中学生が幻想入り?!   作:銀の鰹節

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前回のあらすじ
紫達の元に破壊者達が攻めてくる
 ↓
優が現れた(今ココ!)



#80 事件の真相は突然に

破壊者「ほう…親の仇を…」

 

優「…紫さん、すいませんちょっと我慢してください」ドスッ

 

紫「あぐっ?!」ブシュ

 

優は穴が開いた紫の腹に手を突っ込み、何かを探る。

 

藍「やめろ!!」グイッ

 

優「くっ…、とれたか…」ズポッ

 

優が藍に無理矢理引っ張られた時、優は何かを掴んでいた。

 

藍「何だそれは!」

 

優「これは破壊者が使用している物です。昔、俺の体内に入れられて操られましたから」グシャ

 

優はそう言って手に持った物を握りつぶす。

 

破壊者「やはり覚えていましたか…」

 

創造者「佐藤優…!会いたかったぞ…!!」

 

優「…行くぞ破壊者!!」バッ

 

破壊者「いいでしょう…私と貴方の差は天と地程ある事を教えてあげます」スッ

 

創造者「おい、私を無視する――ッ?!」ドンッ

 

創造者は優へ移動しようとした時、横から何者かに殴られる。創造者は瞬間に反応し、腕で防いだ。

 

勇義「はっはっは!受け止められちゃったよ!」

 

創造者「何故鬼が私を…!」ググッ

 

勇義「いや~これは優からの命令なんだよ」

 

 

 

~ちょっと前~

 

勇義が優と戦いたいと言った時、優は平等な戦いを考えていた。

 

優「ん~じゃあ『格闘ジャンケン』はどうでしょうか?」

 

勇義「それはどんな感じに戦うんだい?」

 

優「その名の通りですよ。普通のじゃつまらないと思うのでルールをちょっと変えて、殴るかビンダかチョップにしましょう」

 

勇義「おっ!それなら面白そうだな!いいぞ早速やろうじゃないか!」

 

優「ヤマメさん、『せーのっ』て言ってもらえませんか?俺達はそれに合わせてやるんで」

 

ヤマメ「わかったよ。準備はい~い?…せーのっ!」

 

優・勇義「俺は(私は)…これだぁぁ!!」ヒュッ

 

俺と勇義は同時に出す。

 

優「ビンダ!」パァン

 

勇義「殴る!!」ドゴッ

 

優「痛い?!」シュゥゥ

 

俺はビンダを選び、勇義は殴りを選択した。ビンダはパーで攻撃するのでパー。殴りはグーで攻撃するのでグー。と言う事は優の相性勝ちだった。だが威力では完全に負けている。

 

優「も、もうちょっと優しくしてくださいよ?!」

 

勇義「これでも弱くしたんだけどなぁ~。でもお前の勝ちだからいいじゃなか!さぁ約束通り何でも聞いてやるよ」

 

優「う…ぐぅ…!じ、じゃあ勇義さんは創造者と戦ってください」

 

勇義「創造者?誰だそりゃ?」

 

優「大丈夫ですよ。後でわかります」ニヤッ

 

ヤマメ「うわっ、何か思いっきり悪巧みしている笑いじゃない?!」

 

優「そんな事はないですよ…」

 

 

 

 

~現在~

 

勇義「てな感じでよぉ、やっと理解できた良かったよ~」

 

創造者「(これは厄介ですね…)筋肉を創造!」モサササ

 

勇義「うおっ?!何だいこりゃぁ?!」

 

創造者は自分の表面に分厚くて硬い筋肉を創造し、腕の太さは筋肉所為でとても太くなっており、腕を曲げる事もできないような太さとなっていた。

 

創造者「こうでもしないと貴女とは戦えませんよ。そぉらぁ!!」ドゴッ

 

勇義「ぐっ…!」ズザザ

 

その腕のパンチは強烈で、鬼の勇義を押す返す程だった。

 

勇義「へぇ…強いじゃん。じゃあちょっと本気出してもいいよな?」ゴゴゴ

 

創造者「?!まずいっ!」バッ

 

創造者は突然勇義から放たれた威圧感に恐怖を感じ、後ろへ後退する。だが、その行為はこの場で最もしてはいけない行為だとまだ創造者は知らない。

 

創造者「え…?」ヒュー

 

創造者は気付けば空を飛んでいた。いや、空に飛ばされていた。先程自分がいた場所に勇義が立っており、自分は空を飛んでいるとしか創造者は理解ができなかった。

 

勇義「おいおい、遅くないか?」

 

創造者「ぐはっ?!」ドンッ

 

また気付けば位置が変わっていた。自分は地面に打ち付けられており、その上から勇義がかかと蹴りをしようと落っこちてきているのが見える。

 

創造者(あぁそうか。私が反応できない速さで攻撃してきたんだ)

 

創造者はやっと理解した。すると今度は体も理解したらしく、遅れて何百発も殴られた衝撃が襲ってきた。

 

創造者「ぐはぁっ?!」ズドドドド

 

勇義「やっと気付いたかい。でも残念、これで終わりだ」ヒュッ

 

 

『ズガァァン!!!』

 

 

創造者「ぐああああ?!!」ベキベキ

 

勇義は創造者の胸、心臓部分にかかと落としをする。そして辺りは一気に地割れが起き、それは勇義を中心に50m程伸びて行った。

 

勇義「もうちょっと強いと思ったんだが私の勘違いだったらしいな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~優サイド~

 

優「うおおお、日符『ロイヤルフレア』」ゴオッ

 

破壊者「そんなんで倒せると思うなぁ!!」パァン

 

優「思ってねぇよ…!!火符『ソードフレア』」キュイン

 

破壊者「発想力がない!」ジュゥゥ

 

優「そんな事わかっているさ!でも何もしないよりはマシだ!」

 

先程から激しい攻防戦を繰り広げている。優は分身やスペカを使って攻めるが、破壊者はそれに難なく対応し、防いでいく。

 

優「くっ…、まだだぁ!!斬撃派」ズドドド

 

破壊者「もうヤケクソですね。美しくない…」パパパパン

 

優【分身】「ヤケクソじゃない!!これでも計算の内だ!(後もうちょっとで溜まる…!)」

 

破壊者「ほら、一発」ドスッ

 

優【分身】「ぐ、うぅ…」スゥゥ

 

破壊者「分身でしたか。まぁ当り前ですよね…」

 

優【分身】2「動くな…!」ギン

 

破壊者「?!ま、まさか私と同じ事ができるとは…(う、動けない…!)」ググッ

 

優【分身】2「うおおお!くらいな、火拳!!」ドンッ

 

刀は本体が持っている為、分身は手に魔力を溜め一気に放出する。

 

破壊者「ぐうう…!!(ま、まだ動けない…!)」シュゥゥ

 

優【分裂】「まだ動けないようだな…」

 

優【分裂】2「おかげで十分溜めれたぞ…!」

 

破壊者「ふふふ…私は今動けない。仇を討つなら早くしろ」

 

優【分裂】「そう言うのなら従うよ。くらいな、マスパと俺の魔力の合体でこうする事も可能だ。火符『マーズフレア』」ズドドド

 

優【分裂】2「俺は刀を持っていないから素手だ。X(イクス)BURNER(バーナー)!!」ズドド

 

俺は全てを貫き、焼き払う熱線『マーズフレア』と『X(イクス)BURNER(バーナー)』をぶつけた。分身は魔力を使い果たし消えた。やはりX BURNERを真似するだけでもかなり魔力を使うんだな。

煙が晴れるとそこには破壊者の姿が見えなかった。

 

?「2人共力尽きちまったか…しゃーない、妖怪の賢者に深手を負わせただけでも良しとするか」

 

優「?!」

 

するといきなり、後ろから声が聞こえた為、優は後ろ振り向く。するとそこには創造者、破壊者を担いだフードを被った男がいた。

 

優「何者だ…!!」

 

?「おいおい、そう怒るな。姿は見せるさ」バサッ

 

男はフードをゆっくりとはずし、2人を助けた者の顔が公開される。その顔を見た者は絶句した。何と目の前には優と同じ顔の男がいるのだ。

 

優「お…れ?」

 

悪「ああ、正真正銘の佐藤優だ。…だが2人いては混乱するか、俺を『悪』と呼んでくれ」

 

優「な、何で俺がもう一人いるんだよ?!」

 

魔理沙「その姿…お前が私達を襲ったのか?!」

 

悪「それ以外に誰がいる。そこにいる優がお前らを攻撃すると思うか?信頼を築くのは時間がかかるが破壊するのは簡単だ」

 

優「…お前の所為だぁ!!」バッ

 

俺は悪に斬りかかるが一瞬でその場から消える。

 

悪[ふははは…見ろ優。お前は生きてはいけない。幸せになっちゃいけないんだ]

 

悪の姿は見えないが声だけが聞こえる。

 

優「う…あ……」ガクッ

 

悪[皆はお前を拒絶した。つまりお前はいらないんだよ!!アハハハハ、アハハハハ!!!]

 

悪の笑い声が森で響く中、俺の心が折れ、膝が落ちる。やがて悪の笑い声は消え、気配も消えて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 




この作品をご覧になってくれて有難うございます。銀の鰹節です。
前まで出していたクイズなんですけど、答えの前に参加してくれた人を紹介したいと思います。
『赤い残光』様、『沼倉風太』様、『赤染』様、『ぴかまる』様の4名です!
その中の2名、『赤い残光』様と『沼倉風太』様は現在小説を連載中の執筆者です!

『赤い残光』様
・『東方幻想曲  第1部 記憶』 話数23話


『沼倉風太』様
・『東方風雷郷 ~Last Boy Story~』 話数54話

よろしければこの2作品をご覧になってください。私は読んでみても損はしないと思います。
そしてクイズの答えはジャンケン(格闘)でした。もしかしたら簡単だったでしょうか?
それでは今回はここまでにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!
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