雷光の巫女の伝説   作:うさみん1121

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Life 10

「…知らない天井だ。」

 

少し体を動かすと体全体に激痛がはしる。

取り敢えず、上体を起こし、周りを確認する。

点滴などがベットの脇に置いてある。

どうやら、ここは病院らしい。なんで俺は病院に…?ああ、ライザーの奴にブッ飛ばされたんだっけか…?

そうだ!試合は、試合はどうなったんだ?

 

「…リョーくんッ!」

 

声の方を確認するとそこには姫島先輩がいた。

表情から察するに相当心配をお掛けしたのだろう。

 

「どうも、朱乃先輩。とりあえず試合がどうなったかお聞きしても…?」

 

俺が目を覚ましたのはライザーとの試合から1週間後の事だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

どうやら、試合には勝つ事が出来たらしい。

あの後、俺から託された聖剣で、イッセーはライザーの攻撃を多大なるダメージを受けながらも耐えきり、限界まで倍化をし、<赤龍帝の贈り物>という修行の時に目覚めた自信の倍化したエネルギーを他のものに譲渡する力を使い、聖剣のオーラを倍化し、それをライザーに叩きつけ、復活する前に剣で体を切り刻み、復活途中も切り刻み、復活しても反撃のチャンスを与える前に切り刻み五分くらいがむしゃらに剣で切り刻み続けてようやくライザーのリタイアを確認。俺たちが勝ったというわけで、リアス部長の婚約騒動にも終止符が打たれたわけである。

 

結構いい線行ってからイッセーにバトンタッチしたと思っていたが実はそんなに削っていなかったとか…

チョッとショックだな…いや、ライザーが俺の想像より遥かに強かったというだけだ。

これは本格的に鍛える必要があるな…

近い将来朱乃先輩の騎士になるんだからな。ライザーごとき一人で倒せるようじゃないと隣に立つ事なんてゆるされないだろう。いや、朱乃先輩事態はそんなこと気にしないだろうが、周りや、そして何より俺が気にするのだ。

こんなんじゃダメだ。一朝一夕で強くなれるわけがないのは分かっている。分かっているが…どうも焦りがでる。

今回の試合前の修行で多少なりとも強くなったという自覚はあった。しかし、それ以上に目標が高かったのだ。

そんなことは初めから分かっていた。分かっていたのだが、…やはり自覚すると情けない気持ちになる。

俺は惚れた女の子に守ってもらわないといけない状況なのだと自覚すると自己嫌悪の海の中に沈んでいく気持ちを制御出来なくなっていく。どうして、とか、なんで、とかいろいろ頭の中を過る。

もっと強くならないといけないのが今回のことでハッキリした。

このままではいられないのだから

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「心配をお掛けしました。」

 

俺が寝ている間、ずっと付きっきりで看病してくれたらしい。朱乃先輩はいわく心配で寝れなかったそうだ。

本当に迷惑を掛けてしまった。

 

「じゃあ、リョーくん。本当に迷惑掛けたと思ってるなら今度一緒にお買い物に行きましょう?」

 

…!!

 

「お、俺とですか!?」

 

「今の流れでリョーくん以外でだれがいるの?」

 

いつものお姉さんのような朱乃先輩の態度ではなく、今の態度はまるで年下の女の子が甘えてくるようで…

普段とのギャップがあってとてもじゃないけど、ノックアウトしてしまそうだ。

 

「じゃあ、行きましょうか。楽しみにしていて下さい。」

 

「ふふふ、楽しみにしてるわ。そうそう、リョーくん。私、今回の試合で一番敵倒したんだけれど…」

 

……?

 

「そうですね、初っぱなから一気に敵をまとめて倒してましたよね?」

 

「そう、だから…、ご褒美に頭撫でて?」

 

俺にその様に頼んでくる朱乃先輩はまるで天使のようで…それでいて魅惑的な悪魔のようにも見えて…

つまり何が言いたいかというとメチャクチャ可愛いのだ。

そっと髪を撫でてあげると気持ち良さそうな顔になって照れているのか少し顔が赤い。

それでも朱乃先輩の笑顔が見れてとても幸せな気持ちに包まれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、リョータの病室の前の廊下では、

 

「どうします、部長?今入ったらお邪魔虫くさいですよ?」

 

「そうね、イッセー。ところで祐斗と子猫は?」

 

リアスはさっきまで一緒にいたはずのメンバーの所在を聞いた。

 

「…木場はブラックコーヒーを買いに。子猫ちゃんはその付き添いで。」

 

「…そう。」

 

なんともいえない空気のまま取り敢えず邪魔したら後が怖いのでリアスはもと来た道を引き返し、とりあえず今日の所は帰ることにした。




とりあえず戦闘校舎のフェニックスは終了です。
Life9の方は後書きで書いたように満足の行くできではありません。
二ヶ月の間ずっと書いては消してを繰り返し、行き詰まりでも出さないわけにはいかないと謎の使命感に刈られてだしたものです。
もっとこうしたら良いとかこの部分がダメダメとか感想ありましたらどうぞお願いします。じゃんじゃん送って下さい。あ、でも誤字の方はまた別で報告下さい。
いやー、多分ハーメルンの中で一番誤字多いんじゃないのかな
バカな天才の学園生活しかり、臆病なキンジしかり、インフィニットシンフォギアしかり、この作品しかり、いつも打ち間違えに気づいても無視して書いてるのが原因ですかね?
というか、どれかは完結させないとな…

といわけでどんどん感想、評価、お願いします。
暇なかたは是非私の他の作品を見てアドバイスも頂けたらと思います。(宣伝)
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