから離脱しないと…殺される…!)

 

反応のある方角とは逆方向へと機体を操作しようとしたその時、機内に警告音がまたもや響き渡る。

 

さっきとは違い弾数は1発のみだが、追ってくる脅威であることに変わりはない。

 

 

 

 

いくら加速させてもしつこく付きまとってくるミサイルはゆっくりとではあるが、確実にその距離を縮めていった。

 

(どうする!?このままだと…!)

 

距離が300mを切ったとき…頭の中にある1つの案が思い浮かぶ。

 

「だあぁぁしつけえぇ!こんちきしょおぉぉぉ!」

 

パニックになったためかいつもとはおかしなテンションになりつつ…普段は操作することのない装置のハンドルをガチリと引いた。

 

ガクン!

 

直後に機体に大きな空気抵抗がかかり機体が小刻みに揺れる。

 

使ったのは…普通は着陸時の機体を減速するために使う物。ドラッグシュートである。

 

開いたらすぐにハンドルを捻りながら引いてドラッグシュートの緊急切り離しを行い、破棄する。

 

数秒とたたずに起こる後方からの爆発音。その爆発による光と衝撃波は凄まじく、機体をまるでストールを起こしたかのようにガタガタと揺らすと同時に上前方に広がる雲までをも明るく照らしていた。

 

そして気づいたのは2つのレーダー反応。1つはどうやら通常の飛行機サイズのようで、ソレは先程のミサイルが飛んできた方向とほとんど同じだった。もうひとつは俺が先程まで居たところらへんの方向に反応を示していた。

 

それと同時にタブレットが反応し、ネウロイ反応有りと表示される。

 

(あれ?…ってことは…ネウロイじゃない…?)

 

レーダースコープには反応が2つ表示されており、タブレットには1つだけ。ということは片方はネウロイではない何かということになる。

 

 

世間的にはこちらが未確認機になるのだろうが、俺からしたらこの世界そのものが未確認な何かだ。何せレシプロの時代だったのがいきなりミサイルだもの…わけがわからない。

 

 

ひとまず今はあの未確認機から距離をとろう。

 

後ろを振り返ることなく俺はその空域から離脱した。

 

 

 

 

 




ストパン好きな方は申し訳ない…
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感想に制限は無いはずなので誰でもOKですよー。


さて…赤城の制動ワイヤーでも引き千切りに行きますか。
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