紅魔館へ逃げたが、途中で倒れる
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起きるとフランが…
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力の解放を始める(今ココ!)
パチュリー「発動!『封印破壊(シールド・ブレイク)』」
パチュリーがそう唱えた瞬間、魔法陣が黄緑色に光だし、鎖が出てきて俺の体を縛り、ある一本の管が胸に突き刺さった。
優「…何ともない?」
パチュリー「まだ管が通されたばかりだからよ。今からゆっくりと力が流されていくわ」
優「そうなんですか…あ、多分今ぐらいしか自己紹介する暇がないと思うんでしときますね。俺は佐藤優と言います、赤い髪の貴女は?」
小悪魔「えっ?ああ、これはご丁寧にどうも。私は『小悪魔(コアクマ)』と言います、パチュリー様からは『こぁ』と呼ばれていますので『こぁ』と呼んで下さい」
優「こぁさんですね、よろしくお願いします」
小悪魔「はい!よろしくお願いします!」
小悪魔との自己紹介が終わると、魔法陣の色が『黄緑色』から『赤色』へと変わった。
パチュリー様「優!力の注入が始まるわよ、しっかりと気を持ちなさい!」
パチュリーがそう言ってから数秒後、体に何かが流れこんでいるのを感じた。その瞬間、激痛までとはいかないが痛みが襲ってきた。その痛みは時間が経つにつれて、激しくなっていった。
優「ぐっ…キツいな、パチュリーさんあとどれくらいかかりますか?」
パチュリー「あと9時間40分36秒よ」
優「まだ20分ぐらいしか経っていないのかよ…(大丈夫か?なんか死亡フラグがたっているような…)」
優は不安になりながら、静かに耐えた。
3時間後…
優「ぐっ、ぐああああ!!」
とうとう痛みがピークになり始め、まるで体の中にトゲトゲした物が入ったかのような、ズキズキとする痛みだった。
パチュリー「?!優、気を保ちなさい、これから更に痛くなるわよ!!」
優「ぐっ…パチュリー、さん…有り、難うござ…います」
俺はパチュリーの声かけで何とか気を保ち、耐え続けた。
~その頃、冥界では~
紫?「幽々子~、いるー?」
魂が集う世界、冥界に昨日博麗神社に来た紫?が幽々子を呼んで来た。すると、屋敷の奥から一人の女性が出てきた。
幽々子?「いるわよー、どうしたの?紫」
紫?「ちょっと庭師さんを貸してほしいのよ」
幽々子?「妖夢を?一体どうしたの?」
紫?「藍と一緒に行かせて、外来人を消すのよ」
幽々子?「外来人って新聞に載っていた?」
紫?「ええ、幻想郷の脅威になると判断したからよ」
幽々子?「…ねぇねぇ、私も行ってもいい?興味があるのよ」
紫?「別にいいけど、珍しいわね」
幽々子?「ふふっ、久し振りにできた興味だもの」
紫?「じゃあ、今から1時間後に藍を送るわ」
幽々子?「楽しみにしているわ~♪…さてと、妖夢~。1時間後にお出掛けに行くから準備しといてね~」
場所は戻って、紅魔館では…
優「ハァ、ハァ…」
始めてから7時間45分。もう優の体力は雀の涙ほどしかなかった。
優「ガハッ!ゴホッ!ハァ、ハァ…頼む耐えてくれ…!!」
パチュリー(このままじゃ死ぬのは確実、どうしたら…)
もう空気がダメというかのように冷たくなっていた。だが、そんな時…
『オイ』
声が聞こえた。
優「…?」
『オイ』
どうやらその声はパチュリー達には聞こえず、俺だけに聞こえるらしい。
『オイ、シヌナ』
優「(…!!その声は狂気か!どうした、応援してくれるのか?)」
『イヤ、オウエンスルワケデハナイ。オマエニシナレルトオレモシヌコトニナルカラソレガイヤナダケダ。ダカラオレノチカラヲアタエヨウ。カッ、カンチガイスルナヨ?!オマエノタメジャナク、オレノタメダカラナ?!』
優「(おいおい、何ツンデレになってんだよ気持ち悪い…まぁ、でも借りるよ。有り難う、狂気)ハアアアアア!!」ブワワッ
パチュリー「?!何なの、この禍々しいオーラは?!フランの狂気と同じ、いやそれ以上?!いいえ、今はそんなのは関係無いわ、優!!これなら耐えられるわよ、頑張って!!」
優「了解です!」
1時間後…
パチュリー「優、あと1時間15分9秒よ!頑張りなさい!」
優「わかりました(この調子ならいける!)」
俺が耐え続けて、あと1時間となった時、悲劇が起きた。
『キュイン』
咲夜「パチュリー様、優を殺しに『西行寺 幽々子』、『魂魄 妖夢』、『八雲 藍』、『八雲 橙』が襲撃しに来ました!押されてしまっているので増援をお願いします!」
パチュリー「なっ?!このタイミングで?!くっ…こぁ!優を見てて、もし精神が崩れそうになったら声をかけるとかして何とかするのよ!」
小悪魔「わ、わかりました!」
優「ぐっ…(俺は何もできないのかよ…)」
パチュリーが戦闘に加勢し図書館にいるのは優と小悪魔だけになった
~紅魔館の門前~(日光はレミリアの霧で遮っています)
<美鈴サイド>
美鈴「ハアアア!!」ブゥウン
美鈴は狐の様な女性と猫の様な少女の2人を相手にして戦っている。そして、狐の様な女性に回し蹴りをしたところだ。だが、簡単に受け止められてしまう。
狐「軽いぞ」ヒュンッ
狐は尻尾を美鈴に叩きつけようとしたが、美鈴にギリギリで避けられてしまった。
美鈴「危なっ?!」
美鈴も避けたのはいいが、咄嗟だったため体制が大きく崩れてしまった。そこを逃さず猫の様な少女が美鈴に攻撃を仕掛ける。
猫「にゃぁぁぁ!」
美鈴「しまっ?!」
猫の様な少女の攻撃が当たる瞬間、美鈴が突如消えた。
『キュイン』
猫「えっ?消えた?!」
咲夜「美鈴、大丈夫かしら?」
美鈴「え?あ、咲夜さん助かりました~」
パチュリー「美鈴、咲夜。私はもう半分ぐらいしか魔力が残っていないのよ。だから貴女たち2人で戦いなさい、私も援護するから」
咲夜・美鈴「承知しました(了解です!)」
<レミリアサイド>
レミリア「はぁぁ!!」ピュンピュン
レミリアはフランと一緒に戦っており、相手は2刀流の少女と髪がピンク色の落ち着いた印象の強い女性である。
レミリアはピンク髪の女性に弾幕を放ったが簡単に避けられた。
ピンク髪「あら危ない」ヒョイ
剣「後ろががら空きですよ」ズバッ
レミリア「ぐっ?!は、速い…!フラン!」
フラン「はーい、お姉様♪禁忌『カゴメカゴメ』」
ピンク髪「妖夢、お願いね♪」
剣「わかりました、ハアアア!!」ズババババッ
レミリア「あの弾幕を全て斬るの?!」
狐「吸血鬼、相手は2人だけとは限らんぞ?『捕縛結界(ホバクケッカイ)』」
レミリア「しまっ?!この程度の結界で私を閉じ込めれると思うなぁ!!」バリーン
ピンク髪「それはわかっているわよ。亡郷『亡我郷-さまよえる魂-』」
レミリア「ぐあああ?!?!!」
フラン「お姉様!!よくも…!」
剣「ハッ!」ズバンッ
フラン「あっ?!」
狐「お前もだ、『捕縛結界』」
ピンク髪「それ~、亡郷『亡我郷-宿罪-』」
フラン「うわぁぁぁ?!?!!(ゴメン、優…)」
狐「さて、次はアイツらだ。かなり強力な結界に閉じ込めたから、まだ出ていないだろう」
どうやらパチュリー、咲夜、美鈴の三人は結界に閉じ込められているらしく、狐、ピンク髪、剣士、猫で倒しに行った。
<優サイド>
優「…」
優は何故か鎖から解放されており、ただボーッとして立っていた。だがそこに小悪魔が優の木刀を持って優の元へと走ってきた。
小悪魔「優さん、木刀を持ってきましたよ、って何で解放されているんですか?!あと50分ぐらいかかるのに…」
優「ああ、それは俺が無理矢理終わらせました。そしてこぁさんに木刀を持ってきてもらったのは、俺を殺そうとする奴等と戦うためですよ」
小悪魔「無茶です!貴方は1日中起きていたんですよ?!それに解放したばかりだから疲れたっていうレベルではないくらい疲労がたまっているはずです!」
優「大丈夫です、この木刀があるので。それにもし今行かなかったら後で絶対後悔すると思うんで絶対に行きます」
小悪魔「でも…」
優「【俺から半径500mの空間は俺の空間だ】」ブゥゥン
優がそういったとたん、赤い空間に紅魔館が包まれた。
小悪魔「ちょっと待ってください!」
俺は小悪魔の制止を聞かずに能力で移動した。
『キュイン』
小悪魔「き、消えた…!!」
~紅魔館の門前~
狐「よし、これで後は外来人を殺すだけだ」
パチュリー「まっ…だ…る…か…のか…うが…(待って、まだ優の力の解放が…!!)」
狐「安心しろ、この人数ならば直ぐに終わる」
狐達が紅魔館に入ろうとした瞬間、後ろに優がいきなり現れた。
狐・猫・剣・ピ「?!??!」
パチュリー「まさ…る…?何…でここ…に…」
優「パチュリーさん、力の解放は成功しましたよ。そして皆さん、遅れてすいません」
狐「最初から出てきていたら怪我人はいなかったかもしれないぞ?」
優「そうですね…俺もそう思います。さっさと行けば良かったってね!」
ピンク髪「貴方が外来人なの?」
優「はいそうですけど、何か?」
ピンク髪「私の思った通り面白そうな人だわ~♪私は『西行寺 幽々子(サイギョウジ ユユコ)』よ、貴女達も自己紹介ぐらいしておきなさい」
剣士「わかりました、私は『魂魄 妖夢』といいます」
猫「私は『八雲 橙(ヤクモ チェン)』と申します!」
狐「…『八雲 藍(ヤクモ ラン)』という」
優「これはご丁寧にどうも、佐藤優。外来人です」
藍「では優、死んでもらおうか」ヒュッ
優「そうですね、俺がもう少し足掻いてからですね!!」ブンッ
藍が降り下ろした拳と俺が振った木刀がぶつかり、周囲に轟音が響いた。
この作品を読んでくれて有り難うございます。銀の鰹節です。
今回、無理矢理繋げてしまったかも…誤字、脱字、指摘など受け付けておりますのでどんどん送ちゃって下さい。
優が力の解放を予定時間よりも早く終わっていましたね。最後らへんは地獄だったんじゃないですかね…あぁ考えただけで鰹節肌になってしまった…
次回は戦闘回です、今回の最後を見た通り私には戦闘表現がとっても下手なんで期待しないでください。あれが鰹節の限界みたいです…
今回はここで終わりにしたいと思います。
次回(後編)もゆっくりしていってね!