超艦隊これくしょんR -天空の富嶽、艦娘と出撃ス!- 《完結》   作:SEALs

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お待たせしました。
前回でうっかりして、本作はついに百三十話を突破しました。最終回までお楽しみくださいませ。
なお、食糧回収イベントでは、炎の妖精の御加護があるぐらいお米のドロップ率が多いです。
補給物資に因んで、今回は輸送機部隊が到着する回に伴い……

灰田「休日ぐーたら暇人さん作品のチート中のチートキャラとのコラボをお楽しみください」

では、気分を改めて……

作者・灰田『本編であります。どうぞ!!』



第百三十一話:戦線拡大す 前編

敵砲台要塞を中心とする連邦軍防御陣地を攻略とともに、嫌がらせ攻撃を兼ねた夜襲、そして空爆や艦砲射撃による連邦砲兵陣地などを片付けたことにより、精神的に追い詰められただけでなく、壊滅的なダメージを負った連邦軍の戦意は大きく低下にも成功した。

その一方、連邦軍は孤立無援。空からも、海からの補給及び、増援部隊も昨夜の日本軍の攻撃により阻止された。

壊滅的な打撃を被り、陸でも空でも海でも、そして中岡連邦大統領たちにも見捨てられた挙げ句、連邦軍の運命は、もはや敗北と言う形が決まったようなものだった―――

 

時刻 0845

サイパン飛行場管制塔まで進出した自衛隊・TJS両司令部は、C-130を中心とした輸送機部隊の到着を待っていた。到着時刻予定は0900時と打電で知らされた。

滑走路周辺には、各軍の歩兵部隊などを展開して、厳戒態勢を敷いていた。

連邦軍による殴り込み作戦、捨て身の特攻作戦もあり得ることもある。

史実の沖縄戦で、義烈空挺隊による殴り込み作戦のような作戦を仕掛けて来ることもあり得る。連邦肉薄部隊の襲撃に備えて厳重にしている。

飛行場まで赤城たちなどが飛ばした護衛機部隊とともに、海上を大きく迂回して来るので問題はないと思ったとき、ターボプロップエンジンの独特の爆音が鳴り響いた。

数機の両軍の大型輸送機部隊とともに、赤城たちの《天雷改》や《烈風改》部隊などが上空から姿を現した。

飛行場からも周囲警戒のために、陸自のAH-64D《アパッチ》とAH-1《コブラ》と伴い、Mi-24《ハインド》とAH-1W《スーパーコブラ》と言った各攻撃ヘリ部隊が飛び立った。

 

先導機(指揮官機)が理想的な高度に下げると、滑走路西側から着陸態勢に入った。

滑走路の空いた穴には、その周りにペンキで大きなマークが付けられている。

1番機は無事着陸に成功した。エプロンに入るとサイドハッチ、リアハッチが開き、素早く各兵員と軽装甲車輌などが展開した。

 

加納陸将・柴田副師団長率いる各軍の指揮官たちは顔を見合わせて、ほっとした。

 

「このままスムーズに行くと良いのですが……」

 

柴田がそう呟いたとき、敵の迫撃砲、迫撃砲弾が着弾寸前に響かせる独特の音が滑走路の端っこに着弾した。

次に、生き残った少数の連邦軍の野砲部隊が撃ち始めた。

迫撃砲弾を上回るほどの火力を活かし、滑走路に着弾、そして爆炎を吹き上げたのである。

 

「やはり撃ってきたかな!」

 

加納陸将が叫ぶ。

 

「両パイロットたちに通信。間隔を詰めて速やかに着陸せよ。両ヘリ部隊が掩護する!海軍の護衛機部隊も攻撃を許可する!」

 

合計20機の両ヘリ部隊及び、輸送機部隊を援護していた赤城たちの護衛機やTJS社のF-35部隊も加わり、敵の砲兵部隊を探して殲滅に掛かる。

さらに両軍の自走砲や榴弾砲、ロケットシステム部隊も撃ち始めた。

滑走路には次々と着弾して、黒煙に覆われた。

しかし、砲撃と言うものは見た目には派手だが、意外と効果がないものなのである。

ともかく輸送機を守るため、敵の砲兵部隊や歩兵部隊などの攻撃を沈黙させるしかない。

かつて日本軍が1発でも撃てば、米軍はお返しに1万発の砲弾を報復として撃ち返した。

これを再現するかのように、両軍は凄まじい砲撃戦を展開した。

しかし、火力の差は圧倒的であり、少数ほど生き残っていた連邦砲兵部隊はたちまち見つかり、空対空誘導ミサイル及びロケット弾、航空爆弾、機関砲弾や機銃掃射により破壊されて言った。

制空権を握っていること、自衛隊やTJS社の実戦経験も度重なる戦いで、ベテランの域に達していることが勝利の貢献へと繋がっている。

 

その黒煙のなかを各輸送機部隊は、勇敢に着陸した。

敵砲撃が止んだ頃合いを見て、各部隊はエプロンからタキシングすると、荷卸しをし始めたときだった。

 

『偉大なる中岡連邦大統領様!万歳!万歳!万歳!』

 

「アンドルフ・ヒトラーの犬どもを殺せ!」

 

「この侵略戦争の発端は、アンドルフ・ヒトラーのせいだ!その犬どもを懲らしめろ!」

 

雄叫びを叫びながら、フェンスを破壊したフォード・セダンを筆頭に随伴歩兵部隊が突撃して来た。

かつて第二次世界大戦中の英軍は、予備兵力として、一般人たちが集った民兵組織《 ホーム・ガード》でも、セダンなど家庭にある自動車を改造して、簡易装甲車として運用したことがある。

フロントウィンドウ部の装甲は普通のボイラー鋼板製とともに、ラジエーター防護のためのフロントグリル部の装甲は、金属製の箱のなかに防弾性向上を目的とした小石を詰め込んだもので作られている。

 

また同じもので、コンクリート製の代用装甲で作られた移動トーチカやベドフォードOY型トラックに木製の厚板で作った代用装甲を取り付けた装甲ローリーまでも作られた。ただしドイツ軍上陸を阻止する力は本当にあったのかは未明だったが、英国空軍部隊の粘りがドイツ軍上陸を阻止出来たことが幸いだった。

 

連邦軍もそれを真似して、作ったのである。

なお、このセダンに乗車するコマンド部隊《ラヴェジャー》指揮官・大竹福造大佐と、副指揮官・大橋まこと中佐が指揮している。

主に敵兵に対して、轢き逃げ攻撃及び、後部座席に座っている護衛兵ふたりが銃撃などを浴びせる攪乱攻撃である。

彼らとともに、突入して来たコマンド部隊の装備品は、全員が手榴弾所持。AK-74やMP5、各自動拳銃で武装し、さらに持てる限りのC4爆薬を身体に巻き付けていた。対戦車火器を抱えている者もいる。

M72 LAWやRPG-7と言った使い捨て携行式対戦車火器である。

 

総員50人。むろん、最初から生還は考えていない。

偉大なる中岡大統領及び、連邦国のために喜んで死ぬつもりである。

出来る限り、日本兵などをひとりでも多く道連れにして死んでやる、と狂気じみた表情を浮かべていた。

 

この気迫は、圧倒されるものでもあった。

 

基地警備に配置された歩兵部隊などが駆け付けた。

むろん空挺部隊や超人部隊、TJS軍、第六歩兵中隊も加わり、分隊支援火器《MINIMI》やFN MAG汎用機関銃、M2重機、96式40mm自動擲弾銃、Mk19自動擲弾銃などで応戦し、猛烈な撃ち合いとなった。

各隊員たちは89式小銃や9mm機関拳銃、二百式短機関銃などを携行し、無我夢中で弾幕を、各銃が咆哮するマズルフラッシュが眩しいほど撃ちまくった。

火力及び、兵力の乏しい連邦コマンド部隊は、糸の切れた操り人形のごとく倒れる。

しかし、一番厄介なのは、かつて第二次世界大戦で『砂漠のネズミ』と言われたオーストラリア軍のラット・パトロールのように車輌を使ったヒット・アンド・ランをする。

主にアフリカ戦線で、ロンメル率いるアフリカ軍団を悩ませた部隊で有名である。

主に偵察任務とともに、隙あらば敵飛行場や補給部隊など、ドイツ軍の手薄なところを、機銃付きジープで襲撃して損害を被らせると、砂漠に消えることから『砂漠のネズミ』と言われて恐れられていた。

 

「くたばりな!このくそったれ、イエロージャップが!」

 

セダンを運転する大橋は、アクセルを思いっ切り踏んで、銃撃している自衛官たちのなかに思いっ切り体当たりした。

体当たりを喰らった自衛官たちは、空中に舞うと、そして地面に転がった。

 

「大丈夫か!?」

 

「まずいぞ、重症だ。急いで後方に下げろ!」

 

各隊員たちは、重傷を負った自衛官たちを後方に下げる。

 

「なんちゅうか、ほんまっちゅうか……アジアの侵略軍こと、日本軍がこれほどまでに反民主的な殺人集団の癖に、これほど雑魚とは思わなかったな。アハハハハハッ!」

 

「戦争好きのアンドルフ・ヒトラーの犬どもは、俺のアクセルパニッシャーで殲滅してやるのみ!」

 

重傷を負った自衛官たちを見て、大竹福造と大橋まことは、ゲラゲラと嘲笑った。

彼らにとって自衛官たちを殺すことは『綺麗な殺人』に伴い、軍隊=悪人だから、殺人罪の認識もなければ、反省もない。寧ろ彼らは『正義の行為』と開き直っている。

 

「今度は、ジャップの輸送機に素敵なプレゼント攻撃だ!」

 

大竹は、駐機しているC-130に向かって、迫撃砲弾を取り出した。

 

「殺人輸送機に、ドカーン!」

 

黒縁メガネを光らせた大竹は、手に持っていた迫撃砲弾を、C-130輸送機に向かって、思いっ切り投擲した。

迫撃弾頭を喰らったC-130輸送機は直撃を受けて、偶然にも燃料が誘爆して機体は炎に包まれた。

補給物資は降ろしているが、機体は破壊された。

 

「もう1発、ドカーン!」

 

今度はC-130輸送機と胴体及び、左翼が破壊した。

周囲にいた整備士たちも巻き添えを喰らって、火傷や重傷を負った。

大竹は、ニヤニヤと快楽的殺人者独特の笑みを浮かべながら、次々と迫撃砲弾を投擲していく。

大橋は、アクセルパニッシャーと名付けた轢き逃げ攻撃とともに、護衛兵がライフルで銃撃を繰り返す。

 

「ドカーン!ドカーン!ドカーン!アハハハハハッ!最後は人殺しのリーダーたちを数人轢き殺して、最高級のフランス産赤ワインとカマンベールチーズ、そして俺の大好きなカナダ産のスモークサーモンで乾杯や!」

 

「シメは、安藤おろしそばにしましょうよ!イライラをキレイさっぱりと!」

 

『アハハハハハハッ!』

 

双方ともに、傲慢な口調且つ、作戦行動中にも関わらずのんびりと高らかに笑ったとき―――

 

「なんだ、この音は?」

 

「後ろからだ、なんだ?」

 

大竹たちは、後部座席から奇妙な音を耳にした。

なんだろう、ふたりはゆっくり振り替えると、その瞬間に恐ろしい光景を目にした。

先ほどまで銃撃していた護衛兵が死亡していた。

ふたりの護衛兵は、後頭部を撃たれ、紅い鮮血と灰色の混じった脳漿が床下にまで飛び散っており、そして後部座席を紅く染めていた。

目を凝らすと、後部座席の窓――リアデフォーガーには銃跡が残っていた。

 

「人殺しか?だけど、いつの間に……」

 

すると、今度は前方から軋む音が聞こえた。

ふたりは顔を見合わせて、ゆっくりと前を向いた。

フロントウィンドウ部に取り付けた装甲を剥がしている日本軍兵士を見て、恐怖のあまり言葉を失った。

振り落とそうと、大橋はハンドルを左右に動かして、車体をジグザグ運転を繰り返したが、日本軍兵士は振り落とされることなく堪えていた。

 

「落ちろ!食肉用家畜のように大人しく―――」

 

大橋は護身用に用意した拳銃に手を延ばしたが、日本軍兵士は大橋の首根を掴み、外へ放り投げた。

放り投げられた大橋は、不運にも大竹福造に破壊されて炎上しているC-130輸送機、その左翼エンジンのプロペラに顔から身体まで突き刺さり、生きたまま串刺し、痙攣を起こしながら死亡した。

しかも突き刺さった遺体は、燃え盛る機体のなかに導かれるようにペラごと倒れ、そのまま火葬されるという呆気ない最後を迎えたのだった。

 

「よくも俺の戦友を!落としてやる!」

 

大竹は、護身用拳銃で日本軍兵士の足を狙撃しようとしたが、いつの間にか消えていた。

 

「まあ、良い。友の仇として、目の前にいる殺人集団の指揮官に、アクセルパニッシャーの生みの親である俺流のアクセルパニッシャーで轢き殺してやる!」

 

邪魔者がいなければ好都合、と大竹はセダンのアクセルを最大限にまで踏み倒し、自身の双眸に映った日本軍指揮官に向かって突入した瞬間―――

 

またしても目の前に消えたか、と凝視した。

 

「私はここだ、日本の敵さんよ」

 

上を見上げると、アクロバットなジャンプで躱し、さらにセダンの運転席に着いた男は両手に拳銃を携え、両銃の銃口を大竹に向けた。

 

「殺人集団の指揮官に相応しい死を!だから……」

 

大竹は、護身用拳銃を男に向けたが、引き金を引くことが出来なかった。

 

「ジャップにドカ……ぎゃああああああ!」

 

大竹は、突然の悲鳴を上げた。

自身の利き手、右手が吹き飛ばされていたため、激痛に堪えられずに悲鳴を上げたのだ。

 

「おのれ……神聖なる中岡大統領様と、平和憲法、この偉大なる連邦軍指揮官の大竹福造指揮官様の前に跪くように大人しく殺されろ!このアジアの侵略戦争民族の猿どもがああああああ!」

 

座席に隠していたMP7を左手で掴んだ。

しかし、男は素早く二挺拳銃を発砲し、大竹福造が掴んだMP7とともに、左手ごとを吹き飛ばした。

一瞬にして、大竹福造の両手は原形を止めることなく粉砕されたのだった。

 

「ぎゃああああああ!痛いよ!痛いよ!俺の両手が!両手がああああああ!」

 

大竹は自身の両腕を見て、泣き叫んだ。

しかし、目の前にいた男は泣き叫ぶ大竹を見ても動揺せずに呟いた。

 

「因果応報。今こそ日本を裏切った報いを受けるが良い」

 

無慈悲なひと言。大竹は悪寒を感じた。

蛇に睨まれた蛙のように、恐怖のあまりに言葉も、逃げる余裕も失っていた。

大竹が最後に見た光景は、目にも止まらぬ速さで抜刀して自身の乗るセダンを、運転席ごと切り裂いたと言うものだった。

 

日本刀でセダンを切り裂いた男は、再びアクロバットなジャンプでセダンから離れ、体操選手のように見事な着地をして、最後に日本刀を鞘に収めた。

その瞬間、大竹が乗車したセダンは真っ二つに切断された。コントロールを失ったセダンは横転してガソリンに引火、直後、大破炎上したのだった。

 

時代劇ならではの、華麗なる殺陣を決めたのだった。

 

「これで終わりだ」

 

双眸を落として、短く深呼吸をした。

謎の男の行動により、コマンド部隊指揮官たちは殲滅することが出来た。

 

「お見事です。首相閣下」

 

ツルタ少佐が言った。

超人的な腕力を利用して、セダンの防護を剥がし、後部座席にいたコマンド指揮官の護衛兵と、大橋を片付けたのは彼である。

最後の仕上げ、セダンごと大竹を倒したのは男、ツルタ少佐が言った『首相閣下』と言う謎の男である。

 

「いいや、君のおかげで久々に暴れることが出来た」

 

「私も任務を全うしたのみです。閣下」

 

すると、加納陸将・柴田副師団長は駆け寄った。

 

「ツルタ少佐、大丈夫ですか?」

 

加納が訊いた。

 

「私ならば大丈夫です。敵コマンド指揮官たちも殲滅しました。今は部下たちにテレパシーを送って残存部隊の確認をとっていますが、敵兵たちは敗走しました、と伝達しましたので」

 

「ならば、良いのですが……」

 

柴田は、その報告を聞いて安心した。

 

「ハハハ!ツルタ少佐は良き上官たちを持っているな!」

 

ツルタたちの会話を見て、男は嬉々した声を上げた。

 

「失礼ですが、あなたは一体……?」

 

加納は尋ねた。

男は、にんまりと笑い答えた。

 

「私は元海軍大将で、今は日本帝国首相……福本伊吹だ。キミたちとともに戦っている第七独立機動艦隊所属海軍陸戦隊・第六歩兵中隊の最高指揮官でもある。私の息子と、戦友たちが上手くいっているか様子を見に来たんだ」

 

『失礼しました!!』

 

加納・柴田は敬礼した。

別次元に存在する日本の首相でも、礼儀は忘れない。

彼らの敬意を込めて、福本伊吹も敬礼で返すとともに、二人に握手を交わした。

 

「手短な挨拶が終えたところで、作戦続行をしようではないか?加納陸将、柴田副師団長、ツルタ少佐」

 

『もちろんです!!!』

 

「我々とTJS軍の作戦は……」

 

彼らは作戦内容に余もない、あとから来た報告を聞いた。

連邦コマンド部隊は殲滅できたものの、こちらにも傷を負った。

C-130輸送機2機が破壊工作の犠牲になり、迎撃していたAH-64攻撃ヘリ1機が連邦コマンド部隊の携行式地対空ミサイルの攻撃により、未帰還となった。

整備士たち5人と、警備小隊6人が負傷、3名が重傷を負ったが奇跡的に一命を取り留めることが出来た。

 

油断はしたものの、両軍合わせて2個大隊が増員。さらに必要な補給物資も補充された。

明日には、武蔵率いる支援艦隊なども到着するから、また潤沢な航空支援が受けられる。

TJS社から、爆撃機部隊も到着する報告も聞いた。

それまで時間を消費するのは不味く、敵側の増援が来る可能性も考えている。

幸いにも海上には、秀真・古鷹率いる連合艦隊とともに、ステルス原潜《海龍》部隊が海上封鎖及び、睨みを効かしているため、失敗する可能性が高い。

 

各司令官たちは話し合い、増援部隊が来たいま、北部を攻略すべきだと言う結論に達した。

まず北部を制圧すれば、危険な二面作戦をせずに済むからだ。

 

そこで司令部では、両軍連隊とともに、空挺部隊を北部の敵に当てることにした。

 

連隊長は林田一佐。

TJSの戦車隊指揮官は、エアハルト・ベッカー中佐(25)

彼は、元ドイツ国防軍所属であり、乗車戦車兼指揮車はM1《エイブラムズ》である。

 

兵力は二手に分かれ、主力戦車を先に立てて中央突破。空挺隊はビーチ沿いに進攻。

自走榴弾砲やロケットシステム、無反動砲、各攻撃ヘリ部隊が彼らを援護する。

 

次の輸送部隊到着とともに、航空部隊が加わることになっている。

 

黎明時から、作戦開始となった。

偵察より、敵が防衛線前面に地雷を埋めていることが分かった。

その多くは対戦車地雷や対人地雷だろうが、こちらにも対策はある。

こちらには地雷処理車が数輌あり、敵地雷原を突破するのに用意しておいたのだ。

 

戦意高揚且つ、士気も高い両軍。

 

彼らに比べて、連邦軍はもはや崩壊するのも問題であった。

 




今回は連邦軍が一矢報いりましたが、結局は失敗に終わると言う……

灰田「まあ、えげつない攻撃でもありましたね。指揮官は」

因みに元ネタは『超空の決戦』で沖縄戦及び、満州戦のコマンド攻撃を合わせています。
オリジナルとして、第二次世界大戦で起きたアフリカ戦線で実際に英軍と、オーストラリア軍が行なった奇襲攻撃も足しています。
タイトルは忘れましたが、昔、漫画で読んだ際に日中で起きた戦争で抗議団体と言う名のテロリストが空自の基地を襲撃していたのも加えています。

灰田「超日中大戦のようですが、そういうことに限って、冷や水浴びて、手のひら返す人間がいましたが、のちに痛い目に遭いますものですが」

まあ、そうなるな(日向ふうに)
抑止力が高ければ、戦争が起きないのに、軍縮すると起きやすいですよね。
ましてや自国を裏切ると大変な目にも遭います。
フィンランドのように見習うべきでもありますけどね。

今回のイベントでも何度も言いますが、大本営などに裏切り者がいると思うくらいですしね。食糧庫など手薄なことはないですので、内部に手引きしたのがいるとね……

灰田「まあ、そういう裏切り者たちは恐竜時代などに送れば大丈夫ですから」

では……時間も来ましたので、次回に移りますね。

灰田「次回は戦車隊の活躍と伴い、連邦軍の意外な反撃、そして少しだけですが、夜襲がありますのでお楽しみを」

なおいつも通りですが、同時連載『第六戦隊と!』の更新で遅れることもありますがご了承ください。
先ほども述べた通り、あと少しで最終回を迎えますが、自分のペースで執筆していきますので最後までお楽しみください

灰田「それでは切りの良いところになりましたので、次回もまた、第百三十二話までダスビダーニャ(さよならだ)」

ダスビダーニャ!次回もお楽しみに
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