では、最新話をどうぞ
俺は今、アカデミーの入学式に来ている。アカデミーに来る時はシカマルと一緒に向かっていたのだが、途中でいのやチョウジと合流して来たのだ。いのと合流した時にいのが一直線に突っ込んできてその後俺の腕に抱きつき放さなかった。なんだろう、昨日ナズナにもおんなじような事されたけど女の子はこういう事好きなのかな。シカマルとチョウジの方を見るとなんか諦めろ的な視線送られたし…もうよく分からん。
入学式が始まりじいちゃんの話がされているのだが…うーん、やっぱり周りからの視線は酷いな。特に親からのが酷いな…まあこうなるのは分かってたからいいけどね。
入学式が終わりちょっとぶらぶらしていると…声が掛けられた。
「ナルト君…あの…ひ、久しぶりだね…」
「あ、ヒナタ久しぶりだな!!元気にしてたか?」
ヒナタだった、相変わらずもじもじしてるみたいだけど。
「うん…私は…元気だよ。ナルト君は?」
「俺はいつも元気だってばよ!!」
「ナルっちー!!」
「ナルトー!!」
ん? この声は…ナズナといのか?
「ねえ、ナルっち。この子達は誰?」
「ちょっとあんたこそ誰なのよ?」
「な、ナルト君。誰なのかな? この子達」
あれ、なんだか凄く面倒な状況になってる。なんでだ…
「え、えととりあえず説明するから落ち着いてくれってばよ…」
ちょっと場所を移して俺は説明を始めた…
「俺から見て右から説明していくぞ。この子は日向ヒナタ。日向一族の子で俺のことを助けてくれた大切な友達だ」
「……///」
「真ん中のこの子は山中いの。俺が友達が少ないと言った時に自ら友達になってくれて俺を認めてくれた大切な友達だ」
「えへへ…///」
「最後、この子はうちはナズナ。俺と組手をしたり修行したりして切磋琢磨している大切な友達だ」
「ま、まあね///」
こんな説明でいいのだろうか…よく分かんないや。
「っていう感じなんだけどこれで大丈夫かな?」
「ねえ、みんな大切な友達なの?」
ナズナが聞いてきた。そりゃみんな大切だぞ。
「ああ、みんな俺の事を認めてくれた大切な友達。絶対に失いたくない人だってばよ」
俺は笑いながら言った。するとみんなの顔が赤くなった。なんだ、俺なんか変なこと言ったか? すると今度は俺を見たあと三人でにらみ合っている。どうしたんだ?
「「「(絶対にこの子達に負けない!!!)」」」
俺はみんながこんな事を考えているなんて知らずにここからどうすればいいか悩んでいた。すると…
「ナルト!!こんなところにいたのか。今日の修行いつからやるんだ?」
サスケの声がした。ナイスタイミングサスケ!!これで切り抜けられるかも。
「そうだな、ちょっと俺の事を話さなきゃいけない人達がいるからナズナと先に帰って始めててくれないか? なるべく早く戻れるようにするからさ」
「わかった! ナズナ!!行こうぜ!」
「え、あ…うん。わかった。ナルっち早くしてよね!!」
「わかってるってばよ」
そうしてサスケとナズナは帰っていった。さて、二日続けてだけど気合入れなきゃな…
「いの、ヒナタ話しておきたい事があるんだ。シカマルやチョウジにも話したいからちょっとついてきてくれないか?」
「う、うん…わかった」
「わかったわ」
そう言って俺達はシカマルとチョウジのいる場所に向かっていった。入学式前にシカマルとチョウジに待ち合わせ場所指定しておいてよかった。
「おせーぞ、ナルト!!」
「うんちょっと遅かったね。まあ僕はお菓子食べてたから別に気にしてないけど」
「悪ぃ…想定外の事が起きちまってよ…」
「まあいい、それで話ってのは何なんだ」
「ああ、今から話すから聞いててほしい…」
そうして昨日うちは家で話した事と同じ事を話した…
「お前…そんなめんどくせー事情があったのか。力抜きたい時は俺に言ってくれ…付き合ってやるからよ」
「大変だったんだね、ナルト。相談くらいだったら僕でも乗ってあげられると思うから…」
「ナルト…アカデミーであんたが活躍するのが見れないのは残念だけど。しょうがないわね。でも心配しないで、あんたが辛い時は私が支えてあげる!!」
「ナルト君。私が力になれることがあったら言ってね? 私頑張るから」
みんな…ありがとう…
「おう! みんな頼りにしてるってばよ!!」
「そういえば、さっきナズナちゃんとサスケ君に修行つけるっていてたけど…」
気になってたのか。まあ話しても問題ないだろう。
「ああ、あいつらが修行つけてくれって言ったからな。あいつらには昨日話したんだけど…その時に力をつけたいからってことで今日から修行見ることになってるんだ」
「そ、そうなんだ…」
「ねえ、ナルト私にも修行つけてよ。強くなってあんたを支えたいから」
「そうだな、めんどくせーが俺にも修行つけてくんねーか? 俺が強くなればお前の負担が減るかもしんねーからな」
「ぼ、僕にもつけて。僕だってナルトの負担を減らしたい」
「わ、私にもつけてくれないかな。私、強くなって変わりたいそしてナルト君にばかり重荷を背負わせないようにしたいから…」
み、みんな…こんなこと言われたら断れないんだけど…サスケ達とじゃ修行内容がかなり違うからな。影分身をつけて修行させるか…
「わかったってばよ。まずは基礎からだけどそれでもいいならつけるよ。いいか?」
そう言うとみんなが首を縦に振った。それなら早速かな。
「じゃあ、ここでやろうか。影分身を置いてくからな。俺はサスケ達の方行かなきゃいけないからな」
「なんで一緒にやらないのよ? しかもなんでこっちが影分身なのよ?」
説明してなかった。ちゃんと言わないと納得してもらえないかな…
「あいつらは結構レベルが高いんだ、以前もちょいちょい修行見てたからな。俺より優秀な人にも教わってたらしいからな。一緒にやるのはあんまり効率がよくないんだってばよ。あいつらとは組手とかもするから影分身をあっちに行かせるわけにも行かないんだ」
「そういうことなら仕方ねーな」
「まあ、なんか忍術教えたりする時は本体で来るから…それまで我慢してくれな」
「わ、わかったよナルト君」
「じゃあ、俺はそろそろ行くから。分からないことがあったら影分身の方に聞いてくれな」
「うん、分かった」
「影分身の術!!」
「こっちは任せたぞ!!」
「おう!」
「じゃあ、行くってばよ!!また明日なー!!」
俺はそう言ってサスケ達の方に向かっていった…
いかがだったでしょうか。ようやくアカデミー入学・・・本編はいつは入れるのやら・・・
感想、批評などよろしくお願いします。