主人公SIDE
織斑とシャルロットに無理やりアリーナに連れて来られた。
何やらチビと篠ノ之が織斑にISの操縦を教えているようだが、
「こう、ずばーっとやってから、がきんっ! どかんっ! という感じだ。」
「なんとなく分かるでしょ? 感覚よ感覚。……はぁ? なんで分かんないのよバカ」
こんな感じになっている。
「…おい、お前らは人に教える気あるのか?
少なくとも俺は理解できない。」
「ふん。お前の理解力が足りないだけだろう。」
「あ? 感覚でしか説明できないような奴が何を言ってやがる。
文句があるならもっと理論的にしたらどうだ。」
「一夏‼︎ 相手にすっと近ずいてズバッという感じだ。」
「箒…全く分からないし変わってない。」
「な、なんだと、、、。」
「はぁー、デュノアなんで俺を連れて来やがった? 」
隣で疲れ切った顔をしているシャルロットに聞いてみる。
「オルコットさんに断られてこんな疲れる事を僕一人がやるのは嫌だから。」
「俺は帰るぞ? 」
「今なら気付かれなさそうだから僕も帰ろう。」
そう言い俺とシャルロットは逃げ出した。
「あ、ドラクレア君にデュノア君ちょうどいい所にいました。」
アリーナから帰っていると山田教諭に話しかけられた。
「織斑君は一緒じゃないんですか? 」
「一夏は頭をフル活動させてますよ。」
「なんだかよく分かりませんが、取り敢えず連絡です。
男子も週に二回大浴場に入れるようになりましたよ。」
「「そうですか。」」
「あれ? そんなに嬉しそうではありませんね。」
「そうですか? じゃあ山田先生一夏にも伝えておきます。」
「あ、はい。お願いしますね。」
山田教諭が立ち去っていくのを確認し、
「シャルロット、お前どうするんだ? 」
シャルロットに話しかける。
「そうだねー、じゃあそろそろ反撃しようかな。」
「ほぅ、手札が揃ったのか。」
「うん。後は喧嘩を売るだけ。」
「勝てるんだろうな? 」
「当然だよ。明日から数日空けるから宜しく。」
「はいはい。」
「じゃあ任せたよ。」
そう言い俺とシャルロットは分かれた。
休みが終わり月曜日の朝、俺はいつも通りお嬢様と教室に向かっていた。
「そういえばファウストこんな噂を知っていますか? 」
「噂ですか?」
「そう。月末の学年別トーナメントの優勝者は織斑さんか貴方と付き合えるというものですわ。」
「………は? 」
あまりにもくだらなすぎて固まってしまった。
(俺や織斑と付き合えるなんだそりゃそんな約束した記憶はないぞ。)
「なんの冗談ですかお嬢様。」
「残念な事に真実ですわ。
学園中浮き足立ってますもの。」
嘘であって欲しかったと思うのは間違いだろうか。
そして教室に着くと何やら女子達が盛り上がっている。
微妙に聞こえてくる単語を聞き取る限り学年別トーナメントの話のようだ。
「はぁー、面倒くさい事は立て続けに起きるものなのか、、、」
こんな呟きは女子の喧騒に飲まれていった。
放課後の第三アリーナ。
お嬢様と一緒に訓練をする予定だったのだが、
「イギリスのブルーティアーズか。 データで見たときのほうが強そうだったな。」
軍人が乱入して来やがった。
「吠えたいのならお好きにどうぞ。
そんな安い挑発に乗ると思いましたか?
ドイツの軍人さんは随分と短絡的でお子様な思考回路をお持ちのようですわね。」
お嬢様が全くの遠慮なしに毒吐くという珍しい光景だ。
「なんだと貴様!! 私を侮辱しているのか‼︎ 」
「いえいえただ私は事実を述べただけですわよ? 」
ここはひとつ混ざってみるか。
「お嬢様どうやらあの軍人は脳まで筋肉になってしまっているだけですよ。
そうでないのであればお嬢様の言葉が理解できる筈ですから。」
「それもそうですわね。ごめんなさいドイツの軍人さん貴方への配慮が欠けていましたわ。」
お嬢様は相当怒っているようだ。此処まで相手を言葉攻めにするのは珍しい。
「潰す。」
軍人がISを展開し突撃してくる。
「お嬢様に手は出させない。」
ブルーサーヴァントを展開し軍人の進路に割り込む。
「どけっ!! 」
軍人がレールガンを撃ってくるが真正面からなんのフェイクも無しに撃ってきたものに当たってやるほど優しくないのでハルパーを展開し切り裂く。
そのままハルパーの柄の部分を向け突きを繰り出すが
「甘い‼︎ 」
軍人が手を前に出すと動けなくなる。
「チッ、AICとか言う奴か。」
「ふん。大したことは無いな。」
「ほざいてろガキが。」
「貴様!! 状況がわかっていないようだな。」
「それはこっちのセリフだ。」
AICから脱出するためレールガンの弾を切り裂いたとき展開しておいたシールドビットを突撃させる。
「この程度‼︎ 」
シールドビットは止められる。
だが俺からこいつの意識は一瞬離れた。
その一瞬を使い俺はアサルトライフルをゼロ距離でぶちかました。
「くそっ 」
軍人が距離を取る。
「そこまでだ、ボーデヴィッヒにドラクレア。」
織斑千冬が止めに入った。
「お前らが本気でぶつかれば周りに被害が出る。
それは教師として黙認しかねる。決着は学年別トーナメントでつけろ。」
「教官がそう仰るなら。」
軍人がISを解除する。
それを見て俺も解除した。
「ドラクレアもそれで構わないな? 」
「俺は元々どちらでも構わないので。」
「では、学年別トーナメントまでの私闘の一切を禁止する。解散! 」
書いてて気がついた。
このままいくと一夏とラウラのフラグが立たない。
まぁいいかどうにかなるよきっと(諦め)
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