……話すネタがないですね。
というわけで、本編へどうぞ。
あれから数日後…。
え、展開が早いですか?
まあ気にされると困りますけど、あえてスルーします。
行く宛もなければ帰る場所がどこかさえわからない私は、とりあえず魔理沙さんの家に居候して、いろいろなお手伝いをしていました。
時には食事のお手伝い、時には部屋の片付け、また、時には魔理沙さんの魔法の練習のお手伝いなど、いろいろな意味で充実した日々を過ごしています。
時々、実験台にさせられたりしてましたが、その時は怖かったです…。
そういえば、この場所は魔法の森という場所らしく、キノコの胞子で幻覚をみたり、体調を崩したりするらしいのですが、耐性でもあったのでしょうか、それとも、自分の体に適していたのでしょうか、体調を崩すこともなければ、幻覚を見ることもありません。
……もっとも、幻覚は目に関係することなので、見ることは無さそうですが。
この日、私は魔理沙さんと一緒に霊夢さんの家、もとい神社に行くことになっています。
そして、いざ魔理沙さんの箒に跨がり出発したところ、何故だか体調が悪くなってきました。
「ま、魔理沙さん、なんだか気分が悪いんですが…」
「どうした?もしかして乗り物酔いか?」
なぜ車やバスがないのに乗り物酔いを知っているのでしょうか?
過去に誰かを乗せて酔わせてしまったのでしょうか?
しかし、乗り物酔いのような気分の悪さじゃないことだけは確かです。
そう考えていると、突然日光があたらなくなりました。
雲でもかかったのでしょうか。
「ん?なんだあれは?」
「え、何かあったんですか?」
「空が、紅くなっちまったぜ」
「え、もう夕焼けの時間なんですか?」
「違う違う、突然何かに覆われるように紅くなったんだぜ」
空が紅い。
話にも聞いたことがありませんでした。
魔理沙さんは、急いで霊夢さんの神社に向かいました。
また早すぎて気絶しそうになりましたが、何とか耐え抜きました。
「お~い、霊夢、異変だぜ!!」
「どうやらそうみたいね。……ねぇ知香、あなた大丈夫?」
「は、はい…。大丈夫ですよ…」
笑顔というのはよくわかりませんが、苦し紛れの笑った顔をしておきました。
「でも、何か変な感じはしますね…」
「はぁ…。多分この覆っている霧は妖怪の仕業ね」
「どうやら妖力が含まれているな」
2人はなんだかものすごいスピードで解釈していますが、私はなんのことだかわかりません。
「そんじゃ、私は先に行ってるぜ」
「あ、ちょっと待ちなさいよ!!」
霊夢さんが止めるも、魔理沙さんは先に行ってしまったようです。
霊夢さんも同時にいなくなってしまいました。
一人です。
そういえば、一人って久々ですね。
ここ最近は魔理沙さんとほとんど一緒にいたので、一人でいるのはなかなかありませんでした。
さて、これからどうしましょうか。
ずっと神社にいてもいいのですが、折角なので人間の里に行ってみようと思います。
確か、博麗神社の階段を下りて一本道と聞いたことがあるので、階段の場所を探しましょう。
…階段の最後で足を踏み外したのは秘密ですよ?
いやまぁ、はじめの方で踏み外さなかっただけよかったです…。
しばらく進むと、誰かの気配を感じました。
一人でいると敏感になるのでしょうか?
「うーん、痛いのだー、それにおなかがすいたのだー…」
しかし、その気配の主は動くことはなく、じっとそこで声を出しているだけでした。
言動からして子供でしょうか?
とりあえず声をかけてみることにしましょう。
「あの、大丈夫ですか?」
「誰なのだー?」
「あ、えーっと、私は田鴫知香です」
「私はルーミアなのだー」
その子の名前はルーミアちゃんと言うらしいです。
「それで、こんな場所でどうしたんですか?転んじゃったのですか?」
「違うのだー。弾幕ごっこで巫女に負けたのだー」
霊夢さん、こんな女の子に何をしているのでしょうか?
「勝って巫女を食べようと思ったのに…」
前言撤回します。
多分この子妖怪です。
しらみ潰しってことはないと思いますが、どうやら立ち向かって負けたようですね。
「…とりあえず、このおにぎりをあげるので、食べてくださいね」
「あ、ありがとー。知香はいいやつなのだー」
その後、私はルーミアちゃんと別れて、人間の里に向かいました。
え、ルーミアちゃんですか?
襲われるのかなとは少しだけ思いましたが、案の定そんなことはなく、おにぎりを食べてからいなくなりました。
そういえば、初めて妖怪の子と話をしましたが、そこまで悪い感じはしませんでした。
世間一般のイメージとは違うみたいですね。
いかがだったでしょうか。
今回から紅霧異変に入っていきます。
展開が意外だと思った人はいますかね?
いや、意外とこうなると思った人の方が多いかもしれませんね。
アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡よろしくお願いいたします。
感想も待ってます。