主人公SIDE
「タッグマッチですか? 」
自室で休んでいたらお嬢様から学年別トーナメントがペアで行うという話を聞いた。
「ええ、それで、あの、私とペアを組んでくれませんこと? 」
「良いですよ。なんでそんなに遠慮がちなのですか? 」
「そ、それは最近デュノアさんとよくいらっしゃったのでデュノアさんと組むのかと思いまして。」
「拗ねましたか? 」
「す、拗ねてなんかいませんわ! 」
「ククッ、そうですか。」
俺はお嬢様に近づいて頭を撫でる。
「きゅ、急に何しますの⁉︎ 」
「お嬢様が寂しそうな目をしていたのでスキンシップです。
嫌ならやめますか? 」
「…嫌ではありませんわ。」
「なんですか? 」
聞こえてはいたがあえて聞こえないふりをする。
「絶対聞こえていますよね? 」
「さて、なんのことですか? 」
「うう〜今日はなんだか意地悪ですわ。」
お嬢様が涙目になってきた。
「冗談です。しっかり聞こえましたよ。
……タッグマッチ宜しくお願いしますね。」
「はい! 」
満面の笑顔でお嬢様が答えた。
時は過ぎてトーナメント表が明らかになる。
(絶対狙ってやっただろう。)
一回戦 織斑とチビVSラウラ・ボーデヴィッヒと篠ノ之
その勝者が俺たちと当たる。
俺たちは偶然にもシード権が当たっていた。
俺としては面倒な戦いが一つ減って喜んでいたのだがお嬢様はシードというのを喜んではいなかった。
理由はこれで優勝したとしてもなんだが喜べないとの事だった。
(まぁ、お嬢様らしいか。
さて、どちらが上がってくる? )
試合が始まり織斑達が戦っている。
軍人と織斑が同時に突撃する。
「織斑のやつ時間稼ぎが目的か。」
「時間を稼いでる間に鈴さんが篠ノ之さんを倒す作戦のようですわね。」
篠ノ之は剣に拘っているのか近づいて斬るという行動しか取っていない。
チビが篠ノ之の攻撃を避けながら衝撃砲でダメージを与える。
織斑の方も上から下、右に左と動き回りAICをかわしていく。
(このままいけば篠ノ之はやられるな。)
予想通り篠ノ之が衝撃砲を無理やり切り抜けた先にチビが双天牙月を振り下ろし篠ノ之のシールドエネルギーは尽きた。
チビが合流し織斑と共に軍人を追い詰めていく。
軍人がやられるのも時間の問題と思っていたら
「こんなとこで負けられるかぁーーーー!!!! 」
軍人のISが黒い光で包まれる。
「なんだアレはセカンドシフトか?」
「いえ、セカンドシフトにしては禍々し過ぎますわ。」
黒い光が消え軍人のISが明らかになる。
元々黒いISだったのがさらにどす黒くなり形状がシャープな物になっている。
「試合が中止にはならないのか? 」
「どうやら先生達はセカンドシフトしたと受け取ったようですわね。」
試合は続いているようだ。
織斑とチビは一瞬惚けていたが行動を再開した。
しかし、
「すべて弾かれてる⁉︎ 」
攻撃が通っている様子がない。
それどころか攻撃を受けながら軍人は攻撃を仕掛ける。
本来持っていなかったはずの漆黒の剣を展開し、瞬間加速並みの速度でチビに近づき叩っ斬る。
チビは反応しきれず直撃を喰らい地面へ叩きつけられシールドエネルギーが尽きる。
興味が無くなったのか次は織斑へ攻撃を開始する。
ギリギリ反応できているが攻撃を受けるのは時間の問題だろう。
「化け物かあのIS… 」
ついに織斑の反応が間に合わず攻撃を食らってしまいアリーナのハジまで飛ばされしシールドエネルギーが尽きる。
軍人がISを解除し、ピットに戻っていった。
アリーナに歓声は無く無言だ。
「次は俺たちですね、お嬢様。」
「ええ、勝ちますわよ。」
「イエスマイロード 」
どうしてこうなったんだろう。
変化したラウラのIS設定あげたほうがいいですか?
要望があれば書きます。
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