中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

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前回のあらすじ
滅鬼と戦って勝った
 ↓
力を使い果たし気を失った(今ココ!)



#28 楽しい地底旅行 ~中編~

優「…ん?ここは何所だって?!」

 

俺は目が覚め、周りを見て驚愕した。

 

優(あ、ありのまま目の前で起こった事を話すぞ。目が覚めると何所かわからない場所に居て周りにヤマメさん、パルスィさんは分かるけど、金髪で角?をはやして、手首に鎖をつけている女性と桶に入っている緑色の髪の女の子が寝ているぞってクサッ?!酒クサッ?!)

 

そう、部屋の床やちゃぶ台の上に空になった酒瓶が20本以上転がっているからだ。う~ん、臭いだけで酔いそう…

 

金髪「う…ん…ふぁあ~、いつのまにか寝ちまったな…お、優起きたのか~!サンドイッチだっけ?あれは美味かったぞ、ありがとうな!!」バンバン

 

金髪の女性が起きて俺を見るなりいきなり背中を強く叩いてきた。(´;д;`)ケガニンナノニ…

 

優「イテテ…貴方は誰なんですか?それに俺の名前を何で知っているんですか?そして此処は何所なんですか?」

 

勇義「おお、スマンスマン。此処は私の家で、私は鬼の『星熊 勇義(ホシグマ ユウギ)』っていうんだ、優の事はヤマメとパルスィから聞いたよ。それにしてもお前チート的な能力を持っているんだな!今度私と戦っておくれよ…」ブワァ

 

勇義がそう言った瞬間、背筋がゾクッとした。それに体のあちこちから冷や汗が出てきている。そして俺の答えは―――

 

優「丁重にお断りさせていただきます」キッパリ

 

もちろん断った。勇義さんは「なんだよーケチー」と言っていた。仕方ないのだ。俺の本能が逃げろと囁き、体も警告を出していたのだから。

 

優「そうだ、勇義さん。ちょっと顔を洗いたいのですが蛇口は何所でしょう?」

 

勇義「蛇口なら外にあるぞ。動けるか?」

 

優「はい、大丈夫です」

 

俺はゆっくりと家をでて、玄関前の蛇口に辿り着いた。そして顔を洗っている時、ある一匹の猫が近寄ってきた。その猫は尻尾が2本あるため妖怪のようだ。

 

妖怪猫「ニャーン(お兄さん、ちょいと水を分けてくれないかい?)」

 

優「ん?なんだ水が飲みたいのか、ちょっと待ってろ」

 

俺は手の平に水を溜め、そして猫の前に差し出すと、猫はペロペロと舌を使って水を飲み始めた。

 

妖怪猫「ニャニャーン(ありがとう、美味しかったよ)」

 

優「そうかそうか、美味しかったか」ナデナデ

 

俺は猫の顎の下を優しく撫でると猫は「ニャーン」と気持ちよさそうに目を細めて鳴いた。

 

優「ありがとう、癒されたよ。じゃあね」

 

俺は家の中へ帰って行った。家に入ると全員が起きていた。

 

優「あ、皆さんおはようございます」

 

緑髪「~~!」

 

優「え?今なんて言ったんですか?」

 

ヤマメ「今はね、『おはようございます、サンドイッチ美味しかったです。私は釣瓶落としの『キスメ』って言います』って言ったよ」

 

優「キスメさんですね、俺は佐藤優と言います。よろしくお願いします」

 

パルスィ「自己紹介が終わったけどこれからどうするの?」

 

優「そうですね、さっき顔を洗いに行ったとき地霊殿と言う建物の噂を聞いたのでそこに行ってみたいです」

 

ヤマメ「私も最近さとりんと会っていないからそれがいいな」

 

勇義「私も暇だし遊びに行こうかな」

 

どうやら皆賛成らしく、地霊殿に行くことが決定した。

 

 

移動中…

 

 

優「これが地霊殿…でかいな…」

 

地霊殿の印象は紅魔館が赤くないバージョンだ。そしてとにかくでかい。

 

ヤマメ「優~速くこないと置いていくよ~!!」

 

優「あ、ちょっと待ってくださいよ~」

 

俺達は当然かのように中に入った。優はもう幻想郷に染まったな。

そしてヤマメ達に着いていき、大きなドアの目の前で止まった。

 

ヤマメ「さとり~ん、入るよ~」

 

ヤマメに続き俺達は入って行った。すると部屋の中にはピンク色の髪で、何かもう一つの目がある少女と右腕に大砲みたいなのを付けた羽をはやした少女と、赤い髪の毛の少女がいた。

 

さとり「ちょっと、いきなりすぎるわよ。何も用意できないわよ?そしてそこの男性は誰なの?」

 

優「ああ、俺は[佐藤優っていうのね…お燐が世話になったようね、礼を言うわ]

 

優「…え?(今、俺の名前を…)え?お燐?」

 

さとり「ああ、貴方達があった時はお燐は猫の姿でしたもんね、そうです、貴方が今考えた猫です」

 

優「(また俺の言おうとしたことを…)貴方達は――」

 

さとり「私は『古明地さとり』、この地霊殿の主よ」

 

お燐「お兄さん、さっきは水ありがとうね。私は『火焔猫 燐(カエンビョウ リン)』、お燐って呼んでね。ほらお空も名前を言いなさい!」

 

お空「うにゅ?私は『霊烏路 空(レイウジ ウツホ)』。皆からはお空って呼ばれているよ」

 

優「は、はいよろしくお願いします。そしてさとりさん、もしかして――」

 

さとり「ええ、心が読めるわよ。この目のおかげでね」

 

さとりは自分の胸の近くにある一つの目に指をさす。

 

優「…(3×4=?)」

 

さとり「12」

 

優「…(俺の心を完全に読んでいるだと…)」

 

さとり「(あっ、またやってしまった。だからあたしは…)あ、あの、すいませ――」

 

優「すごいよさとりさん!!本当に心が読めるんですね!」

 

さとり「…えっ?貴方は心を読まれて嫌じゃないの?」

 

優「?いや別に読まれても嫌な事は考えないから良いですよ?それに心が読めるって良いですね!俺も読心術か何かを使えたらな…」

 

さとり「(この人、本気で言っている…まだ私の能力を嫌わない人が居てくれたのね…)…貴方には人に言えない悩みはありますか?」

 

優「…いや、ありませ――」

 

さとり「なるほど、友達が女性しかいないから何か心苦しいと」

 

優「?!?!!」

 

さとり「ふむふむ、新技を考える為に家の中で連想している」

 

優「ふぁっ?!?!」

 

ヤマメ「あ~コレ、さとりんのスイッチはいっちゃったよ…」

 

パルスィ「別に良いんじゃない?人の悩み事を聞くのは楽しいし」

 

優「ちょっ、さとりさんストップストップ!!」

 

さとり「他には…?!優さん、貴方…」

 

優「?」

 

さとり「なぜ貴方は生きる気になれるんですか…?」

 

優「!!」

 

ヤマメ「えっ、ちょっとさとりんどうしたの?」

 

さとり「優さんは、私達と同じくらい…いや、私達以上の苦しみ、悲しみを体験してきているわ…」

 

優「まさかさとりさん、俺の過去を…」

 

さとり「はい、すいませんが読んでしまいました」

 

ヤマメ「優!一体過去に何があったの?!私達を超える悲しみと苦しみってどういう事?!」

 

勇義「やめなヤマメ。これ以上いうのは止めときな、優の為にね」

 

ヤマメ「あっ…ゴメン優…」

 

優「いや…いいですよ。いつか話そうと思っていましたし、ちょうど良い機会ですからね。今から俺の過去話をさせてもらいます。聞きたくない人がいるなら話すのは止めます」

 

俺は皆に問うと皆は黙って俺を見つめた。

 

優「では話させてもらいますね。俺は―――」

 

 

 

 

 

そのころ文は…

 

文「優さんの過去…これは必見です…!」←何とか体がくっついた

 

地霊殿に忍び込んでばっちり優たちの後を追っていた。

 

 

 

 




この作品を読んでくれてありがとうございます。銀の鰹節です。
前回、戦闘回が終わり今回で地底編は終わり…かと思ったら優の過去編に突入?!
『どのくらい引き延ばすんだ!!』と思いますがもうちょっとだけ我慢してください!
それでは今回はここで終わりにしたいと思います。次回優の過去編です!
次回もゆっくりしていってね!
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