ナルトに転生しちまった!?   作:みさごん

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みさごんです。更新遅くなってすいません。テストなどがあって更新できてませんでした。それでは最新話をどうぞ。


~第三十二話~

 俺は今、再不斬に向かって歩き出している。

 

「随分と威勢のいいガキだな。まあいい、俺もお前から殺ろうと思ってたところだ。その刀を返してもらわなきゃならねえしな」

 

 再不斬が不敵な笑み浮かべている。油断してんな…刀防いだのまぐれだと思ってるな。その顔、直ぐに引きつったものに変えてやる。とりあえずあいつの水分身を倒すか。試し切りにも丁度いい。そうして俺は再不斬の水分身に向かって突っ込んでいった。

 

「大剣 水遁骨破砕!!」

 

 首切り包丁を風車のように振り回した。首切り包丁は水を纏い攻撃範囲が広くなった。再不斬の水分身は対応しきれずに攻撃をくらい消えていった。うまくいったな。

 

「少しはやるようだな…ガキ!!じゃあこれならどうだ!!」

 

 再不斬が声を荒あげながら印を結び水分身を再び出してきた。数は十人ほどだ。面倒だな…俺一人だけ目立ってもあれだしサスケと連携するか。

 

「サスケ!!これを隙をみて使ってくれってばよ!!」

 

 そう言って俺はサスケに風魔手裏剣を投げ渡した。サスケは手裏剣をキャッチした瞬間に俺の意図した事が分かったようだ。俺はその隙に印を結んでいく。

 

「風遁 真空連波!!」

 

 術が全ての水分身に当たり水分身は消えていった。再不斬は明らかに怒っている。次は何してくるかな。そんなことを考えていると…

 

「風魔手裏剣 影風車!!」

 

 サスケが手裏剣を投げた。いいタイミングだな。手裏剣は再不斬本体に向かっていった。

 

「甘いな、俺に手裏剣なんぞ効かねえ!!」

 

 再不斬がそう叫びながら手裏剣をキャッチしたが、影からもう一枚手裏剣が出てきて再び再不斬に向かっていった。

 

「え!!」

 

「なるほど…」

 

 サクラは声に出して驚いていた。再不斬も少しだが表情に驚きを隠せないでいるみたいだ。だがその顔には余裕がある。

 

「だが、やっぱり甘い」

 

 そう言いながらその場で両足を上げ手裏剣を避けた。その様子を見てサクラは焦っているみたいだが、俺とサスケはにやけていた。

 

“ボンッ”

 

 手裏剣の方から音がし、その場にいた全員がそちらの方を向いた。手裏剣だと思っていたのは俺の影分身だったのだ。そして…

 

「水遁 鉄砲玉!!」

 

 大きな水球が再不斬に直撃し、再不斬は数メートル吹っ飛んだ。そうすると水牢が解けカカシは解放された。本体の俺はサスケとハイタッチをしていた。うまくいったな。

 

「ナルト、サスケ。ナイスだ…助かったよ」

 

「おう!!」

 

「まあな」

 

 カカシも復活したみたいだし。あとはカカシに任せて…

 

「このガキ!!よくもやってくれたな!!覚悟しろ!!」

 

 再不斬が血相を変えて向かってきた。え…標的俺なの!?ここでそんな大きな戦闘はしたくないんだけどな。すると…

 

「再不斬、悪いがお前の相手は俺だ。ナルトは下がってろ」

 

「分かったってばよ!!カカシ先生!!」

 

 カカシが再不斬の前に立ちふさがった。ふう、助かった。あとは白が来るまで見てるだけかな。

 

「っちい!!」

 

 再不斬が舌打ちをしながらカカシと対面する形になっていた。そして再不斬が動いていくと全く同じようにカカシが動いていく。本当に鏡写しのように動いていくな。そして凄い量の印を全く同じタイミングで結んでいく。

 

「「水遁 水龍弾の術!!」」

 

 同時に術が発動して相殺された。原作通りか…でもなんで全く同じ術を使ったんだろう?雷遁使えるんだから水を通して感電させたりとかした方がいいと思うんだけどな。雷遁の術が雷切しか使えないわけじゃないだろうし…まあいいや。考えてても仕方がない。そうしていると…

 

「「お前は俺には勝てねえよ!!猿野郎!!」」

 

「所詮お前のは二番煎じだ!!そんな術は…」

 

 ここで再不斬の顔が少し焦ったような顔に変わった。自分の幻影が見えてるんだっけ。すげえ動揺してる感じだけど鬼人って呼ばれてたんじゃないのか…意外と精神脆いよな。あれか、人は殺せてもお化けみたいな得体の知れないものはだめとか。そんなんだったら再不斬も可愛いとこあんだな。幻術とかめっちゃ効きそう。でも霧隠れの暗部にいたって話だし…よく分かんないや。そんなことを考えていると…

 

「水遁 大瀑布の術!!」

 

「何!?」

 

 カカシが発動した術により、再不斬が水流に飲み込まれていく。凄い勢いで流されていく。あんな水流には巻き込まれたくないな。めっちゃ回転してて目が回りそうだし。そうして見ていると再不斬は木に叩きつけられた。そしてすぐそばにカカシが近づいていた。

 

「お前は未来が見えるとでもいうのか」

 

「ああ…お前の未来は死だ」

 

 この時のカカシってなんだか写輪眼に絶対的自信があったのかな? 写輪眼で未来が見えたら楽だよな。そしたらうちは一族が滅ぼされそうになるわけなんてないんだし。まあこの時は流れでそう言ったのかな。そういうことにしておこう。そんなことを考えていると突然再不斬の首に二本の千本が突き刺さった。そうすると再不斬は糸が切れた人形のように倒れてしまった。とうとう来たか。

 

「ふふっ、本当だ死んじゃった」

 

 声のする方向を見るとお面をつけた人がそこに立っていた。霧隠れのお面って何か格好悪いと思うのは俺だけかな。木の葉の面が動物をイメージした形だからただ丸いだけだと物足りなく感じるだけなのかな…まあいいや。再不斬の方に目を戻すとカカシが再不斬の首に指を当て脈を確認していた。脈は止まってるでしょ、仮死状態だし。

 

「確かに死んでるな…」

 

 カカシがそう呟いた。まあこの時点じゃあ死んだと思っていても仕方がないのかな。

 

「ありがとうございました。私はずっと確実に再不斬を殺す機会をうかがっていた者です」

 

 白がそう言った。うーん、白の一人称って私だったっけ? 僕だったような…俺の思い違いかな。

 

「確かその面は…霧隠れの追い忍だな」

 

「流石、よく知っていらっしゃる」

 

 追い忍用の面なのか…木の葉にも追い忍用の面ってあるのかな? 見たことないから気になるな。

 

「追い忍…確か抜け忍を専門とした暗殺をする忍者だったわよね。再不斬を殺しに来たって言うのも納得できるわね」

 

 座学一位だったんだからそれくらい知ってて当然だよな。知らなかったらどうして一位になれるのか聞き出したくなるよ。そんなこと考えていると白が再不斬の近くまできていた。そうすると再不斬の体を担いだ。

 

「あなたがたの戦いも一先ここで終わりでしょう。私はこの死体を始末しなければなりません。何かと秘密の多い体なので」

 

 秘密って言っても血継限界も持ってないし、水遁系の術しか使ってない。そんなに秘密があるのかな。死体処理班とは関わったことないし分かんないな。そこらへんは。

 

「あとはそこの金髪の君。君の持っている刀を私に渡してくれませんか? 一応霧隠れの所有物だったものですので」

 

「えー…せっかく頑張って取ったのに。そりゃないってばよ」

 

 これから首切り包丁で大きな剣を扱う修行しようと思ってるからな。ここで取られるのはちょっと嫌だな。

 

「渡してやれナルト…今は返しておいた方がいいだろう」

 

 えー…まじかよ。まあいいか、次の戦闘の時にでも貰えばいいか。

 

「分かったってばよ…はいこれ」

 

 そう言って首切り包丁を白に手渡した。白は再不斬を一旦降ろし受け取った。なんだろう…白に渡すときに感じたあの感覚は。多分白のチャクラだと思うんだけど…親近感というか懐かしいというか。なんか初めて感じるチャクラじゃないような感じがした。気になるな。

 

「では、私はこれにて…失礼します」

 

 そう言うと白は再不斬と首切り包丁と共に何処かに行ってしまった。まあ首切り包丁にマーキングしておいたし会いに行こうとすればいつでも会えるから今はいいか。そんなことを考えていると…

 

「さ、任務に戻るぞ。タズナさんを無事に家まで送り届けるんだ」

 

「超すまんの。まあ、儂の家でゆっくりしていけ!!」

 

 はあ、任務の途中だったんだっけ。忘れてたよ。とりあえずあの感覚についてはゆっくり考えよう。

 

「よし、じゃあ張り切っていくぞ!!」

 

 そう言うとカカシは歩き出したが…

 

“ドサッ”

 

 その場に倒れた。

 

「え、え。どうしたの!?」

 

 サクラは動揺している。いきなり倒れれば誰でも吃驚するか。

 

「多分チャクラの使い過ぎだってばよ。サスケ、カカシ先生担いでいくから反対側の肩を持ってくれってばよ」

 

「分かった。ったく世話の焼ける上忍だな」

 

 そう言ってカカシを二人で運びながらタズナの家に向かっていった…




いかがだったでしょうか。白登場しましたね。
感想、批評などよろしくお願いします。
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