優が卍解して『神憑睡呪改』を取得した
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優の親達が仲間となった!(今ココ!)
~命蓮寺の住職達の戦場~
ぬえ「倒しても倒しても復活して、意味がない…!!(それにどんどん強くなっている!!)」
ナズーリン「…何かもう速すぎて目で追うのがやっとなんだけど…」
命蓮「何とかしてコレを止める事は出来ないのか…!!」
水蜜「そこぉっ!!」ヒュッ
『ズガァァン!』
水蜜が振った錨は命連を挟んで、地面に突き刺さった。
命蓮「…!!(がっちりと固定されて動けなくなっている?!)今だ!封印するしか方法は無い!!」
聖「…星、2人の連携術の封印で行きます」
星「分かりました!」バッ
星が先に命連を封印しようと向かう。聖も星の後を追うが、足取りが重い。
命蓮「…ッ!!(ダメだ、この錨ごと破壊して動けるようにしようとしてる…!!)急いで、姉さん!!」
聖「…(ごめんなさい、命蓮…!!私の力では何も助ける事が出来ない…!!)封印します!!(侵食封印)」ゴゴゴ
聖は星と合わせて封印を発動し、命蓮の体に文字が刻まれ始める。
命蓮「…!どうやら封印されるこの直前だけは自分の意志で体が動かせるようだな…」
聖「命蓮…?」
命蓮「姉さん…最後にこっちへ来てくれないか?…姉さんに触れたいんだ、封印される前に…」ズズズ
聖「あぁ…命蓮、命蓮…!!ごめんね、本当にごめんなさい…!!」ギュッ
聖は命蓮の願いを受け入れて、強く命蓮の手を握り、抱きしめる。
命蓮「…懐かしい。そして温かいなぁ。俺が子供の頃に泣いた時はいつもこうやって慰めてくれたっけ…」スッ
命蓮は手を伸ばし、聖の頬に当てる。
命蓮「姉さん、俺の分までしっかりと生きてくれよ…!そして…これあげる」ジャラッ
聖「これは…」
命蓮は封印されつつある体を頑張って動かし、自分の手首に巻いてあった念珠を取り、聖に渡す。
命蓮「姉さんがそれを持っている限り、俺はずっと見てるからね。肌身離さず持ってくれると嬉しいなぁ…それじゃあ、じゃあね。姉さん」ズズ
命蓮は最後に笑い、そして完全に封印された。そして聖はスクッと立ち上がる。彼女の目には一切の恐怖・迷いがなかった。
聖「…皆さん、行きましょう。これ以上、犠牲者を出してはならない!!」バッ
ぬえ「やっと調子出て来たって感じね…!」
水蜜「私は錨を失っちゃったし、響子の事が気になるからここで離脱するね!」
星「わかりました。一輪は既に響子の応急措置を行っているので、二人で響子の事をお願いします」
ナズーリン「ご主人、速く来ないと置いて行かれるよ!!」ヒューン
星「ちょ、少しぐらいは待ってくれたっていいでしょうに?!」バッ
星は慌ててナズーリン達の後を追う。
水蜜「皆…頼んだよ!!」
~一方、椛達は~
椛(い、一体どうすれば――――)
いきなりピンチになって、全員が椛に向かって拳を振り下ろした瞬間、全員はとある者の声でピクリとも動けなくなる。
???「止まれぇっ!!」クワッ
『ピタッ!』
全員『?!』ピタッ
ある者の声が空気を震わせ、天狗Aの言霊を打ち消してしまった。
文「おおお…大天狗様、助かりました…!!」
大天狗(現)「無事なら良い。じゃがこやつ等を倒さぬ限り戦いは終わらん。さて、どうするか…」
大天狗(前)「おぉ…現役の大天狗か。今の天狗界はどうなっているか気になるが…それも許されんようだな」ググッ
『ザンッ!!』
大天狗(前)「?!」
大天狗(前)が攻撃を仕掛けようとした時、空を裂く突風が発生し、大天狗(前)が真っ二つに切れる。
??「いやいや、久しいじゃないか…あなたの墓が掘られていたから、もしやと思いながら来たけど…。本当に生き返されられたんだね」
文「…!?、!!?」
文が突風を発生させた本人の姿を見ると、声にならない声を出して驚いていた。
椛「…?文様、あの方は一体…」
文「そっか、椛は見た事がないのですね…。あの方は『天魔様』、天狗の頂点に属する方よ…!」
椛「あ、あの方が天魔様…?!」
天魔「ん?もしかして其処に居るのは文、なの?」
文「はい!お久しぶりです、天魔様!」
天魔「前に会った時は大体100cmくらいの子供だったのに大きくなったなぁ…!!」
椛「文様の身長が100cmの頃?!」
大天狗(前)「これはこれは天魔様、昔と全く変わられておられない…」
天魔「昔から変わっていないって事は可愛さも保てているという事か…!」
大天狗(前)「その性格もですな…」
天狗A「…大天狗様、当たって砕けろ」
大天狗(前)・(現)「?!」グンッ
天魔「…喝ッ!!!」クワッ
『バチンッ!』
天狗A「?!」ドサッ
天魔が天狗Aに向けて、喝を放つと言霊は愚か、天狗Aの周りごと吹き飛ばしていた。
大天狗(現)「あ、危なかった…。助かりました、天魔様」
天魔「…あの天狗、言霊を操るみたいだけど、私達みたいな天魔や大天狗には効かないわよ」
椛「す、凄い…!!」
天魔「大天狗!私と貴方の神通力を駆使して、この2人を1人ずつ封印するよ!」バッ
大天狗(現)「了解しました!!」ダッ
天魔と大天狗は先に天狗Aへ向かう。
大天狗(前)「ぐぅ…!!体が勝手に…」ダッ
大天狗(前)は天魔達に突進する。だが、再び空を裂く突風が発生し大天狗を襲う。
文「…操っている奴が戦闘下手で助かりましたね…お蔭で余裕で対処できます」ヒュォォ
天魔「へぇ…(私と同じ威力の突風を…時代は追いつかれてきているという事ね)」
椛「私だって…!!」ブワァ
椛は体から黒いモヤのオーラを出し、真っ二つになった大天狗を縛り付ける。
大天狗(現)「足止めは任せる!頼むぞ、文、椛!!」
文・椛「ハッ!」
大天狗達は足止めを文達に任せ、一気に天狗Aへ近づく。
天狗A「く、来るな…!!」
天魔・大天狗(現)「喝ッ!!(ハアッ!!)」バチンッ
大天狗(現)「ぬんっ…!!!」ブゥン
天狗A「…ッ?!」ビキッ
天魔「よし、後は私が…!!」ブゥンッ
天魔は懐から、とある札を出す。博麗、と書いてあった。
天狗A「…!!お、俺には…ふ、ういんが…効かな…い!!」
大天狗(現)「なんと…!!(儂の神通力を押しのけて発言するとは…)」
天魔「しまった…!!(私達に言霊をかけられるのは対抗できるが、自分自身にやられては…)」
『ザクッ!』
天狗A「!?」
突如、天狗Aの胸から一本の刀が飛び出る。天狗Aの後ろには天狗B・Cが二人で刀を持って立っていた。
天狗B「A…俺は、お前に返したぜ。剣」
天狗C「この剣はお前がかつて使っていた物だ。そして俺達2人でお前が自力で喋れるようにしてやる。B!」
天狗B「ああ!能力――――」
天狗B・C『発動!Aの生命を癒す!!』パァァァ
天狗B・Cがそう言うと、天狗Aに突き刺さっている剣が緑色に光り出し、天狗Aの体に侵食していっていた。
天狗A「…!!」
そして光が発生してから効果は直ぐに現れた。
天狗A「B…C…!!」ググッ
天狗B「A!!言えるならさっさと言え!!俺達の妖力が切れちまう!!」パァァァ
天狗C「…ッ!(Aの精神がどんどん取り戻されているんだ!)A、頑張れ!!」パァァァ
天狗A「わかっ、た…!!『俺た、ちを…操っ、ている…奴は…俺達を、解放する』!!」クワッ
~???~
破壊者「さて…もうそろそろ死体達の力を極限にまで強化させましょうか!」スッ
破壊者は死体達を強化させるために、印を結ぶ。だが、破壊者は違う印を結んでいた。
破壊者「…?!なっ、これは解放の印?!な、何故だ、体が止まらない!!?」グッ
『パァァァ…!!』
大天狗(前)「おぉ…これは…!!」パァァ
天狗A「…どうやらもう自分の意志で動けるようになったようだな。…だが直ぐに天に逝っちまうみたいだな」パァァ
天魔「一瞬ヒヤッとしたけど…ナイスだ、B・C!そしてA!」
天狗A「ハハハ、まさか最後に天魔様に褒められるとは…恐縮ですよ」
天狗B・C「ゼェ…ハァ…え、A…」
天狗A「…どうやら俺の能力はもう使えないみたいだ。いいかB、C…絶対に俺の所に来たらダメだからな?二人で俺の分を生きてくれよ?」
天狗B「もち、ろんだ…!!ゼェ…ハァ…」
天狗C「A…楽しかったぜ今まで」
大天狗(前)「…天魔様がおられる限り、天狗の世界は安泰じゃな…現役の大天狗、しっかりと頼むぞ!」
大天狗(現)「うむ、心得た。その為にも、この戦、必ず勝利すると約束しよう」
大天狗(前)「ああ。それじゃあな…」バサッ
大天狗(前)は別れの言葉を言う。すると大天狗(前)の体が崩れ落ち、塵の山となった。
天狗A「椛隊長…ご武運を祈ります!」バサッ
椛「…(後は私達に任せてください。天狗A、お疲れ様でした)」スッ
椛は塵の山となった天狗Aに頭を下げる。
文「椛、行きましょう。天魔様達がもう飛び立ちましたから…」
椛「はい、文様…」バッ
椛達は天魔を先頭に、人里へと戻っていくのであった。
~人里~
優「…さて、お喋りはここまでにして、湖へ行くぞ…!!」
霊夢「…(そういえば、ちょっと前から湖の方静かになったわよね…不気味だわ)」
魔理沙「ったく、私は泥棒じゃないぜ…」ブツブツ
英理「えーと、霊夢、ちゃんと魔理沙、ちゃん…だったけ?」
霊夢「あ、はいそうですけど…」
魔理沙「別に『ちゃん』はいらないぜ。呼び捨ての方が慣れているからな!」
英理「そう、霊夢に魔理沙に聞くけど、この世界は一体何なの?」
剣魔「あ、俺もそう思ってたわ。手から光弾だしたり、俺は出せる筈のない火炎弾も出していたからな…」
英理「私は色んな液体を発射してたわね。そんな事が出来るのは私が19歳ぐらいの時だったのに…」
優(父さんは『火』、母さんは『水』…俺の魔力の属性は父さんと母さんから来たのか?)
?「それは私がお教えしましょう」フォン
剣魔・英理「?!」
謎の声が聞こえたと同時に、剣魔と英理の前に空間の裂け目が発生する。そしてその裂け目から一人の女性が出てきた。
霊夢「…紫、出てくるのならもうちょっと離れた所から出てきないさいよ。優のお父さんとお母さんが驚いているでしょう」
紫「いいえ、断るわ。そしてこの世界の事なんですけども、この世界は現代の妖怪の為に作られた世界…と言った方がいいですね」
剣魔「妖怪…?現代…?やはりこの世界は俺達が生きていた世界とは違うのか?」
紫「そうですね。申し遅れました、私はこの世界を造った『八雲 紫』です」
英理「これはご丁寧にどうも…私は『佐藤 英理』です」
剣魔「『佐藤 剣魔』です」
紫「この世界では、度々『異変』が発生してそれを解決するのが彼女、『博麗 霊夢』の務めなのです」
霊夢「異変の解決方法には『弾幕ごっこ』っていうのが用いられて、死人を出さないようにしているわ」
魔理沙「で、弾幕ごっこには『スペルカード』という物があって、そのカードを宣言して発動するんだぜ」
剣魔「う、ぬ…?なんかよくわからないけど了解した」
英理「もうあなたったら…私なりにまとめてみたのだけど、きっとこうよ。
・この世界は弾幕ごっこで決着をつけ、死人を出さない。
・そしてその死人を出さない為に、大技などは宣言して攻撃し、相手への致命傷をさける、
ってきな感じかしら?」
紫「凄いですね、あの雑な2人の説明でここまで理解できるとは…」
霊夢・魔理沙「雑とはなによ(なんだぜ)…!!」ギロッ
紫「…ですがこの戦争では『死』か『生』の2つしかありません」
剣魔「…そうか、この世界の理が崩れてきているってことか」
紫達の説明を聞いていたら、上の方から声が聞こえた。そして皆は上を向く。
破壊者「な、なぜお前らは天に帰らない?!」ヒュゥゥ
剣魔「なっ…お前は――」
英理「破壊者?!」
破壊者が上空の空間の裂け目から降りて来たのであった。そして湖の方向から向かってくる、すざましい霊力を感じ取った。
紫「ッ?!(何かが…来る!!)」バッ
創造者「おや…破壊者。何故出てきているんだ…?」
破壊者「も、申し訳ございません悪様…!死体達を解放させてしまいました…!!」
悪「別にいい…今の俺に敵う者はせいぜい優ぐらいだろうな」
優「な、何故お前らがここにいる?!湖に居た皆はどうしたんだ!!」
悪「皆か…口で言うより、行動で見せた方が速かろう…!!」ブワァ
悪は威嚇するかのように、霊力を放出させる。だが、優達はそれに驚きも、怯えもせず、真っ向から立ち向かうのであった。
この作品をご覧になってくれて有難うございます。銀の鰹節です。
…え?「旅行に行っているから、感想の返信は月曜日にくるんじゃ…」だって?
別に中止とか…えっと、中止とかだったんじゃないんだからね?!
旅行よりも皆さんの方が大切だっただけですよ、アハハハー(血涙)
と、いう訳で帰ってきています。はい。とても早く帰ってきました。
今回は死体達が各地で倒されましたね。そして最後には悪達3人が揃い、優達とぶつかりましたね。これから戦線状況はどうなっていくのか…。
それでは今回はここまでにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!