幻想郷に雪が降った
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温かい場所を求め優は地底へ…
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ヤマメに捕まり、そしてどこかに連れて行かれた(今ココ!)
ヤマメ「~♪」
ヤマメは鼻歌交じりに走っていた。そして橋の所まで来たらある女性に声をかけられた。
???「ヤマメ、貴女、男を連れてどこに行くの?妬ましいわね…」
ヤマメ「あ、パルスィ。今からね、優を旧都に連れて行って外の世界の料理の『サンドイッチ』って言うものを勇義達に食べさせたいの」
パルスィ?「外の世界の料理って妬ましいわね…それよりも、男が白目を向いちゃっているけど大丈夫なの?」
ヤマメ「えっ?」
優「…」チーン
優は気を失い白目を向いていた。
ヤマメ「あっゴメン、首を握りしめて走っちゃった…」
パルスィ?「貴女ね、普通腕とかを掴むでしょう…妬ましいわね」
ヤマメ「…パルスィ、妬ましいって言いたいだけなんじゃないの?」
パルスィ?「そそそそんなわけ、ななな無いでしょ?!ま、全く妬ましい…」
ヤマメ「まぁいいや。さてと旧都に行こうか」ガシッ
パルスィ?「え?ちょっと私は行かな…きゃあああああ?!ちょっと!走るの速いし、しかもまた首を握りしめているって!」ギュウウ
ヤマメ「~♪」←聞こえていない
パルスィ?「話を聞けえぇぇ!!」
ヤマメは新たにパルスィ?も連れて行った。
少女&少年移動中…
ヤマメ「着いたよ~ってパルスィ、優?」
パルスィ?・優「…」チーン
ヤマメ「ちょっと~、二人とも起きてよ~」ブンブン
ヤマメはそう言って、パルスィ?と優を思いっきり揺らした。あ~何か二人の顔が残像を残して動いている…
優「…ん?!ちょっとヤマメさん、苦しいですって!」
パルスィ?「そうよヤマメ!私達はもう起きたから止めてぇ~!!」
ヤマメ「およ、生きてる~。良かった~」
優「ハァ、ハァ…此処は一体…」
パルスィ?「ここはおそらく旧都よ。地底の都ね」
優「へぇ~、何か賑わっているなぁ~」
ヤマメ「でしょ?あ、優、紹介するよ。隣にいるのは私の友人のパルスィだよ!」
優「あ、よろしくお願いします、パルスィさん。俺は人間の佐藤優です」
パルスィ「私は『水橋 パルスィ(ミズハシ)』よ。…貴方からは嫉妬心が出てこないわね妬ましい…」
優「え…?」
ヤマメ「あ~優、パルスィは『嫉妬心を操る程度の能力』を持っているのよ。そしてその嫉妬からか、それとも言いたいだけなのかは分からないけど『妬ましい』ってよく言うよ」
パルスィ「人の事をべらべらと…!妬ましいわね…」
優「そ、そうなんですか…(何か妬ましいの使い方が違うような…)そういえばヤマメさんにも能力があるんですか?」
ヤマメ「まぁ持っているけどこの能力のせいで地底に閉じ込められたんだよね…私の能力は『病気を操る程度の能力』だよ。病気は病気でも感染系の病気しか操れないけどね。どうだい、気味が悪いだろう?」
優「何を言っているんですか、物凄い良いじゃないですか!!操るってことは確かに相手を菌に感染させることもできるけど、除去することも出来るんですよね?」
ヤマメ「確かに出来るけど、優は怖いとか気味が悪いとか思わないのかい?」
優「?はい、思いませんけど?」
パルスィ「貴方、変わっているわね。普通なら距離を置くのに」
ヤマメ「確かにね、でも能力で気味悪く見られなかったのは嬉しかったよ。ありがとう、優」
優「?何か分からないけど、どういたしまして」
ヤマメ「あとで食べようと思ったけどここまで親しくしてくれちゃったらもう、食べれないね」
優「えっ?!さっきは助けてくれてましたけど、あとで食べる気だったんですか?!」
ヤマメ「まさか信じていたのかい?妖怪の言う事を?」
パルスィ「やっぱり貴方、変わっているわね」
こんな感じにヤマメ達と話をしていると、何か周りに妖怪達が集まってきた。何か皆ムキムキのマッチョマンなんだけど…
妖怪A「おい、人間がヤマメちゃん達と話をしているぞ」ヒソヒソ
妖怪B「食糧にするんだったら足とか分けてくれないかな…」ヒソヒソ
妖怪C「多分無理だろ…」ヒソヒソ
妖怪D「はぁはぁ、今日も綺麗だなぁ、ヤマメちゃんは。それにパルスィちゃんの顔も…グヘヘヘ」
おい、何か1人危ない奴がいたぞ。そして、その奥から妖怪の親玉らしき人が出てきて俺に話しかけてきた。
妖怪「おい、人間。お前はここがどこかわかって来てんのか?」
優「はい、危険な妖怪が住んでいる所です」
妖怪「そうだ、だがそんな所に弱い奴が来てもいいと思っているのか?」
優「そこのところはまだよく分かっていません…」
妖怪「いいわけがないだろう、そこでだ。俺とお前が戦って俺に勝ったら力がある事を認めてお前を地底に入れてやる。もしお前が負けたら俺達の食糧になってもらう。戦わないんだったらそのまま帰っちまいな」
妖怪E「さすが親分!カッコいい事言いますねぇ~」
妖怪F「さあ、人間!戦うか戦わないかを決めろやぁ!!」
ヤマメ「ちょっと、私のお客さんなんだけど?!」
妖怪G「ヤマメちゃん、ごめんな。でもこうでもしないと俺らは納得できないんだ」
優「せっかくここまで来たんだから戦いますよ!」
妖怪「ほう、戦うか。威勢がいいのは褒めてやる。おいお前らぁ、下がってろ!!」
優「ルールは?」
妖怪「特に無し。どちらかが戦闘不能になるまでだ、おい合図を鳴らせ!」
妖怪H「わかりやした!それではよお~い…スタート!!」カーン
コングの音が鳴り響いた瞬間、親分が動いた。そして気づけばもう優の懐に居た。
妖怪「まずはお手並み拝見だぁ!」ドゴッ
優「えっ?!ぐっ…!!」ガキン
俺はなんとか木刀を取り出して防御に成功した。
妖怪「まだまだぁ!」ドゴッドゴッ
優「ちょっ、まっ、危ねぇ?!」ガキンガキン
親分は優にこれでもかというぐらいの連撃をした。そのため優は防戦一方となってしまった。
妖怪「どうしたぁ!威勢がいいだけかぁ?!」
優「くっ、強すぎる…ここまで力の差があろうとは…」
妖怪「けっ、期待外れだな。じゃあもう終わりにしようぜ」キュイン
優「え?消え――」
妖怪「後ろだ。『鬼殴りおになぐ 』」ドゴォォン
優「ぐああぁあああぁぁぁ?!??!」ゴキッ
俺は何かが折れる音がするとともに50mほど吹っ飛び、壁にぶつかった。そして壁にぶつかった衝撃で天井の岩が崩れて優に落ちて行った。
辺りは崩れて落ちていく岩の音が響いていた。
この作品を読んでいただき有り難うございます。銀の鰹節です。
地底編を今回で終わらそうと思いましたけど、出来ませんでした。ですのでもう2話ぐらい地底編が続くかもしれません。どうかお許しください。
今日の優はいつもより災難だった気がします。 ( ̄人 ̄) ゴシュウショウサマデス
では今回はここまでにしたいと思います。戦闘回の後編を待っていてください。
次回もゆっくりしていってね!