とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~【改訂版】 作:戯言紳士
意図していたわけでもなく、人狼吸血鬼の少女との強制戦闘イベントのフラグを回収してしまい現在は、お互いに向き合って、どちらが先に攻撃を仕掛けるかという緊張感が漂っている。
俺は、すでに付加魔法を自身に使用しているので、いつでも行ける状態だ。
そしてこの間に、目の前の人狼吸血鬼の少女の情報も識別により取得した。
【名前】 さくら 【種族】 吸血鬼 Lv.20 / 人狼 Lv.20 【性質】 アクティブ
【生命力】 18500 / 18500 【精神力】 690 / 690
【詳細】自身の爪を自在に変化させ、剣や鉤爪に見立てて攻撃してくる。
二種類の種族を持ち、固有名称を持つ特殊なモンスター。
見て分かるように、まず3分という短い時間では決着がつくはずがないので、効果が切れ次第、付加魔法を使用する必要がある。
こんな時に、姫の幻術による付加魔法が使用出来たら、効果時間が戦闘終了までなので、手間もかからないのだが、出来ない事を言っても仕方がない。
そして、人狼吸血鬼の少女"さくら"の種族レベルもそうなのだが、生命力はあきらかに、ここを狩場にするレベル帯のプレイヤーでは太刀打ちできない数値をしている。
もしかしたら、このイベントは、ここで長時間狩り続けているプレイヤーに対して、何時までも温いプレイをしているんじゃないと、警告と制裁をするために設けられたのかもしれない。
その真偽を確かめる術はないが、ここまで得た情報で考察出来るのは、これが限界だ。
それでは、せっかく使用した付加魔法の効果が切れる前に、さくらが仕掛けてこないのなら、俺から仕掛けていくとしよう。
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
「俺からいくからな。」
「どうぞ..。遠慮は..必要..ありません。」
本来は必要ないのだが、一声かけて相手の反応をうかがってから、俺は一切の加減をせず、全力で駆け出し、一瞬でさくらの懐に潜り込んで、挨拶代わりに二刀流剣術の武技で攻撃した。
―― "ダブルスラッシュ"
さくら 【生命力】 18500 / 18500 ⇒ 17682 / 18500 (-818)
クロノス 【精神力】 87 / 101 ⇒ 78 / 101 (-9)
剣術のスラッシュとは違い、こちらは基本2連撃となるので、与えるダメージは単純に考えても2倍となる。そこに連撃のスキル効果や、アイオーンに付加したダメージを上昇させるスキル効果が加わり、初撃で1000近いダメージを与える事に成功した。
さくらは、この攻撃を受けて、予想以上のダメージを受けた事に驚いているようで、俺の武技を放った後の、僅かな硬直時間に反撃をする素振りをみせず、再び距離を取った俺を、何かを言いたそうな目をして見ていた。
ダメージを与えるついでに、こちらの被ダメージがどれくらいなのかも確かめたかったのだが、少し目論見がはずれてしまった。
「あなたを..甘く..見ていました。まさか..威力の低い..武技で、ここまでの..ダメージを負うとは、思って..いませんでした。
ステータスは..他のプレイヤーと..大差がなかったので..まったくの..想定外です。ずいぶん..ランクの高い..装備をしている..ようですね。」
〈私のマイスターは、一流の職人でもあるからな。当然、一流のマイスターに作られた、私もまた一流のデバイスという事だ。〉
「現段階で..デバイスを..所有している? ..という事は、なるほど..そういう事..ですか。」
勝手にさくらと会話を始めたアイオーンによって、さくらにもステータスを見るスキルを所有している事と、割とシステム方面の情報を所有している事が分かった。
それから、どうやら人格型AIと同性能かそれ以上のAIが、さくらには搭載されているのだろう。アイオーンとの会話を聞いていても、プレイヤー同士が会話をしているのと全く変わらない。
全く関係ないが、このイベントを考えて、さくらのデータを作った人物は相当凝り性だと思う。きっと職場でも、他の人から敬遠されるか変人と、陰で罵られていると推察する。
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
とは言え、このまま会話をしていても、イベントが終息するわけではないので、戦闘の続きといこうか。
「理解したなら、続きといこうか。」
「えぇ..。では、次は..私から..いきます。」
さくらはそう言うと、全力の俺ほどではないが、かなりのスピードで俺に接近し、識別した時の詳細に記述されていたように、さくらの振り上げた手の爪が伸びて、鉤爪のような状態になり、俺目掛けて振り下ろされた。
―― フッ!
クロノス 【生命力】 69 / 69 ⇒ 35 / 69 (-34)
それを俺は、回避ではなく、アイオーンを前に構え受ける事にしたわけだが、バリアジャケットを含め、さまざまな防御スキルが発動したにも関わらず、これだけのダメージを受けた。
ダメージに多少ブレは出てくるだろうが、さくらがこのまま、続けて攻撃してきていたら、俺は死に戻る事になっていただろう。
装備を整えた俺でこれだ。
姫達がこのイベントを回収していたら、この1撃で死に戻っていただろう。
幸い装飾品に、時間経過で生命力を自動回復するスキルが付加されている物を装備しているので回復薬を使用しなくても自然に回復するが、今後のさくらの攻撃は、故意に受ける事はせず、回避する事にする。
「今...ワザと..受けましたね?」
「あぁ。さくらの攻撃で、どの程度ダメージを受けるか知っておきたかったからな。」
「さくら..ですか。そう..ですか。」
「気に障ったか? お前の固有名称なんだろ?」
「別に..何でも..ありません。」
よくわからないが、"さくら"という固有名称で呼んだら、おかしな反応を見せたので、その事を聞いたのだが、それが何だったのか、さくらは答えてくれなかった。
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
それからどれくらいかわからないが、結構長い間、さくらとの壮絶な攻防を繰り広げて、ついに、ここまで追い詰める事が出来た。
さくら 【生命力】 832 / 18500 【精神力】 167 / 690
おそらく、あと1回、二刀流剣術の武技を直撃させる事が出来れば、さくらの生命力を0にする
事が出来るという数値だ。
クロノス 【生命力】 28 / 69 【精神力】 63 / 101
まあ、俺も直撃を受ければ生命力は0になる状況なんだけど...。
「本当に..強い..ですね。まさか..私が、ここまで..追いつめられる..なんて..。」
「俺も、こんなミスをしたら死に戻るような、緊張感のある戦闘をしたのは、SLOをプレイし始めてから、初めての経験かもしれないな。」
〈私も貴女を相手に出来て嬉しく思う。ようやく手ごたえのある相手に巡り合う事が出来た。〉
さくらも、ここまで戦ってきたので、次の攻撃で自分が敗れる事は理解しているはず。
しかし、さくらの闘志は消える事なく、最後まで俺を倒すつもりで攻撃してくるだろう。真剣にさくらと戦ってきたから、それくらいはわかる。
「それじゃあ、最後はお互いに、全力の攻撃で幕を閉じようか。」
「そう..ですね。」
これ以上の言葉は必要なく、さくらの同意を示す言葉から、3秒後。
俺とさくらは、同じタイミングで駆け出し、間合いに入ったところで、俺は二刀流剣術の武技を放ち、さくらは渾身の力を籠めた左ストレートを繰り出し、互いの攻撃がぶつかり合った。
さくら 【生命力】 832 / 18500 ⇒ 1 / 18500 (-831)
クロノス 【生命力】 28 / 69 ⇒ 2 / 69 (-26)
ぶつかり合ったのだが、ダメージが相殺される事はなく、お互いにダメージを受けた。
それは別に構わない。俺の生命力が残り2になっていたとしても、時間経過で回復するから。
問題は、さくらの生命力は「これが最後だ」と言っておきながら"1"残ってしまっている事。
これでは、まったく格好がつかないし、この後に追撃をする感じになれない......。
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
『特殊勝利条件の達成を確認。イベント"人狼吸血鬼の少女との一騎打ち"をクリアしました。
特殊勝利条件を満たしてのクリア報酬は、この人狼吸血鬼"さくら"を任意で、召喚モンスターリストに加わえる事が出来ます。拒否した場合は、通常のクリア報酬と同様に、大量の経験値を獲得します。』
その様な状況で、どうしようかと思っているところに、特殊勝利条件を満たしたという、このイベントのクリアを告げるインフォが表示された。
正直助かったが、この特殊勝利条件とは何なのかわからない。少なくとも、さくらを討伐する事ではなかったようだが...。
何より、この勝利条件を満たした場合、目の前に倒れているさくらを、召喚モンスターとして仲間に出来るらしい。
しかも仲間にするかの選択権は俺にある。俺としては仲間にしたいと思っているのだが、さくらの意思も聞いてから決めたいので、さくらが目を覚ますまで少し待つ事にした。
イベント自体はクリアとなり終わっているのだが、俺がさくらをどうするかを決めるまでは、展
開している障壁の解除も、イベントクリアによる経験値の獲得もないらしい。
障壁の外を見ると、姫達から連絡を受けて集まったなのは達が、不安気にこちらの様子をうか
がっていたので、もう少しで終わると伝えてると、ちょうど、さくらが目を覚ました。
「私は..生きて..いるのですね。」
「そうみたいだな。首の皮一枚って感じだけど、さくらも俺も生きている。」
「これは..狙って?」
「そんな芸当は出来ない。本当に偶然だ。」
「そう..ですか。そう..ですよね。」
「でだ。イベント自体は俺の勝利って事でクリアになってるんだが、クリア報酬で、さくら..お前
を仲間に出来るらしい。」
「..知ってます。条件は..難しい..けど、私を..仲間にする勝利条件は..存在しますので。
だから..さっき、狙って..生命力を残したのかと..貴方に..聞いたのです。しかし..貴方は、違うと..答えました。」
「そういう意味で聞いてきたのか。」
さくらは、もう戦意はなく、小さくうなずいた。
こうしたさくらを見ると、さっきまで戦っていた相手とは思えないが、俺は話を続ける。
「それでなんだが、俺はさくらを仲間にしたい思っているんだが、さくらは、俺の召喚モンスターとして、仲間に加わってくれるか?」
「どうして..そんな事を..私に..聞くのですか?
選択肢は..勝者の..貴方にあるもので、私が..決める事では..ないのに..。」
質問に質問で返されてしまったので、俺から先にさくらの疑問に答えると、さくらは少し表情をほころばせて、俺の誘いを承諾してくれた。
『人狼吸血鬼"さくら"が召喚モンスターリストに加わりました。
同時召喚数の上限を超えているため、いずれかの召喚モンスターを1体、帰還させて下さい。』
こうして、さくらは俺達の仲間に加わったのだが、現在の同時召喚数は2体までなので、久遠・赤兎・さくらの内、いずれかの召喚モンスターを帰還させないといけない。
「それでは..私が戻ります。他の..召喚モンスターには..このイベントでの..経験値が..割り振られる..はず..ですから。」
俺が誰を帰還させるか考えようとしたら、さくらはそう言って自分から戻っていった。
もしかしたら久遠と同様に、さくらも自在に出入りが出来るのかもしれないと思ったが、そんな事よりも、さくらが帰還した事で、展開していた障壁が解除され、駆け寄ってきた、なのは達の質問責めに遭い、そんな思いは瞬く間に消え去ってしまった。
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
今回のイベント自体が俺には不明な点ばかりなので、ここまでに得た情報から、俺が推察した範囲で答えていき、全員がとりあえず納得したところで、次にこのイベントで獲得した経験値により上昇した、レベルアップの処理を、させてもらえる事になった。
スキルレベルは軒並み上昇しているみたいなので割愛し、種族レベルの上昇を告げるインフォから見ていく事にする。
《ただいまの戦闘により【クロノス】の種族レベルが8上がりました。ボーナスポイントを16取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
《ただいまの戦闘により【召喚士】の職業レベルが8上がりました。スキルポイントを16取得しました。召喚枠が2つ増えました。同時召喚数が2から3になりました。》
《ただいまの戦闘により【盗賊】の職業レベルが8上がりました。スキルポイントを16取得しました。》
【名前】 クロノス 【性別】 男 【種族】 人族 Lv.12 ⇒ 20
【職業】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】残りSP 0 ⇒ 32
★短刀 Lv.20 槍 Lv.5
二刀流剣術 Lv.10
召喚魔法 Lv.12 火魔法 Lv.12 風魔法 Lv.14 闇魔法 Lv.15
戦闘指揮 Lv.10 奪取 Lv.7 二刀流 Lv.15 ★投擲 Lv.6 連撃 Lv.12
連携 Lv.11 識別 Lv.20 ★索敵 Lv.22 ★鑑定 Lv.23 解析 Lv.2
★隠蔽 Lv.16 解体 Lv.18 騎乗 Lv.6 採取 Lv.16 採掘 Lv.15
☆錬金術 Lv.99 ☆鍛冶 Lv.99 ☆服飾 Lv.99 ☆装飾 Lv.99 ☆調合 Lv.99
☆機械工 Lv.99 ☆細工 Lv.99 ☆彫刻 Lv.99 ☆調理 Lv.99 ☆建築 Lv.99
一度にレベル8も上がるという事態が発生したが、さくらはそれ程の相手だったという事だ。
新規スキルは、アルハザードに戻って落ち着いたら、よく考えて習得しようと思う。
それと、今回のレベルアップで、同時召喚数が3になったので、この場に、再びさくらを呼び出す事も可能になった。
しかし、まだ、この後に久遠と赤兎の振り分けも控えているので、さくらを呼び出す事は、後にして、次のインフォを見ていこう。
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【久遠】のレベルが8上がりました。ボーナスポイントを16取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
神通力 火魔法 雷魔法 闇魔法(New!) 変化 魔力運用術(New!) 気配遮断 回避
雷撃の心得 耐沈黙(New!) 精神力自動回復[小](New!)
戦闘には参加していなかった久遠だが、同じPTに所属していたので、同じように経験値が均等に配分され、12レベルまで上昇した。
スキルも、レベルが5と10で習得される分だろう。今回のレベルアップで4つ習得した。
初見のスキルもあるが、先がまだあるので、スキル効果の確認は後回しにする。
《召喚モンスター【久遠】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラスチェンジを行って下さい。》
そして、続くインフォは赤兎ではなく、久遠のクラスチェンジを告げる内容だった。
久遠のクラスチェンジ先の候補は"妖狐(五尾)"の1択だけなので、迷うことなく選択した。
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
神通力 火魔法 雷魔法 闇魔法 変化 空中歩行(New!) 魔力運用術 気配遮断 回避
魔術の素養(New!) 雷撃の心得 耐沈黙 精神力自動回復[小]
久遠は、とりあえずこれで終わりだな。
召喚モンスターが、12レベルで2度目のクラスチェンジをする事を、すっかり忘れていた。
またも初見のスキルが増え、効果が非常に気になるところではあるが、先に進もう。
《ただいまの戦闘により召喚モンスター【赤兎】のレベルが3上がりました。ボーナスポイントを6取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
突進 噛付き 脚蹴り 疾走 一騎当千 受け
まずは、召喚モンスターの最初のレベル上限である8まで上がったので、ボーナスポイントを割り振ったが、この後にはクラスチェンジが控えている。
《召喚モンスター【赤兎】がクラスチェンジの条件を満たしました。ステータス画面からクラスチェンジを行って下さい。》
条件を満たした赤兎の候補先は2つ。
・"デュエルホース"へクラスチェンジすると、筋力値+2, 耐久力+2, 敏捷値+2 上昇する。
スキルは効果は見れないが、【威圧】と【加速】の2つを習得するらしい。
・"マジックホース"へクラスチェンジすると、知力値+4, 抵抗力+2 上昇する。
同じく効果は見れないが、【魔法スキル(任意)】と【加速】の2つを習得するらしい。
じっくり悩んでから決めたい案件だが、なのは達を待たせている以上、早く決める必要がある。
スキル効果がβ版と同じなら、この段階で威圧のスキルを習得するデュエルホースを選択したいところだが、このクラスにすると、さくらのような単体で強力なモンスターを相手にするのが、非常に不向きになり、汎用性に欠ける事をβ版で体験したので、今回はもう1つの選択肢である、マジックホースを選択する事にした。
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
突進 噛付き 脚蹴り 火魔法(New!) 疾走 加速(New!) 一騎当千 受け
任意で選択した魔法スキルは、毛色と同じ火魔法にした。
気持ちは、ここで終わって欲しいのだが、残念ながら、レベルが上限に達しても、獲得した過剰分の経験値は、クラスチェンジ後に持ち越される仕様なので、あと一つインフォは続き、
《持越し分の経験値により召喚モンスター【赤兎】のレベルが6上がりました。ボーナスポイントを12取得しました。ステータスにボーナスポイントを振り分けて下さい。》
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
突進 噛付き 脚蹴り 火魔法 疾走 加速 一騎当千
受け 回避(New!) 騎乗者回復[微](New!)
◇◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇◆
これで、ようやく全てのレベルアップ処理が終わった。
現在の時間を確認すると、さくらとのイベントが発生してからここまでに、1時間弱経過し、あと少しで17時30分になる時間だった。
今日は自宅からではなくテスタロッサ家で、なのは達と一緒に始めたので、そろそろ帰宅した方が良い時間帯でもあったので、想定外のイベントが発生して、色々と待たせている手前、非常に言いにくいが、いい時間なので、一度ログアウトして、夕食などの用事を済ませてから、また夜にプレイしないかと提案する事にした。
「想定外のイベントに巻き込まれちゃったわけだし、」
「仕方ないよね。」
「というよりも、私が取った行動のとばっちりが、刻也先輩に行っちゃったわけですし、」
「ずっと戦闘を見てたけど、アタシ達じゃ、死に戻って終わってたと思うし、」
「刻也さんの言う通りでかまへんよ。」
「それに、時間も時間ですから、それでいいと思います。」
「明日の学校に、支障が出ない時間までになるわね。」
「そういえば、明日は月曜日だったね。」
と、誰も文句や反対意見はなかったので、揃ってアルハザードまで転移で戻り、俺達は一斉に、ログアウトした。
『クロノス様がログアウトしました。』
SLOをログアウトし、目に映る光景がテスタロッサ家になったところで、アリサとすずかが、鮫島さんとファリンを呼び、2人の迎えが来るまでの間は、俺とさくらの戦闘の内容で、なのは達は非常に盛り上がっていた。
どうやら、色々と参考になる場面があったようで、その事も含めて、ログアウトしようと提案した時に、誰も反論しなかったのだろう。
その後、テスタロッサ家の前まで迎えが来ると、各々プレシアさんから受け取ったヘッドギアを手に持ち、この家の住人であるアリシアとフェイトを除く、アリサとすずか以外のメンバーも、一緒に迎えの車に乗り込み、帰宅していったのだった。
※スキル解説
【スキル名】 魔力運用術 【スキルタイプ】 Passive 【消費SP】 7
【効果】魔法スキルで消費する精神力を軽減する。レベル上昇で効果が増す。
【スキル名】 魔術の素養 【スキルタイプ】 Passive 【消費SP】 10
【効果】全魔法の基本攻撃力を上昇する。レベル上昇で上昇する値が増加する。
【スキル名】 空中歩行 【スキルタイプ】 Active
【効果】地上と同じ様に空中でも行動出来る。
ただし、空中で行動している間は、精神力が毎秒2消費される。
【スキル名】 加速 【スキルタイプ】 Passive
【効果】停止する事なく移動し続けていると、敏捷値が上昇する。
【スキル名】 騎乗者回復[微・小・中・大・極] 【スキルタイプ】 Passive
【効果】搭乗者の生命力と精神力を、毎秒一定量回復する。
微:0.5 小:1 中:1.5 大:2 極:3
※ステータス更新
【名前】 クロノス 【性別】 男 【種族】 人族 Lv.12 ⇒ 20
【職業】
【
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【
【
【所有スキル】残りSP 0 ⇒ 32
★短刀 Lv.20 槍 Lv.5
二刀流剣術 Lv.10
召喚魔法 Lv.12 火魔法 Lv.12 風魔法 Lv.14 闇魔法 Lv.15
戦闘指揮 Lv.10 奪取 Lv.7 二刀流 Lv.15 ★投擲 Lv.6 連撃 Lv.12
連携 Lv.11 識別 Lv.20 ★索敵 Lv.22 ★鑑定 Lv.23 解析 Lv.2
★隠蔽 Lv.16 解体 Lv.18 騎乗 Lv.6 採取 Lv.16 採掘 Lv.15
☆錬金術 Lv.99 ☆鍛冶 Lv.99 ☆服飾 Lv.99 ☆装飾 Lv.99 ☆調合 Lv.99
☆機械工 Lv.99 ☆細工 Lv.99 ☆彫刻 Lv.99 ☆調理 Lv.99 ☆建築 Lv.99
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
神通力 火魔法 雷魔法 闇魔法(New!) 変化 空中歩行(New!)
魔力運用術(New!) 気配遮断 回避 魔術の素養(New!) 雷撃の心得
耐沈黙(New!) 精神力自動回復[小](New!)
【名前】
【
【
【
【
【
【
【
【
【所有スキル】
突進 噛付き 脚蹴り 火魔法(New!) 疾走 加速(New!) 一騎当千
受け 回避(New!) 騎乗者回復[微](New!)