土曜か日曜に投稿したかったのですが、案の定レポートに追われたため、投稿できませんでした。
言い訳はここまでにして、本編へどうぞ。
「着きました。多分この奥にいますよ」
数分かかって、魔理沙さんがいるであろう扉の前に到着しました。
それにしても、この建物は広いですね…。
さながらお城を歩いている気分です。
「ここは?」
「図書館よ。私の友人がいる場所ね」
「って、なんであんたがいるのよ?」
「別にいいじゃない。ここは私の館よ」
至極最もな発言ですね。
あれ、そういえば咲夜さんの気配はしないですね。
どこに行ったのでしょうか?
「(コンコン)パチェ、私よ。他に2人ほどいるけど、今は入って大丈夫かしら?」
「レミィ?大丈夫よ。こっちも客人がいるけど、それでもいいならね」
どうやら、入っても大丈夫みたいです。
それと、この扉の奥から複数人の気配を感じますね。
首謀者さん…、異変も終わってますし、この呼び方は失礼ですね。
でも、名前も教えてもらってないので、今はいいでしょう。
「わかったわ。それじゃ、開けるわよ」
扉が開く音と同時に、なんでしょう、閉めきられている建物にありがちな香りがします。
本特有の香りでしょうか?
「お、やっと来たか。待ちくたびれたぜ」
「ちょっと、魔理沙。あんたこんな場所でなにやってるのよ?」
「いや、ここに来てみたら気になる魔導書がたくさんあって、読みふけっちまってたぜ」
どうやら、魔理沙さんは紅魔館に来て別行動をして、ここにたどり着いたようですね。
そして、異変解決をそっちのけで、魔導書を読んでいたそうです。
「レミィ、どうやら幻想郷を紅い霧で覆うのには失敗したようね」
「仕方ないじゃない。あんなに強い人間がいるなんて聞いてないわよ」
首謀者さんは、その友人さんとお話ししているみたいです。
私はどうしたらいいでしょうか?
ここに来たのはいいですが、あくまで魔理沙さんの所にいくのが目的でしたし、図書館である以上、点字の本でもない限り私は本を読むことが出来ません。
あれ、そういえば、あと2つほど気配を感じますね。
ちょっと気になったので、まずは近いところに行くことにしましょう。
さて、到着したのですが…。
気配が全く動いてませんね。
そして、足元には散らばった本でしょうか?
推測するまでもありませんね。
多分、気配の持ち主はたくさんの本の下敷きになってますよ。
「って、考えてる場合じゃありません!!」
とりあえず、手当たり次第本を取り払うことにしました。
取り払い始めて数分、ようやく本以外のなにかに触れました。
これはなんでしょう?
なにかのアクセサリーですかね?
少し硬いような気がします。
その硬いものを辿ると、何やら膜のようなものに触れました。
「あ、あのー…」
触っていると、本の中から声が聞こえました。
「どなたかわかりませんけど、翼に触ってないで、上に乗ってる本を移動させてもらえませんか?」
そうでした。
今、私は本を取り払っている途中でした。
それにしても、声からしてまだ顔は本の中に埋もれていると考えられるのに、アクセサリーに触っていると気づいたのでしょうか?
いや、もしかしたらアクセサリーではなく、本物なのかもしれませんね。
「ふぅ、助かりました…」
さらに数分して、無事に埋もれている方を救出しました。
「あの、お怪我とかはありませんか?」
「えっと、多分大丈夫ですよ。ありがとうございました。えっと…」
「あ、はじめまして、田鴫知香です」
「知香さんですね。改めてありがとうございました。私は小悪魔です」
なんと、助けたのは悪魔だったようです。
でも、やはり聞いたことのあるイメージとは違いますね。
「そういえば、なんでここに?」
「あ、その、えーっと…」
とりあえず、事の
「なるほど。それで気配のするところに行くと、私が本で埋もれていたわけですね」
「そういうことになりますね。最も、本に触れるまでは埋もれていると思いませんでしたけど…」
「でも、その気配を頼りに様々なことができるなんてすごいですね。もしかしたら1つの能力かもしれませんね」
「能力…、ですか?」
能力とはなんでしょう?
特技みたいなものでしょうか?
「はい。知香さんの場合は…、そうですね……。『気配を感じとる程度の能力』なんてどうでしょうか?」
どうでもいいかもしれませんが、『程度』ってなんでしょう?
確かに、目が見えない分なにかで補おうとはしましたが、気配に関してそこまで鋭くはなかったと思うんですけど…。
でも、ここに来るまでにいろいろな気配を辿って行けたのは事実なので、正しいかもしれませんね。
「いいですね。でも、本当に能力なのかわからないですよ?」
「そこはきっとなんとかなりますよ」
真面目ですが、少しいい加減な小悪魔さんでした。
いかがだったでしょうか。
知香の能力は『気配を感じとる程度の能力』ということになりました。
……え、わかってた?
さいでっか…。
アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡よろしくお願いいたします。
感想も待ってます。