盲目少女の幻想郷日記   作:まっき~

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どうも、まっき~です。
土曜か日曜に投稿したかったのですが、案の定レポートに追われたため、投稿できませんでした。
言い訳はここまでにして、本編へどうぞ。


09

「着きました。多分この奥にいますよ」

 

数分かかって、魔理沙さんがいるであろう扉の前に到着しました。

それにしても、この建物は広いですね…。

さながらお城を歩いている気分です。

 

「ここは?」

 

「図書館よ。私の友人がいる場所ね」

 

「って、なんであんたがいるのよ?」

 

「別にいいじゃない。ここは私の館よ」

 

至極最もな発言ですね。

あれ、そういえば咲夜さんの気配はしないですね。

どこに行ったのでしょうか?

 

「(コンコン)パチェ、私よ。他に2人ほどいるけど、今は入って大丈夫かしら?」

 

「レミィ?大丈夫よ。こっちも客人がいるけど、それでもいいならね」

 

どうやら、入っても大丈夫みたいです。

それと、この扉の奥から複数人の気配を感じますね。

首謀者さん…、異変も終わってますし、この呼び方は失礼ですね。

でも、名前も教えてもらってないので、今はいいでしょう。

 

「わかったわ。それじゃ、開けるわよ」

 

扉が開く音と同時に、なんでしょう、閉めきられている建物にありがちな香りがします。

本特有の香りでしょうか?

 

「お、やっと来たか。待ちくたびれたぜ」

 

「ちょっと、魔理沙。あんたこんな場所でなにやってるのよ?」

 

「いや、ここに来てみたら気になる魔導書がたくさんあって、読みふけっちまってたぜ」

 

どうやら、魔理沙さんは紅魔館に来て別行動をして、ここにたどり着いたようですね。

そして、異変解決をそっちのけで、魔導書を読んでいたそうです。

 

「レミィ、どうやら幻想郷を紅い霧で覆うのには失敗したようね」

 

「仕方ないじゃない。あんなに強い人間がいるなんて聞いてないわよ」

 

首謀者さんは、その友人さんとお話ししているみたいです。

私はどうしたらいいでしょうか?

ここに来たのはいいですが、あくまで魔理沙さんの所にいくのが目的でしたし、図書館である以上、点字の本でもない限り私は本を読むことが出来ません。

あれ、そういえば、あと2つほど気配を感じますね。

ちょっと気になったので、まずは近いところに行くことにしましょう。

 

 

 

さて、到着したのですが…。

気配が全く動いてませんね。

そして、足元には散らばった本でしょうか?

推測するまでもありませんね。

多分、気配の持ち主はたくさんの本の下敷きになってますよ。

 

「って、考えてる場合じゃありません!!」

 

とりあえず、手当たり次第本を取り払うことにしました。

取り払い始めて数分、ようやく本以外のなにかに触れました。

これはなんでしょう?

なにかのアクセサリーですかね?

少し硬いような気がします。

その硬いものを辿ると、何やら膜のようなものに触れました。

 

「あ、あのー…」

 

触っていると、本の中から声が聞こえました。

 

「どなたかわかりませんけど、翼に触ってないで、上に乗ってる本を移動させてもらえませんか?」

 

そうでした。

今、私は本を取り払っている途中でした。

それにしても、声からしてまだ顔は本の中に埋もれていると考えられるのに、アクセサリーに触っていると気づいたのでしょうか?

いや、もしかしたらアクセサリーではなく、本物なのかもしれませんね。

 

「ふぅ、助かりました…」

 

さらに数分して、無事に埋もれている方を救出しました。

 

「あの、お怪我とかはありませんか?」

 

「えっと、多分大丈夫ですよ。ありがとうございました。えっと…」

 

「あ、はじめまして、田鴫知香です」

 

「知香さんですね。改めてありがとうございました。私は小悪魔です」

 

なんと、助けたのは悪魔だったようです。

でも、やはり聞いたことのあるイメージとは違いますね。

 

「そういえば、なんでここに?」

 

「あ、その、えーっと…」

 

とりあえず、事の経緯(いきさつ)を話しました。

 

「なるほど。それで気配のするところに行くと、私が本で埋もれていたわけですね」

 

「そういうことになりますね。最も、本に触れるまでは埋もれていると思いませんでしたけど…」

 

「でも、その気配を頼りに様々なことができるなんてすごいですね。もしかしたら1つの能力かもしれませんね」

 

「能力…、ですか?」

 

能力とはなんでしょう?

特技みたいなものでしょうか?

 

「はい。知香さんの場合は…、そうですね……。『気配を感じとる程度の能力』なんてどうでしょうか?」

 

どうでもいいかもしれませんが、『程度』ってなんでしょう?

確かに、目が見えない分なにかで補おうとはしましたが、気配に関してそこまで鋭くはなかったと思うんですけど…。

でも、ここに来るまでにいろいろな気配を辿って行けたのは事実なので、正しいかもしれませんね。

 

「いいですね。でも、本当に能力なのかわからないですよ?」

 

「そこはきっとなんとかなりますよ」

 

真面目ですが、少しいい加減な小悪魔さんでした。




いかがだったでしょうか。
知香の能力は『気配を感じとる程度の能力』ということになりました。
……え、わかってた?
さいでっか…。

アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡よろしくお願いいたします。

感想も待ってます。
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