蒼き雫に救われし者   作:マスターBT

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こんな感じです。
どうぞ。


少し変わった日常

IS学園地下施設

 

「VTシステムがこんな反応を示すものなのか? 」

 

ラウラから預かった『シュヴァルツェア・レーゲン』の解析をおこなっていた。

 

「完全にISと一体化していますね。」

 

山田先生が言った通り完全に取り込まれていた。

VTシステムは本来モンドグロッソの部門受賞者の動きをトレースするシステムの筈だ。

なのにコレはワンオフ・アビリティーとして融合している。

しかも、今回のように武装と性能に分けて扱う事が出来る。

 

「一体何が起きたというんだ? 」

 

「ボーデヴィッヒさんから状況を聞き出す事は出来ませんかね? 」

 

「ふむ、そうだな。少し聞いてみるとしよう。」

 

そう言い織斑千冬は出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公SIDE

 

「んっ… 」

 

「起きたか? ラウラ・ボーデヴィッヒ 」

 

「お前はファウスト・ドラクレアどうして? 」

 

「あ? お前が試合の後ぶっ倒れてご覧の通り 」

 

俺は手を挙げる。

連動してラウラ・ボーデヴィッヒの手が上がる。

 

「お前が俺の手を掴んで離さないから帰れなかったんだよ。」

 

「うっ、それはすまない。」

 

「はぁ〜

織斑達に負けそうになった時お前に何があったんだ? 」

 

「…声が聞こえた。

『より強い力を欲するか? 』という声が。」

 

「それでお前はどう答えたんだ? 」

 

「寄越せと答えた。」

 

「だが、あの時のお前は理性を保っていた様に見えたが? 」

 

「……私が何かに飲み込まれる感じがあったんだ。

だが私は力は欲したがその声の主に意識まで渡すつもりは無かった。

だから溢れ出す物を自分の意思で押さえ込んだ。」

 

「そうしたら光に包まれああなっていたと。」

 

「ああ。レーゲンの姿が変わっていたんだ。」

 

「なるほど。」

 

そう言い俺は立ち上がる。

 

「もう行くのか? 」

 

「聞きたい事は聞いたしお前の手も離れたしな。

俺はこれでも忙しいからな。」

 

俺は扉の前まで行きもう一つ聞きたい事を思い出した。

 

「そう言えばもう一つ聞きたい事があったんだった。

お前はこれから先何をしたい? 」

 

ラウラ・ボーデヴィッヒは少し考える素振りをし答えた。

 

「そうだな、したい事を見つける。これが私のしたい事だ。」

 

「ククッ そうか、そいつは面白い俺も一枚噛ませてもらおうラウラ。」

 

「元よりそのつもりだぞファウスト。」

 

ラウラの答えを聞き俺は保健室を出た。

 

 

 

「たくっ柄でもねぇな。

俺が他人を気にかけるなんて。」

 

「貴方だって人と関わって変わってきてる証ではありませんか? 」

 

「お嬢様、いつから其処に? 」

 

「あら、ずっといましたわよ? 」

 

「という事は全部聞いてました? 」

 

「ええ。バッチリと。

随分ボーデヴィッヒさんと仲良くなったようで良かったですわ。」

 

「お嬢様もしかして怒ってませんか? 」

 

「いえいえ、怒ってなんかいませんよ?

ええ怒ってませんとも。例え貴方が私に事の後処理を任せていたとしても。」

 

「それって怒ってますよね。

それにその件はラウラが手を離さなかったからで。」

 

「ええ。理解していますわ。でもっ 」

 

お嬢様が腕に抱きついてくる。

 

「お、お嬢様⁉︎ 」

 

「これぐらい我儘をしてもいいでしょう。」

 

嬉しそうな笑顔で答える。

そんな顔をされたら、

 

「分かりました。じゃあ部屋に戻りましょう? 」

 

許してしまうじゃないか。

 

「ええ。エスコートお願いしますね。」

 

「イエスマイロード 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、朝のSHR

 

「み、みなさん、おはようございます…… 」

 

死人の様な山田教諭が入ってきた。

 

(大丈夫かアレ )

 

「今日は、転校生? を紹介? します。 」

 

(ダメだあの人 )

 

「じゃあ、入ってください 」

 

「失礼します 」

 

(あー、そう言えば連絡入ってたっけか。)

 

「シャルロット・デュノアです。

正式な発表は後になりますがデュノア社の社長をやらせていただきます。

その事で休む事が多くなりますがよろしくお願いします。」

 

おー 其処までのし上がったのか。

 

「「「「ええーー!!!社長ー!!!!」」」」

 

相変わらずうるさい。

 

「社長ねぇ、どんな手を使ったんだか。」

 

「んー、隠してきた物を全部バラして現社長達に責任を取らせただけだよ。」

 

いつの間にか近くに来ていたシャルロットが答えた。

 

「えげつないなぁ。だがその手段だとデュノア社自体が危なくないか? 」

 

「フランス政府にちょっとばかし貸しがあるからね。

それを返して貰ったんだよ。」

 

「……怖い奴だな。」

 

「君から教えてもらったんだよ?

使えるものは全部使って望む結果を手に入れるって事をさ。」

 

「…はぁ、本当たくましいことで。」

 

「すいません、遅れました。」

 

ラウラが教室入ってくる。

いないと思ったら寝坊でもしたのか?

 

「ファウスト 」

 

「あ? なんだラウラ。」

 

「私はまずお前を超える事にしたぞ。」

 

「ククッ そうか、楽しみしておこう。」

 

「ああ。だから私達はライバルだな。」

 

「あ? 」

 

「ちょっと待った。

ファウストのライバルを名乗るのなら僕も黙ってられないよ。」

 

「おい 」

 

「む、ならシャルロットも私のライバルだな。

どっちが先にファウストを越えられるのか勝負だな。」

 

「望むところだよラウラ。」

 

「人の話を聞け。」

 

人の目の前で火花散らしやがって、お嬢様笑ってないで助けてくださいよ。

結局この状態は織斑千冬が来るまで続いた。

 

 




ラウラとシャルロットが誰?になってますね。
前回同様主人公の成長を書いてみました。
シャルロットが具体的に何をしたか書いた方がいいでしょうか?

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