超艦隊これくしょんR -天空の富嶽、艦娘と出撃ス!- 《完結》   作:SEALs

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お待たせしました。
予告通り、ハワイ・オアフ島が激戦地になります。
ここに日本の自衛隊と、米軍・連邦陸軍の合同部隊の戦いが始まります。

灰田「果たしてこの戦いの結果はどうなるのかは、本編を読んでのお楽しみです」

それでは改めて……

作者・灰田『本編であります。どうぞ!!』


第百話:南海の激闘

中岡率いる連邦残党軍の『トロイの木馬作戦』を、第三者の協力者『ディープ・スロート』と共に決行している最中だった……

ケリー国防長官がハドソン大統領にブリーフしたように、オアフ島に日本軍が浸透中……

オアフ島を守る米軍2個歩兵師団、第2海外遠征軍、彼らに協力する連邦軍は、陸上自衛隊との激しい死闘を繰り広げていた。

太平洋軍・ディエゴ司令官と連邦残党司令官たちは、死力を尽くしてオアフ島を守り抜くと前者たちはワシントン、後者は中岡たちに誓ったが……

米海軍の御自慢の空母戦闘群が、日本空母戦闘群に完膚なきまでやられて、全艦が本土に引き返したことの衝撃は大きかった。

 

特に、将兵たちの士気に著しく大きく影響した。

ここでも、世界最強と言われた米軍の不敗神話が敗れたのだった。

いや、米軍は冷戦時代やテロとの戦いの時代でも敗れていた。

アフガンやソマリア、イラクなどの小国には勝ったのにも関わらず、失敗した時と同じように味わっているようだった。

しかし、今度はかつての同盟国だった日本に煮え湯を飲まされているだから堪らない。

しかも日本の恐るべきステルス重爆《ミラクル・ジョージ》……Z機《新富嶽》の存在が、

米軍将兵および連邦将兵たちに与えた心理的ダメージは計り知れないものだった。

これは爆撃機としても、掃射機としても、そして輸送機としても凄まじい性能を持つ。

爆撃機としては大量に搭載された1トン爆弾の嵐を降らせ、海岸防塁を殲滅させた。

何しろ、灰田が未来改良した新型高性能自動全天候標準機に搭載されているレーザー照準で狙いは正確であり、推進ロケットを尾部にもつ精密誘導爆弾(スマート・ボム)、いわゆるレーザー誘導爆弾だから外しようがない。

米軍・連邦軍の両者が営々と築いたパールシティからダイヤモンドヘッド地区海岸の防塁は、あの忌まわしい《ミラクル・ジョージ》にほとんど破壊されてしまった。

 

しかもその後、味方空母戦闘群本土に逃げ帰ってしまったので、ハワイ沖合いの海は日本空母戦闘群の天下となり、連日その航空団が襲来し、米軍・連邦戦車や重砲を破壊した。

また双方の空軍も叩かれた…… 空母戦闘群・航空団が歯が立たなかったように、オアフ空軍基地所属の戦闘機部隊も日本艦載機には敵わなかった。

航空機としての先進度が全く違う以上、これは止むを得ないことである。

ある意味では、太平洋戦争末期の日本陸海軍の様相を繰り返しているとも言えた。

ただし、今度はやられるのは米軍側であり、一方的に勝っているのは日本軍側であるが。

ともかく米軍・連邦残党軍の損害は大きく、保留していたM1A1戦車、99式戦車、M777 155mm榴弾砲、05式155mm対戦車自走砲などを始めとする主要火器や戦闘車輌は、その70パーセントも消耗してしまった。

何しろ双方とも補給が受け入れないことがハッキリしているので、その損害は大きい。

米軍・連邦残党軍は地対空ミサイル《アベンジャーシステム》や携帯地対空ミサイルの代名詞FIM-92《スティンガー》などで反撃をしたが、日本機版の《スーパーホーネット》と《トムキャット》はミサイル攻撃を全く受けなかった。

 

ディエゴ司令官は、これらが全て無人機であると言う情報を得ていた。

現在には存在しない高度な人工知能が操作する無人機で、まるでUFOみたいに非線形飛行が可能である。

言い換えると、いきなり直角に曲がったり、鋭角にジグザグに飛んだり、むろん宙返りなどもお手の物だ。

これは無人機だからこそできるもので、その高度なテクノロジーは米軍・連邦将兵たちの想像を絶していた。

米軍だけでなく、各国の軍隊も無人機は実用化しており、偵察機や攻撃機として運用しているが、日本機とは比べものにならないものだ。

 

日本軍がこれらを攻撃したのは、自軍が持つ揚陸艦部隊の数が少なく、運べる戦車や重砲なども大量には運べないからだ。

大型輸送艦《おおすみ》クラス3隻で、ようやく10式戦車15輌と99式自走155mm榴弾砲15輌を揚陸させた。

それ以外の軽装甲車輌などは、あの《ミラクル・ジョージ》が大型パラシュートを使って投下した。

しかし、さすがの《ミラクル・ジョージ》を持っていたとしても下ろせるものは、軽装機動車や高機動車などが良いところだ。

これは米軍のM1151《ハンヴィー》に担当し、MINIMI分隊支援火器や89式小銃を据え付けて射撃することができ、必要とあればM2重機関銃や01式軽対戦車誘導弾を装備することも可能である。

しかし、米軍・連邦歩兵部隊相手ならば勝てるが、重装甲車輌には太刀打ちできない。

揚陸地上部隊司令官・小暮陸将は、敵の銃火器や装甲車輌を鹵獲して活用する肚だった。

そのため空母航空団には、これらを徹底的に殲滅させることを控えさせたのだ。

 

 

 

日本軍の快進撃は、次のような経過を辿った。

空母戦闘群・航空団が両空軍・ミサイル基地を無力化した後、まずZ機100機が襲来して来て、カネオヘとカハラ地区の防衛陣地を叩いたが、その後には輸送機版のZ機が後続しており、空挺部隊を降下させた。

この空挺部隊は東部方面隊の第1空挺師団であり、総員155名の連隊規模である。

この部隊は巧みにカネオヘ地区に降下……爆撃直後で混乱している米軍・連邦軍を尻目に海岸に橋頭堡を築いていた。

戦闘機に掩護されていたので、米軍・連邦軍はこれを叩くことが出来なかった。

続いて、やはり戦闘機に掩護された揚陸艦が接近して来ると、兵員と10式戦車15輌に、99式自走155mm榴弾砲7輌を揚陸させた。

各種迫撃砲やM2重機、そして地対地ミサイルなども揚陸させたのは言うまでもない。

これらの揚陸を確保し、橋頭堡は強固なものになった。

兵力は3個連隊、つまり1個師団近くになった。

 

続いて、揚陸艦部隊はカハラ地区に回り、航空支援の元に残りの部隊も揚陸させた。

その兵力も同じく3個連隊であり、第二の橋頭堡を確保した。

実は米軍・連邦軍も緒戦からから、敵を殲滅するチャンスがあったのだった。

橋頭堡の確保と言っても小規模部隊、包囲して殲滅することが可能だった。

しかし、双方が攻撃に移ろうとすると敵の航空支援に阻まれ、有効な攻撃を仕掛けることができなかった。

現代戦において、制空権確保は戦争の勝利の決め手となる。

米軍・連邦軍は重砲や自走砲で攻撃したくても、敵の高度な無人戦闘機ないし戦闘攻撃機によって無力化されてしまう。

両軍は必死になって自走機関砲や対空ミサイルで反撃をしたが、目を奪う幾何学的な動きで躱されて、ほとんど効果が無かった。

 

兵力が足りないことを充分承知している日本軍は、翌日には輸送機版の《ミラクル・ジョージ》で大規模な空挺降下を始めた。

これは師団規模であり、狭いオアフ島よりもさらに狭いカネオヘとカハラ地区にこれだけの兵力を降下させるのは、米軍・連邦司令官にとっては狂気の沙汰に見えた。

一歩風向きを間違えれば、海に落ちるか、山に突っ込んでしまう。

どうやら運は日本に味方したらしく、約80パーセントが無事降下に成功した。

彼らの一部は、多数が米軍・連邦軍支配地域に降りて激しい銃撃戦となったが、橋頭堡から日本軍が押し出して彼らを助け、約60パーセントを救うことが出来た。

 

しかし師団規模で降下したのに、助かったのはその半数……2個連隊のみである。

この不運な部隊は東部方面・第1空挺師団だが、危険を承知で降下したのだった。

むろん降下作戦は、日本軍の大きな博打でもあった。

しかし、揚陸艦を往復させている時間がない以上、そのリスクを冒さなければならない。

これでも、まだ兵力は米軍・連邦軍が有利だ。

日本軍がカネオヘとカハラに揚陸または降下したのは、防備が固いと思われるワイキキ地区を避けたのである。

確かにディエゴ司令官と連邦司令官は、ワイキキ地区からパールシティまでを最優先防衛地域とし、兵力を充実させた。

しかし、カネオヘとカハラ地区に敵が橋頭堡を築いたことを知ると、援軍を振り向けた。

両指揮官はすでに空軍を失い、戦車や重砲なども80パーセント近くが空爆にやられた。

手持ちの銃火器の数はさほど日本軍と変わらなかった。

しかし、さすがに陸軍と連邦軍とは違い、米海兵隊の士気は旺盛だった。

ロケット弾や迫撃砲、重機関銃などを主たる武器として日本軍に襲い掛かった。

 

その一方…… 日本軍も精鋭部隊らしく勇敢で一歩も引かなかった。

カネオヘとカハラ地区では激戦が繰り広げられたが、日本軍は少数の10式戦車と99式自走155mm榴弾砲を活用して、兵力差を埋めることに成功しつつあった。

かつて日中戦争や太平洋戦争中、中国戦線における日本軍の得意戦法は軽火器を抱えての肉薄攻撃である。

中国では、この戦法で中国兵を押しまくり、日本軍が突撃して来ると、彼らを見た中国兵は逃げ出す始末だった。

しかし、米軍相手では違った。

開戦当初は良かったが、次第に火力を増すと形勢逆転となった。

史実では、太平洋戦争における地上戦の天王山となったガダルカナル島の戦いでは、これでやられたのである。

しかし、今のオアフ島ではその得意な戦法が使えない。

味方空母戦闘群の航空支援はない、上空を飛び回っているのは敵機のみ。

しかも、絶妙なタイミングで《ミラクル・ジョージ》が襲来して来ると、移動中の米軍・連邦軍を捉えると爆撃した。

ここに至り、さしもの米海兵隊の士気も阻喪として、日本軍に押され始めた。

 

カハラ方面では、日本軍はダイヤモンドヘッドを回り込み、ホノルルに向かった。

ホノルルでは市民に疎開命令が出され、住民たちは西部の山脈に逃げ込んでいた。

皮肉にもその中には多数の日系人が混じっていたが、日系人の若者たちの中には太平洋軍司令部や連邦軍に出向いて、すぐに徴用してもらいたいと申し出るものも少なくなかった。

最初の移民から、すでに第五世代を迎え、彼らのメンタルティーは完全にアメリカ人である。

いや、太平洋戦争当時から二世たちのメンタルティーは、アメリカ人だった。

だからこそ、最強の日系人部隊が誕生したのである。

これを繰り返すかのように、歴史と言うものは皮肉なものだ。

日本の自衛隊の若者たちと、日系アメリカ人の若者たちが戦うことになった。

 

これはハワイと言う島の宿命だろう。

太平洋海域真ん中に位置することで、いざ日米戦争になれば戦場とならざるを得ない。

責任は彼らにあるのではない、このような状況を招いたアメリカ政府にあるのだ。

よく『戦争でよく犠牲になるのは我々民間人だ』とリベラルや平和主義者を気取った反日主義者は壊れたラジオのように繰り返し言うが、しかし、最初の犠牲者は国を守る兵士である。

アメリカと言う国は、この点では異彩を放っている。

自由を確保と言う“大義”を守るため朝鮮戦争では約3万人、ベトナム戦争では約5万人の戦死者も出した。

その後もソマリア、アフガニスタン、湾岸戦争、イラク戦争などと自らの大義を貫くために血を流し続けた。

アメリカの不幸は、それによって世界中から尊敬されるどころか、寧ろ迷惑がられている。

そして、何よりも悲劇的なのはアメリカ人自身が、そのことに気づかなかったことである。

 

 

 

ディエゴ司令官は、カネオへ地区の敵がついに峠を越えたと言う報告を受けた。

このカネオへ峠を越えさえすれば、眼下にはパールシティが広がり、その先にはパールハーバーである。

ディエゴがもっとも問題視しているのは、日本軍に飛行場を奪われることだった。

爆撃機専用飛行場が確保されれば、《ミラクル・ジョージ》が進出することは火を見るよりも明らかだ。

そうすれば、本土の西海岸が爆撃圏内に入ってしまう。

 

その時、ペンタゴンはどうするつもりか。

このことだけを考えても、ハワイ防衛を破棄することはあり得ないはずである。

しかし、ペンタゴンは空母戦闘群の安全のために本土に引き揚げた。

ディエゴは、明らかに国防総省の戦略は誤っていると考えた。

いったい、ケリー国防長官が何を考えているのか分からない。

それとも、国防総省は連邦と同じような思想になったのかと思えた。

 

ディエゴは、ついに苦渋の判断として飛行場の完全破壊を命じた。

もはや援軍が望めない今は、少しでも時間稼ぎをするしかない。

仮に日本軍に飛行場を占領された際には、敵はおおわらで修復作業に入るだろうが、燃料も運んでいなければならないとすると、時間は掛かるはずだ。

その間、敵重爆《ミラクル・ジョージ》が本土を戦略爆撃しても、のちで来るであろうと思われる艦娘たちに本土空襲や砲撃されようと時間が稼げる。

涙を呑んで、ヒッカム、フォードなどの各飛行場には施設と燃料タンクの完全破壊、滑走路は掘り返して、対人地雷や対戦車地雷などを埋めよと命じた。

パールハーバーにある海軍の燃料タンクにも火がつけられ、濛々たる黒煙がパールハーバーを覆った。

 

まるであの悪夢の日…… 日本軍奇襲の日を思い起こさせる。

もっともあの時は、日本軍の艦載機は燃料タンクを破壊しなかった。

ほかに攻撃目標が多数あったためだが、そのため太平洋艦隊は助かった。

生き残った空母2隻が、すぐに行動に移ることができたのである。

しかし、今のパールハーバーの燃料タンクに火がついたということは…… すなわちディエゴ司令官が、もはやオアフ島防衛に見切りをつけたと言うことでもあった。

あとは何日抵抗できるかだが、どれだけ粘っても来る見込みはない。

ワシントンでは、ハワイはもはや忘れられた島となっていた。

もはや国内は厭戦状態が続き、下手をしたら内戦が起こるのではないかと懸念されていた。

これらに対応するのが忙しくて、それどころではなかった。

ハワイを取られても戦略的価値には然したる問題はない。

その代わり、《ミラクル・ジョージ》の戦略爆撃を受けるが。

 

戦闘4日目に突入したが、両軍の士気の阻喪はより一段と進んだ。

ディエゴと連邦指揮官は緘口令を敷いたが、重大な情報と言うものは必ず洩れるものである。

もはや見捨てられ、混沌と化した国内事情を知った両将兵たちは、自分たちは祖国と味方から見捨てられたのだと悟っていた。

ディエゴ大将たちは『最後の一兵まで戦え』と言う命令はまた続いていたが、これを遂行するのは困難な状況だった。

 

それを見抜いたかのように、日本軍が意外にも軍使を送って来た。

白旗を掲げて、ワイキキ方面の最前線から進み出てきた日本軍使は、慣例通り目隠しをされると、パールハーバーの太平洋軍司令部まで《ハンヴィー》で連れて行かれた。

司令部のディエゴ大将の部屋で目隠しを取られ、司令官と対面した。

 

「本官は第1空挺師団大隊長の二宮一佐であります」

 

日本軍将校は流暢な英語でしゃべった。

 

「我が司令官の小暮陸将のお言葉を伝えに来ました。我が司令官は『これ以上の戦闘は無意味だ』と言っておられます。

何故ならば貴軍には増援が望めず、いっぽう我が軍の方は、そのつもりであればZ機を用いてパールシティ、パールハーバーの全てを破壊できるからです。

しかし、我々はそれを望みません。閣下も恐らくそうでしょう。

この美しい島を戦闘によって破壊するのは、我々にとっても耐えがたいことです。

ぜひ、ここで停戦に応じていただき、戦闘中止されることを願うものであります」

 

「我々に降伏しろと言うのかね?」

 

ディエゴは顔を歪めた。

 

「この美しい島を破壊したくないとキミは言うが、戦争を始めたのはキミたちの方ではないか。今さら何を言うのかね。

……残念ながら我が米軍と同盟軍・連邦軍の辞書には“降伏”という文字はない。

戦力が残っている限り、抵抗は続ける。そう、キミの司令官に伝えたまえ」

 

「いいえ、降伏ではなくあくまでも停戦です。あなた方の武装解除はしません。

ただし、軍施設と飛行場は引き渡していただきたい。ご希望とあれば、パールハーバーで残っている輸送船で撤退していただいてもよろしいのであります」

 

「それは単に降伏を綺麗ごとに言い換えたに過ぎん。本職は承服できない。

あくまでも徹底抗戦するのが、我々の意思だ」

 

二宮一佐はもっと何か言いたそうだが、その言葉を飲み込むと答えた。

 

「我が司令官にそう伝えします。閣下と閣下たちの司令部において、もし停戦に傾いたときは、いつでも無線でお伝えください」

 

それを言うだけで、日本軍使は戻っていた。

太平洋軍司令部では、ディエゴを囲んで、連邦軍司令官も含め各部隊のトップや参謀たちが顔を合わせた。

 

「敢えて申しますが、これは絶好のチャンスを逃したのかもしれません」

 

米陸軍司令官・コナー中将が発言した。

 

「日本人は生真面目で、争い事で決着をつけるのを嫌う傾向のある民族ですから、停戦と言うからには本気でそうするつもりでしょう。実際に降伏しても我が軍は降伏と言う不名誉を受けずに済んだはずです」

 

「それは我が連邦軍が味わった不名誉な降伏だ、チョッパリは我々を捕虜にして皆殺しにするつもりだ!」

 

キム司令官は怒鳴り声を上げた。

得意である『息を吸うように嘘を吐く』と言う戦法を言い、日本軍の捕虜虐殺を主張した。

しかし、連合軍の捕虜虐殺に関しては黙っている。

ソ連軍の捕虜虐殺も酷いが、米軍も負けてはいなかった。

捕虜とした日本軍を遊びで殺す将兵たちも多く、特に金歯を取るために殺害することはもちろん、捕虜を縛り付けて射撃の的や輸送機に乗せた捕虜を高度から突き落とす、さらに日本兵の骸骨を土産物として持って帰るなど数えきれないほどの罪を犯したことに関しては、茶番劇とも言える東京裁判では裁かれることはなかった。

 

「キム司令官の言う通り、日本軍は太平洋戦争では残酷だったことを忘れてはならない。

我々の油断を見澄まして皆殺しにするかもしれない。到底あの条件は受け入れられん」

 

キムに洗脳されたかのようにディエゴの口調は、ヒステリックだった。

コナーに続き、他の将官たちは顔を見合わせた。

今や司令官は、正気の沙汰を失いつつあるのかもしれない。

もしそうだとしたら軍規により職を解くか、自分たちで射殺せざるを得ない。

この出来事……日本軍の申し入れを一蹴したことにより、オアフ島の戦火はまだ続くことになった。




ハワイを舞台とした激戦は、圧倒的な火力を誇る日本が優位と言う結果になりました。
劣勢になっても徹底抗戦するアメリカもアメリカで、連邦も連邦ですが。

灰田「今日は皆さんもご存知かと思いますが、本作品は皆さんの応援のおかげで……」

今日で無事に第百話を迎えることが出来ました。

\ぱんぱかぱ〜ん/←クラッカー炸裂音

古鷹一同『第百話記念おめでとうございます!!!』つ花束

みんなありがとう、これからも頑張ります。
艦これと架空戦記『天空の富嶽』をクロスした小説は最初は挫折しましたが、皆さんの温かい応援のおかげでここまで来ました。
本当に不安でいっぱいでしたが、無事に百話を迎えることが出来て感謝です。
余談ですが、某ニコ○コ静画で灰田さんのイラストを見つけました。
しかもチート級の特典です、本当に偶然とは怖いものです。
因みに別作品、『天空の要塞』の灰田さんですが、こっちも好きです。
原作『天空の富嶽』では帽子を被っていません。
実装したら、もう艦載機はおろか、航空基地隊も最強になります。

灰田「実装するとしたら、イベント甲作戦報酬でしょうね」
元帥「まあ、そうなるかな」
秀真「富嶽なんて実装したら、かなりの量のボーキサイトや鋼材が溶けるだろうな」
郡司「富嶽だけでなく、ほかの艦載機や航空隊も絶対制空権取るだろうな」

轟天や天雷の同じだと思うが……

灰田「積もり話もいろいろありますが、そろそろ予告に参りましょうか」

神通「今日は提督と古鷹さんが予告いたします」ウインク

次回はこのハワイ激戦の続きに伴い……

古鷹「アメリカ政府が予想外の行動を起こします、果たしてこの戦いの行方はどうなるかは今後のお楽しみに♪」

最終章は以前も予告下通り、遅くなることもあります。
しかし最後まで楽しめて頂ければ幸いです。

灰田「それでは切りの良いところになりましたので、次回もまた、第百一話までダスビダーニャ(さよならだ)」

元帥・秀真・郡司一同『ダスビダーニャ!!』

作者・古鷹・神通『ダスビダーニャ!次回もお楽しみに』
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