主人公SIDE
「今日は転校生を紹介します。しかも二名です。」
「「「「ええええっ!!!」」」」
朝のSHR
ISスーツの連絡が終わり織斑千冬が山田教諭と交代し第一声が転校生が来る。
という連絡だった。
(転校生か、どうでもいい。)
そんな事を考えていたら教室の扉が開く。
「失礼します。」
「………………」
(あ? 何であいつが此処にいる? )
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。皆さんよろしくお願いします。」
「男? 」
「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入をー 」
(男?何の冗談だ。お前は女だろ。)
「「「きゃあああああーーー」」」
女子の歓喜は音響兵器並みの力を持っているのだろうか?
「男子! 三人目の男子! 」
「織斑君やドラクレア様とは違う守ってあげたくなる系の! 」
「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終わってませんから〜! 」
もう一人の方へ意識を向ける。
眼帯をしていない右目からは温度を感じない。
(見下しているな、しかも此奴は軍人か。
行動に注意を払っておこう。お嬢様に手を出したら潰す。)
バシンッ!
「あ?」
考え事をしていたら唐突に音が響いた。音のした方を見てみると、
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか 」
どうやらさっきの軍人が織斑を叩いたようだ。
(セリフから考えて織斑千冬の盲信者か。)
「…ではHRをを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。
今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散! 」
女子が教室で着替えるため俺たちは早々に出て行かなければならない。
「おい。織斑にドラクレア、デュノアの面倒を見てやれ。同じ男子だろ。」
「は、はい。」
「チッ、めんどくせぇ。」
「君達がーー 」
「とっとと行くぞ。デュノア 」
「あっ、うん。」
教室から出てアリーナに向かう。
しかしHRが終わった為
「ああっ! 転校生発見! 」
「しかも織斑君とドラクレア様と一緒! 」
当然こうなる。
「チッ、織斑任せた。」
「えっ? 」
俺は織斑を蹴飛ばし女子の群れへ飛ばす。
「ちょっ⁉︎ ファウスト⁉︎ 」
「おい、デュノア行けるな? 」
「当然。」
織斑の悲鳴を無視し、俺とデュノアは窓から飛び降りる。
着地の瞬間に脚部を部分展開し衝撃をゼロにする。
「さて、何しに来たシャルロット? 」
「それ今聞くファウスト。」
アリーナに向かいながら、シャルロットに疑問だった事を聞く。
「今ぐらいしか聞く時間無いだろう。」
「まぁ、普通に疑問だよね。
デュノア社の現状は知ってるでしょ? 」
「ああ。第三世代機が作れてないんだろう。」
デュノア社は第二世代機のラファールリヴァイヴでISのシェアが世界第三位だが
第三世代機の開発が進んでいない。
「その通りだよ。さて、デュノア社は第三世代を作りたい。
でも、うまくいかないならどうする? 」
「なるほど、白式が狙いか。
だがお前は白式のデータを取る気は無いんだろう? 」
「当たり前。会社の指示に従う気は無いよ。
ここに来たのは会社に反撃する為さ。」
「はっ、たくましいことで。
せいぜい頑張れ。」
「…大丈夫? 君が応援とか風邪ひいた? 」
「相変わらず失礼な奴だな。」
「今さらでしょ。」
「そうだな。
着いたことだし着替えるか。」
「では、本日から格闘及び射撃を含む訓練を始める。」
授業が始まった。織斑? 列の前の方で頭を押さえてるよ。
(暴力教師だな、織斑千冬。)
「今日は戦闘を実演して貰う。ーーー凰! オルコット! 」
お嬢様とチビが呼ばれた。
「こういうのは見世物みたいであまり好きではありませんわね。」
「セシリアの言う通りよ。やる気が出ない。」
「お前ら少しはやる気を出せ。ーーアイツにいい所を見せられるぞ。」
「まぁ、実力の違いを見せるにはいい機会よね! 専用機持ちの! 」
「……鈴さん……単純ですわ。」
織斑千冬が何かを呟くとチビがやる気を出しお嬢様は更にやる気が無くなった。
そんな事をしていると、
キィィィィン…
「ああああーっど、どいてください〜っ! 」
山田教諭が降ってきた。
「チッ、面倒くさい。」
ブルーサーヴァントを展開し山田教諭の腕を掴み失速させる。
速度が落ちたら山田教諭を地面へ誘導する。
「あ、ありがとうございます。」
「あのまま落ちていたらお嬢様に被害が出る可能性があっただけです。」
「そ、そうですよね、、、 。 」
「さて、二人には山田先生と戦って貰う。」
「「分かりました。」」
お嬢様とチビが飛翔する。
後を追い山田教諭も空に向かう。
(山田真耶、なかなかやるな普段の感じからは想像できないが
元日本代表候補生肩書きは伊達じゃないという事か。)
チビが山田教諭に突撃していくがあっさりかわされる。
(うまい位置取りだな、お嬢様の射線がチビと重なっている。
まぁ、お嬢様は撃つだろうな。)
俺の予想通りお嬢様は撃った。
「ちょっ、セシリア‼︎ 当たったらどうするのよ。」
「鈴さんなら避けると信じておりましたわ。」
「そういう所ドラクレアと似てるわ。」
「ファウストだったら斬りかかってる所ですわね。」
「ドラクレアの方が遠慮なかった、、。」
「そこまで!!
三人とも戻ってこい。
さて、これで諸君にもIS学園教員の実力は理解出来ただろう。
以後は敬意を持って接するように。」
お嬢様達が戻ってくる。
お嬢様は余力を残しているようだな。
「専用機持ちは9人だな。
では、9人グループになって実習を行う。専用機持ちがリーダーとなって進めろ。
いいな? では分かれろ。」
「織斑君、一緒に頑張ろう! 」
「デュノア君の操縦技術を見たいなぁ。」
「ドラクレア様、私を下僕にして下さい。」
女子が俺たちの所に群がる。
「チッ、鬱陶しいな。一度に集まったって無駄だろうが。」
「「「「きゃー!! もっと冷たくして〜!!」」」」
「………駄目だこいつら。」
「馬鹿者どもが……。
出席番号順に一人ずつ各グループに入れ!
次は無いからな。」
各グループに分かれる。
織斑の所は賑やかに
シャルロットの所は賑やかだが滞りなく進んでいる。
チビの所は感覚的な説明な為周りを置いていく。
軍人の所は無言で気まずい。
お嬢様の所は少し理論的ではあるがしっかり進んでいる。
俺の所はー
「ドラクレア様 すみません。
ISをしゃがませるのを忘れてしまいました。」
「またか……わざとじゃないだろうなぁ。」
先ほどからISをずっと立たせたまま降りるのだ。
その度にもう一度乗り込みしゃがませる。
この原因は織斑のグループにある。
「お、織斑君お願いできる? 」
「おう。」
織斑が女子を抱えて乗せている為女子が騒いでいるのだ。
「ドラクレア様一回でいいから抱えて乗せてよ〜〜。」
「あ? 御託を述べるならとっとと乗れ。」
「うう〜〜冷たいよ〜。」
こんな感じで授業は終わった。
今回はキャラの性格を変えてみたので色々な感想を下さい。
感想・批判お待ちしています。