ハドラー子育て日記 異世界家族旅行編   作:ウジョー

63 / 80
東方サッカー 前半戦 3 頭脳戦

さあ同点 魔王チームボールから試合再開です

 

早苗くんから妹紅くんレティくんそして霊夢くんへと

速いパスをまわしていくー!

 

「オレにこい!」

 

〔いくわよ 陰陽師パス!〕

 

ああっと!レミリアくん咲夜くん飛びつくがとどかない!

前線 ペナルティエリア前のハドラーくんに

ボールがわたった!

 

「くらえッ!!イオラ~~ッ!!!」

 

ドーーーーーン

 

ハドラーくん右足での強烈なミドルシュート!

 

ドドドーーーーン!!!!

 

ゴールポストに直撃!

ボールはこぼれだまになったーー!

なんとポストが変形しています なんという威力だ~!!

 

【とんでもないことするわね・・・

あのゴールはバーンが参加することを想定して

強力な札を大量に使って強化してあるのよ】

 

あ~ なるほど遠めからでは歪なゴールネットに

見えていましたが あれはお札を繋ぎ合せていたのですね

 

【そう だから両軍のゴールは幻想郷最強硬度と

言っても過言ではないわ

それをああもたやすく曲げるなんて

パワーだけならバーン級かもしれないわ・・・

ちなみにゴールのポストもネットも自動で回復するから

あのままでもとくに問題ないわ】

 

〔あんなの どうしようもないじゃないですか・・・〕

 

〔なにをしてるの美鈴!!

ボールをこわがるようでは

紅魔館の門番は任せられないわ!〕

 

〔そんな お嬢様~・・・〕

 

〔つったってるだけなんて

ポストの方がまだマシよ!!〕

 

〔咲夜さんひどい!?〕

 

‘・・・・・・’

 

〔ミストの無言のまなざしも恐いし!!

それ励ましてる?怒ってる?あ、ひょっと心配・・・〕

 

こぼれだまは妖夢くんがひろった!

大魔王チームまたもピンチ!

 

〔今度は抜きます 私の剣技お見せします!

待宵反射衛星斬!〕

 

妖夢くん二刀流でボールに切りかかる

 

〔くっ!このままでは私の立場とか色々がやばい!?

こうなったら・・・!!!〕

 

切れ味するどい妖夢くんのシュートに対し

美鈴くん足で止めにいく~!!

 

〔必殺!雷斬脚!!〕

 

ボムッツ!!!

 

ボールを蹴り返した~~~!!!

 

ボールはライン際 妖精メイドがフォローしました

 

〔ファストブレイクよ!ピオリム!!!〕

 

ああっと 大魔王チームの全選手が光に包まれた!

そしてボールをキープした妖精メイドくんが

凄いスピードでライン際をあがっていくー!

チルノくんとジゼルくんの横をあっさりぬいたーー!!

 

〔あらっ!?〕

 

[えっ?!]

 

「ジゼル!チルノ!全員攻撃がくるぞ!!

レミリアのマークはオレに任せてゴール前を固めろ!!」

 

[はい!ハドラー様!!]

 

〔ゴールはあたいらにまかせろ!!〕

 

妖精メイドくんからペナルティエリア前の咲夜くんにパスが渡った

なんとバケバケくんだんまく攻撃これは危険だ!!

 

【反則覚悟で止めにいったわね】

 

咲夜くんジャンプ一番かわした

 

「ジゼル!」

 

[とびひざげり!!]

 

〔なにィ!〕

 

 ドガッ

 

ジゼルくんと咲夜くん空中で激突!!

こぼれだまにウォルターくんがおいつきシュート体勢!

 

【大魔王チームにとってはその方が有利だから

審判は反則をとらなかったわね】

 

〔やっちゃえ!ウォルター!!!〕

 

〔きめます!〕

 

ウォルターくんジャンピングボレー!!

 

大妖精くんとびつくー!!

 

〔ハッ!〕

 

ボッ!!

 

なんとボールにナイフがあたりシュートの軌道が変わった!

 

【咲夜の時止めを併用したナイフ投げね

大妖精のバランスが崩れたわ】

 

〔とめます!〕

 

ローリングセーブでとめにいったー!!

 

  ガッ

 

かろうじてはじいたー!!

 

そこに走りこんでくるのはもう一人の妖精メイドくん!

 

【3人出場してるけど正直見分けがつかないわ】

 

そのままボレーシュート!!

倒れている大妖精くんの逆をついたー!

これはきまったか!?

 

〔バケバケさん!!〕

 

バケバケくんカバーにはいったー!クリアー!!

 

しかし小悪魔(ショート)くんトラップ

魔王チームピンチがつづきます!

 

〔トップスピンパスよ!〕

 

ゴール前小悪魔(ロング)くんへセンタリング

オーバーヘッドの体勢にはいる!!

 

〔レティ発射台になって!〕

 

〔いくわよチルノ!!〕

 

チルノくんスカイラブでとぶ!!

シュートコースを完全にふさいだ!!

 

なんと小悪魔くんオーバーヘッドでパスだ!

それをうけるのは パチュリーくんだ!!

 

〔ナイスパスよ!こあ!

そしてこれが魔王チームのゴールをこじあける最後のカギよ!!

アバカム(物理)!!!〕

 

パチュリーくん強烈なヘディング!!

 

〔くっ ガッツがたりない!〕

 

大妖精くんパンチング!

だがとどかない~!!

 

ゴーール!!

 

パチュリーくんのヘディングシュ-トが

魔王チームのゴールにつきささったー!!

 

【これで大魔王チームが1点リード

・・・けどそれとひきかえに失ったものも大きいわ】

 

失ったもの?それはいったいなんでしょうか?

 

【呪文の効果はきれたようだし すぐにわかるわ 

それより魔王チームに動きがあるようよ】

 

〔苦戦しているようだね妹紅〕

 

〔慧音!〕

 

〔私もいれてくれ バーン相手には勝てる気がしないが

今の大魔王チーム相手ならこの失点をなかったことにしてみせる

どうだいキャプテン?〕

 

「よかろう 入るがいい

バケバケご苦労だった 休んでいろ」

 

ここで魔王チーム メンバーチェンジです

 

2. DFバケバケくんにかわり 慧音くん

 

【慧音はどちらかといえばディフェンス向きの選手・・・そのままだとね】

 

何か期待を感じさせるコメントありがとうございます

さあ魔王ボールから試合再開です

 

「よし!全員あがれ!総攻撃だ!!!」

 

  \\おう!!!!//

 

キャプテンハドラーくんの号令で

GKをのぞく魔王チーム全選手が攻撃参加のようです!

 

〔攻撃には私ひとりでいいわ!!

全員ここは死守よ!!〕

 

大魔王チームはレミリアくんからの指示で

ワントップの守備陣形の模様です

 

〔いくわよパチュリー〕

 

〔うっ・・・・・・・・・・・・ 喘息が・・・〕

 

パスをうけた慧音くん パチュリーくんをドリブルでかわしたー!

 

【これよ あの紫もやしの最大の弱点、スタミナ不足

先の得点では味方全選手にピオリムをかけた上に

自らヘディングまでした

体力も魔力もかなり消耗した状態では妖精メイドよりものろいわ】

 

攻守の要となるパチュリーくんがこうなっては

大魔王チームにとって大きな戦力ダウンということですね

おおっと慧音くんの前には妖精メイドくん三人とGK美鈴くんだ

慧音くんシュート体勢にはいった!!!

!!

なんと慧音くんの髪が青から緑へ!

そして頭には2本の立派な角が生え

ボールを挟み込んだ~~!!

 

【あれはハクタカ あの子のもうひとつの姿

あの状態でのパワーとスピードはひとあじ違うわよ】

 

そのまま大魔王ゴールへ一直線だ~~!!

立ちふさがる妖精メイドをものともせず蹴散らし

残るはSGGK美鈴くんただひとりーーー!!!

 

〔紅魔館の門番の名にかけて!

今!!必殺の雷・斬・脚!!!〕

 

ドゴッ・・・!!

 

とめた~~~!!!

なんと美鈴くん足一本で突進してくる慧音くんを

みごとにとめましたーーー!!

 

〔どうです これが紅魔館の門番の実力です!!〕

 

〔さすが紅魔館の門番・・・私一人ではやはり通じないか

私一人では・・・ね〕

 

〔妹紅がいったわ!!!〕

 

〔なにィ!?〕

 

なんと慧音くんボールを角でロックしたまま体をひねり

その下に走りこんできた妹紅くんと背中合わせでドッキング!!

 

〔ロングホーン!〕

〔トレイン!!〕

 

〔な・にィーーー!!〕

 

なんとそのまま美鈴くんごとボールをゴールにおしこんだー!!

 

きまった!ゴ~~~~ル!!!

慧音くんたちのロングホーントレインが

大魔王チームのゴールにつきささりましたーー!!

 

【これで2-2の同点ね

このままではまだまだ点がはいりそうよ】

 

「「・・・今のは美鈴に油断があったな

慧音を止めたと思い込み わずかにスキができた」」

 

‘・・・!!’

 

「「まだおまえの出番ではない ミストよ

それよりも 酒の代わりをもて」」

 

‘はっ!’

 

「「・・・・・・・・・

・・・大したものだな」」

 

・・・・・・

 

《東方サッカー・東方サッカー猛蹴伝・東方サッカー2

インストールカンリョウ カンセンニヨル

データノバージョンアップ マモナク ニトリ》

 

〔それが終わったら私たちも参戦するわよロビン

キラーマシーンの開発者の一人 魔王ハドラー・・・

一度会ってみたいと思っていた!〕

 

《ギッ!!》

 

さあ再び同点となり両チーム一歩もひきません

それでは大魔王ボールから試合再開です

 

 




スポーツの秋が終わるまでにせめて前半戦は終わらせたかったウジョーです。
最近どうにもPCが不調でよく止まったり勝手に電源がきれたり困ったものですが
どうにか前半戦の終わりが見えてきました。
今年中にでどうにか前半戦が・・・ おわればいいなあ・・・

地元のサッカーチームがJ1入りに王手と いいニュースがあったのに
南米ではとんでもない事故が・・・ ご冥福をお祈りいたします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。