中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

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前回のあらすじ
付喪神の3人と出会った
 ↓
守矢神社へお泊り会をしに…(今ココ!)


#108 マサル、ココニネムル

優「さてと…あ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」

 

小傘「…!!!」ガチコチ

 

俺達は守矢神社のすぐ前まで来たのだが、小傘が緊張してしまい、動けなくなっている。

その時、後ろから聞き覚えのある声が複数聞こえる。

 

霊夢「さて、飯をいっぱい頂くわよ~♪」

 

魔理沙「霊夢、程々にな…?」

 

アリス「この神社に来たのは久しぶりね…」

 

メディスン「…!!(人形遣いのアリス…)」

 

優「霊夢達も今来たんだな」

 

霊夢「ええそうよ…って後ろに隠れている3人ってあの付喪神達でしょ?何をやっているの?」

 

優「…治療だ、心のな。早苗にも許可は取ってある」

 

魔理沙「成程、じゃあお前が連れ込もうとしている訳じゃないんだな!」

 

優「魔理沙…お前は俺をそんな奴だと思っているのか…?」

 

アリス「魔理沙、それはさすがに失礼だわ…」

 

神社前で話を進めていた時、戸が開いて人が出てくる。

 

早苗「フフフ~ン♪あれ、皆さんもう居たんですか?」

 

霊夢「ええ、ちょっとガールズトークってやつをね」

 

優「おい、その中に俺を入れるな。列記とした男だ!!(何だ?!今日はやけに突っ込んでくるな…変な物でも食ったのか?)」

 

早苗「アハハ…じゃあ先に神社の中へ入っていてください」

 

優「はい、そうさせてもらいます。小傘さん、こころさん、メディスンさん行きましょう」

 

優は3人を連れて神社の中へ入って行った。霊夢はそれをジーッと見ていた。

 

霊夢「…」ジーッ

 

魔理沙「何だ?霊夢も羨ましいのか?」

 

霊夢「バッ?!そんなんじゃないわよ?!ババババカじゃないの?!!アンタこそ羨ましそうに見ていたじゃない!」

 

魔理沙「私は別に羨ましくないぜ!」

 

アリス(魔理沙、貴方はさっき霊夢に質問した時に『も』とつけてしまっていたのよ。意識しないと本音が出てしまうようね。…まぁ私もそう言う気持ちが全くないと言えば嘘なんだけどね…)

 

霊夢達も優達に続いて神社へ入って行く。中にはいつも通りの人が居た。

 

神奈子「よく来たな!退屈しない時間を共に過ごそうじゃあないか!」

 

諏訪子「うん?優が付喪神3人を連れてきている…?」

 

優「早苗さんから聞いていないのか?」

 

神奈子「諏訪子、忘れたのか?付喪神達もくるって早苗が言っていただろう?」

 

諏訪子「そういえばそんな事を言っていたような言っていなかったような…」

 

優「アハハ…頼むからしっかりしてくれ…」

 

霊夢「それよりも、早うご飯!ご飯!」

 

魔理沙「子供かっ?!」

 

早苗「ご飯って、まだ4時くらいですよ?!」

 

霊夢「今日は昼ご飯が無かったのよーー!!」

 

優「(…何だ?やけに今日は眠いな…)う~ん…」ゴシゴシ

 

優は目を擦る。するとそれを見ていたこころが俺に話しかける。

 

こころ「どうしたの?何か目が赤いね」

 

優「いや、何故か眠くなってしまいましてね…それに目も痒いんですよ」

 

こころ「そうなんだ…。優、私が治してあげる」

 

優「え?」

 

こころ「だって優を助けたいもん」

 

優「そうですか…じゃあお願いしてしまいましょうかね」

 

こころ「うん、目を閉じて」

 

優「わかりました(一体どう治すのか見てみたいけど、目を閉じなきゃいけないようだし仕方ないか…)」スッ

 

優は言われた通りに目を閉じる。すると…

 

 

『ヌルッ!』

 

 

優「?!」

 

目に何かヌメッとした液体が塗られる。俺は驚いて目を開けてしまう。

 

こころ「…」ペロペロ

 

優「な、何で舐めているんですかっ!!?」ガッターン

 

こころ「目を閉じてって言ったのに…」

 

霊夢「ちょ、何をやっているのアンタ?!」ガタッ

 

こころ「優を治療しているだけ。霊夢もやる?」

 

霊夢「そんな事私は……しないわよ!と言うか治療ってどう言う事?!」

 

優(今の間は何だったんだ?!…あ、れ…?)グラッ

 

こころ「ああ、優が…?」ポムッ

 

こころが説明しようとした時、後ろから何か重い物が寄しかかる。

 

優「…」シーン

 

こころ「ま、優?大丈夫?」ユサユサ

 

霊夢「ちょ、本当に大丈夫?!」ダッ

 

霊夢が優へ駆け込む。すると、優の寝息が微かに聞こえた。

 

優「スー……スー……」

 

魔理沙「ね、寝てるだけか。ビックリさせやがって…」

 

神奈子「おそらく疲れが溜まっていたのだろう。早苗、布団に寝かせてあげなさい」

 

早苗「分かりました。布団を敷きますので優さんを運んであげてください」

 

早苗は手際良く布団を敷いていく。だが、優を運ぶ方はそううまくはいかなかった。

 

霊夢「皆で行くわよ…せーのっ!」ググッ

 

小傘「う、重い…!!あっ?!」ガクッ

 

『うあああっ?!!』ドシーン

 

魔理沙「やばい!小傘と優と一緒にいる人魂が優の下敷きに!」

 

小傘「うぎゅ~~~」

 

覇奈「…!!」ムニューーー

 

霊夢「アリス?!貴方の人形の手が優に食い込んで血が滲んで来ているわよ?!」

 

優「う、うぅ…」ジワァ

 

アリス「キャッ?!ごご、ごめんなさい?!って上海?!貴女まで優の下敷きに…!」

 

上海「シャ…シャンハーイ…」

 

神奈子「あああ、やばい!?御柱を使おうと思ったら天井にめり込んで…!?」メキメキ

 

諏訪子「あ~う~!!何やっているのさ神奈子、めり込んでじゃなくて完全に貫通しているでしょ?!」

 

早苗(ただ優さんを運ぶだけなのに被害が半端ない?!)ガビーン

 

その後、何とか優を布団に寝かしつける事が出来た。だが、ある疑問が浮かび上がる。

 

魔理沙「なぁ、あそこまで騒がしかったのに起きないっておかしくないか?」

 

アリス「そう言えば血を出してしまった時も起きなかったわね…」

 

霊夢「確かに違和感を感じるわね…」

 

こころ「やっぱり治療しなくちゃ…!」

 

早苗「待ってください、貴女は優を舐めているだけでしょう…」ガシッ

 

小傘「優大丈夫かな…」

 

メディスン「寝ているだけよ。時期に目覚めるでしょ(でも、ほんのちょっとだけ心配かな…)」

 

神奈子「まぁ取りあえずは様子見だな」

 

諏訪子「明日になってまだ起きたような跡が無かったら対策を考えた方がいいかもね」

 

霊夢「そうね…」

 

早苗「日も暮れましたしご飯にしましょうか!」

 

霊夢「ご飯?!やった♪」

 

魔理沙「優を運ぶのに疲れたから丁度いいぜ!」

 

こころ「私も手伝う」

 

小傘「あ、じゃあ私もー!」

 

ご飯の用意は全員で行ったため、時間はそれ程かからなかった。

だが、優はその日で起きてくる事はなかった。

 

 

 

 

 

~???~

 

優「…何だ、ここ…周りに何も無い…俺しか居ない真っ白な空間だ…」

 

俺は気付くと何もない不思議な空間に居た。これまでの経路を思い出す。

 

優「(…確かこころに舐められたんだったよな…ダメだ、ここまでしか覚えていない)しかし…どうやって此処を出よう?」

 

『此処からは出られないぞ、優…』

 

優「ッ?!誰だ!」バッ

 

突然後ろから声が聞こえ、素早く後ろを向くと、そこには刀を持った眠たそうな顔をしている男が居た。

 

男「ふぁああ…さて、初めましてだな、優」

 

優「…初めまして何だろうけど、初めてな気がしないな…」

 

男「フフ、そうか。私もだ、とでも言っておこう」

 

優「ところで…『出られない』とはどう言う事だ…!」

 

男「言った通りの意味だよ。君が自ら私の存在を気付いていればこんな事はしなくても良かったのだがな…難しいと判断したから行動に移っただけだ」

 

優「存在に気付く…?何を言っている」

 

男「…これぐらいは言ってもいいか。此処はお前の精神世界!!私は強制的にお前をこの世界へ隔離した」

 

優「…随分と勝手な事をしてくれるなァ…!!どうやったらここから出ていける!」

 

男「まぁそんな気を荒立たせるな。そうだな…私に力を見せてくれたら解放させてやろう」

 

優「…つまり実力行使って事だな?」

 

男「その通り…!!」パキキキ

 

男は何もない所から刀を生成させる。

 

優「はんっ、こっちは2本もあるんだ…ってあれ?木刀と逆刃刀が無い?!」

 

男「ここは精神世界。物を持ってこれる訳が無いだろう!!!」ゴオオッ

 

優「ッ?!ヤバ―――」

 

 

『ズガァァン!!!』

 

 

轟音と共に地面が割れ、煙が湧きあがった―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この作品をご覧になってくれて有難うございます。銀の鰹節です。
今回は早速、進展しましたね。何かいつもよりうまく書けなかったと思うのは私の気のせいでしょうか…。登場人物が多すぎて頭がごっちゃになりました…。

名前の件なんですけど、期限はまだ決まっていないのでどんどん書いてくださいませ。でないと差がうまれないという事件が…。

それでは今回はここまでにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!
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