優や聖が、過去に亡くなった親族と出会う。
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四季映姫が現れて、悪を問い詰める事に…(今ココ!)
映姫「…さて、ではこれから裁判をしましょう、悪とやら」
悪「…!!」
幽香「…これで勝負あったも同然かしら?」
萃香「いや、油断は禁物だ。何を考えているのかわからない奴に、勝ったとはまだ思えないね」
萃香のその一言で周りに居た者は警戒を強める。そして映姫は質問を投げかける。
映姫「まずは名から確かめましょう。貴方の名は『悪』で間違いないですね?」
悪「違う、俺の名は『佐藤 優』だ」
悪の言い放った名を聞いて全員が驚愕する。
フラン「ちょっと待って、アナタがマサルな訳ないでしょ!!そんなわかりやすい嘘をつくと…」
天子「残念だけど嘘じゃないわね。閻魔の質問の答えには嘘を言えないのだから」ムクッ
さとり「…どうやら火傷が痛むようですね」
天子「当り前じゃない!!だってあんな熱い結界に思いっきりぶつかったのよ?!しかも頭から!!それに加えて、刀が刺さった反動でお腹に深く、くいこんだからね?!」
映姫「そこっ!静かにしてください!!…では続けます。貴方の名前は『佐藤 優』で間違いありませんね?」
悪「ああ」
映姫「では何故幻想郷を襲うのです?幻想郷に恨みがあるのですか?」
悪「ない」
映姫「そもそも、何かを恨んでいますか?」
悪「この世を恨んでいる」
映姫「そうですか…。じゃあ襲ってくる目的は何ですか?」
悪「この世界の破壊だ」
映姫「破壊?何故破壊するのです?」
悪「この世は残酷だったからさ。俺は幼い頃に親を亡くし、全ての人から否定され、追放された。だから俺はこの世界が憎い…!!俺は生きている限り色々な世界を破壊すると決めたのさ!!」
映姫「いろいろな世界とは…どういう事ですか?」
悪「『並行世界』っていうのを知ってるか?例えば…俺の髪の色が違う俺の世界、魔理沙が赤い髪を持つ世界、と無限に存在するこの世界と酷似している世界だ」
映姫「それでは貴方はこの世界の人間ではないという事ですね?」
悪「そうだ。俺は異世界の『優』って訳だ。だが優が2人居たら呼ぶのがややこしいだろう?だから俺の名は『悪』というつまらねぇ名前にしたのさ」
映姫「…では貴方はいくつ、世界を破壊しましたか?」
悪「2つの世界だ…!!この世界で3つ目だ」
全員が息を飲む。目の前には世界を既に2つ壊している者がいるからだった。
悪「だがな、その2つの世界では必ず共通している所があった。それは優が必ず絶望のどん底に叩き落される事だった。そう、俺は実感したさ…『避ける事の出来ない運命の恐怖』をな!!」
悪は感情を爆発させたかのように、喋る速さが上がる。
悪「俺はどうにかその運命から逃れられないか努力したさ。だがその努力は無意味!!どの世界でも共通して優は絶望の道を歩む!!だったら世界を俺は恨み、生きている限り破壊し続ける!!それが俺の目的だぁ!!」
映姫「では質問を変えましょう。貴方は何故並行世界を行き来できるのですか?」
悪「俺の能力『望みを実現で叶える程度の能力』でだ。だがこの能力には欠点があって、連続で使用できない事だ。でも、この能力の使い道は『~な能力が欲しい』って望むぐらいにしか使わねぇけどな」
映姫「では、今は複数の能力をもっているという事ですか?」
悪「ああ。『ありとあらゆる物を吸収する程度の能力』
『全ての場所・世界を行き来し、他者を連れ込む程度の能力』
『触った対象を操る程度の能力』
『空間を裂く程度の能力』
『時を操る程度の能力』だ。
だが後半の『時を操る程度の能力』は体の中に種を植えておいたから、成長して、養分を蓄えて取得したみたいな感じだ。まぁ合計で6つの能力を持っている」
パチュリー「なんて無茶苦茶な…!!」
悪「だが、能力は2つだけしか同時に扱えない。それも欠点だ」
映姫「…話を聞いている間に、鏡で貴方の人生を見せてもらいました。では判決をします、貴方はく―――」
映姫が『黒』と言おうとした瞬間だった。
創造者「白だ…!!」ガッ
映姫「!??」
小町「なっ―――?!(まさか瞬間移動したのか?!誰もが勝利を確信したそのタイミングで?!)映姫様!!」
創造者がまるで瞬間移動と言っても過言ではないスピードで映姫の頭を掴んでいたのだった。
創造者「遅い(マグマを手に創造)――くらえ、『
『ズジャアッ!!!』
創造者の手はマグマと化し、掴んでいた映姫の頭ごと抉り溶かして、振り下ろす。
映姫「っっっづあっ?!!」ドサッ
悪「よくやった創造者ぁ!!さて、私の能力の恐ろしさを、実感してもらおうじゃないか!!」
レミリア「何て威力…!!(あの閻魔の頭を掴んだ上に、顔半分を溶かした…!!)」
美鈴「っ…!!私が創造者をやります!!(気を拳に…!!)」キュォォォ
天子「じゃあ私は悪ね♪」ダッ
萃香「くっ…!!(誰よりも先に倒さないといけないのは悪!!それは明確だよね!!)やあっ!!」ヒュッ
悪「フハハハハ!!!慌て過ぎだ…俺には時を操る能力を持っているんだぞ?『
悪は萃香達が目の前に来た所で時を止める。そして萃香、美鈴、天子を殴る。
悪「そして時は動き出す―――」ググググ...!!
『ズバババンッ!!!』
萃香「っ…!!そう言えば時を止める事が出来るんだったね、アイツは…!!」
悪「俺はお前らに殴って触れたぞ?天子、萃香、美鈴…!!」ニヤッ
萃香・天子・美鈴「ッ?!」ピクンッ
悪がニヤリと笑った時、萃香達3人はピクンッと震えた。すると3人の体から黒いモヤのオーラが飛びだして来た。
さとり「…?!し、しまった!?皆さん、萃香さん達から離れてください!!」バッ
さとりの掛け声で、萃香達の近くにいた勇義やレミリアは後ろに後退する。
萃香「…ンカ…酒の摘みといったら喧嘩しかないだろう!!全力で戦わせてもらうよ!!」ブワァ
美鈴「どうして…どうして門番をしている時は眠ってはいけないのですか、お嬢様!!」ブワァ
天子「アヒャヒャヒャ…!!天界じゃなんもつまらないわぁ…♪だから貴女達を連れていってサンドバッグにするのよ!!」ブワァ
フラン「えっ、ええっ?!」
お空「?何であの3人は私達に向かって攻撃しようとしてるの?」ウニュッ?
お燐「お空、あの3人は操られてるの!!構えないと特に、あの鬼には気を付けなよ!!」
悪「フフフ…今は1つだけの能力を発動しているぞ!!じゃあもう1つの能力を見せてやろう…!!」スゥ
パチュリー「消えた?!それと同時に存在も感じなくなったですって?!レミィ―――?!」
パチュリーはレミリアへ気を付けてと言おうと後ろを振り返る。すると其処には、レミリアの頭が体から千切れる瞬間が広がっていた――。
『ベッキャア!!』
レミリア「あ゛…え゛…?」ブシュッ
パチュリー「れ、レミィィィーーー?!!(そんな…悪はそこに居なかった…じゃあどうしてレミィの頭が…?!)」
悪「――本来ならば侵入する事が不可能な『影の世界』…影とはこの世界と共通し、影がもぎ取られれば現実でも同じような事が起きる!だがその世界も俺の能力によって行き来可能なのだ…!!影は例え吸血鬼だろうと存在する物なのだよ。人、物全てが黒く、影でしか見えない世界ではね…!!」
パチュリー「(め、目の前に――?!!)け、けっか―――」
悪「遅い!!これが、全てを吸収する程度の能力だぁ!!」ブワァ
すると悪から咲夜を吸収した時のように、布の様に薄くなった霊力にパチュリーが包まれ、そして吸収される。
フラン「い、嫌だ…!!こないで…!!」ズザッ
悪「フフフ…後ろに広がっている血の海の光景を見て腰が抜けたか…。のちに死ぬんだ。その恐怖をすぐに終わらせてやる」スッ
フランは目を瞑った。恐怖も混じっているが、大半が絶望による感情である。だが、フランの中では諦めていない自分も居た――。
クレシエ「諦めちゃダメ!!禁忌『レーヴァーテイン』!」ザンッ
悪「うぐぅ?!」ズザザッ
フラン「ク、クレシエ…」
クレシエ「せっかく皆が私に気付いてくれたんだ!!ここで終わらせたりはしない!!」
フラン「…ごめん、そしてありがとう!私も諦めないから、力を貸して!!(レーヴァーテイン!)」ズズ
悪「立ち上がるか…!!ならコイツが出てきたらどうする?」
美鈴「…!!」
フラン「め、美鈴!!」
クレシエ「き、汚いわよアナタ!!!最低!!」
悪「クズやバカなど好きに呼ぶがいいさ!!どうせこの世界も消えるんだからなぁ…!!」
美鈴「覚悟ッ!!!」バッ
美鈴がフラン達に飛びかかった。
フラン「(美鈴、ゴメン!)クレシア、せーので叩くよ!」
クレシエ「分かったわ!(いつも咲夜にやられているから多少は大丈夫よね?)」
フラン・クレシエ「せーのっ!!」ヒュッ
美鈴「ぶっ、ぶほっ?!!」ズガァァン
美鈴はフランとクレシエのレーヴァーテイン同時攻撃により、湖の方へと吹っ飛ぶ。そして高く水飛沫が上がるのであった。
悪「容赦ないな…」
フラン・クレシエ「それをアナタなんかに言われたくないわよ!!」
悪「さすが2人で1人だな。見事にシンクロしている。だがこう私と口論している間にも、お前らは負けているのだよ…!!」
フラン・クレシエ「ああっ?!!」ドパパンッ
いきなり腹に強烈ね衝撃が襲い、数m程吹っ飛ばされる。
クレシエ「この感じ…時間を止めたの?!」
悪「死ぬがいい…『
悪は時間を止める。そしてフラン達の元に歩み寄る。
時が動き出した時には、既にフランの体は原型を留めていなかった。
~人里~
優「っ…!!」ハァ...ハァ...
霊夢「優、あの人達倒せば倒す程ますます強くなってるわよ…?!」
魔理沙「それに、あの女性は水鉄砲(強烈)でマスパを相殺するしよ…あの男性は熱で弾幕ごと溶かしちまう…」
優「くそっ…一体どうすれば!!」
優達が行き詰った時、時間が止まる。その時だった。
『グググ……ピタァ!』
優「また時が止まった…(この時間を攻撃に回したとしても、結局は再生してさらに強くなる…しかも再生する速度が速すぎて、対処できない!!)クソッ!!」
??(おい、主よ。そろそろいいんじゃないか?)
俺の心に直接話しかけてくる声が聞こえる。この声は…神睡だろうか。
神睡の答えが分からなかった為、意味を問おうとしたら無理矢理精神世界へ連れて来られる。
優「っ?!どうしてこの世界に連れてくるんだ?!早く現実世界へ戻らないと時が動き出して…」
神睡「大丈夫だ。この世界の時の流れを遅くして、現実世界での1秒を精神世界では1ヶ月とした」
優「な、ならいいんだけど…。それよりもさっきの『そろそろ』ってどういう意味だ?お前、何かずっと待っていたのか?」
神睡「いや、だってさもうここまでずっと始解だけで頑張って来たじゃん?でも今は苦戦しているしょ?」モジモジ
優「ちょっと待って、190cm以上ある長身の男がモジモジしないでくれ。気持ち悪いから…」
神睡「え…あ、あぁわかった…。(ストレート過ぎね?)…で俺が今回言いたい事は『早く卍解を手に入れようぜ!』って事だ」
優「卍解…そういえばそう言うのあったよな。神睡が卍解したらどんな能力になるんだ?あと見た目とか」
神睡「知らんがな。言っとくけど、俺の場合は卍解したときの刀の精神は別人だからな?名前がかわるからな?」
優「なんか面倒臭いなぁ…」
神睡「それ、言っちゃ、ダメ。…ほらよ」ヒュッ
『パシッ!』
優「これって…始解前の神睡?」
神睡「ああ。それを使って今から俺と戦え。そして屈服させるのだ…!!それが条件ってものだ…!!」パキキキ
優「えっ神睡の刀は始解させてあるのかよ?!」
神睡「俺を超えるとは、この刀を打ち破るという事だ。さあ構えろ!!もし失敗したらお前は死ぬからな!!」クワッ
優「プレッシャーしか感じないな…」プルプル
優と神睡が向かい合う。勝つと力を取得し、負ければ死。優はいきなり始まった斬魄刀の屈服に挑戦するのであった。
この作品をご覧になってくれて有難うございます。銀の鰹節です。
今回は悪の正体がわかり、目的も判明し倒すだけとなりましたね。ですが、もう湖にいる人達はボロボロに等しい状態ですね。悪が強すぎる…。
そして優は父と母を倒す為に、卍解の取得へと進みだす。次回、優VS神睡!お楽しみしに!
それでは今回はここで終わりにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!