???「此処は一体、何処なんだ?」ガサガサ ガサガサ
俺は『佐藤 優(サトウ マサル)』。夜に腹が空いたためコンビニへ買い物へ行って、とりあえず塩おにぎりの5個入りパックを買った。そして家へ帰ろうとコンビニを出ると目の前が変わっていた。俺が見たのはさっき来た道ではなく夜の暗闇に包まれた森だった。後ろを振り向くとそこにあったはずのコンビニが無かった。そして今、仕方なく森の出口を歩いて探している。
優「近くに民家とかないかなぁ…」
立ち止まり、辺りを見回すも木しか見えなかった。
優「もうちょっと探してみるか…」
再び歩き出そうとした時、後ろから
???「お兄さんは食べてもいい人間なのかー?」
と話しかけられ、後ろに振り向くと120cmぐらいの赤いリボンをした金髪の少女がいた。…それにしてもどんな質問をしているんだ?この子は…。
優「えっ?食べてもってどういう事?」
取り合えず俺は少女に問う。すると少女は、
少女「わーい、食べてもいい人間なのだー♪」
と言って一人で納得してしまった。うーん…ナンカ、イヤナヨカンガスルゾ?
優「あの…どうい「いただきまーす!!」っ?!」
その瞬間、俺から5mくらい離れているのに、少女は人間とは思えない速さで移動し、気付けばもう俺の目の前にいた。
優「くっ…!!」
少女は俺の首に噛みつこうとした。俺は何とかギリギリで回避出来た______が、少女はすぐに方向転換し俺に噛みついて来た。これを避けれないと瞬時に判断し咄嗟に腕でガードした。
『ガブリッ』
優「痛っ…!!」
少女は俺の右腕に噛みついた。
…ちょっと待って、ヤバイって、この子の顎の力の強さが尋常じゃない。何か右腕の骨がめっちゃミシミシいってるよ?!
俺は「もうダメだ」と思ったら少女は口から腕を離してくれた。そして少女は―――
少女「…クソ不味いのだ…」
と、まるでこの世が終わったかのような酷い顔をこっちに向けて言った。
…助かったのはね嬉しいんだけどさ?結構悲しいな、うん。
すると、少女はその場に座り込んだ。
少女「お腹が空いたのだー…」
と少女は今にも泣きそうな震えた声で俺に言ってきた。なんか、感じる罪悪感の量がハンパない…
俺は仕方ないと思いバックの中から森で迷うにコンビニで買った、おにぎり5個入りのパックを少女にあげた。
少女「いいの?」
優「食べていいから、泣かないでくれ」
少女「ありがとうなのだー」
そして、少女はおにぎりを食べ始めた。
20秒後…
少女「モグモグ ゴックンっぷは、美味しかったのだ♪」
嘘だろ…あのおにぎりの量を20秒で食べきりやがった…
この子本当に人間なの?
少女「私は人食い妖怪の『ルーミア』っていうのだー」
優「えっ?!マジで人間じゃなかったの?!」
ルーミア「そーなのだー」
人間じゃなかった…やべぇ妖怪を生で見ているから興奮してきた…!!あ、ルーミアに興奮しているんじゃないからね?!勘違いしないでよ?!
ルーミア「ねぇ、お兄さんの名前は何なのか?」
優「ん?ああ、俺の名前は『佐藤 優(サトウ マサル)』って言うんだ。宜しくな、ルーミア」
ルーミア「宜しくなのだ、マサル」
俺はルーミアの頭を優しく撫でた。「えへへ~」と嬉しそうに笑っている。可愛いなぁ…
優「ところでルーミアはここらへん詳しいの?」
ルーミア「詳しいのだ」
優「じゃあ、この近くに人が住む所ってないか?」
ルーミア「ん~…ここからだと『霊夢』の所が近いのだ」
優「じゃあ、そこまで案内してくれないか?」
ルーミア「わかったのだー」
すると、ルーミアはいきなり飛びだした。えっ…なんで飛んじゃってるの?
妖怪って飛ぶの?
ルーミア「マサル、こっちなのだ」フヨ フヨ
優「あ~ゴメン、ルーミア…俺飛べないんだ。」
ルーミア「そーなのか?!」フヨ フヨ
ルーミアは驚いていた。
いや俺、普通の人間だからね?
優「ルーミア、すまないけど歩いて案内してくれないか?」
ルーミア「わかったのだー」ヒュー
ルーミアはゆっくりと降りてきた。いいなぁ、俺も空を飛んでみたいなぁ…
ルーミア「じゃあマサルこっちなのだ」テク テク
優「ああ、分かった。」
こうして俺はルーミアに案内してもらい、その『霊夢』っていうやつの所まで案内してもらった。
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では、今回はちょっと早いですが終わらせてもらいます。次回もゆっくりしていってね!