フランを救出した
↓
フランと一緒に寝た(今ココ!)
優「ゴホッ!ゴホッ!」
俺は妙な体のだるさ、咳と共に目覚めた。
優「う~ん…風邪かなぁ?頭も何かボーっとするし…」
変な感じはしたが、大丈夫だろうと自分に言い聞かせ朝食を食べに行った。
レミリア「あらおはよう、優」
優「おはようございます、レミリアさん」
美鈴「ふい~、朝のトレーニング終了っと」
咲夜「優!居るのなら朝食運ぶのを手伝って!」
優「あっはい!」
朝食を運びに調理室へ行くと、今日も彩り豊かなメニューが並べられていた。全ての料理が運び終わる頃にはパチュリー達も来ており、全員が揃っていた。
そしていただきますを言い、全員が朝食を食べ始めるもいつもと違う雰囲気だった。
全員『…』モグモグ
そう、誰一人喋らないのだ。いつもなら今日の日程の話などをするから喋るのだが、今回は本当に誰一人喋らなかったのだ。
優「ふぅ…やっぱり頭がボーっとするな…」
俺のその一言に皆が一気に答える。
全員『優も?えっ?』
何と紅魔館の全員が俺と同じ症状に見舞われていたらしいのだ。
レミリア「まさか集団で起こっていると言うの?」
パチュリー「どうやらそうみたいね」
レミリア「…咲夜、今日は最低限の事だけをやって休みなさい。美鈴、貴方は布団を持っていって寝ながら門番をしなさい」
美鈴・咲夜「わかりました(畏まりました)」
パチュリー「小悪魔も今日はあまり酷使しないでちょうだい」
小悪魔「有難うございます…」
フラン「じゃあ私はマサルと一緒にいるね」
レミリア「どこにその必要があるかわからないけど良いわよ」
優「俺は図書館で本を読もうと思うんですけどフランさんも来ますか?」
フラン「うんっ!」
朝食を食べ終わると各自動き出す。俺はさっき言った通り図書館へ向かう。
優「えーっと俺が気になっていた本は…あ、これこれ!」
俺は本棚から1冊の本を取り出す。傍にいるフランが俺に質問をしてくる。
フラン「その本って何?」
優「これは
フラン「グリモワール?」
優「ええ、天使とか悪魔とかを召喚させる本らしいですけど、この本は模擬なので大丈夫ですよ」
フラン「ふ~ん…何かよくわかんない」
優「まぁ取りあえず俺が興味を持っている本って考えてくれたら結構ですよ」
俺はその本を持って机の方へ向かおうとした時、突然禍々しい力を感じ取る。
フラン「マサル…これって…」
優「この感じ…あの時の椛と同じ力だ!!上から感じるから、もしかすると咲夜さんかレミリアさんか!!」
俺は急いで階段の方へ向かうが途中でパチュリーに話しかけられる。
パチュリー「ねぇ優、ちょっと時間貰えないかしら?」
優「すいません、後にしてもらえますか?」
パチュリー「そんな事言わないでよ。私ね…貴方がどうしてそこまで強くなれるのかとても興味があるの」
優「…パチュリーさん?」
俺はいつものパチュリーから違和感を感じ取る。そして次の瞬間にはパチュリーから禍々しい力がオーラとなって溢れ出していた。
優「くっ?!(先にパチュリーさんが…?!って言う事は紅魔館の全員がそうなっている可能性が…)」
パチュリー「行くわよ…」ゴゴゴ
優「はぁぁ!!」バッ
俺はパチュリーに斬りかかろうとした瞬間、後ろからかなり強い衝撃が襲う。
優「ぐああッ?!」ベキッ
『ズガァァン!!!』
俺はそのまま吹っ飛んで行き、本棚にぶつかる。
優「ぐっ…!!」ガララ
フラン「マサル…私も混ぜてよ。最近、全くマサルと遊べていないから遊びましょう?」
優「…どんな鬼畜ゲームですか、これは…」
この流れからして此処にいる小悪魔も――――
小悪魔「アハハハッ!すごい力が湧き出ています!今なら優さんに勝てる気がしますよッ!」
だろうな。て言ううか一番小悪魔が狂っているな。
優「ふぅ…(敵意は俺にしか向けられないか…もしかすると右目を使うかもしれないな)瞬斬――」チャキ
俺は逆刃刀を握り、構える。そして大きく息を吐く。そして―――
優「
一瞬でパチュリー達を居合切りをする。その時にパチュリーと小悪魔は斬れたのだが、フランはギリギリで回避していた。
優「くっ!!(取りあえず小悪魔とパチュリーさんから出たあのモヤを斬る!!)」ズババッ
『シュゥゥ…』
フラン「危ない危ない…今の見えなかったよマサル!じゃあ次は私の番だよ!」
優「…残念ですが貴方のターンはないですよ」ギンッ
フラン「ッ?!」グラッ
俺は右目を使ってフランの目の前に瞬間移動する。フランは驚いた拍子に体勢がよろめく。
優「ハッ!」ズバッ
フラン「うっ…」
俺はすかさず斬撃を入れる。するとフランから黒いモヤが出てくる。
優「そこだっ!」ズバッ
『シュゥゥ…』
優「よし、取りあえず3人は完了っと。後はレミリアさん達かな?」
俺は物凄い速さで階段を駆け上って行った。そして壁にもたれ掛っている咲夜の姿が廊下に見えた。
優「咲夜さん!」
咲夜「あら…優?」
優「大丈夫ですか?」
咲夜「どうやら大丈夫じゃなさそうね…頭がもうボーっとしてて…」
優「良かった、まだ完全に憑りつかれては居ないか…ちょっと失礼します」
咲夜「うっ…!!」
俺は咲夜に逆刃刀を触れさせる。すると案の状黒いモヤが出てきた。
優「よしっ!後2人!(分身してそれぞれの所に行った方がいいかな?)分身!」スゥゥ
優「俺本体はレミリアさんの所へ行く。分身は美鈴さんの所を頼む」
優【分身】「分かった!【俺から半径100mは俺の空間だ】空間移動!」
分身は能力を使って門前へ移動した。そして本体はレミリアの所へ向かった。
優「…遅かったか」
レミリア「…」ゴゴゴ
レミリアの所へ行くと、完全に憑りつかれたらしく、ただただ禍々しい力を溢れ出させていた。
優「ふぅ…(あの力の量…もし生身が食らったら一溜りもないな…何とか自分が安全でいられるくらいの力を使うか。)狂気50%!!」ゴゴゴ
俺は狂気の力を纏い、戦闘力を向上させた。
レミリア「…」ズズズ
するとレミリアもそれに応えるよう、禍々しい力でできた鎧を身に纏わせる。
優「瞬間移動!!」ギンッ
『キュイン!!』
優「うおおっ!!」ズババン
レミリア「…」ガキキキン
俺はレミリアに高速で斬りかかる。だが、鎧はその斬撃をものともしなかった。
レミリア「…」ヒュッ
優「グハッ?!!」ズガンッ
『ピシッ!ズガァァン!!!』
レミリアから放たれた拳は俺の腹に命中して威力が貫通し、後ろの壁を倒壊させるほど威力が強かった。
優「ぐ…いってぇ…!!」ガクッ
俺は何とか意識を保つ事は出来たが膝が落ちる。
レミリア「…」ヒュッ
優「がっ?!!」ドゴッ
レミリアはそこに追撃で蹴りを入れる。俺はそのまま吹っ飛んで行き、幾つもの部屋を貫通していった。
優「ぐ…(やべぇ…体が、動かない…)」ググッ
レミリア「…」ザッザッザ
レミリアはゆっくりと俺の方へ歩いてくる。それと比例して俺の恐怖が大きくなる。
優(嫌だ…俺は、まだ死にたくない…でも一体どうしたら…?)」
俺はレミリアが迫ってきている中、何もできなかった。
~その頃、分身の方では~
美鈴「すかーッ」スピー
優【分身】「…美鈴さん寝てる…まさか寝ていることによって完全なる防御形態となっているのか?!凄すぎる…!!」
何と美鈴は寝ているだけで、紅魔館メンバーの中でただ一人憑りつかれてはいなかったのだった。
この作品をご覧になってくれて有難うございます。銀の鰹節です。
今回は忘れて頃にやってくる…黒いモヤのお話でしたね。何とかレミリア以外(美鈴除外)は無事、助けれましたね。ですがレミリアは既に憑りつかれており、しかも優が大ピンチ?!一体どうやってこの難関を乗り越えるのか期待ですね。
それでは今回はここまでにしたいと思います。
次回もゆっくりしていってね!