とらなのVRMMO ~魔法はゲームの中だけなの~【改訂版】   作:戯言紳士

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第40話   6月21日 日曜日⑤

 

アミタ・キリエ姉妹と出会ってから、4時間経過した頃。

 

「あなた達がデバイス化した武器を持ってる事には驚いたけど、まだまだだね♪」

「与えてもらった力ではこれが良い所でしょう。やはり困難を乗り越え苦労しなければ、人間は成長しないんです。」

「要するに、今のあなた達は彼の足手まといでしかないって事だね。」

 

「決めつけてんじゃないわよ。」

「せや!勝手な事ばっか言ってんやない。」

 

「確かに、私達は刻也さんに与えてもらってばかりだけど、あなた達にそこまで言われる筋合いはありません。」

「それに、まだ戦いは始まったばかり。」

「最後に立ってるのは、あたし達なんだからね!」

 

 地下10階のユーノ同様、地下20階のボスとしてボス部屋で待機していた先ほどロビーで出会った2人のコピー体となのは達は対峙していた。

 

【種族】 アミティエ Lv.45 【属性】 火 【性質】 アクティブ

【生命力】 17560 / 17560 【精神力】 3400 / 3400

【保有スキル】 火魔法 早撃ち 魔弾生成 貫通 不屈の闘志 ???

【詳細】状況に合わせ自在に可変する武器フォーミュラ・エルトリアを操り、オールレンジ隙は無

    く対応する。物理攻撃を好む傾向があり、猪突猛進な所がある。

 

【種族】 キリエ Lv.45 【属性】 氷 【性質】 アクティブ

【生命力】 15680 / 15680 【精神力】 4950 / 4950

【保有スキル】 氷魔法 剣術指南 強襲 奇襲 見切り ???

【詳細】状況に合わせ自在に可変する武器ヴァリアント・ザッパーを操り、オールレンジ隙は無

    く対応する。人を嘲笑し冷静さを欠かせ、その隙に強烈な一撃を繰り出す。

 

これが2人の識別結果。

 

 ここまで来る間に幾らかレベルは上がっているが、それでもなのは達より高い。

 その分、数では勝っているので、今の所、力は拮抗しているが、2人の言い分からして、まだ余裕を感じる。

 

 俺はログイン前に約束通り、戦闘には参加せず流れ弾が当たらない位置で見守っている。攻撃参加しなければヘイトを稼ぐ心配はないので、まず俺のPTがターゲットになる事はないだろう。

 

 

 それと、ここに来てβ版との違いが発生している。

 

 β版では、2人はまだ無限図書館の担当ではなかったからなのかもしれないが、地下20階のボスは、2人のコピー体ではなく、嫌がらせかと思うほど大量のゾンビ集団だったからだ。

 一定時間内に、部屋にいるゾンビを倒しきれなければ、倒したゾンビも甦り振り出しに戻るという仕様。こっちは武器の消耗や疲労が蓄積されるので、繰り返せば繰り返すほど無駄に時間を消耗されるだけなので、最初の戦いで倒しきれなければ、集団のゾンビに襲われて死に戻るしかなかったらしい。

 

 

「2人が固まってると面倒ね。ティアナ、どうにか2人を分断して各個撃破した方が良いんじゃない?」

「その方が良いみたいね。でも問題はどうやって分断するかよ?」

 

 おっと...。

 

 俺の方にはこぼれ球一つ飛んでこないので、悠長にβ版の時の事を思い返していたら、戦況に変化が訪れるみたいだ。

 

「それは私達に任せて。リオ!ゴライアス、お願い!」

「オッケー!」

 

 アミティエ 【生命力】 16217 / 17560 ⇒ 15826 / 17560 (-391)

 

 コロナはそういうと同時に、リオが複数の魔力弾を一斉にアミタの方に放ち、アミタの注意が魔力弾に向いた隙に、ゴライアスが猛スピードでアミタにタックルを当てた。

 

「イタタ。流石に、ゴーレムのタックルは受け止められなかったか。」

 

 その結果、アミタとキリカの距離が離れた。

 しかし、何故アミタはゴライアスのタックルを受け止められると思っただろうか?

 

「アミタ馬鹿でしょ。これじゃあ、相手の思うツボじゃん。」

「だって正面からのタックルだよ。正統バトル漫画だったら、ここは正面から受け止めた上で突破しないと。」

 

 2人の距離が開いたお陰でこっちまで会話が届いているが、この状況でも余裕はあるらしい。

 

「アミタはこのままこっちで相手をするから、キリエはアリサ達に任せる。」

「了解。1人になれば今までのコンビネーションプレイも出来ないし、後はこっちのモノよ。」

 

 一方のなのは達だが、2人の会話の内容など気にする余裕もなく、すぐにこの後の展開を考え、即行動に移していた。

 アミタの討伐に向かうのは、風芽丘中高PTで、キリエの討伐を担うのは、聖祥PTになったようだ。

 

 

◇◆◇◆◇◆                                ◇◆◇◆◇◆

 

 

 聖祥PT(なのは&フェイト&アリシア&はやて&アリサ&すずか) VS キリエ

 

 

「本当に良くそんな頭でここの会社受かったね。...いや、こんな思考だから?」

 

と、言いながらもアミタと合流しようと距離を縮めるキリエを、

 

 ―― ガキンッ! ガキンッ! ガキンッ!

 

「逃がしません!」

「この状況でも随分と余裕ね。」

「あたし達の事なんて眼中にないって事?」

 

 フェイト・アリサ・アリシアが接近し攻撃を仕掛けた。

 残念ながら、攻撃自体は防がれたが、これで完全にアミタとキリエは分断され、最初の目的は達成された。

 

「まあいっか。アミタと分断された所で、あなた達が私に勝てるとは思えないし。」

 

こうして、聖祥PTとキリエの戦闘が本格的に始まった。

 

 

 

 

「―― 弱体の舞! どや!これだけやれば、全ステータスに弱体化が掛かったやろ。」

 

 はやて 【精神力】 247 / 280 ⇒ 127 / 280 (-120)

 

 まず、なのは達はキリエに対してデバフを掛け、ステータスを弱体化させる所から始まった。

 強敵に対してステータスを下げる事はRPGにおける碇石と言える。

 

「どうかな? 私が耐ステータス低下系のスキルを所有してたら?回復手段を用いていたら?あなたの取った行動は無駄だった事になるよね?消費した精神力も踊っている間、守ってくれていたあなたの仲間の行動も全てが無駄に。」

 

 もちろん、キリエの言う通り当然レジストする敵もいれば、すぐに回復して解除してしまう敵も存在する。

 ただ、それは初見の敵にはやってみなければ分らない事なので、この行動は全てが無駄という訳ではない。

 

それに、

 

「そいつの言う事を真に受けちゃダメよ。」

「大丈夫。はやての舞はちゃんと効いてるよ。」

「動きも少し鈍くなってるし、ダメージ量も増してるから。」

「こっちが受けるダメージも減ってるよ。」

 

 地下20階程度のボスでは全てのステータス低下をレジスト出来るはずもなく、キリエに対するデバフ攻撃は有効打となっていた。

 しかし、どのステータスが低下するかはランダムだからと言って弱体の舞を6回舞うのは少々タイムロスと言える。消費精神力も6回となると相当な数値だ。

 

 その辺りの見極めが今後のはやての課題だな。

 

「良かったじゃない。ちゃんと私に効いているみたいよ。」

 

「その割には随分と余裕そうやな。戦闘終了まで効果は続くんやで。」

「その持続時間は対処しなかった場合。私がリカバリー手段を持ち合わせているとしたら?」

「もう真に受けへんで。」

 

「残念♪ まあ、それならそれで、私は一向に構わないけどね。」

「その態度がどこまで続くか見物ね。あっちはもう、結構追い込まれているみたいだけど?」

 

「アミタはそれで良いの。追い込まれれば、追い込まれるほど力を増幅させるタイプだから。」

 

「何か熱血系の主人公みたい。」

「その通り。アミタは特撮ヒーローや熱血系アニメ&漫画が好きなの。」

 

「それじゃあ、あんたはどうなのよ?」

「私? 強気な金髪ちゃんは私の事を知りたいの? えっ、もしかしてそっちの気があt「そんな気

 あるわけないでしょ!!」良かった。姉さん、ちょっとだけ身の危険を感じたよ。」

 

 これほど明らかな挑発はない。

 加えて、アリサは煽り耐性が低く、こういった人を食ったような性格のタイプとは相性が悪い。

 

「アリサちゃん、落ち着いて。相手の術中に嵌っちゃってるよ。」

「もう!本人はそんな感じはしなかったけど、私、こういうタイプの人間嫌いだわ。」

「アリサちゃんと相性悪そうだもんね。」

 

 もしかしたら、キリエさん本人もこの様な一面があるのかもしれないけどな。

 コピー体とはいえ、多少は本人の性格もトレースされているはずだから。

 

「それで、そっちのツンデレ金髪ちゃんは私の好きなモノが聞きたいんだっけ?」

「d「アリサちゃん、抑えて。抑えて」..分かってるわ。」

「私ね。実はあなたみたいな娘が大好きなの。もちろん、性的な意味でね♪」

 

 ―― ブチッ!

 

 この発言をもってアリサがキレた。

 いくら冗談だとしても、散々煽られて不快感を与えられた相手に性的に好きと言われれば俺でも冷静ではいられない。

 

「.........殺す。」

 

(終わったね。)

(そうだね。)

(日本には、)(口は禍の門って諺があるんだっけ。)

(今の状況にぴったりな言葉やな。)

(アリサちゃんのマジギレ。何年ぶりだろ...。)

 

 そして、アリサのマジギレを知る者は皆同じ事を思ったようだ。"この戦い、終わったな" と。

 

 キリエは、アリサをこのPTの指揮官と判断し、指揮官から冷静さを失わせれば、PT全体が崩壊すると思い、あの様なあからさまな煽り方をしたのだろう。

 その考え方は正しかっただろう。通常モンスターとの戦いにおいても、コマンダーと名の付くモンスターを先に倒せば、指揮系統ががめちゃくちゃになり、残ったモンスターを倒すのがより容易になる。

 

 しかし、今回の場合は悪手だ。アリサが本気でキレると......。

 

「接近戦は私に任せて、フェイトとアリシアは下がって、はやてと砲撃準備。はやても良いわね。遠慮は要らない。ここでアレ落とす!」

 

「「「りょ、了解。」」」

 

「すずかは悪いけど、私のサポートをお願い。悔しいけど、今の私じゃあ一人でアレを食い止められないから。」

「分かった。アリサちゃんと私でアレを食い止めよう。」

「お願いね。」

 

「アリサちゃん。私は?」

「なのはに求める事なんて決まってるじゃない。」

「でも、砲撃魔法(ディバインバスター)だったら、フェイトちゃん達に指示した時に、」

「なのはには、もうワンランク上の砲撃魔法(スターライトブレイカー)があるでしょ。ラストアタックは譲ってあげるから、お得意の全力全壊でアレをぶっ飛ばしなさい。」

「字が違う気がしたけど、分かったよ。アリサちゃん。」

「今は細かい事は気にしない。アレをぶっ飛ばす事だけを考えて撃ちなさい。」

 

 伝わっただろうか?

 アリサはキレると冷静さを失うタイプではなく、その対象に報復するために、普段の倍以上頭が冴えわたる。もちろんそこに遠慮とか慈悲とかいう言葉はない。

 それに、自分1人では補いきれない部分はしっかりと周囲の人間も使うので、今の様な集団戦闘では、アリサのスペックがフルで活かされるわけだ。

 

 まあ、この場では力でモノを言わせているが、現実で過去にキレた時は相手の社会的地位を完全に崩壊させた。

 

 

 

「作戦会議は終わった? この間に攻撃するk「黙りなさい!」」

「あんたの敗因はひとつだけ。キリエ..たったひとつの単純(シンプル)な答えよ。"あんたは私を怒らせた"」

 

「あれー? 想像してた展開と違うんだけど...。」

 

 おまけに、今回はARISAに何かが憑依しているっぽい。

 

「「「―― ディバインバスター(サンダースマッシャー)!!!」」」

 

 フェイト 【精神力】 181 / 203 ⇒ 9 / 203 (-172)

 アリシア 【精神力】 162 / 189 ⇒ 0 / 189 (-162)

 はやて  【精神力】 159 / 280 ⇒ 7 / 280 (-152)

 

 それがこの戦いにどのような影響を与えるのか定かではないが、早速フルチャージを済ませたフェイト・アリシア・はやての砲撃がキリエに迫っていた。

 

「ちょっ!これは流石にやばいかも。個別に放った砲撃魔法が集結するなんt「逃がしません!」

 これは...拘束魔法? そんな、いつの間に!」

 

 すずか 【精神力】 240 / 328 ⇒ 2 / 328 (-238)

 

 ここで、昨日話に聞いていた砲撃魔法の集結を目の当たりにしたが...真正面からみたら光の壁にしか見えないだろう。

 当然、キリエはすぐに回避行動に映ろうとしたが、同様に周囲に拘束魔法を展開していたすずかによって砲撃の射程圏外に出る事が出来ず、拘束されてしまった。

 

「ディレイドバインド。今までは使い所が難しかったけど、ユーノさんのコピー体が使ってるのを

 見て、この拘束魔法の全容を理解しました。」

「単体だったらあんたには一秒も持たずに振りほどかれるでしょう。でも、これだけの鎖で雁字搦

 めにすれば数秒は動きを封じられるわ。そうなればアレは避けられない。」

 

 すずかの残り精神力を限界までつぎ込んだ拘束魔法だ。周囲に展開した数もそうだが、今キリエを捕らえている拘束魔法も2重、3重となっている。

 

「......、はぁ。」

 

 キリエは、この拘束を砲撃が当たるまでに解除して避ける事は出来ないと悟ったのだろう。覚悟を決めたのか一度ため息をつき抵抗を止めた。

 

「「ピチューン♪」」

「えっと..、ぴちゅーん?」

 

 キリエ 【生命力】 13009 / 15680 ⇒ 8098 / 15680 (-4911)

 

「でも、残念。全力の砲撃魔法だったみたいだけど、私の生命力はまだ残ってるよ。」

 

 残念ながら、キリエが砲撃に飲み込まれる直前に、はやてとアリシア、2人に遅れて真似するようにフェイトが某弾幕シューティングゲームで自機が撃墜された際の効果音を口にしたのだが、大ダメージは与えられたモノの撃退には至らなかった。

 

 実際にキリエもあの砲撃1発で落ちるとは思っていなかったようで、さっきの悟った表情から一変し、含みのある笑みを浮かべ、再度アリサを煽ろうとしたが、

 

「私がこれで終わりだって、何時言ったかしら?」

 

「…………。」

 

 すでにキレているアリサにその言葉は大して響かず、逆にアリサのキリエを消したいという欲求を駆り立てるという結果に終わった。

 

「オラオラオラオラオラオラオラ! ―― アクセラレート → トリプルスラッシュ×9」

 

 アリサ 【精神力】 167 / 188 ⇒ 4 / 188 (-163)

 

 そして、アリサから繰り出されたのはアクセラレートでクリティカル発生率を上昇させた状態の27連続の刺突。

 

「何が続くのかと思ったら、単独での刺突27連撃? それで倒される程、私は甘くないよ。」

「そんな事は分ってるわよ!」

 

 先ほどの攻撃と比較してしまえばインパクトに欠けるが、それでもアリサは攻撃の全てをキリエに直撃させた。

 

 キリエ 【生命力】 8098 / 15680 ⇒ 6360 / 15680 (-1738)

 

 その結果、アリサ一人で1700ものダメージをキリエに負わせた。

 

 一応補足しておくと、ユーノ相手に俺達が与えたダメージと比較すると、どうしても低く感じてしまうが、キリエの方がユーノよりもレベルは高く、ユーノの耐久力は相当低く設定されている。

 仮に俺がアリサと同じ攻撃をしたとしても3000くらいのダメージが妥当な数値だ。この差は主に武器性能の差を考慮に入れた数値で、筋力値自体は俺とアリサに大した差はない。

 

 

「ふぅ...。まあ頑張ったんじゃない。単独で私に1000以上のダメージを与えたんだから。」

「はぁ..はぁ..。その余裕が命取りになるって教えて上げるわ。"なのはぁ!!!"」

 

「はーい!この一撃で貴方を落とします!」

 

 これでアリサも精神力を使いきり、残る攻撃はなのはの砲撃魔法だけとなった。

 

「二番煎じも良い所。同じ手段が私に通じr「「「「「ガシッ」」」」」...まさか!」

 

 そのなのはが砲撃を放つ姿勢を取ると、いち早くキリエは射線上から逃れようと、その場から離れようとしたが、アリサと砲撃を放とうとしているなのはに意識が集中してしまい、他のメンバーの接近に気付かず、今度は拘束魔法ではなく物理的に取り押さえられた。

 

「残念だけど、精神力を回復する時間はなかったので。」

「それに、もう一度あなたに拘束魔法を仕掛けても、それに嵌るとは思えませんでした。」

「さっきまでアリサに意識が向いてて、あたし達の接近に気付かなかったみたいだし?」

「せやったら、後は自分の身で取り押さえるしかないやろ。」

 

「そんな...。味方にダメージ判定はないと理解していても、普通、取り押さえるためだけに攻撃に巻き込まれようとはしない。」

 

「あんたには理解出来ないでしょうね。でもこれが、私達が導き出した最善の答えよ。」

 

そう言って、アリサもキリエの拘束に加わった。

 

「それじゃあ行くよ! みんなの精神力(思い)を集束させた、私達の全力全開!!」

 

 

 

 

 

「「「「「「スターライトブレイカー!!!!!」」」」」」

 

 

 

 

 

なのはが砲撃を放つタイミングで全員が声を揃えて魔法名を叫んだ。

 

 なのは 【精神力】 326 / 326 ⇒ 6 / 326 (-320)

 

「あの変態。このレベルでこの威力を放つ魔法をくみk......。」

 

 そして、放たれた砲撃はさっき3人のディバインバスターが集結したモノ以上の勢いと質量でキリエに迫り、全てを言い切る前にキリエを飲み、

 

 キリエ 【生命力】 6360 / 15680 ⇒ 0 / 15680 (-7596)

 

「やれやれね。次に私達の前に立ちはだかる時は、そのなめた態度をとるんじゃないわよ。」

「アリサちゃん。もう聞こえてないよ。」

 

 聖祥PTとキリエの戦いは、アリサがキレてから1分も経たない内に、聖祥PTの勝利という事で決着がついた。

 

 

『"キリエ"の討伐を確認しました。残るフロアボスは"アミティエ"となります。』

 

 

 これで残るは、アミタだけとなった。

 次は、お前達の番だぞ風芽丘中高PT。お前達はどうやってアミタに倒す?

 

 それを俺達に見せてくれ。

 

 

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