めちゃくちゃ嬉しいです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。
それでは最新話をどうぞお楽しみください。
ヒナタ誘拐事件を防いでから数日後…俺は里の商店街にいた。何故かというと一人暮らしになった時にちゃんとした料理を作れるように練習しようと食材を買いに来たのだ。まあ今のままでも作れないわけじゃないんだけど…やっぱり美味しい料理食べたい…
そんなことを思いながら商店街を歩いていたのだが…現実は甘くなかった。ヒアシの俺に対する対応が普通だったことから油断してた部分もあった。俺は今、大人達から暴行を受けている。やられるかもとは思っていたけど…実際にやられると滅茶苦茶痛い…
「化物め!!なんでこんな所にいやがる!!」
「お前のせいで親父は死んだんだ!!」
「うぅっ…」
無抵抗でやられ続ける…抵抗なんてしたらおそらく下忍や中忍、下手をすれば暗部クラスの人が俺に向かって暴行するようになるだろう。そうしたら無事で生きていられる保証はない…まあ一般の人にやられても危険があることには変わりないけど。リスクが低いことに越したことはない。早く終わってほしいな…
そんなことを思っていると思わぬ事態が起きた…
「貴様ら、何をしている!!」
聞き覚えのある声が聞こえてきた…声のする方を見てみると…
「そんなことをして恥ずかしいと思わないのか!!」
そこにはヒアシと…
「大丈夫!?…ひどい怪我…父上!!」
「うむ…ヒナタ!!お前はコウと共にナルト君を連れて家に行きなさい!!」
「はい!!もう大丈夫だよ…ナルト君…コウ!!急ぎましょう!!」
「分かりました!!ナルト君は私がおぶっていきましょう!」
ヒナタの姿があった…
コウと呼ばれた人が俺をおんぶしようとしていると…
「なんで化物なんか庇うんだ」
そんな声が聞こえた…すると…
「この子が…化物? 何を言ってるんだ!この子がお前らに何かしたというのか!!貴様らが無抵抗のこの子に対して暴行をしていただけだろう!!」
ヒアシが叫んだ…
「だってそいつは…」
「黙れ!!それ以上言うなら我ら日向一族が貴様らの相手となろう…」
ヒアシがそう言うと俺に暴行していた大人達は逃げて行った…それを見て俺は緊張の糸が切れ、激痛に襲われそのまま気を失った…
「ナルト君!?」
「気絶しているだけだ。安心したんだろう…さあ早く戻るぞ!!」
ヒアシは心配そうにしているヒナタに声をかけヒナタ、コウと共にナルトを連れて行くのであった…
目が覚めると、俺は布団の中にいた…周りを見てみると襖や掛け軸などが見えた。純和風な感じの部屋だ。そんなことを考えていると襖の開く音がしたのでそちらの方を見ると…
「あら、目が覚めたのね…体の具合はどうかしら?」
黒髪長髪の女性がこちらに来て声をかけていた…
「あ、大丈夫です…ッつ!?」
起き上がろうとしたが、全身に痛みが走り出来なかった…
「まだ、無理しない方がいいわ。ちょっと待っててね…あなたー!!ヒナター!!ナルト君が起きたわよ!!」
そう言いながら布団を掛けてくれた…優しい表情で見てくれていた。よくわからないけど…見ていたら安心していた。
「具合はどうかな…ナルト君」
「お陰様でなんとか…助けていただきありがとうございました」
ヒアシが来たのでお礼を言った。
「いやいや、とにかく無事でよかった…ヒナタもほら、いつまでも隠れてないで…ナルト君が心配なのだろう?」
ヒアシがそう言うとヒアシの後ろからひょっこりとヒナタの顔が出てきた。
「あの…ナルト君…その怪我…大丈夫?」
おどおどしながらだけど、心配そうに聞いてきた。
「うん。痛みは少しだけど和らいだよ…」
俺は少し笑いながら答えた。
「そういえば、君にまだ名を名乗ってなかったな。私の名は日向ヒアシ、日向一族宗家の当主だ。そして私の後ろにいるのが娘のヒナタ、そっちにいるのが妻のテルだ」
ヒアシが家族を紹介してくれた。
「改めて、うずまきナルトです。今回は助けていただき本当にありがとうございました。」
俺はできる限りで頭をさげた。
「うむ…しばらくはここで休んでいなさい。私はこのことを火影様に伝えにいってくる」
「じいちゃんのとこにいくなら俺も連れてってくれませんか?」
「ふむ、何かあるのか?」
「早急にじいちゃんへ頼みたいことがあって…直接言いたいことなんです」
俺は無理を承知でヒアシにお願いしてみた。
「そういうことなら連れて行こう。まだ動けそうになさそうだから私がおぶっていこう」
「すいません、ありがとうございま…」
“ぐ~”
お礼を言おうとしたら盛大にお腹が鳴ってしまった。くそぅ…めちゃくちゃ恥ずかしい。
「ハハハッそういえばお昼時だな…行くのはご飯を食べてからにしようか。テル、ナルト君の分も作ってくれ」
「はい、分かりました。では作ってまいります。ヒナタ、あなたも手伝って…」
「はい!母上」
「な、何から何まですいません…」
俺は顔が熱くなるのを感じながら言った。
「気にすることないわ…さあ、ヒナタ行きましょう」
「はい」
そういうとテルとヒナタは部屋を出て行った…すると…
「さて、ナルト君。君に話しておきたいことがあるんだ」
ヒアシが改まったような感じで話しかけてきた。
「はい?なんでしょう?」
「君がヒナタを助けてくれた日のことなんだが…あの日の一連の出来事を一族の大人のほとんどが見ていたらしい…」
「えっ!?」
俺は思わず大きな声を出してしまった。一族の大人のほとんどって…どうしてなんだ…
「あの時、ヒナタがいなくなったことに気がついたのが私だけではなくテルも気づいていたらしい。それでテルが一族の者に伝えみなで白眼を使い探していて…」
「それでたまたま見られていたというわけですか…」
「そうらしい」
マジかよ。そんな事が起きていたなんて…あんまり多くの人見られたくなかったのに…
「さらにだな、あの時ヒナタも意識があって聞いていたらしいのだ…」
「ええっ!?」
俺はまた大きな声を出してしまった。あの状況で起きていたのか…
「連れ去られてる途中で起きたらしいのだが、怖くなって寝たふりをしていたらしい…」
「ハハハ…俺がある程度忍術が使えることは知られてるんですね…」
俺はもう乾いた笑いしか起きなかった。
「じいちゃんにもバレてなかったのに…」
「ん?火影様に修行を付けてもらっていたのではないのか!?」
ヒアシが驚いたような顔をして顔を近づけてきた。
「え、ええ…ばれないように立ち入り禁止の第四十四演習場で影分身達に修行させてました。本体の俺はじいちゃん家で忍術や薬学の勉強してましたのでじいちゃんにはおとなしい子と思われてるかもしれませんね」
「ふむ…そうだったのか。でも何故火影様にまで隠しているのだ?」
「じいちゃんには世話になりっぱなしですからね。家とか食事とか全部やってもらってますから…あんまり負担をふやしたくなかったんですよね…」
なんだかある程度の秘密を喋っちゃったな。
「なかったということは…」
「ええ、さっき言ったじいちゃんに頼みたいことが修行をつけてもらうことなんです。一人でやるにしても知識とか経験が圧倒的に足りませんからね。今日のようなことが起きてもうまく逃げられるようになるかもしれませんし…」
まあ今のままでも逃げられないことはないけど…飛雷神なんかで逃げたら不審すぎるもんなぁ…
「そうか…」
ヒアシはそれだけ言うと眉間に皺を寄せて考え始めてしまった。なんか変なこと言ったかな? そんなことを考えていると…
「あなたーご飯が出来ましたよ。ナルト君を連れてきて下さいねー」
テルの声が聞こえてきた。
「一旦話はここまでにして食べに行こうか。よっと、大丈夫かな?」
「はい…ありがとうございます」
俺はヒアシにおぶられ昼食を食べに向かうのだった…
ちょっと長くなってしまいましたかね・・・
感想、批評などよろしくお願いします