蒼き雫に救われし者   作:マスターBT

2 / 86
活動報告でアンケート取ってます。
投票お願いします。


プロローグ

イギリス某所

 

「何あれ、子供?」、「お母さんあの人ボロボロ〜」「しっ見ちゃいけません」

ガヤガヤ

 

主人公SIDE

 

(あー腹減ったなぁ。周りはいちいち喧しいし、たく人を見下しやがって。まぁいいや兎に角

ヤベェここ何日何にも食ってないから目の前が霞んできやがった。)

 

目の前の景色が歪んで行き、殆ど見えなくなり歩けずに、地面に倒れてしまった。

 

(あー立ち上がれねぇーこのまま死ぬのか、それはそれでいいか。)

 

「大丈夫ですの⁉︎」

 

どう考えても、今の状態の俺に話し掛けて来る訳無いな。

(幻聴まで聞こえてきやがったか、)

 

「しっかりして下さい。喋れますか?」

 

(⁉︎幻聴じゃねぇ。)

 

「誰だ……あんたは……」

 

力の入らない首を持ち上げると、金髪の女性が心配した表情で見ている。

何故、俺に話しかけるんだ?

 

「私はセシリアオルコットですわ。それより大丈夫ですの?」

 

「この状況が…あんたの目には…大丈夫に見えるのか?」

 

「うっ、それもそうですわね。」

(大丈夫かこいつ?なんかアホに見えるぞ)

 

「状況が…解ったら…早くどっか行け……俺と会話していると…差別されるぞ。」

 

「嫌ですわ。」

 

「は?」

 

「こんな状態の人を見捨てていくほど腐るつもりはありませんわ。」

 

「…………勝手にしろ。」

 

「はい!勝手にさせて頂きますわ。」

 

(何なんだかこんな奴もいるんだな。)

 

 

 

 

 

 

イギリス オルコット邸

 

「ずいぶんと懐かしい夢だな。」

 

さて、そろそろお嬢様を起こしに行くか。

自室を出て、お嬢様の部屋へと歩いて行く。

と言っても、すぐ隣だからそんなに歩かないのだがな。

部屋の前に着き、扉をノックする。

 

「お嬢様朝ですよ。今日は日本に向かう日ですよ。」

 

返事が無い。

随分と寝ているだな。

 

「たくっ昨日あんなに楽しみにしてすぐ寝ないからだな。

入りますよ。」

 

返事は返って来ないけど、問答無用に入る。

起きなかった場合は、入って来ても良いと許可は昨日の内に貰っている。

 

「スースー」

 

「ハァ幸せそうな顔で寝てるなおい。」

 

「起きて下さい。セシリアお嬢様。飛行機の時間に間に合いませんよ。」

 

「んーあと少しだけ〜」

 

そんな小学生の言い訳じゃ無いんだから。

 

「…………起きろ‼︎」

 

「ひゃぁ!!」

 

「起きましたか?お嬢様」

 

「ええ、起きましたわ。でもファウスト、ご主人様に対して大声で叩き起こすのは

私の専属執事としてどうかと思いわすわよ。」

 

「申し訳ありません。ですがお嬢様が余りにも幸せそうな顔で寝ていたので

普通の起こし方では、起きないと思いまして。」

 

「うっまぁいいですわ。準備の方は?」

 

「しっかりできています。」

 

「なら行きましょう。日本のIS学園へ」

 

「イエスマイロード」

 

 

この物語はどこか抜けているお嬢様と、そのお嬢様に救われた一人の少年が

織り成す物語…………………かもしれない。

 

 

「ファウスト何していますの?置いて行きますわよ。」

 

「今行きますセシリアお嬢様。」

 

この二人にどのような結末が待ち構えているのか、それは誰一人として

解らない。

でも、この二人であるならばどんな困難も越えていけるだろう。

 

 

 

 

 

 




非ログインユーザーも感想を書けるようにしたので感想を書いて下さい。
批判だろうと受け付けています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。